1998/01/13 - 1998/01/17
463位(同エリア742件中)
北風さん
南米旅行中、多くの旅行者の噂では、アルゼンチンの人気は低かった。
理由は、
「物価が南米で最も高い」
「人が不親切で鼻が高い」
「意外と治安が悪い」
等々、人口の95%がヨーロッパ系移民者で構成されるこの国は、意外と南米諸国の中で浮いた存在になっていた。
そして、その悪評の中心地ブエノスアイレスに到着した俺が観たものは・・・
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
さて、フィッツ・ロイも歩いたし氷河も観た。
もはや、パタゴニアにてする事は無かった。
10ヶ月ぶりに本格的に北を目指す旅が始まった。
現在1月13日、1ヵ月後にはブラジルにてリオのカーニバルが始まる。
時間は珍しくある!
ただし所持金に問題が・・・
この薄くなった財布の中身で、果たしてこのアルゼンチンとブラジルの物価を乗り切れるのだろうか?
カラファテのバスターミナルでの事だった。
チケット売り場のおっちゃんとの会話が現実に引き戻すきっかけになる。
「ブエノス・アイレスまで、チケット一枚」
「US$100!」
「えっ!・・」
「ここから、どれぐらい離れているの?」
「3000km、バスで25時間だ」
「え、えっ!・・」
それって、鹿児島から北海道以上離れているわけか? -
丸一日バスに揺られ続け、やっと降り立った地は、さすが南米屈指の大都市だけあって人がわんさか溢れていた。
しかも、暑い!
しかし、南米のヨーロッパと言われ、白人が最も多い国のはずなのだが、チリよりも有色人種が目立つのはどういう事だろう?
本当にあのバスは俺をアルゼンチンの首都まで届けてくれたんだろうか?
ふと見上げると、モダンなビルのショーウィンドーが大々的にここがアルゼンチンだと教えてくれた。
南米と言えば「サッカー」、アルゼンチンと言っても「サッカー」
ブエノス・アイレスで最も賑わうフロリダ通りには、巨大なアルゼンチン・ナショナルチームのユニフォームが、これでもかと観光客を見下ろしていた。 -
旅日記
『アルゼンチンのお金』
街角で、バスターミナルで、スーパーマーケットで、お釣をもらう度に、どう見ても見覚えのあるグリーンの紙幣が混ざっていた。
でっかく英語で「ONE DOLLAR」と記入されているこのお札は、絶対アルゼンチンの紙幣ではなかった。
世界の十字路と呼ばれるパナマでは、世界通貨となっているアメリカ紙幣をちゃっかり自国の紙幣として採用していたが、この国じゃ、US$1=1PESOとの固定レートを取っているせいで、USドルと一緒に市場に流れているらしい。
「同じ価値なんだから、どっちでもいいじゃん」と言う、ラテン独特の考えなんだろうか?
いつ崩壊してもおかしくない南米経済の中で、USドルとの交換比率をかたくなに保持しているこの国のラテン的お気楽主義も、ここまでくると賞賛に値する。
昨日、銀行のキャッシュ・マシーンでの事だった。
モニターに浮かび上がった文字は、「USドルか、アルゼンチン・ペソかお選び下さい」
・・・世界を旅行する上で、アメリカ・ドルは絶対欠かせない紙幣だった。
しかし、アメリカドルを使えるところは星の数ほどあるが、アメリカ・ドルを入手できる所を見つけるのにどれほど苦労した事だろう。
この国ではドル紙幣が何処に行っても手に入る!
アルゼンチン、この国は移動を中心とする旅行者には、非常に使える国だった。 -
旅日記
『アルゼンチン・タンゴ』
昨夜の夫婦喧嘩の怒りをぶつけているようなバイオリンの狂い弾き!
まんま胸筋トレーニング・マシンと化したアコーディオン!
ダンサーは元柔術家なのかもしれない。
パートナーを力の限り振り回し、目にもとまらぬ足さばきで内股を狙っている。
日曜の観光客で溢れかえるフロリダ通りでは、安物のラジカセから流れるリズムが響き渡っていた。
アルゼンチンと言えば、サッカーだけかと思っていたのだが、あのタンゴはアルゼンチンが発祥の地だったらしい。
観光客が作る輪の中では、一組のカップルがオリンピック柔道決勝さながらの激しさと、ステップで踊り狂っていた。
これが格調高きタンゴなるものだろうか?
思わず「リャリャリャァ〜、」「そこで背負いだ!」とナレーションを入れたくなるほどの熱いステップなのだが・・・
あの映画で観るようなスローテンポな踊りは嘘だったのか?
クルクル、クルクルと回りながら踏み出すステップは、カメラでも追いきれやしない。
足元から煙が出そうな動きだ!
すごいぞ、このダンス!
世界を周った。
いろんなダンスも観た。
「バリ・ダンス」「フラメンコ」
そして、今日、俺の記憶には「タンゴ」もベストダンスに書き込まれた。 -
旅日記
『アルゼンチン』
「南米のヨーロッパ」と言われるこの国の雰囲気は、確かに他の南米の国々とは一線を画していた。
白人も多けりゃ、街並みもきれい。
しかし、これはヨーロッパと言っても「花のパリ」ではなくて、「大いなる田舎のスペイン」の方だった。
まぁ、植民地だったのだから当然なのだが、タンゴ同様どことなく「格調」と言う言葉が似合わない。
熱帯、温帯、極地(アルゼンチンは南極の領土権を主張している)を抱えるこの国は、食料自給率100%以上!
つまり、このまま鎖国しても飢え死にする事はない。
しかも、普通の加工品に比べて、ワイン、チーズ、牛肉が安くて非常に美味い!
経済がほとんど転覆しかかっている南米の国々の中、いまだ浮かんでいるこの国(まぁ、近い将来はタイタニックになる気がするのだが)、この国にはまだやり残した事がある。
この国の南にある「南極」と、素人が登れる世界最大の山「アコンカグア山」、俺はここに帰ってこなければ!
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