6年ぶりのハワイ(3日目)

2010/04/11 - 2010/04/16

3日目は、旅行会社のオプショナルツアーでハワイ島一日観光に出発。天候不順に泣かされましたが、大自然を堪能しました。

エリア ハワイ島(ハワイ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

この日はハワイ島一日観光のため、早朝から移動です。
写真はホノルル空港、ハワイアン航空のインターアイランド便カウンター。国際便カウンターと比べて何となく牧歌的です。

朝食は前日のうちに買っておいたパニーニを空港のベンチで。
このパニーニは、カラカウア通り沿いのコンビニエンスストア、「COCO COVE」で買いました。ハワイのコンビニと言えば、なんと言っても「ABCストア」ですが、この「COCO COVE」はABCと違い、店内にデリ(デリカテッセン)があります。軽食やランチプレート、サラダまで色々とあるので、ホテルの部屋食をしたい時、朝早くからの移動で朝食を買っておきたい時は便利だと思います。
（「COCO COVE」はワイキキビーチウォーク近くにももう一店舗ありますが、デリがあるのはカラカウア通り店のみのようです）

ハワイアン航空機で、いざ、出発。
機体のペイントが美しいです。

早朝集合だったため、飛行機に乗ったとたん熟睡してしまい、目が覚めると既にハワイ島上空でした。しかし・・・分厚い雲が視界を遮ります。不安。

ヒロ空港で観光バスに乗り込み、まずはリリウオカラニ公園へ。日本人移民のために作られた公園だそうで、日本庭園(風)の美しい景観が広がります。
かつてのチリ地震の影響で起きた津波がこの辺り一帯を襲い、壊滅的な打撃を受けたことがあるそうです。

園内には鳥居も立っています。

ヒロ湾越しに臨む、ヒロの街。この日は波が高く、サーファーが多く出ていましたが、このあたりでサーフィンをしていること自体、珍しいことだそうです。

お次は、誰もが知っているハワイ一の有名人、カメハメハ大王像前に移動です。
カメハメハというと某サイヤ人の必殺技が有名ですが、カメハメハ大王はハワイ諸島を統一した偉大な王です。大王像としてはオアフ島・ホノルルのものが有名ですが、大王はハワイ島出身ということで、ヒロの大王像もかなり立派なものでした。

ヒロの街を通過する際に立ち寄った、「虹の滝」です。小さな街ですが、市街地のすぐ脇にこんな滝があることに驚きました。
名前の通り、晴れた日には虹がよく見られることで有名な滝だそうですが、この日はあいにくの曇り模様。虹は見られませんでした。
今年は雨が少なく、滝の水量も控えめだそうです。

バスの車窓から、変わったものが見えました。
鶏用のワンルームマンションです。ブロイラー育ちとは違いますね。

次に訪れたのは、ヒロの街からほど近い、「Nani Mau Garden」という植物園。見たこともないような色々な種類の熱帯植物が生い茂っています。
園内は歩いてみて回ることが出来ますが、日本語ガイドさんが案内する園内列車（エンジン動力。少々老朽化してますが。）に乗ると、どこにどんな木があるのか、丁寧に説明してくれます。ワタクシが乗った列車のガイドさんは、かなりギャグを織り込んだ案内で、なかなか楽しめました。

写真は木の幹に直接なるブドウ。（おそらく厳密にはブドウとは違う種類の植物だと思います。）実は食べられます。

園内にある「平成の鐘」。この植物園では、地元の人が結婚式を挙げることもあるそうです。

この日、ワタクシは短パンをはいていたのですが、植物園内で蚊の集中攻撃を受けてしまいました。非常に痒く、つらかったです。

昼食は植物園のレストランでビュッフェスタイル。正直、特筆することが無い料理でした・・・。

午後は１時間のバス移動を経て、黒砂海岸に到着。
ご覧の通り、真っ黒のビーチです。

黒砂はかなり粒子が粗いです。粉々に砕けた溶岩が、砂浜を形成しているんです。

この一体が、流れてきた溶岩で出来ているということが良く分かります。

天気が崩れていることも相まって、なんとなく「世界の果て」という雰囲気です。

いよいよハワイ島観光のメインイベント、キラウエア火山の火口見学へとバスは向かったのですが・・・山道を登る毎に雨脚は強くなり、ガスにまかれ、かなりの視界不良に。結果、火口付近は何も見えませんでした。天候のことですからどうすることも出来ませんが、かなり残念でした。

近くで見ることが出来た、「スチームポット」。地熱で地下水が熱せられ、蒸気になって吹き出しています。日本の温泉のような硫黄臭さはあまり感じられませんでした。

火口から若干下ったところにある、溶岩トンネルに向かいます。トンネルはジャングルの中にあるのですが、このジャングル、図鑑で見たジュラ紀のジャングルのような様相です。巨大なシダがあちこちに生えています。

溶岩トンネル、「ラバーチューブ」の入り口です。最近はパワースポットとしても注目されているとか。

ラバーチューブ内。鍾乳洞とは違い、溶岩が通った後が残っています。まるで何かの道具でくり抜いたようです。自然の力は偉大ですね。

ヒロ空港に戻る道すがら、お買い物タイムとして「ビッグアイランドキャンディーズ」工場に立ち寄りました。
クッキーやチョコレート、コーヒーなどオアフ島では手に入らない、直営店のみの商品が並びます。色々なものを試食させてくれるのですが、どれもおいしいものばかり。思わずたくさん買い過ぎちゃいました。お土産品としては最適だと思います。

ヒロ空港でフライトまでの空き時間、ちょっと小腹満たしにと寄ったバー（荷物検査前）で食べたナチョス。このボリュームで7ドル。かなり本格的でおいしかったです。

帰りのフライトでもぐっすり寝てしまい、あっという間にホノルル到着。ワイキキ界隈に戻ったのは20時過ぎでした。
夕食は、ハワイ名物ロコモコが食べたいと言うことで、ワイキキショッピングセンター地下のフードコート内にある「Aqua　Cafe」で。ぎっしりお肉の詰まったハンバーグが乗ったロコモコを堪能しました。

ロコモコはおいしかったのですが、何となく物足りない感じだったので、お土産物探しを兼ねて街をプラプラ。ワイキキビーチウォーク内のビアレストラン「Yard　House」に立ち寄りました。

店内は旅行客と言うより地元の人が多い感じです。天井に取り付けられた、無数に伸びるパイプは、全てビール蔵に置かれたステンレスの樽から店内にビールを供給するためのもの。取り扱いビールのラインナップは全米一、らしいです。

ビールの種類が多すぎて、どれを選んで良いものか分からなくなってしまったため、名前を見た直感「ローリング・ロック」というビールを飲みました。
先ほど調べたところ、「私立探偵スペンサー」（ハードボイルド小説の主人公）やロバト・デ・ニーロが愛飲しているビールだとか。さっぱりしていますが、バドワイザーほどは軽すぎない、飲みやすいビールでした。
嫁さんのカクテル名は忘れてしまいました・・・。

おつまみで頼んだ、オニオンリングタワー。意外と脂っこくなく、夕食後なのに重すぎない感じでした。

ワタクシの二杯目は、スタンダードなモヒート。南国にはミントが効いたモヒートが似合います。もうちょっと暑かったら最高なんだけどなぁ・・・。

この日はこれにて就寝。翌日も早起きをして、今回の旅のもう一つの目玉、「私立イルカ中学」に入学します。