2009/12/23 - 2010/01/02
19位(同エリア35件中)
korotamaさん
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マルタ島の中央近くにある小さな町 Rabat ラバトは、800年代後半のアラブによる支配下で堀が造られるまでは、隣町 Mdina イムディーナ とは一つの町でした。
紀元後、キリスト教の広がりに伴って造られたという地下墓地・カタコンベが、この小さい町の地下に3平方kmも広がっているのだそうです。
Rabat・・・
ゴゾ島の Victoria ヴィクトリアも別名は Rabat ラバトと呼ばれていますね。
アラビア語で「街」を意味する単語だとか・・・。
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【行程】
12/23(水) Narita - Frankfurt
12/24(木) Frankfurt - Malta Is.
12/25(金) Malta Is.(Vallettaハーバークルーズ、3Cities)
12/26(土) Malta Is.(Valletta街歩き、Hypogeum Hal Saflieni)
12/27(日) Malta Is. - Gozo Is.
12/28(月) Gozo Is.(ゴゾ島巡り)
12/29(火) Gozo Is.(Victoria街歩き)
12/30(水) Gozo Is. - Malta Is.(マルタ島巡り)
12/31(木) Malta Is.(Vallettaハーバークルーズ、Mdina)
01/01(金) Malta Is. - Munchen -
01/02(土) - Narita
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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午前中、ヴァレッタの2度目のハーバークルーズを楽しんだ後、島の中央部に程近い Rabat ラバトと Mdina イムディーナを訪れました。
ヴァレッタを離れると、長閑な田舎道を走ることができますー(^・^) -
ラバトとイムディーナは堀を挟んで隣り合っています。
駐車場はイムディーナと接する公園の脇、ラバトの町の端っこにありました。
一応無料ですが、誘導員のボランティアおじさんにほんの気持ち程度のお心付けを手渡します。
時間帯によっては停めてはいけないスペースもあるので、このおじさんの存在は安心につながりました。 -
街歩きはラバトからのスタート。
観光地ではありますが、この通り、静かな町でありました。
日射しがとても眩しく、この向きで歩くのには少々難儀しました。 -
1572年に建てられた後、17世紀に再建されたという
St.Paul's Church・St.Paul's Grotto
聖パウロ教会・聖パウロの洞窟。
町の中心 Parisch Square パリッシュ広場前に建っています。 -
聖パウロの洞窟は教会の地下にあります。
ちょうど、ガイドさんによる説明が始まるところで、中に入ることができました。
(ここでもお心付けが必要となります。) -
階段を下りると地下スペースが広がっています。
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まず、礼拝堂のようなところに入り、ガイドのおじさんが英語で説明をしてくれました。
korotamaにはチンプンカンプン(~_~;)
聖パウロはイエズス・キリストの死後にユダヤ教からキリスト教に改宗し、熱心な布教活動を行いました。 -
詳しいことは分かりませんが・・・。
エルサレムで捕縛されたパウロが船でローマへ護送される途中、嵐に遭い、漂着したのがここマルタ。 -
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しばらく滞在していたのがこの洞窟なのだそうです。
滞在というか、幽閉されていた、という感じの洞窟です。 -
1990年5月27日にここを訪問された前パパ様 ヨハネ・パウロ2世もこの洞窟で祈られたそうです。
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舟の蝋燭立て。
難破したから、なのかな? -
地上に上がって、聖パウロ教会 聖堂です。
壁の茶と天井の白のコントラストがまばゆい。 -
天井にひときわ大きく描かれているのは聖パウロなのでしょうか。
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側面の祭壇や絵画、彫刻も見事です。
バロック様式の教会ですー。 -
絵画に囲まれた中央祭壇。
この近くに聖パウロの腕が安置されているとのことだったのですが、見つけられませんでした。 -
内陣 天井のフレスコ画
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鮮やかな色調の絵が描かれているクーポラ
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マ、マリリン・モンローのような女性はどなたなのでしょう(?_?)
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イ、インドの仏様のお顔を・・・。
不謹慎な連想をしてしまう Presepju でした。 -
拝廊を眺めます。
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脇の入り口から入ってすぐの椅子の背に 前パパ様が祈っておられる写真が貼られていました。
-
あ、、、
前パパ様が座られた椅子なのですー。
korotamaもお抱えカメラマンも座らせていただきました
†(・_・ -
聖パウロ教会を後にし、こちらは
St Paul's Catacombs 聖パウロの地下墓地。
ラバト最大、マルタ最大のカタコンベで、主カタコンベとユダヤ人のカタコンベ(Jewish Catacomb)、第三カタコンベ(Catacomb No.3)からなるそうです。
主カタコンベだけでも900以上の墓室があるとか。 -
最初はカルタゴ人の墓として掘られ、その後、紀元1世紀から4世紀にかけて、主にキリスト教徒の墓として規模が拡大されたとか。
8世紀ごろまで使われていたそうです。 -
訪れた日は大晦日で休館日。
柵の外からの見学となりました。 -
公開されているのは主カタコンベだそうです。
地下何層にもわたって掘られているのだとか。 -
休館日だからでしょうかー?
敷地内は猫たちの天国〜(=^・^=) -
平和だにゃ〜ん (=^. .^=)
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ありゃっ ~(=^--^)
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忙しそうな猫に別れを告げ、ラバト最後の見学地
St. Agatha Chapel・St. Agatha Catacombs
聖アガタ礼拝堂と地下墳墓を訪れました。 -
ローマ皇帝によりキリスト教が弾圧されていた時代にシチリアで生まれたアガタが、数年間逃れ暮らしていたのがここマルタだそうです。
シチリアへ戻ったアガタは、その愛人となることを拒み、キリスト教徒であることを告白したために、シチリア総督から乳房を切るなどの酷い拷問を受けた後に亡くなったのだとか。 -
礼拝堂の入り口は残念ながら閉まっていました。
ガラス越しに見学。 -
祭壇奥に祭られているのが聖アガタでしょうか。
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聖アガタ礼拝堂の Presepju
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地下墳墓の見学はガイドツアーです。
礼拝堂脇にチケット売り場がありまして、時間になるまでは上の階の博物館を見学しているように言われました。
入場料は2ユーロぐらいだったかな? -
2階の博物館には、出土品や絵画などが展示されていました。
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カタコンベへは礼拝堂前の広場から地下へと潜っていきます。
聖パウロの地下墓地と同様、カルタゴ人やユダヤ教徒の墓もあるそうですが、見学できるのはキリスト教徒の墓のみだそうです。
狭く入り組んだ通路に、うーんと昔に遺体が横たわっていた棺跡、そして聖人を描いたフレスコ画などが遺されていました。
見学を終えて表に出てくると、淡い色をしたスズメさんがチョンチョン餌を探していましたー。 -
ラバトの街歩きも終盤。
お菓子には興味を示さぬkorotamaが珍しく引っかかってしまったお店。 -
ちょっぴり物欲しげにショウウィンドーを見ていたら、おじさんがいろいろと試食させてくれましたー(^。^)
マルタのこの手のお菓子は美味しいと有名なのだとかー。
確かに、適度な甘さで、美味なのです! -
日本へのお土産にしたいくらいだったけれど、シケっちゃいますし、出来立てに近いから美味なんですよね。
ということで、ラバトでのおやつタイムとして、イチジクとアンズだったかな? ちょっとだけ買いましたー(^・^)
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