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まず初めにお断りしておきたいのですが、<br />別に廃墟好きではありません・・・^^<br /><br />ただ、この近くに今でも祖母の家があり、<br />幼い頃から馴染みの場所です。<br /><br />そしてもう亡くなってしまった祖父は、<br />20年ほどここで事務の仕事をしていました。<br /><br />朝、弁当を古ーい自転車に乗せ、<br />「行ってくるよ」と言いながら仕事場へ<br />向かって行った祖父の後姿は<br />今でも記憶に残っています。<br />

北海道赤平・旧住友炭鉱跡

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2009/10 - 2009/10

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procida

procidaさん

まず初めにお断りしておきたいのですが、
別に廃墟好きではありません・・・^^

ただ、この近くに今でも祖母の家があり、
幼い頃から馴染みの場所です。

そしてもう亡くなってしまった祖父は、
20年ほどここで事務の仕事をしていました。

朝、弁当を古ーい自転車に乗せ、
「行ってくるよ」と言いながら仕事場へ
向かって行った祖父の後姿は
今でも記憶に残っています。

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  • 赤平市街地より、車で5分くらいの所。<br /><br />「ズリ山階段」は777段あり、<br />山頂からは赤平の町が一望でき、<br />その真ん中を流れる空知川が見どころです。<br /><br />一度だけ、登ったことがありますが、<br />きつかった〜。<br />連れて行った飼い犬は400段くらいでダウン。<br /><br />おかげで犬を抱えて山頂へ・・・^^;

    赤平市街地より、車で5分くらいの所。

    「ズリ山階段」は777段あり、
    山頂からは赤平の町が一望でき、
    その真ん中を流れる空知川が見どころです。

    一度だけ、登ったことがありますが、
    きつかった〜。
    連れて行った飼い犬は400段くらいでダウン。

    おかげで犬を抱えて山頂へ・・・^^;

  • 資料 抜粋<br /><br />旧住友赤平炭鉱立坑櫓<br /><br />●概要<br /> 赤平市の中心部に近く、「ネオンのともる立坑」といわれた炭都・赤平の象徴的な存在です。高さ43.8m、深さ600m。<br /> 1963(昭和38)年に総費用約20億円をかけて建設され、1994(平成6)年の閉山時まで使用されました。完成当時は東洋一の立坑といわれた施設です。<br /> 2列の4段ケージ(72人×4段)による人員、鉱車の大量昇降により石炭生産コスト3割削減を可能にした合理的な設計でした。<br /> 閉山後も機械、電気系統などが稼動時のまま残されており、現在でも動かすことができるといわれています。<br /> 鉱車操作場や繰込場、着替え室、入浴場、医療室なども、ほぼ完全なまま残され、立坑に隣接する事務所には膨大な量の坑内図、経営資料が閉山時のまま保管されています。 <br /> <br />●所在地 〒079-1143 赤平市赤平485 <br />

    資料 抜粋

    旧住友赤平炭鉱立坑櫓

    ●概要
     赤平市の中心部に近く、「ネオンのともる立坑」といわれた炭都・赤平の象徴的な存在です。高さ43.8m、深さ600m。
     1963(昭和38)年に総費用約20億円をかけて建設され、1994(平成6)年の閉山時まで使用されました。完成当時は東洋一の立坑といわれた施設です。
     2列の4段ケージ(72人×4段)による人員、鉱車の大量昇降により石炭生産コスト3割削減を可能にした合理的な設計でした。
     閉山後も機械、電気系統などが稼動時のまま残されており、現在でも動かすことができるといわれています。
     鉱車操作場や繰込場、着替え室、入浴場、医療室なども、ほぼ完全なまま残され、立坑に隣接する事務所には膨大な量の坑内図、経営資料が閉山時のまま保管されています。

