蜜月特急⑧◆スペインtoモロッコ◆モロッコ憧憬

2009/09/17 - 2009/09/17

夫「ジブラルタル海峡を越え、憧れのモロッコへ。港町タンジェに上陸。新婚旅行の7日目です」
妻「スペインもかなり楽しんだけど、モロッコは二人ともずっと行きたかったから思い入れ強かったよね。さてさてどんな旅になるのでしょうか？！」

【全１７日航路】
１日目：成田→（飛行機）→バルセロナ
２日目：バルセロナ探索
３日目：バルセロナ→（トレンホテル泊）
４日目：グラナダ探索
５日目：グラナダ→（レンタカー）→フリヒリアナ
６日目：フリヒリアナ→（レンタカー）→カサレス
７日目：カサレス→（レンタカー＆フェリー＆鉄道）→フェズ
８日目：フェズ探索
９日目：フェズ探索
１０日目：フェズ探索
１１日目：フェズ→バス泊
１２日目：サハラ砂漠
１３日目：サハラ砂漠→（タクシー）→ダデス渓谷
１４日目：ダデス渓谷→（タクシー）→マラケシュ
１５日目：マラケシュ探索
１６日目：マラケシュ→（鉄道）→カサブランカ→（飛行機）
１７日目：成田

エリア フェズ(モロッコ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー
• 航空会社: エールフランス

夫「タンジェの街が見えて来たときには感動的だったね」
妻「私は船酔いしてたけど。フラフラ。でも街が大きくなってきて、ワクワクしたな」

夫「最初の難関はフィルムをX線に通したこと。不安だったけど、大丈夫だったね」
妻「船を降りてすぐ、バスに乗って通関へ。パスして両替。レート悪くなかったね、今思うと」
夫「写真の男がしきりにタクシーをすすめてきたけど、とりあえずスルー。ゲートを抜けて、グランタクシー乗り場へ。駅まで25DH」
妻「初めて見たモロッコは、殺風景で土色だった。まあこの辺りは貿易港だから当たり前だけどね。そんな緊張感をしのばせつつ、モロッコで歩き始めた私たち。ちなみにこのショットは貴重です」

夫「画像は時刻表。フェズ行きの電車は17時発。3時間待ち。その間に日本に兄がいるという、地球の歩き方に出てきそうな男に２度ほど話しかけられた」
妻「モロッコのウザさ、超初級編。駅で日本人の女の子に出会って、色々な話をしたよね。彼女は私たちとは逆ルートで、マラケシュからフェズに抜けるらしい。カスバ街道沿いですれ違うかな、なんて話してたけど、元気かなあ。もし読んだら連絡ください！」
夫「ちなみに彼女、フェリー乗り場からタクシーで100DH払ったらしい・・・」

妻「やっと電車が来た。1等車のコンパートメントに乗り込め〜」
夫「いきなり怪しげな男が車掌につまみ出されたね・・その後コンパートメントに色々な人が入ってきて面白かった。まるで劇場のようだった」

＊鉄道：タンジェ〜フェズ（1等車）二人で310DH

妻「成金風の男、うるさかった。携帯で大声でしゃべっててさ」
夫「里帰り中の女性もいたね。タンジェのホテルで働いているらしい」

夫「窓からの眺めは今までに見たことがない光景」
妻「アンダルシアの白・青からアースカラーに変わったね」

夫「途中から、品が良くて裕福そうな赤ちゃん連れの夫婦が乗って来たね」
妻「ラマダン（断食）中というのは知ってたけど、どうにもお腹が空いてパンをこそこそつまみ食い。日が暮れたら周りの皆さんはいっせいに食事を始めて、それで何と、私たちにもたくさん恵んでくれた・・・」
夫「その前にこっそり食べてたから、かなり恥ずかしかった・・・」
妻「でも前のお姉さんのくれたパンは美味しかった」

夫「シディ・カセムで乗り換え。メクネスを抜けてフェズへ。フェズに近づくとホテルはあるのか？とうさんくさい男が。モロッコのうざったさ・その２」

妻「到着したフェズ駅は真っ暗だったね・・。駅から出たら出たで危なそうな男たちにワンサカ囲まれ・・・タクシーの客引き。法外な値段でふっかけられたけど最終的に旧市街のリヤド・フェズまで35DHくらいで乗った」
夫「タクシーを降りるとなぜか少年が旧市街の迷路をリヤドまで案内してくれた」
妻「見事な連携プレー・・ともかくやっと着いた〜〜ってほっとしたよね」
夫「ゆっくり休んで次の日は旧市街へ。ちなみに女性がフェズに夜に到着するのは、避けたほうが良いです」
妻「明日はフェズ歩きまくるぞ！楽しみ」

to be continued.