![世界遺産訪問リスト第2段、少しづつですが完成させていく予定です。<br /><br />個人的評価を5段階の★で表しております。<br /><br />各旅行記への目次および完全な暇つぶしの材料としてお使い下さい。<br /><br />【No.1~50】<br />http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10433061/](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/43/82/650x_10438207.jpg?updated_at=1271467681)
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46073位(同エリア80128件中)
漣さん
世界遺産訪問リスト第2段、少しづつですが完成させていく予定です。
個人的評価を5段階の★で表しております。
各旅行記への目次および完全な暇つぶしの材料としてお使い下さい。
【No.1~50】
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10433061/
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【051】シュコツィアン鍾乳洞
Skocjan Caves
スロベニア
評価:★★★
「カルスト」の語源ともなったこの地域を代表する鍾乳洞。近郊のポストイナ鍾乳洞のようにトロッコで駆け抜けるようなエンターテイメント性は無いが、ふっかい谷底の上を吊橋で渡ったり洞窟内黄龍を見れたりとアトラクション性に富んでいる。
内部見学は鍾乳洞系世界遺産に共通の完全ガイド制ツアー。
内部の写真撮影は禁止。ビデオカメラはOKらしい?
イタリアやクロアチアからの観光客が多い。
交通;最寄りの駅はディヴァチャ(Divaca)。リュブリャナから直通の電車あり。1時間半強。
駅から鍾乳洞までの道のりが非常に厄介。
駅周辺にも案内板などは無く、村の細い道から郊外の森に入りひたすら合ってるかどうかも分からない道を歩き続けること30分位。
世界遺産の碑:洞窟を抜けた辺り。 -
【052】グラーツ歴史地区
City of Graz-Historic Center
オーストリア
評価:★★★
落ち着いた雰囲気を醸し出す古都。駅から延びる大通り周辺は都会らしい賑わい。
時計台のある丘まで登ると赤一色に彩られた屋根と空の青のコントラストがとても美しい。
交通:ウィーンから世界遺産のセンメリング鉄道を使って訪問可能。
世界遺産の碑:未確認。市庁舎のどこかにあったのかも。登録範囲の建物の住所プレートには世界遺産のマークあり。 -
【053】センメリング鉄道
Semmering Railway
オーストリア
評価:★★★★
個人的評価の高い技術系世界遺産。
初めてアルプスを超えることに成功した偉大な記念碑。
2つの世界遺産都市を結ぶ世界遺産の鉄道として非常に重要な観光ルートを担っている。
景観を重視して敷設されたこともあり車窓からの眺望はバツグンによい。
訪問時はセンメリング駅で途中下車。
周囲は何も無いように見えたが駅舎後ろの森のすぐ後ろにはリゾートホテルが建ってるらしい。
交通:交通も何もこの世界遺産自体が交通機関。
世界遺産の碑:センメリング駅舎脇にあるゲガの石碑の隣。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10119825/ -
【054】ヴァッハウ渓谷の文化的景観
Wachau Cultural Landscape
オーストリア
評価:★★★
ウィーンから日帰りで手軽に訪問可能な物件。
冬季の訪問であったためドナウクルーズには参加できず電車で各地を訪問。
交通:ほとんどの観光客が訪れるメルク修道院へはウィーン西駅から電車で1時間強。
駅を出てまっすぐ進めば10分ほどで着く。
世界遺産の碑:メルク修道院入口。 -
【055】フェルテー湖/ノイジードラー湖の文化的景観
Cultural Landscape of Ferto/Neusiedlersee
オーストリア/ハンガリー
評価:★★
他の文化的景観と違い、これだっ!!と明確に主張してくるものがあまり感じられない。
どこを見るべきかもよく分からない。
世界遺産をメインに訪問する人以外には他の予定を潰してまで行った方がいいとは言えない。
オーストリア側、ハンガリー側の両方を訪問済み。
交通:ウィーン南駅そばのバスターミナルから登録範囲の村ルストやメルビッシュまで直通バスあり。
ハンガリー側はショプロンの町からフェルテー村までバスで20分ほど。
世界遺産の碑:未確認。ハンガリー側の湖そばに世界遺産と示すポスターはあったが・・。 -
【056】パンノンハルマ大修道院と周辺の自然環境
Millenary Benedictine Abbey of Pannonhalma and its Natural Environment
ハンガリー
評価:★★★
修道院の歴史と密接に関わってきた周囲の景観とともに登録。
