1997/11/01 - 1997/11/07
63位(同エリア223件中)
北風さん
行き先は「プーノ」、スペイン語では「何もない所」という意味だが、俺にはこの地はやる事盛りだくさんの土地だった。
このプーノには、富士山より高い所にある「チチカカ湖」がある!
そして、ペルー〜ボリビア国境もここに!
まずは、その湖に浮かぶ葦で作った人工島「ウロス島」へ!
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
-
旅日記
『ペルーの列車』
「見知らぬインディオがいきなり隣に座り、ニコニコと話しかけ、その隙に他の乗客が力任せに旅行者の荷物を窓の外にぶん投げる!列車の外で待ち構えていた子供がその荷物を見事にキャッチして、全力疾走に入る。」
と、いう見事な連係プレーで有名なペルーの列車に現在俺は乗っている。
しかし、俺の緊張とはよそに、どうもこのほのぼのとした雰囲気は何なのだろう?
確かにいろんな人間が話しかけてくるのだが、妙に親切だ。
荷物を狙っているというよりも、ただ親切で話しかけている気がする。
しかも、インディオのおばちゃんが、腹を減らした俺にでかいパンまでくれた。
おばちゃんがのたまう。
「どこの部族?」
・・つまり、俺はツーリストに見られていないらしい。 -
列車はとても南米の列車とは思えないほどスムーズにプーノに滑り込んだ。
「プーノ」、スペイン語で「何もない所」という意味らしい。
しかし、ここは、あの富士山より高い所に浮かぶ湖「チチカカ湖」がある。
そして、ペルー〜ボリビアの国境の街でもあった。
当然、外国人の行き交う所、みやげ物屋アリ!
しかし、ここの土産物屋はとんでもない所にあった。
なんと、線路脇!
ソロリ、ソロリと進入してくる列車とみやげ物屋の軒先は僅か50cm程の隙間しかない。
店先で右手にみやげ物をぶら下げ身体を壁に張り付けているヨーロピアン・ツーリストと目が合った。
これじゃ、みやげ物を買うのも命がけだ。 -
チチカカ湖畔にプーノの街並みが広がっている。
羊飼いのおじちゃんの笛が奏でる「コンドルは飛んで行く」が心に染みる。
うーん、俺は今、南米に来ている! -
チチカカ湖だ!
ん?
琵琶湖の12倍の広さにしては小さくないか?
・・・チチカカ湖の入り江の一部分だった。 -
旅日記
『チチカカ湖に浮かぶ島へ』
1997年11月6日、快晴。
ツアーボートは快調にチチカカ湖沿岸の湿地帯を進んでいく。
風が気持ちいい。
後方からも次々とツアーボードがやって来る。
まるで高速道路の渋滞だ。
やがて水路が開けてきた。
さすが、チチカカ湖、対岸なぞ見えやしない程でかい!
ツアーが目指している「葦の島」と呼ばれるウロス島も見えない。
本当にこの広大な湖で葦で作った小さな島なんか見つかるのだろうか? -
やけに低い土地が見えてきた。
周りの湿地帯と比べると、やけに足場がしっかりしているように見える。
おまけに家まで建っている。
イメージしていたより全然大きい!
あれがウロス島なのか? -
パンフレットやテレビで見た葦の船の横にボートが接岸!
ん?
今、島が揺れた気がしたのだが・・ -
島の端から底を覗き込んでみると、水中深くまで葦の層が続く先で水底の小石がユラユラと見え隠れしている。
・・・浮いてる!この島! -
ウロス島上陸!
ふかふかの地面の上に円形状に家々が立ち並んでいた。 -
ビックリするぐらいにでかい島だった。
これが本当に人がトトラ(葦)を切り倒して作った人工島なのだろうか? -
島の上は、360度トトラで溢れていた。
妙にフカフカする地面も、家も、島の回りもトトラだらけ。
しかも、住民も一心不乱にトトラをいじっている。
これは・・・
新築するつもりなのか?
それとも島をまだ大きくするつもりなのか? -
どうやら、島では観光客相手のみやげ物も売っているらしい。
-
色とりどりの雑貨を並べたおばちゃんが、「みやげ物を売るのを手伝え!」とのたまった。
手伝ったら、その頭の上に乗せているどう見てもサイズが合わない帽子の理由を教えてもらえるのだろうか? -
-
周りが水のこの島に自家用車は無かった。
代わりにあるのは、自家用ボート。
しかも葦の船。 -
駐車中?のこのボート、島と同じ匂いがしている。
しかも色まで一緒だ。
これが有名な「葦の小船」らしい。
トトラ100%でできているこの船、どれぐらい浮かんでいられるのだろうか? -
静かな湖面を見つめる葦の船の舳先。
その首元が妙にセクシー!
・・首元?
そうこの船は顔つきだった。 -
なんと、この葦の船は顔がついていた。
狐?(多分もっとカッコいい動物がモデルなのだろうが)が、葦で編んで作ってある。
凝ってるなぁ。 -
近くで見ると葦の束を複雑に組み合わせて曲線を作っている。
これだけで世界民芸品大会で優勝しそうなぐらいの出来だった。 -
-
人気がないのをいい事に、船に乗ってみた!
これは・・・
このビクともしない安心感は!
俺一人ぐらいの重さなぞ軽々と受け止めたぞ! -
ジロジロと船を眺め回していると、村の子供が登場!
どうも「俺んちの船に何すんねん?」と、いう雰囲気だが・・ -
島の縁でおじいちゃんが観光客を集めていた。
どうやら、隣の島まで乗せていくオプションもあるらしい。 -
ある種の期待を胸に見つめる俺たちの前で、この植物100%の環境に優しい船は、軽々と大人5人を乗せて湖に浮かんだ!
これは、実はすごい造船技術なのかもしれない。 -
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