    ●所在地 〒079-1143 赤平市赤平485

  • 建物も老朽化が目立っていて・・・<br /><br />悲しげな気持ちになってしまいます。<br /><br />

    建物も老朽化が目立っていて・・・

    悲しげな気持ちになってしまいます。

  • 赤平<br />芦別<br />夕張<br />三笠<br />上砂川・・・<br /><br />どこも現在は閉山し、<br />廃墟や空き住宅が目立ちます。<br /><br />昔は活気があったはずなのに・・・

    赤平
    芦別
    夕張
    三笠
    上砂川・・・

    どこも現在は閉山し、
    廃墟や空き住宅が目立ちます。

    昔は活気があったはずなのに・・・

  • 平成6年閉山ということは、<br />14年前まで動いていたのですね。<br /><br />

    平成6年閉山ということは、
    14年前まで動いていたのですね。

  • このベニヤがまた悲しげ・・・

    このベニヤがまた悲しげ・・・

  • 幼い頃から、<br />この赤平へ遊びに来るのが大好きで・・・<br /><br />祖母に手を引かれ、<br />まだ元気だった赤平の町へでかけ、<br />おもちゃ屋へ行ったり、<br />服を買いに行ったり・・・。<br /><br />

    幼い頃から、
    この赤平へ遊びに来るのが大好きで・・・

    祖母に手を引かれ、
    まだ元気だった赤平の町へでかけ、
    おもちゃ屋へ行ったり、
    服を買いに行ったり・・・。

  • 町の裏側には空知川が流れていて・・・<br /><br />そこで魚を釣って、<br />川っぷちで魚を焼いて食べたり・・・<br /><br />それにしてもまずかったな〜。

    町の裏側には空知川が流れていて・・・

    そこで魚を釣って、
    川っぷちで魚を焼いて食べたり・・・

    それにしてもまずかったな〜。

  • 小さい頃の祖父の家では、<br />もちろん石炭ストーブ。<br /><br />冬、寝る時は祖母がアンカを用意してくれて、<br />あたたかかったなぁ〜。<br /><br />湯たんぽのようなもので、<br />入れ物に真っ赤に燃えている<br />石炭を少し入れるのです。<br /><br />もうないのでしょうね。<br />

    小さい頃の祖父の家では、
    もちろん石炭ストーブ。

    冬、寝る時は祖母がアンカを用意してくれて、
    あたたかかったなぁ〜。

    湯たんぽのようなもので、
    入れ物に真っ赤に燃えている
    石炭を少し入れるのです。

    もうないのでしょうね。

  • 地下600メートルから石炭を掘りあげる・・・<br /><br />どんな手法だったのでしょうか?<br /><br />調べてみたくなってしまいます。<br /><br />きっとあの車輪のようなものが<br />フル稼働だったのでしょうね。

    地下600メートルから石炭を掘りあげる・・・

    どんな手法だったのでしょうか?

    調べてみたくなってしまいます。

    きっとあの車輪のようなものが
    フル稼働だったのでしょうね。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • パルファンさん 2010/03/30 13:55:26
    はじめまして♪^^
    procidaさん、

    足跡をつけたまま去ってしまいまして、ごめんなさいm(_ _)m

    おでぶねこさんの所から行き当たりまして、赤平の風景に
    惹かれました。

    むか〜し北海道に住んでいましたので、懐かしい響きでもありまして・・

    ゆっくり他の旅行記も楽しませて頂きます。

    ツゥールーズへの投票、多分そうですね。ありがとうございました。

    これからもよろしく  パルファン



    procida

    procidaさん からの返信 2010/03/30 15:14:02
    RE: はじめまして♪^^
    バルファンさんへ

    はじめまして!
    ツゥールーズ、投票させていただきました。
    他の旅行記も見せていただいています。
    フランスの旅行記がたくさんで、
    みどころ満載ですね。

    私も一度だけフランスのパリに行ったことがあります。
    どこもきれいで、さすが観光大国だと納得しました。


    > むか〜し北海道に住んでいましたので、懐かしい響きでもありまして・・

    そうでしたか。^^
    1週間ほどの休みは、正月しか取れないので、
    これからは道内の旅行記も、ちょこちょこと載せていきます。
    よかったらご覧になってくださいね。^^