修道院の敷地には学校がある。
見学は完全ガイド制ツアー。内部の写真撮影は禁止。
ただ規制が緩いのかガイドさんは周りに人がいないと写真を取る事を簡単に了承してくれる。
ツアーの最後に訪れる図書館は必見。
交通:ジョール(Gyor)の駅そばのバス乗り場からバスで30分ほど。平原が広がる中、突然修道院がそびえる丘が見えてくる。
バスの本数は少なめ。バスによっては修道院入口まで来るものもあれば麓の村にしか止まらないものもある。
世界遺産の碑:修道院入口。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10127114/ -
【057】ペーチ(ソピアネ)の初期キリスト教墓地遺跡
Early Christian Necropolis of Pecs(Sopianne)
ハンガリー
評価:★
町の地下に広がる広大な墓地遺跡が登録対象。
とは言っても一般見学者が見学可能なものはその内3〜4ヶ所だけ。
ブダペストを起点とした場合、ここに来るとほぼ日帰り同様の旅程になる為、限られた日程の場合あまりお勧めは出来ない。
世界遺産訪問メインの方向け。
交通:ブダペストから特急列車で2時間半強。
本数もそんなに多くは無い。
駅から墓地遺跡まで徒歩15分。
世界遺産の碑:各墓地遺跡入口。 -
【058】ホローケー
Old Village of Holloko and its Surroundings
ハンガリー
評価:★★★★
パローツ様式による伝統的集落。
壁が漆喰で厚く塗りかためられていて夏は涼しく冬は暖かい。
ただし、世界遺産登録範囲の住居に住む人は今はいない。完全な野外博物館化している。
世界遺産に登録された為ブダペストからの直通バスを手に入れた村でもある。
交通:直通バスがあるといっても本数は極端に少ない。
ブダペスト北駅から休日に1〜2便。冬季になると週に1便になる。ただし、中継の町をいくつも経由して行く事は平日でも可能。
世界遺産の碑:村の入り口。 -
【059】ドナウ河岸とブダ城地区、アンドラーシ大通りを含むブダペスト
Budapest,including the Banks of the Danube ,the Buda Castle Quarter and Andrassy Avenue
ハンガリー
評価:★★★★
中欧三大古都の1つ。夜景も美しい。
国会議事堂はぜひ内部見学ツアーに参加するべき。
プラハに比べて旧市街区域に安宿が少なめ。
ハンガリーの世界遺産は全てこの町を拠点として訪問可能。
個人的に登録可能性大と見ている世界遺産暫定リスト記載物件「レヒネル=エデンの作品群」の内3件がこの都市にある。
世界遺産の碑:未確認。国会議事堂やブダ城地区はかなり見たのでそこ以外にあるのかも・・。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10142162/ -
【060】テッサロニキの初期キリストおよびビザンツ様式の建造物群
Paleochristian and Byzantine Monuments of Thessalonika
ギリシャ
評価:★★
町中にどかんと教会やら遺跡やら。
教会はいいものの遺跡については原爆ドームと同様の扱いじゃないかと感じてしまう。
登録物件は町のあちこちに分散している為、歩いて回ると1日かかる。
世界遺産の碑:登録物件の1つである小さな教会の入り口で発見。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10142704/ -
【061】ボヤナ教会
Boyana Church
ブルガリア
評価:★★
小さな教会で建築様式的には見所は無い。
が、ルネサンスより遥か昔に未来を先取るかのような技術巧みな壁画が描かれている。
とはいうもののブルガリアを訪れたら絶対行くべきというところな訳でもない。
しかしながらソフィア近くにあるので行っておいて損は無い。
別料金で英語のガイドツアーあり。
交通:トラムでフラディルニカ駅まで行き、そこからバスでボヤナまで30分。
ソフィア近郊なのでタクシーでもそんなにかからない。
世界遺産の碑:教会入り口手前。 -
【062】リラ修道院
Rila Monastery
ブルガリア
評価:★★★★
物凄い山奥にポツンと建っている修道院。
アパートメントが教会を取り囲むような構造。
世界遺産の僧房にお安く泊まる事が出来る。
ブルガリア観光では必ず行く場所。
教会内部は撮影禁止。
訪問時は土砂降りだったが、送ってもらったタクシーの運ちゃんが滅多に来る事は無いからとお祈りしているのを横で見ていて感慨深いものがあった。
交通:ソフィアから起点の町であるリラ村までバスが1日2往復。村から僧院までバスが1日数本。
公共交通機関では行きづらいのでソフィアでツアーに参加するのが無難。
世界遺産の碑:未確認。正門周辺には無かったので裏手の辺りにあるのかも。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10169033/ -
【063】ピリン国立公園
Pirin National Park
ブルガリア
