2008 アメリカ・グランドサークル旅記 0923-01

2008/09/18 - 2008/09/26

２００８年９月２３日（火）

体内の目覚まし時計は、今日も絶好調。
午前５時少し前に起床する。

今日はグランドキャニオンまで移動するので、早く起きる分には申し分ない。
さっそくシャワーを浴びて、残り物で軽めの朝食を済ませる。

外に停めてあるプリウスに荷物を載せて出発である。

時計を確認すると午前６時になろうとしていた。
US-89を南下してペイジから車で１５分のところに見所がある。
あちきにとっても初めて訪れる場所。
ホースシューベントオーバーロック。
この当時に公開された映画「ジャンパー」で最後のカットに使われていた場所である。

道路沿いのサインに従って進み駐車場にプリウスを停める。
早朝ということで車が２台ほど停まっていた。
東の空を見るとこれから太陽が現れそうなタイミングだった。

あまり意識はしていなかったが日の出の写真が撮れるかもとカメラを持って砂道をサンダルで進む。
１０分ほど歩くと目指す場所に到着した。

グースネック州立公園のようにクネクネしているわけではなく、その名の通り馬蹄形に削られた大地を見る所といった感じかな。
言うまでもなくこちらもやたらデカイのでスケールには驚きます。

日の差し込んだあたりで写真を数枚撮る。
映画「ジャンパー」のシーンを想像しながらその全景を楽しんだ。

帰りの道を歩いていると逆光の先から三人組の人影が近づいてくる。

「ハローアゲイン」

そのうちの一人があちきに声をかけてきた。
アゲイン?

よく見るとバックスキンガルチで記念写真を撮ってくれた欧米人男性だった。
あちきも笑顔で挨拶してすれ違う。

定番の撮影ルートなんだろうね。
彼らもこの次はグランドキャニオンに行くのだろうと推測する。

ちょっとした寄り道も終わり、ここからが本当のグランドキャニオンへの道を進む。
約２５０キロ程の行程である。

走ること１時間３０分。
リトルコロラドリバーに架かる橋を渡るとキャメロンという小さな町に差し掛かる。
キャメロントレーディングポストというモーテルがある。
敷地内にガソリンスタンドやカフェ、民芸品売り場がある。
ちょいと休憩がてら寄ってみる。
特に何か買いたいわけでもないので、トイレだけ借りる。

先ほど渡った橋の隣には封鎖された鉄橋がかかっている。
テロ対策なのか老朽化なのか不明だが渡ることができない橋を写真に撮ってからプリウスに乗り込んだ。

さらに１時間ほど走ると大陸の亀裂を目にし始める。
そしてグランドキャニオン国立公園のサインに到着した。

エリア グランドキャニオン周辺(アメリカ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空

ページボーイモーテルの裏側。

ホースシューベントオーバーロックの入り口。

ホースシューベントオーバーロックへと続く道。

ホースシューベントオーバーロック。

確かこのあたり。

キャメロントレーディングポスト。

キャメロントレーディングポスト。

閉鎖された橋。

閉鎖された橋。

まあそういうことだ。
ノンアルコールビール・・・命がけで言いわけしな。

もうちょいです。

もうこれは定番。