遠い記憶、ロンドン。

1989/02/13 - 1989/02/28

21年前、シンガポールを経由し、ロンドン、リバプールを経て、ダブリンに向かった。帰国便は、パリ、シンガポール、成田である。カメラは当然フィルムで、お金に余裕がなくて、モノクロ３６枚撮りを駆使していた。

エリア ロンドン(イギリス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: シンガポール航空

2009年、20年ぶりにロンドンに行く機会があって、久々に過去の写真を掘り出した。フィルムのカメラだったから印象的な場所しか写していない。当時、東京の地下鉄に比べ、どうしてこんなに深みがあるのだろうと思ったものだが、今でも不思議とロンドンの地下鉄には、風情があることに気づく。

イメージとしてのヨーロッパは、時間が経っても変わらない、というものだが、果たして20年を間に挟んで確認した結果は、正解。ファッションは当然変化しているが、石造りが基本の建築物がそうさせるのだろうか、重みが変化しないようだ。

今も、このような風景があるに違いない。