評価:★★
ブルガリアのスキーリゾート。公園内にスキー場がドカンと存在している。登山は夏場に可能。
麓の村はB&Bからリゾートホテルまで幅広い宿の選択が可能。
豪雪時の訪問。スキー場の存在など知らなかったので度肝を抜かれた。
交通:ソフィアからブラゴエフグラッドまで行き、そこからバスで麓の村バンスコまで1時間弱。 -
【064】カザンラクのトラキア人墓地
Thracian Tomb of Kazanlak
ブルガリア
評価:★
何故か2つに分けて登録されているトラキア人の墓地遺跡の片割れ。
本物は厳重に封印されていて見学は不可能。
近くにレプリカがあるので通常はそこを見学する。
が、冬季の訪問であったのでそのレプリカの見学すら不可能。仕方なく周囲を見て回っただけ。
交通:ソフィアから鉄道・バス共に1日数便。
駅から墓地遺跡までは何の案内板も無いので自力で探す必要あり。
世界遺産の碑:本物の墓地遺跡の入口。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10126298/ -
【065】古代都市ネセバル
Ancient City of Nessebar
ブルガリア
評価:★★★
海に突き出た小島全体が世界遺産。
立地が面白く手軽に見て回れる。
夏場は黒海に面した避暑地に変貌する。
交通:起点となる都市ブルガスへは各地から便あり。
そこからバスで30分弱。
世界遺産の碑:旧市街の入り口そば。 -
【066】マダラの騎士像
Madara Rider
ブルガリア
評価:★★
巨大な岸壁に彫られた騎士像。
周辺にはスラヴ人の居住跡や僧侶の隠遁所跡。
週末には近郊の町からの観光客でごった返す地元の名スポット。
交通:起点の町シューメンよりバスで30分もかからないものの本数は少なめ。
麓の村マダラまで鉄道も開通している。
駅からはかなり歩く。
世界遺産の碑:像へと向かう階段登り口。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10144998/ -
【067】イヴァノヴォの岩窟教会
Rock- Hewn Churches of Ivanovo
ブルガリア
評価:★
冬季は休業。内部見学できなかった為この評価。
周辺には僧侶の修行場として掘られた無数の岩穴が点在。
周辺の景観はとても良い。
交通:起点の町はルーマニアとの国境沿いの町ルセ。
そこからタクシーが一般的。
世界遺産の碑:岩窟教会へと向かう階段登り口。 -
【068】スレバルナ自然保護区
Srebarna Nature Reserve
ブルガリア
評価:★★★
自然遺産でありながら人の生活する村と隣接していて村人が普通に釣りをしてたりする。
ペリカンやら多くの渡り鳥を見る事が出来るらしいが、そういったバードツアーにどこかで申し込めるのか?
交通:ルセ〜シリストラ間のバスがスレバルナ村の入り口に泊まる。シリストラからは村の中にまで入る便あり。本数はそれなりにある。
世界遺産の碑:村の一番奥にある管理事務所入口。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10128258/ -
【069】スヴェシュタリのトラキア人墓地
Thracian Tomb of Sveshtari
ブルガリア
評価:★★★
この10年の間に観光客に開放されたという旬な遺産。
内部は半人半植物の女性像で囲われたカザンラクのものより立派と思われる墓を見られる。
内部見学は完全ガイド制ツアーのみ。
交通:ルセの町から直通のバスが1日往復あり。
遺産は村から2km離れているのでバスが村に着いたらすぐタクシーで向かい見学を完了しないと帰りのバスに乗る事は出来ない。
世界遺産の碑:墓の入口。 -
【070】アグテレック・スロヴァキアカルストの洞窟群
Caves of Aggtelek and Slovak Karst
ハンガリー/スロヴァキア
評価:★★★★
鍾乳洞系遺産ではお馴染みの完全ガイド制ツアー。
冬季休業あり。
コンサートホールと呼ばれる巨大な空間は一見の価値あり。カラフルな光がホールを埋め尽くす様は他の鍾乳洞系遺産では見る事が出来ないエンターテイメント。
交通:ハンガリー側のドミツァ洞窟を訪問。
ブダペストから週一便のみ直通の往復便あり。
片道4時間。近づいてくると看板が見えてくるので途中下車し看板の方向へ進む事1kmほど。
ガイドツアーの時間は往復のバス便と連携がうまく取れている。
世界遺産の碑:洞窟入口手前。 -
【071】ホルトバージ国立公園
Hortobagy National Park
ハンガリー
評価:★★★★
何もない大平原。
そこを数百年かけて広大な牧畜景観へ生まれ変わらせたアジア人の末裔には敬意を表さずにはいられない。
プスタ観光ツアーに参加してなんぼだが冬季の訪問であった為ツアーは休止。
交通:鉄道、バス共にブダペストより便があり3時間ほど。
バスはインフォメーションセンター前に止まる。
鉄道は村の中心部に駅があり、駅から延びる道をまっすぐ5分ほど進むとインフォメーションセンターがある。
