備前焼　陶芸体験

2010/04/05 - 2010/04/05

日本人の奥さんがいるのも関わらず、そこまで日本に興味がある風でもなく、知識の乏しいネルソンに　少しでも　日本の文化を見せたい、と思っていた時に思いついたのが　備前焼の陶芸体験。前に両親が二人で行って、ビールグラスや　どんぶりなんかをつくっていたので、同じところに　連れて行ってもらうことにした。

実家から岡山まで車で30分ほど。のどかな感じの街で、山がすぐそばにあって　自然がいっぱい。
自然がいっぱい。

家に入ってすぐのところが　陶芸を作る場所になっていて　ご主人が作った見事な作品の山が　たくさん飾られている。ネルソンは　値札を見て　目を丸くしていた。備前焼だからね・・・。

父とネルソンと私の3人は　ろくろに挑戦。ご主人は　父と私が作りたいと言ったお茶碗を　見本に作って見せてくれた。いとも簡単そうなのに、やってみると　なんだか　うまくいかない。ご主人が手伝ってくれて、形になったのに、私が触ると　またバランスが崩れる（苦笑）ちょっと　ゆがんでいるぐらいが　味があっていい（？）ということにしておこう。ネルソンも「陶芸なんてできない」と言っていたのに　見よう見真似で　それなりのものを　作って　ご満悦。

母は平べったいお皿を作る。葉っぱのような形の土台なので　模様を描こうとしたけれど、これが　けっこう難しいようだった。

せっかく来たのでネルソンと私は　ついでに　もう1個コップを作る。　不器用な私だけど、ご主人に手伝ってもらって　なんとか完成。
焼く前に綺麗に磨いてくださるらしいので、きっと　作品らしくできあがるはず！

ここで作った備前焼は　藁を巻き鞘などに詰めて焼くので　藁のあった部分に赤い模様ができて、きれいな白と赤の模様ができるそうだ。

陶芸の後は　お稲荷と岡山の郷土料理によく出てくる「ままかり（飯借）」という魚のお寿司までいただいてしまった。ままかりは　はじめて　食べたんだけど　すっごく美味！ネルソンは「なんで　日本人は　魚を生でばっかり食べるんだ？」なんて言っていたけど、「おいしい。おいしい」といいながら　つまんでいた。

最後に　窯を見せてもらって、お礼をいいつつ　家をあとにする。
出来上がるのが　すごく楽しみだ。

エリア 備前・日生(岡山)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

おうちの玄関先が　お仕事場になっていました。

私たちも　ここで　陶芸体験。

並んでいるのは　どれも　見事な作品。

こんなの作ってみたい！って思うけど、不器用な私には　とても無理・・・

まずは　ご主人が　お手本を見せてくれます。

ネルソンも　興味深そうに　眺めてる。

まずは　父が挑戦。

前回は　手で作ったので　ろくろは　初挑戦。

手に水をつけつつ、形をととのえていく。

あまり動かさないで　じっとしたまま　形を作るんだとか。

続いて　私も　ろくろに　挑戦。

簡単そうに見えるのに、　意外と難しい。

ご主人が　手伝ってくれて　なんとか　形らしきものに　なりました。

じっと、1箇所を持っていなきゃいけないのに　つい　あちこち触ってしまって、なんだか　バランスが・・・。

「ちょっとぐらい　ゆがんでいるほうが　味がある」と父が　横から、一言。

私より　何かと器用な、ネルソン。

私が訳してあげなくても、なんとなくで　茶碗を作りあげてました。

前回　ろくろをやった　母は　お皿に挑戦。

手先の器用な母。（残念ながら、器用なところは　私には　遺伝せず。）

葉っぱの形みたいなお皿なので、絵を描こうとするけど、　なかなか　うまくいかず　何度も　やりなおしてました。

母の作品に　手出しする父。

ネルソンと私は　コップ作りにも　挑戦。

こうやって　手作りで何かするなんて　すごく　久々。

ネルソンは　行くまでは「陶芸なんてできない！」って言っていたのに　それなりに　やってました。意外と　アートセンスはあるらしい。。。

なんとか　完成。

ご主人が　少し　手伝ってくれて、綺麗な形になるんだけど、私が触ると　また　崩れる・・・。

作品の後ろに　文字も入れてもらえます。ネルソンは、「岡山」って入れてほしい、というんだけど、あとで考えれば「備前」って入れたほうが　よかったなぁ・・・

作った作品の前で　記念撮影を1枚　パチリ。

おいなりさんと　ままかり寿司まで　よばれてしまいました。

ネルソンは　おいなりさんが　おいしかったみたい。ままかりは　はじめて食べたけど、　サバ寿司に少し似ているところがあって、すっごく　おいしかった。（食べることに　一生懸命で　写真を撮り忘れましたが・・・）

陶芸体験、大満足。

そして、よばれたお食事にも　にっこり。

庭にあった　釜を見せてもらいました。

私たちの作ったものは　ここで　焼いて、あとで　うちに郵送してくれるそうです。

藁のあたった部分に　赤い色がついて　綺麗な陶器に仕上がります。

とても　感じのいいファミリーの陶芸教室。
楽しめました。

この日は　気持ちのいいお天気で　帰り道のサービスエリアには　桜が　満開でした。

この旅行記へのコメント （2）

• mielさん 2011/09/30 06:18:09

  はじめまして。

  Mikaさん、こんばんは。
  
  備前焼、古い旅行記におじゃましました。
  パリにお住まいなんですか？
  私はバルセロナ近郊に住んでいます。
  ちなみに私も５ヶ月になる息子がいます。
  
  陶芸が好きなので、次回日本に里帰りしたら備前焼を見学したいと思い、うろうろしていました。
  パリには経由でしか降りたことがありません。
  そのうち行きたいと思います。
  旅行記、またのぞかせてください。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  miel

  Mikaさん からの返信 2011/09/30 07:06:51

  RE: はじめまして。

  mielさん
  
  コメントありがとうございます☆
  
  備前焼、息子さんが大きくなられたら　一緒に作れるといいですよね。私も　娘が　もう少し大きくなったら　連れて行こうと思っています。
  
  そうなんですよ、今はパリ在住です。
  mielさんは　バルセロナ近郊にお住まいなんですね。いいなぁ。
  
  バルセロナは以前クルーズ船で　7ヶ月間、週に1回、立ち寄っていました。スペイン　大好きです。
  
  こちらこそ　よろしくお願いします
  
  Mika