2010/03/25 - 2010/03/30
715位(同エリア1012件中)
温泉街さん
引き続きポーランド・クラクフ編をお楽しみください。
前回のベルリン、ワルシャワ編も合わせてどうぞ。
なお、「一人あたりの予算」は、全行程において算出したものです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- KLMオランダ航空
-
翌日はワルシャワからインターシティでクラクフへ向かいます。
無料スナックサービスがありました。
車窓を見ていると、ポーランドは本当に平原の国なんだと思わざるをえません。
そういえばワルシャワ中央駅を11時24分発のクラクフ行きの列車に乗ったのですが、時刻表で列車を発見できないので困りました。
発車時刻が鉛筆で二重線で消して訂正してあるのに、到着時刻がそのままだったりとめちゃくちゃな状態です。
時刻表の前で途方に暮れていると、一人のおじさんが私に「どこへ行くの?」と話しかけてきました。
11時24分の列車でクラクフへ行きたいことを伝えると、一緒に探してくれ、おじさんが二重線で訂正された「11:24」を見つけることができました。
ホームは3番線となっています。
一応「ペロン・チシ?(三番線?)」とポーランド語で確認すると、おじさんはうんうんと頷きました。
ありがとうおじさん!
三番線には唯一の英語の電光掲示板がありました。
11時35分発の「ベルリン・ワルシャワエクスプレス」もここから発車するようです。
すると、一人の青年が「ベルリン行きはこのホームでいいのか」と尋ねてきたので、「ここでいいと思うが、一応上の電光掲示板で確認したほうがいいと思う」と返しておきました。
適当なこと言って間違ってたら大変ですからね。
そしてクラクフ行きの特急より後に発車するはずのベルリン行き特急が先に発車し、私を乗せたクラクフ行き特急は20分遅れで発車したのでした。 -
クラクフ本駅のツーリストインフォでホテルを紹介してもらいました。
一泊朝食つきの小さなホテルですが、レセプションのお姉さんも陽気で居心地の良い宿でした。
その名も「マウィ クラコウ(小さなクラクフ)」
しかし駅の真ん前にあるにもかかわらず、案の定宿の場所が分からずにタクシーを使ったらボラれました。
まあタクシーのおっちゃんいい人だったからいいや。
幸いこのホテルの鍵はごく普通のものでした。 -
まだ夕方前だったので、旧市街へ行ってみました。
旧市街にあるバルバカンです。
ポーランドには貴重なバルバカンが多く残っています。 -
旧市街の入り口、フロリアンスカ門
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フロリアンスカ通りをしばらく歩くと、聖マリア教会が見えてきました。
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夕暮れの旧市街
今日はとても暖かく、汗ばむほどの陽気でした。
ぼったくりタクシーの運ちゃんによると、今日は20度もあったようです。 -
自作の絵を売っている人がいます。
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馬車での観光もできます。
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18時になりました。
教会の塔からラッパの音が聞こえてきます。
途中で終わってしまうのは、モンゴル帝国軍の放った矢がラッパ手の喉を射抜いてしまったからだそうです。
ラッパ手を悼んで、いまもこうして毎正時にラッパが鳴らされます。 -
聖マリア教会の全容
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クラクフ2日目
旧市街を抜け、バベル城までやって来ました。 -
それでは中へ入ってみましょう。
敷地内へ入るだけなら無料です。 -
大聖堂
そういえば日本人がいました。 -
とても強固な要塞です。
こんなところまでモンゴル軍が来たとは・・・。
今で言うアメリカやロシアみたいな感じでしょうかね。 -
ヴィスワ川を望む
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旧市街を望む
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黄金ドームの大聖堂へ入ってみました。
残念ながら撮影禁止だったので、撮った写真はこの鐘くらいです。
年季入ってますね。 -
これが大聖堂です。
ポーランドはカトリックの国なので、敬虔な祈りをささげている人がいました。 -
それでは王宮へ行ってみましょう。
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王宮です。
それにしてもいい天気です。 -
中世の人々も、この空を見ていたのでしょうか。
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ヴィスワ川のほとりに降りてみました。
1日中ここにいたい。 -
そろそろ旧市街へ戻りましょう。
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聖マリア教会の裏にある広場です。
絵を描いている人がいました。 -
小腹が空いたので、旧市街の屋台でポーランド料理のロールキャベツを食べました。
中にごはんが入ってるんです! -
翌日はクラクフ近郊にある世界遺産、ヴィエリチカ岩塩炭鉱へやってきました。
本当は10時24分の列車でアウシュビッツへ行こうと思ったんですが、ツアー客引きのおじさんに捕まってしまったので、乗れませんでした・・・。
なんでも80ユーロでアウシュビッツかヴィエリチカを回ってくれるそうです。
胡散臭すぎるし高すぎる。
私が渋っていると「70ユーロでどうだ」と言ってきました。
「一人で行きたいんだ」と私が言うと、「じゃあ片道でいい。それなら50ユーロだ」
私は例え1ユーロで回ってくれると言われても、このおっちゃんを全く信用できないのですから、承諾する気はありません。
ポーランドの奥深い山の中で「100ユーロよこせ。じゃないとここで放り出すぞ」と言われる可能性もなきにしもあらずですからね。
大体なんでズロチじゃなくてユーロなんだろうか。
結局「Nie Dziekuje」を連発して帰って来ました。
近くのルフで切符を買い、ヴィエリチカ行きのバスへ乗ったのときには12時を過ぎていました。 -
窓口で切符を買いました。なんと学割+写真撮影料で61ズロチ!
