メキシコ高原の旅（5日目　テキーラツアーに参加）

2008/08/21 - 2008/09/03

バスが出発する停留所で待ち、なんとかテキーラツアーに飛び込み参加した。運転手は顔も体つきもシルベスター・スタローンに似ていた。運転席の斜め後ろの席に座ったので運転手の顔がよく見えたし、態度も日本人の運転手のようにキチンとしていなく、
運転中に携帯電話で話したり、口笛を吹いたり、知り合いを見かけたら、合図したりしていたので、いかにも（勝手に自分が創造する）アメリカ的で、ロッキーやランボーもこういう運転しただろうと映画に参加しているような気分でバスに乗っていた。グアダラハラの街を出て30分くらいすると大きなアロエのようなものが栽培されている畑が見えてきて、その畑の中に入ってバスは停まった。この大きなアロエのようなものがテキーラの原料となるアカベであるが、鋭い刃があるシャベルのようなものでアカベの葉をそぎ落とし、茎の部分だけを出荷するが、葉っぱをそぎ落とす体験をした。その次は、テキーラの酒造工場に行き、生産工程を見学し、テキーラをベースにしたカクテル“マルガリータ”
が工場で振舞われた。その後、14時過ぎになって昼食を採った後、土産物屋に立ち寄りグアダラハラに戻ってきたのは16時過ぎだった。

表紙：テキーラの原料となるアカベの畑

エリア グアダラハラ(メキシコ)

• 同行者: 友人
• 航空会社: JAL

テキーラツアーのバスに乗るためグアダラハラの中心部へ行った。

グアダラハラ中心部にあるタパティア広場。

タパティア広場。

タパティア広場から見たオスピシオ・カバーニャス。この建物内部には巨大壁画や天井画があり、世界遺産に登録されている。

タパティア広場には奇妙なベンチがある。

タパティア広場の奇妙なベンチ。背後の建物は世界遺産のオスピシオ・カバーニャス。

タパティア広場の奇妙なベンチ。

タパティア広場の奇妙なベンチ。

タパティア広場の奇妙なベンチ。

タパティア広場の奇妙なベンチ。

タパティア広場の近くの教会

タパティア広場からカテドラル（大聖堂）があるソカロ（広場）に向かう道にある怪獣映画に出てきそうなモニュメント

グアダラハラを代表する風景、ソカロから見たカテドラル。

メキシコ独立のイダルゴ神父の像

テキーラツアーのバス乗り場付近。予約をしていなかったので、ここでバスを待った。

テキーラツアーバスは1日1便しかなかった、参加者はそれほど多くなくなんとか乗り込むことができ、9時30分頃出発して、シルベスタ・スタローン似の運転手によって連れてきてもらった最初のところはテキーラの原料となるアカベの農園だった。

アカベの葉をそぎ落としているところ。

葉をそぎ落とした茎の部分が出荷されテキーラとなる。

アカベの茎を半分に割ったところ。まるでパイナップルのようだった。これをを蒸してから搾った糖液を醗酵、蒸留したものがテキーラである。

アカベ畑。

アカベの農園で振舞われたテキーラ。おつまみは乾きものではなくパパイヤとかメロン等のフルーツだった。

アカベの農園の敷地内。

アカベの農園の敷地内。

テキーラの街並み。

テキーラの中心部付近。

テキーラの中心部付近にあるテキーラ酒の酒造工場。

テキーラの有名酒造であるクエルヴォ社の正面。

クエルヴォ社のクエルヴォとはスペイン語でカラスという意味があり、入ったところに大きなカラスの像がある。

クエルヴォ社はテキーラの二大酒造であり、日本へも輸出している。

クエルヴォ社で製造工程を見学。

アカベの茎を蒸す前

蒸して搾った後のアカベの茎のカスをトラックに積み込んでいるところ。

クエルヴォ社にある作業工程を描いた絵。

工場見学後、テキーラをベースにしたカクテル“マルガリータ”を一杯サービスしてくれた。

“マルガリータ”。冷たくてあっさりとした感じで美味しかった。このツアーでいろいろなところでテキーラを試飲したが、飲むときは、ユーミンの♪骨まで溶けるよな〜　テキーラみたいなキスをして〜♪というメロディが頭の中にいつも流れてきた。

