2009/12 - 2010/03
262位(同エリア488件中)
luguさん
マンダレーに戻ってきた。
前に泊まっていた宿の前の土ぼこりがどうも気になっていたので、宿を変わることにした。
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新たに移ったガーデンホテルのテラスからの町の様子
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宿の近くにあった、桜花レストランで食べたヌードルスープ。
ここにはよく通った。 -
早速宿の周りを散歩した。
宿の裏手にイスラム教のモスクがあり、中でお祈りをしていたので、しばらく外から見ていた。
すると男性が、「興味があるなら、中に入って見てください」と誘ってくれた。
そこまでの興味はなかったが、「イスラム教は全ての人に開かれた宗教です、是非見てください」と言われたので、それでは、と中を見せてもらうことにした。 -
1日に5回、決まった時間にお祈りをする、というようなことをいろいろ説明してもらった。
これはその日のスケジュールのようなものか・・・。 -
この男性が案内してくれた
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郵便ポスト・・・かな?
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近くにはカソリックの教会もあった
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小学校の送り迎え。
これはタイと一緒だな・・・。 -
宿の近所の路上カフェ。
すごく流行っていたので、何度かミルクティーを飲んだ。
大きな木があり、いい木陰になる。
というより、木陰のある場所にカフェを開いている、と言ったほうが正しい。 -
そこでお茶を飲んでいたら、隣のテーブルの人がこんな大金を持っていた。
100万円分くらいあるのかな?
こちらでは驚くような大金で、ちょっと見当がつかない。
日本なら当然写真なんか撮らせてもらえないだろうし、こんなに堂々と人前に出したら危険だろう。
それまでも感じていたが、この国の治安の良さを改めて痛感した。 -
カフェの向かいに駄菓子屋(?)があり、次々に子供たちがやってくるので、道を渡って見に行った。
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すると、駄菓子屋の奥が塾になっていて、学校帰りの子供たちが集まっていた。
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授業が始まる前に、小腹の空いた子供たちが買い食いしていた。
ここでも揚げ物が人気があった -
夕方のマッタリした時間、
仲間の白髪を抜いているのか?、
蚤を取っているのか?まるで猿みたい・・。 -
朝よく見かけた風景。
僧侶はバスに乗って托鉢に行く。
屋根に乗っている場合が多い。
無料なのかな・・・? -
このバスが来ると何故か気になり、カメラを構えてしまう。
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桜花レストランのカレンダー。
僕の誕生日。それも還暦だ。
まさかこんな土地で一人で還暦を迎えようとは・・・。
でも、僕の人生には相応しいのかもしれない。 -
子供の尼僧。
日差しが強いから頭に乗っけているんだろうな。 -
そろそろマンダレーも終わりに近づいてきたので、重い腰を上げてマンダレーヒルに向かう。
サイカー(サイドカーが訛ったという)で20分ほど、マンダレーの町を見渡せる丘だ。
マンダレーヒルの入口に到着してお金を払うと、サイカーの親父さんは、「あなたが戻ってくるまでここで待っている」と言うので、「僕は夕景を見にきたので、これから4時間位は戻らないから」と断って、丘を登り始めた。
丘に登る途中にいくつも仏様がいて、それをお参りしながら上がった。 -
ピーロンチャンター・パヤー
ここで一人の女性と出会う。
初めはパヤーの説明をしてくれていたのだが、そのうちに、自分を観光ガイドに雇ってくれないか?と言い出した。
自分はそういう旅行をしていないからと、すぐに断り、次に進もうとしたが、彼女は諦めずに付いてきた。
自分は法律を勉強しているが学校に行くために、学校が休みの時はこうしてガイドの仕事をしてお金を貯めている、と言うことだった。
他の国でなら疑ってもみるし、無視して行くのだが、この国の厳しい状況は肌で感じているし、少し彼女の話を聞いてみた。 -
「自分は毎日ここまで自転車で1時間かけて来ていて、お客さんが見つからなければまた1時間かけて家に帰ります。あなたの旅の仕方はわかりますが、どうか私を助けてください」、と必死というか、けなげというか、こちらも自分のことだけ考えていてはいけないのかなぁ、なんていう気持ちになってきた。
そこで、「自分はガイドをして欲しい場所も無いし、あなたにちゃんとガイド料を払うお金も無いけど、もし今日このあとに、いいお客さんがみつからなかったら、明日朝僕の宿に来れば、半日位町を案内してもらってもいいよ」と言ってみた。
初めは僕の拙い英語が理解出来なかったようだが、(最悪でも)明日の仕事は出来た、ということがわかると、大いに喜んで、「では私は家に帰ります」と言う。
「まだこれから僕よりいいお客が来るかもしれないじゃない」と言うと、「お客さんを比べたくない、私は明日あなたのホテルに行きます」ときっぱりと言った。 -
なんだか、感動しながらも、妙な展開になってしまったな、と思いながら、彼女と別れて先に進んだ。
マンダレーヒルで一番来たかったパヤー。
左の仏様は首をひねって、こちらを見ている。
のはガイドブックなどで知っていたが・・・。 -
なんと、女座りしているではないか!!!
こんな人間味のある仏様、、初めて見た! -
さらに上っていくと、日本人戦没者の慰霊碑があった。
こんなところまで赤紙一枚で連れてくるなんて・・・、
今思えば、狂っていたとしか、言いようがない。
この女性が墓守をしている。 -
いろいろあったけど、やっとマンダレーヒルの頂上にたどり着いた。
景色を見ていたら、どう見ても刑務所のような建物(センターの、半円状の高い塀)が見えたので、そばにいた地元の人に、「あれは何か?」と聞いてみた。
するとその男性は、手で目を塞ぐような仕草をして「私は見えない、分からない」と言った。
こんな世界中から観光客が来る場所にあんなにはっきり堂々と刑務所を作るとは・・、不穏な動きをしたらあそこに行くんだぞ、という脅しなのか・・? -
夕景を味わったあと、暗い中、最初の入口まで降りていったら、なんと4時間前に別れたと思っていたサイカーの親父さんが、待っていて、僕を見つけて手を振っている。
4時間、ここでじっと待っていたのか・・・?
何だかよくわからない国だ、、、。
感動の一日だった。 -
翌日、マンダレー最後の日、ガイドのphyu phyuは宿のロビーで待っていた。
自転車で来たのか聞いたら、「来る途中に、自転車が壊れてしまい、近くの知り合いの家に置かしてもらって、そこからバスで来た」と言う。
どこまで厳しい生活をしているのだろう。
タクシーをチャーターして、古い木造のシュエナンドー僧院に行った。 -
他にも、マハムニ・パヤーやヒスイの市場に行って、ゆっくり食事をしたり、お茶を飲んだりした。
「妹が日本語の勉強をしているから、今度来た時は妹がガイドを出来ます」と言った。
夢に見ている弁護士に早くなれるように祈った。
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