2009/09/29 - 2009/09/29
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frau.himmelさん
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リンダーホーフ城の観光を終えて、バスでオーバーアマガウまで戻ってきました。
次のガルミッシュ・パルテンキルヒェン行きバスまで1時間20分ほど時間があり村を散策します。
私は2005年に1度訪れたことがあり、この村で有名なフレスコ画の壁絵は大体見てます。ただ、その時は充分な下調べをしていかなかったため、キリスト受難劇場を見逃しておりました。
今回はぜひまずこの劇場を見たい…。
さて、2010年は、10年に一度しかないこのキリスト受難劇が開催される記念すべき年なんですね。
ところでこの「キリスト受難劇」ですが、ここドイツの外れにあるオーバーアマガウで開催されるようになったのには理由があります。
1632年、ヨーロッパ中に猛威をふるったペストにより多数の死者がでました。ところがオーバーアマガウでは奇跡的に被害が少なかった。
信仰篤い村の人々はこれは神の御加護によるものだと神に感謝して、「私たちの主イエス・キリストの苦難と死とそして 復活の劇を演じます」と誓いを立てました。
そしてその誓い通り今まで40回開催されています。
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オーバーアマガウのドルフシュトラーセ。
郷土博物館の前です。
この建物、なって素晴らしいの!
よく見たらこれ絵なんです。
壁に描かれただまし絵になっています。
なんて精巧なこと、影までつけてあります。 -
木彫り細工が有名な村なので、多くの木彫りの人形や置物などを扱っているお店があります。
お土産に買って帰りたいけど少々お高いです。 -
高いのは仕方がないですね。
ここの木彫りは手彫りなんです。
それにとても精巧にできています。
ここで出来た木彫りのクリッペなどは大変高価なので、
こちらの人は毎年少しずつ買い足していってるんですって。 -
ここはクリッペやフィギュアを売っているお店。
ドイツのクリスマスマルクトに行くとだいたいどこにもありますね、キリストが馬小屋で生誕された様子を人形(フィギュア)などで表している場所が…。
あれがクリッペ。
町によっていろんな趣向を凝らしてあり、私はクリスマスマルクトに行くと先ずクリッペの場所を探します。 -
ウワー!ミニチュアハウスがいっぱい!
ミッテンヴァルトにもありました。
一つでいいからほしい!
無理ですね。あと3週間移動しなければならないから…(泣) -
ドルフシュトラーセの郷土博物館を背にして北の方向に少し歩きます。
さっきとは違いのどかな風景の中に小さな教会が見えます。 -
その先に、このキリスト受難劇場があります。
-
10年に一度ここで「キリスト受難劇」が上演されます。
ドイツ語で「パッションシュピーレ」、英語で「パッションプレイ」と呼ばれています。
今年、2010年5月15日から10月3日まで開催されます。 -
何でも1632年、ドイツ中に猛威をふるったペストですが、
オーバーアマガウの被害は奇跡的に少なかったとか。
神に感謝をこめて360年以上もこの劇が上演されるようになったのだそうです。 -
人口5000人の小さな村です。
しかし、この上演の年には村人が総出で積極的にこの劇に関わっているそうです。 -
劇場の中にはいりました。
-
木彫りのクリッペや受難劇関連のものが飾ってありました。
-
観光客も大勢来ていました。
内部では2010年上演のチラシをもらったり、
過去の受難劇のビデオを熱心にみたりしていました。 -
ツアーで来た観光客。
ガイドさんから説明を受けています。
来年(当時は)上演ですから観光地としての人気も高まっているんですね。 -
こんなに話題性に富んだ劇場だからさぞかし立派な建物なんだろうって思っていました。
ところが、今までいろんな町で見てきた豪華なオペラハウスとか劇場などとは比較にならないくらい質素な劇場です。
ここに今年の5月から10月まで世界中の人が押し寄せてくるんですね。 -
劇場前の池には、ロバに乗ったキリストの像が大きな石の上に立っています。
その石の中から噴出している水。
これも噴水?
今まで見たことのないような噴水で…、面白い!。 -
再び、ドルフ広場に行きます。
どこの町にもあるような観光バス(汽車の形はしていてもバス?)があります。 -
左の方でおじさんがチケットを売っています。
こんな可愛いミニバスで町(村)を一周するのも楽しいですね。
ドイツ語か英語で一応説明はありますし…。
私達もこの旅で何回か利用しました。 -
あら、懐かしいこのお店!。
生垣に遮られてはっきり見えませんが、とても雰囲気のいいお店なんです。
4年前来た時にここでシュパーゲル(白アスパラガス)を食べました。 -
バス停に戻りましょう。
りんごの木にたわわに小さな実がなっていました。
このままにしておくのかしら、もったいない。
りんごのチップはおいしいですね。 -
バス停の近くに格安スーパー「ミューラー」と「Lidl」が並んでいます。
いいないいな! -
駅前のバス停からドイツアルプスが眺められます。
前回はフュッセンに3泊して、1日をこのオーバーアマガウとガルミッシュ・パルテンキルヒェン観光に充てました。
そのときもバスを使いました。
前回と少しバス停の様子が違っているみたいです。
そろそろバスの出発時刻です。 -
ガルミッシュ・パルテンキルヘン駅前です。
この案内板にはツークシュピッツェやアルプシュピッツエに行く際の登山鉄道の行き方が表示されています。 -
同じく駅前の案内板
山好きな方ならたまらなく魅力がある場所でしょうね。このドイツ、バイエルンという所は。
朝コインロッカーに預けたスーツケースを取り出して、
これから列車でミュンヘンまで移動します。 -
17:04発の列車に乗り込みました。
ここは途中通過駅のムルナウです。
そういえば朝バイエルンチケットを買っていたら、地元のおば様が、
「ムルナウもいい所よ。今度行ってね!」
と言ってました。
ムルナウは多くの画家達に愛された夏の保養地なんですってね、ここもぜひ訪ねてみたい。
あれ、これもMではじまりますね。(ミッテンヴァルト編参照) -
湖を通ります。時刻表通りだとStaffelseeのようです。
ミュンヘンに到着してザルツブルク行き方面に乗り換えます。
ホームからホームの遠かったの何のって…(泣)。
ガルミッシュからの到着は31番ホーム、プリーン出発は5番ホームです。
ミュンヘン駅をご存知の方ならお分かりですよね。
あの広ーい構内の端っこから端っこまで歩く辛さを…。
しかも乗り換え時間が10分ちょっとしかなかった…。
あの距離をどう見ても若いとは思えない日本の昔のおニイさん、おネエさんが、フーフー言いながらゴロゴロ引っ張って走っている姿…、
あまりカッコよいものではなかったでしょうね(泣)。
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