13時過ぎ発の英語ガイドツアーに参加します。
入ってすぐ、地の底まで続くかのような長い階段を下りていきます。 -
塩の結晶がすごいですね。
1044年創業で、世界最古の岩塩炭鉱です。
1000年近くも稼働しているなんて、ちょっと想像できないですよね。 -
全長300キロもあります。
我々観光客が歩けるのは3,5キロほどです。
英語のガイドさんが何言ってるのか全然わからない。
ほんにゃくこんにゃく欲しい。 -
塩を削り取ったツルハシの跡が残っています。
何百年か前、ここを掘った人が間違いなくいたのです。 -
どんどん進んでいきましょう。
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炭坑内にもキリストの像がありました。
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ヴィエリチカ炭坑のハイライト、塩の礼拝堂です。
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これも塩
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塩
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しお
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sio
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そしてこれが塩でできた「最後の晩餐」です!
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こんな坑道を通ってきました。
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この広間でツアーは解散となりました。
ポーランド名物の琥珀の塊がたくさん売られています。 -
出口近くにレストランがありました。
といってもミルクバル形式です。
左がポーランド料理のジューレックといい、酸味の強いスープです。
この後はバスでクラクフまで戻り、駅で明日のオシフィエンチム往復の切符を買いました。 -
3月28日
今日は念願のアウシュビッツへ向かいます。
電車はオンボロで、最高速度が30キロくらいしか出ません。
10時24分の列車でオシフィエンチムへ向かいます。
余談ですが、この日からサマータイム制となり、時計を1時間進ませました。 -
アウシュビッツはオシフィエンチム駅から徒歩20分ほどです。
駅前で二人の日本人男性に会いました。
ハンガリーの大学の医学部に留学しているとのことです。
雲の上の存在です。
さらに驚いたのは、そのうちの一人の方(写真)が私と同郷で、なんと小学校が一緒だったのです!
ひとつ上の学年の方でしたので、内輪ネタで盛り上がりました。 -
「地球の歩き方」には無料と書いてありますが、観光客がオフィスみたいなところに並んでいます。
同郷の人が確かめてくれたところ、やはり入場は無料とのことでした。
どうやらこの人たちはオーディオを借りるために並んでいるようです。
それでは入ってみましょう。
「働けば自由になる」と書かれた門があります。
収容者は絶望の眼差しでこれを見上げていたに違いありません。 -
この道をヨーロッパ各地から連行された人々が歩いたのです。
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収容棟は博物館になっていて、中を見学することができます。
館内は撮影禁止なので写真はありませんが、収容者の顔写真がずらりと並んでいる廊下がありました。
名前と生年月日も記されており、19世紀末に生まれたようなご老人も連行されているのだとわかりました。
この人は、苦難の歴史を歩み続けてきた激動のポーランドを見てきたに違いありません。
そして最後は自らもその歴史の中に取り込まれてしまいました。
しかし、私が「映像の世紀」で見た解放時の収容者の目はすべての光を失い、絶望の色をたたえていましたが、この写真の人々の目はまだ光を放っていました。
モノクロ写真からでも読み取れます。 -
「死の壁」です。
ここで何万人もの人が処刑されました。
もう見るに堪えません。 -
ガス室です。
ある収容棟にはガス室で使われたチクロンBの空き缶や、収容者の髪の毛で作られた絨毯、収容者の鞄、靴、眼鏡、義足が展示されています。
膨大な量でした。
人体実験で骨を抜かれた足の写真、収容者が何往復もしてすり減った階段・・・・・なぜ同じ人間にこんなことができるのでしょうか。 -
アウシュビッツからビルケナウへ歩いて移動します。
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アウシュビッツから来た線路です。
木に埋もれています。
もうここを列車が走ることがあってはなりません。 -
線路はビルケナウへ引き込まれていきます。
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ビルケナウ全景
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有名な構図ですね。
このホームとも呼べぬスペースがたくさんのユダヤ人であふれました。 -
敷地はアウシュビッツを遥かに凌ぎます。
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屋内はアウシュビッツよりも簡素な造りです。
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ここに何万人もの人が降り立ったのです。
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当時の写真がありました。
記念写真を自分を入れて撮っている観光客がいましたが、私にはとてもそんなことはできません。
閉館時間が迫っていたので、重い気持ちを引きずりながら、そろそろオシフィエンチム駅へ戻ります。
3人で乗ったタクシーに数百円ボラれたのが、さらに沈み込んだ気持ちに拍車をかけます。
17時過ぎのヴィエリチカ行きに乗り、クラクフへ戻ります。
同郷の方と小学校時代の話をしていました。 -
同行していたお二方は今日中にワルシャワへ行かれるそうで、出発までに夕飯をご一緒することになりました。
ガレリア・クラコウスカのフードコートで適当に注文します。
ロールキャベツがけっこう気に入りました。 -
二人がペンションまで荷物を取りに行くというので、のこのこついていきます。
夜の古都もいいですね。
二人がクラクフ駅でワルシャワまでの切符を買うと、なんとひとり35ズロチというではありませんか!
110ズロチ払った私って一体・・・。
でも二人が乗った列車は自由席で満席だったようです・・。
私もプラハまでの切符を購入します。
220ズロチ・・・。
クラクフ駅で飲み物を調達し、ホームまで見送りました。
今までずっと一人で旅をしてきたので、とても感傷的になってしまいました。
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