    プロチダ
  • Anonymous Travellerさん 2010/03/29 10:15:28
    北海道の繁栄と衰退を象徴する場所。
    procidaさん

    こんにちは。

    待ってましたというと語弊がありますが、procidaさんの視点からこうした旅行記を見てみたいなと思ってたところです。使われなくなった機械や生活の跡というのは何か独特な雰囲気を醸し出すんですよね。

    空知支庁は北海道の繁栄と衰退を表した代表的する地域ですよね。昔は10万人以上の規模を誇った大都市が今では5分の1、更には10分の1以下にまで減る程、炭鉱に頼り切ったビジネスモデルで栄えた数少ない場所。夕張ばかりに視点が行きがちですが、空知地方として色々と政府や道の救済措置があってもいいと思ってます。確か赤平って現在日本一人口の少ない市でしたよね?

    今だからこそ実家が旭川の私ですが、小・中学生の頃に岩見沢に住んでいたことがあります。当時はよく三笠や夕張、美唄などに遊びに行きましたよ。あの頃に比べて更に活気がなくなっているんだろうなぁ。。。

    私も廃墟マニアではありませんが、こうした産業遺構が残る場所を訪れるのは色々と考えさせられるので好きです。日本に帰ってゆっくりと北海道に帰ることがあったら色々と巡ってみたいと考えてます。

    定期的にこうした旅行記がアップされると嬉しいなぁ。

    ふるを

    procida

    procidaさん からの返信 2010/03/29 16:22:08
    RE: 北海道の繁栄と衰退を象徴する場所。
    フルヲさんへ

    炭鉱跡の旅行記を見ていただいて
    ありがとうございます。

    昨秋、たまたま通りかかったときに、
    カメラを持っていたので、
    なんか懐かしくなり撮りまくりました。

    赤平、芦別、上砂川はとても近くにあるのですが、
    昔の活気はありません。

    そのなかでも上芦別は特に寂しくなっていて、
    昔は映画館だったであろう建物も、
    看板ごと朽ち果ててます。

    集合住宅もほとんどがベニヤ板で覆われていて・・・
    そこに若者はほとんどいません。
    職を求め札幌、旭川に去っていきます。

    小学校もどんどん統合され、
    町がダムの底に沈んだ所も近くにあります。
    たしかに日本中にそういう傾向があるのですが、
    特にこの以前の産炭地は、寂しい状況です。

    昨日、旭川の隣町、東川町在住の写真家、
    飯塚達央さんのアトリエを訪問しました。

    http://www.photoseason.net/

    彼はそれらの街を独特の味を醸し出し、
    作品にしています。
    普通であれば赤平や夕張、芦別などは写真集なんかに
    しないのでしょうが、彼は違います。

    まずはHP見てください。

    フルヲさんに定期的にそれらを旅行記に・・・
    とありまして、なんかやる気になってきました。
    また、飯塚さんの影響もあります。
    「ヨーロッパなどは、被写体がどこも素晴らしいので、
     技術をカバーできる。一番の上達は日本の何気ない
     風景をものにすること。そうすれば、どこに行って
     も素晴らしい写真が撮れるよ。」
    とアドバイスいただきました。

    さっそくカメラ持って、赤平、茂尻などに出かけてきます。
    フルヲさんのために行きますよ。^^
    旅行記できたら見てくださいよ。^^v

    プロチダ


    Anonymous Traveller

    Anonymous Travellerさん からの返信 2010/03/30 08:09:59
    RE: RE: 北海道の繁栄と衰退を象徴する場所。
    procidaさん

    特に芦別や赤平など国道12号線からちょっと離れた位置にある市町村は来訪者すら少ないのでさらに大変でしょうね・・・。

    旭川も聞いた話によると人口は減少傾向にあるようです。買い物公園も私が小・中学生の頃に比べると本当に寂しいもの。アメリカに来る直前に帰郷した時はあまりの人の少なさ、閉まったシャッターの多さにびっくりしました。賑わっているのは旭山動物園方面だけですよね。