マルガリータを飲んだら、工場見学は終わりで、クエルヴォ社のシンボルのカラスの広場を通って正面から出る。

テキーラの中心部付近にある教会。

14時頃にテキーラ郊外のレストランに連れられて行った。そのレストランからの風景。

ツアーで連れて行かれたレストラン。

私達が注文した昼食。昼食代はツアー代金には含まれていない。

昼食後に立ち寄ったお土産物屋。もちろんテキーラが主要な土産であり、コーヒー入のテキーラ等、いろいろアレンジしたものがあった。

テキーラツアーが終了しグアダラハラに戻ってきた。

そしてカテドラルの中に入ってみた。

カテドラル内部のキリスト

カテドラルを見物後、同じくソカロに面したハリスト州庁舎にやってきた。

ハリスト州庁舎でメキシコ独立の父といわれるイダルゴ神父が奴隷解放を宣言した。

ハリスト州庁舎にあるイダルゴ神父の天井画・壁画。柱の大きさと比べたらこの絵がいかに大きいかわかる。　

1階から撮ったイダルゴ神父の天井画。写真では大きさを伝えられないが実際は相当な迫力がある。

会議堂にある奴隷をつないでいた鎖を切断し解放するところを描いた天井画。窓と比べたら絵の大きさが想像ができる。

議会堂。写真上部に天井画が見える。

タパティア広場のそばにある市場に行った。

市場。

市場にある果物屋。

市場内部。

ライトアップされたカテドラル

この旅行記へのコメント （4）

• massyさん 2010/04/20 23:04:46

  グアダラハラ　聞き覚えのある町

  tawassann
  ３０数年前カナダ、アメリカ、メキシコ、中南米をグレハン、パンアメリカンハイウエー経由で一人旅をしていた時、大勢の労働者がサーベルの様な刃物を腰に差しバスに乗り込んできてびっくりした事、車窓から見渡す限り竜舌欄畑が続き隣席の人に(地元の人？）つたないスペイン語で聞きテキーラの原料だと知った事を思い出しました。お写真を拝見すると当時とあまり変わらない風景で懐かしく思いました。これからも良いたびをお楽しみ下さい。
  

  tawassanさん からの返信 2010/04/23 01:38:42

  RE: グアダラハラ　聞き覚えのある町

  massyさん、こんばんは。
  
  コメントありがとうございます。
  
  今でこそ長期で海外一人旅なんか珍しくもないですが、
  30年前に中南米を旅行するような長期一人旅なんて当時
  ではすごいことですね。
  
  中南米は治安的にあまりいいところではないので、労働
  者のサーベルのような刃物もありえるような気がします。
  また、アカベ（竜舌欄）畑も30年前と変わらないのも、
  のどかな風景なので、なんとなくわかるような気がしま
  した。
  
  今後もよろしくお願いします。

• kuritchiさん 2010/04/19 12:36:51

  テキーラってアカべ？から作るんですか…

  tawassanさん、こんにちは＾＾
  ご訪問ありがとうございます＾＾
  
  メキシコ高原の旅、テキーラツアーの旅行記にお邪魔しております
  タパティア広場のベンチ、変！！ですね〜！
  でも、座った感じが気になります…
  
  テキーラって、アカべから作るんですか…
  アカべって、初めて見聞きしました…
  パイナップルの葉になった、お芋さん？に見えちゃいました…（笑）
  テキーラって、芋焼酎みたいなもの…？　
  匂いはないけれど…？
  マルガリータ、キーンと冷やして美味しいそう…
  飲みすぎると、2日酔いキツイですよね…（笑）
  
  イダルゴ神父の天井画怖いくらいの迫力！！でしたね…
  
  kuritchi

  tawassanさん からの返信 2010/04/23 01:19:03

  RE: テキーラってアカべ？から作るんですか…

  kuritchiさん、こんばんは〜。
  
  コメントありがとうございます。
  
  テキーラという酒は名前を知っているだけで
  飲んだことがありませんでした。もちろん原料が
  何か、どうやって作られるか全く知りませんで
  した。テキーラというのが村の名前で、この村で
  アカベが栽培されている景観と、それを原料にし
  て酒を造る工場群が世界遺産に登録されているの
  で、興味を持たされてしまい、この時の旅行で必
  須の行きたいところでした。
  工場で生産工程を見学したり、試飲したのは、い
  い経験ができ、面白かったが、世界遺産というく
  らいだから伝統的な歴史を感じる酒造工場がある
  かと思っていましたが、近代的な工場という感じ
  でちょっとガッカリしました。
  
  アカベはスペルはＡｇａｖｅですので、アガベと
  表記した方が良かったかな・・・でも、説明では
  アカベと聞こえましたのでアカベと思い込んでい
  ました。またの名を竜舌蘭（リュウゼツラン）とも
  いいますが、観葉植物としてもあるようですので、
  なんとなく日本でも見たことがあるような気がし
  てました・・・
  
  
  テキーラは、ウィスキー、ブランデー、焼酎などと
  同じ蒸留酒で、工場で生産工程を見学した時にアカ
  ベを蒸した段階で、アカベからテキーラの香りがし
  ていました。
  マルガリータは騙されますネ。飲みやすいのでおか
  わりができたら確実に調子に乗って二日酔いしてま
  す。サービスが1杯だけだったので助かりました。
  
  グアダラハラの中心部は奇妙なベンチとか天井画と
  かあり、美しさはあまり感じないが芸術的なものが
  あり退屈はさせられない街でした。