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賀名生梅林(あのうばいりん):<br /><br />西吉野町北曽木の丘陵を覆う賀名生梅林。<br />月ケ瀬村と並ぶ奈良の梅どころです。<br />見頃は2月下旬から3月下旬にかけて。<br />純白や薄紅色の花で埋め尽くされ、<br />その姿は山里を包む雲海の様です。<br /><br />南北朝時代に都を追われた公家が<br /><br />「匂(にお)いくる風をしるべに尋ねばや梅咲くやどの花のあるじを」<br /><br />と、歌に詠んだと、<br />2010/3/14の産経関西のネット記事に紹介されていましたが、素敵な歌です。<br /><br />当時からすでに梅の名所として知られていたことに驚きました。<br />その後、明治になってから、果実の収穫を目的として栽培され始め、<br />大正12年東宮殿下の御成婚を記念して5千本の苗が植えられ、<br />その後大きく増殖されて、賀名生の梅林として知られるようになったそうです。<br /><br />五條市を国道168号線にて南に下ります。<br />やがて梅林の表示が現れます。<br />道沿いに広い有料駐車場がいくつかあります。<br /><br />歩きにて梅林をひと回りするには約2〜3時間かかります。<br />集落には道がありますが、すれ違いもままならない狭い道であり、<br />見学者も多いことから通行は困難です。<br />又、これらは農道。地元の方の道路ですので、ゆっくりと歩いて回りましょう。<br /><br /><br />一目千本や見返り千本を通り、奥の千本まで来ました。<br /><br />花の雲と表現されるこの景色。<br />ほのかな香りが山里の風にのって辺りを包みます。<br /><br />かつて花見とは桜ではなく、梅の花だっと聞きます。<br />桜、特に染井吉野の花付きの良さ、散り際の儚さから<br />現代の人は桜を好む人が多いですが、<br />ここ、賀名生の景色を眺めると<br />儚き南朝の夢の跡をおごそかに飾るような、<br />梅の花の魅力が分かる気がしました。

賀名生梅林(あのうばいりん)、二万本の梅、花の雲。 /奈良県西吉野

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2010/03/13 - 2010/03/13

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kuropiso

kuropisoさん

賀名生梅林(あのうばいりん):

西吉野町北曽木の丘陵を覆う賀名生梅林。
月ケ瀬村と並ぶ奈良の梅どころです。
見頃は2月下旬から3月下旬にかけて。
純白や薄紅色の花で埋め尽くされ、
その姿は山里を包む雲海の様です。

南北朝時代に都を追われた公家が

「匂(にお)いくる風をしるべに尋ねばや梅咲くやどの花のあるじを」

と、歌に詠んだと、
2010/3/14の産経関西のネット記事に紹介されていましたが、素敵な歌です。

当時からすでに梅の名所として知られていたことに驚きました。
その後、明治になってから、果実の収穫を目的として栽培され始め、
大正12年東宮殿下の御成婚を記念して5千本の苗が植えられ、
その後大きく増殖されて、賀名生の梅林として知られるようになったそうです。

五條市を国道168号線にて南に下ります。
やがて梅林の表示が現れます。
道沿いに広い有料駐車場がいくつかあります。

歩きにて梅林をひと回りするには約2〜3時間かかります。
集落には道がありますが、すれ違いもままならない狭い道であり、
見学者も多いことから通行は困難です。
又、これらは農道。地元の方の道路ですので、ゆっくりと歩いて回りましょう。


一目千本や見返り千本を通り、奥の千本まで来ました。

花の雲と表現されるこの景色。
ほのかな香りが山里の風にのって辺りを包みます。

かつて花見とは桜ではなく、梅の花だっと聞きます。
桜、特に染井吉野の花付きの良さ、散り際の儚さから
現代の人は桜を好む人が多いですが、
ここ、賀名生の景色を眺めると
儚き南朝の夢の跡をおごそかに飾るような、
梅の花の魅力が分かる気がしました。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
  • 梅園入口、駐車場より。<br /><br />口の千本の眺め

    梅園入口、駐車場より。

    口の千本の眺め

  • 東雲千本、梅の木々。

    東雲千本、梅の木々。

  • 天気予報当たり。<br />空が泣き出した。。<br /><br />

    天気予報当たり。
    空が泣き出した。。

  • 一際可憐な淡紅色、八重咲きの姿。<br />この地方独特の品種「林州(りんしゅう)」というそうです。<br /><br />雫を湛え、華やかであり可憐。

    一際可憐な淡紅色、八重咲きの姿。
    この地方独特の品種「林州(りんしゅう)」というそうです。

    雫を湛え、華やかであり可憐。

  • 奥の千本の眺め。<br /><br />雨で霞むかなと思いましたが。。。

    奥の千本の眺め。

    雨で霞むかなと思いましたが。。。

  • 奥の千本

    奥の千本

  • 林州

    林州

  • 再

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