    人口が増えているのは札幌と江別や苫小牧などの近郊都市だけというのが現実で、それ以外の市町村は全て過疎化の方向へ。この歪んだ構造、なんとかならないかとたまに考えることがあります。仕方ないとは思いながらもみすぼらしくなっていく街を見るとやっぱり悲しくなりますよね。

    > 昨日、旭川の隣町、東川町在住の写真家、
    > 飯塚達央さんのアトリエを訪問しました。

    さっそく拝見しましたよ!北海道在住でこういう写真を撮られる方を知らなかったので印象的な写真ばかりでした。昔身近な風景だっただけに更に輝いて見えます。ダイヤモンドダスト、撮ってみたい・・・。

    今回の旅行記に関連するのは「Snapshot」の「刻印」や「道東の旅」あたりですね。ひなびてもまだ人々の生活臭のする集落や建物。こういう写真、本当に好きです。こう言うとまた語弊がありますが、こうした風景が近くにあるprocidaさんが少し羨ましくもあります。

    私の家の近くにも過去繁栄を極めたデトロイトの街の遺構や廃墟があります。写真を撮りたくてたまらないのですが、治安が問題でなかなか行けません(友人に運転手頼んだら断られました・・・笑)。かなり危険な場所ですが帰るまでに一度は撮ってきたいと思ってますが、いつになるやら。近くにあるのに撮れないというのも欲求不満ですね・・・。

    それにしてもアトリエ訪問とはおしゃれな小旅行ですね。なんか北海道らしくて羨ましいです。飯塚さんのコメントも本当におっしゃる通り。普通の風景を撮るのが一番難しいんですよね。でも彼の作品を見ているとなんか「ヒント」が見えたような気もします。技術論だけでなくてこうした作品を見るのも良い勉強になります。

    改めて嬉しいコメントありがとうございます!なんだか押し付けてしまったようで申し訳ないのですが、ご自分のペースでたまに旅行記をアップして頂けると本当に嬉しいです。楽しみが1つ増えました!北海道にいればご一緒できるのになぁ。

    お互いの故郷の写真、楽しみにしています!

    ふるを

    追伸:日本一人口の少ない市は歌志内でした。ここも同じでしょうね・・・。

    procida

    procidaさん からの返信 2010/03/31 15:25:56
    RE: RE: RE: 北海道の繁栄と衰退を象徴する場所。
    フルヲさんへ

    昨日、芦別市の奥側、富良野方面にある
    上芦別、西芦別を歩いてみました。
    さっそく昨晩、旅行記としてアップしました。

    車を停めて、ゆっくり歩くことは
    今までなかったのですが、
    じっくり見ることができて、よかったでした。

    寂しい街・・・
    だけのイメージでしたが、
    実際はまだまだ人がいて、生活の場であるのです。
    当たり前ですが、あらためて実感しました。

    銭湯なんかは、炭鉱の名残なのですが、
    週4日、今でも営業しています。
    ショッピングセンターや薬局なんかもまだあります。

    他の町から比べたら、規模が小さくて、
    比較すらできませんが、
    まだまだ生活臭さがあります。


    > 旭川も聞いた話によると人口は減少傾向にあるようです。買い物公園も私が小・中学生の頃に比べると本当に寂しいもの。アメリカに来る直前に帰郷した時はあまりの人の少なさ、閉まったシャッターの多さにびっくりしました。賑わっているのは旭山動物園方面だけですよね。

    たしかにそうですよね。
    駅前は昔とは全然違います。
    たしか丸井もなくなってしまって、
    次は買物公園そのものを、なくしてしまうような話しを聞きました。
    車を走らせるようです。


    デトロイトの廃墟、すごく気になります。
    イメージですけど、巨大な建物がたくさんありそうな気がします。
    日本などとはスケールが違うのでしょうね。

    そこが悪の巣窟になっているということでしょうか。
    映画の世界のようで、恐ろしいですね。

    近づかないように気をつけてくださいね。

    プロチダ

    追伸 これからも、北海道の写真を旅行記にしていきますね!

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