雪見の秘湯＠新高湯温泉

2010/03/20 - 2010/03/21

銀山温泉のあと、今から帰っても渋滞に巻き込まれること必死であることが予測できていたので、どうせならもう1泊。家に帰る途中を選べば帰りの運転も楽チンだぞ！などと甘い文句で巻き込みめでたく宿泊決定！！
さて、宿を探さねば。でも、土地勘もなく観光協会は信用ならぬなどと伊豆のすし屋から悪い情報提供を頂いてう〜むと考えた挙句コンビ二で立ち読み。すると、あるわあるわ、秘湯が！！

エリア 白布・天元台(山形)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

銀山温泉を後にして尾花沢のとある集落。
3月末なのにこの残雪。

途中お土産の日本酒を購入した酒屋さんに教えていただいた「湯船沢温泉」美肌の湯といわれているらしいけど、残念ながら清掃中のため入浴できず。

知り合いに薦めいて頂いた、山形に来たらｺﾚですと言う「冷たい肉そば！」かつおと鶏の少し甘めのしょうゆ味。

山形にはお蕎麦屋さん、ラーメン屋さん多数。
１１時半くらいに到着しましたが次から次へ客足が途絶えません。

私は冷たい肉中華。味は肉そばの甘みを抜いた様な感じです。
中にはラーメンが入っていてコリコリした鶏肉とねぎがトッピングされています。今までに食べたことがない不思議な味。さっぱりとしててクセになるかもしれません。

米沢市内を通り過ぎ山道に入ってくると、雨は雪に変わってしかも吹雪。

到着したのは、天現台スキー場の駐車場。ここから先は雪がある場合普通車での通行が不能になるため宿の車に迎えに来てもらうシステム。

宿の車に乗り込み、曲がりくねった坂道を5分ほど上り詰めると秘湯の一軒宿が見えてきました。
とてもじゃないけど、４WD以外の車は上がることは
不可能であるような坂道を進んでくる。

本日お泊りの宿、「吾妻屋」さんが見えてきました。

玄関を入ると山小屋風な感じ。

場所柄スキー客も多そうです。

部屋はあまり広くはなく簡素なつくり。でも、綺麗にお掃除は行き届いていました。

木をくりぬいた貸切湯が空いていたので、Beerを飲みながら雪見風呂でも。。。と思ったもののさぶっ！脱衣所も風呂も吹きさらし。とてもBeerを飲んでる場合ではありません。

晩御飯は、山の旅館ならではの感じ。
過剰すぎずこのくらいがいいのかも。

夜になると、更に雪はひどくなって

風とともに猛吹雪。

しかしながら、頑張って外の露天に繰り出してみる。
でも、広い露天は、お湯の出て来る場所にいないとさぶくてさぶくて。

もう耐えられないと上がってみるとこんな張り紙が。
他人が見たくないものを見せる男、それって超・ヘ・ン・タ・イ
リメンバー・ザ・江頭２：５０『トルコでの醜態』
ＭＲＴＡ（山奥公衆衛生革命運動　代表ソロモン・セッハ）
いったい、ソロモンセッハとは何者！？（爆）

到着したときよりは、明らかに雪が積もってきた。
明日帰れるのだろか。。。

朝起きてみるといや〜積もりました

一晩でざっと２、３０CMくらいは積もったかと。

では、朝風呂でも。この門が露天への入り口です。

この急な階段を下りていくと混浴露天風呂があります。

その１根っこ風呂。

ここは木を横にしてくりぬいたお風呂

もうひとつはほんとに根っこをくりぬいた、一人しか入れないお風呂。

ちなみにこれは前日の絵。どれだけ降ったことでしょう。この二つの木は齢250年の栗で作られているようです。

もうひとつの露天風呂へ。こちらは滝見露天風呂。　

こちらの露天は結構な広さ。本日は晴天で、絶好のスキー日和だと宿の方が言っておりました。

どちらの露天も混浴ですがPM6時半〜8時までは女性専用です。

これが、多分見えるはずの滝。雪が積もっているので
滝には一寸見えません。

こちらの温泉は無色清注にして異味なく硫化水素果。硫黄―カルシウムー流酸垣温泉です。温度はややぬるめ。吹雪の中ではかなり寒かったです。

帰りも宿の車でスキー場の駐車場へ。こんな急な雪の坂道を下って行くのはハラハラもの。

そこは、さすが雪国の人。難なく駐車場へ到着。

新雪が降り積もったため、スキー客でいっぱいの様子。

車にたどり着くとこの有様。タイヤにはつららまでできていた。

無事車は脱出。道路も、除雪がされたようで難なく帰路につくことができました。
お付き合いいただきありがとうございました。