ツアーはここで申し込み可能だがツアーの始まる場所は、駅を中心にして対角線上にあるので15分はかかる。
世界遺産の碑:インフォメーションセンターの傍。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10166316/ -
【072】トカイワイン地域の文化的歴史景観
Tokaj Wine Region Historic Cultural Landscape
ハンガリー
評価:★★★★★
トカイワインは最高に美味しい。
こんなワインがあったのかという位美味い。
それだけでここに行く価値は十分にある。
地元の人曰くトカイの町はワイン売り場。良質なワインの生産地域は町の周辺にあるとの話を聞いて日帰り出来るかも怪しい場所まで足を延ばしたのはいい思い出。
交通:トカイの町まではブダペストから直通列車が1日3便ほどで所要3時間ほど。
世界遺産の碑:未確認。主要建造物の無い文化的景観では碑の位置の予想が立てにくい。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10120523/ -
【073】バルデヨフ市街保全地区
Bardejov Town Conservation Reserve
スロヴァキア
評価:★★★
こじんまりとした要塞都市。
街壁沿いに建つシナゴーグが印象深い。
駅前は開けていて少し小高い丘に建つ旧市街がすぐに見える。
交通:スロヴァキア第2の都市コシツェ(Kosice)からプレショフ(Presov)経由で電車で2時間ほど。
バスの便もありスピシュ城のあるスピシュスケ・ポドフラディエともつながっている。
世界遺産の碑:市庁舎入り口。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10148704/ -
【074】レヴォチャ、スピシュスキー城と関連文化財
Levoca,Spissky Hrad and its Associated Cultural Monuments
評価:★★★
スピシュスキー城と麓の町スピシュスキー・ポドフラディエと街壁に囲われたスピシュスケ・カピトゥラを訪問。
中欧の冬季観光の例に漏れず休業中で城の内部には入れず。観光客もゼロ。
交通:電車ではコシツェからキサック(Kysak)、スピシュスケ・ヴラヒー(Spisske Vlachy)を経由。
駅は町から離れているが降りてすぐに城が見えるのでそこまで徒歩15分ほど。
バスは街の中心部に止まる上、バルデヨフなど各地とつながっているので利用しやすい。
世界遺産の碑:城とスピシュスカ・カピトゥラの入口で発見。 -
【075】ヴルコリニェツ
Vikolinec
スロヴァキア
評価:★★★★★
中欧の伝統的村落ホラショヴィツェ、ホローケーに比べて個人評価が非常に高い物件。
立地が人里離れた山村というのが周辺景観とも相俟って印象深い。
訪問当時は豪雪で家屋の半分くらいが雪で埋まっていた。
教会を見学したかった為、近くにいた人に聞いてみたところたまたまその人が管理人で鍵を開けて頂いたことが思い出深い。
当時は村の入り口に何か小屋がポツンと建ってるなと思っていたが、入村料を取られる場所だと後で知った。
交通:スロヴァキア中部の都市リュジョンベロック(Ruzomberok)からバスで15分ほどだが、バスが止まるのは村から歩くと1時間以上離れたバス停。
そこから徒歩で山道を上り下りしなければならないのでタクシーを使った方が便利。
タクシーで行く人が多いのか村の名前を言えばすぐに通じる。
世界遺産の碑:鐘楼脇の家の壁。 -
【076】バンスカー・シュティアヴニツァの歴史都市と近隣の技術遺産群
Historic Town of Banska Stiavnica and the Technical Monuments in its Vicinity
スロヴァキア
評価:★★★★★
欧州で生まれた数々の技術を取り込み、またこの地で幾つもの開発技術が生まれた有数の鉱山都市。
鉱山技師の専門学校がある点でも他の鉱山都市遺産と一線を画している。
訪問時は豪雪だったがそれが逆に趣を増し高評価を叩きだした。
交通:最寄りの町フロンスカ・ドゥヴラヴァ(Hronska Dubrava)経由でバスや電車の便あり。
世界遺産の碑:市庁舎入り口。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10123770/ -
【077】ムスカウ/ムザコフスキ庭園
Muskauer Park/Park Muzakowski
ポーランド/ドイツ
評価:★★★★★
歴史の波に翻弄された国境沿いの庭園。
元の持ち主が手放した後も作庭が続けられた自然庭園の傑作。
平原や水辺が多いヴェルリッツ庭園に比べこちらは森や山の景観に富んでいる。
観光客はこちらの方が圧倒的に少なくゆったりと散策ができる。
冬季と夏季の2度訪問。2度目の訪問時は国境が開放されていて自由に庭園を行き来出来るようになっていたのが印象深い。
交通:ドイツ側からの訪問の方が圧倒的に楽。
ベルリンやドレスデンから電車でヴァイスヴァッサーまで向かい、そこからはバスで30分ほど。バスの本数は少なめ。
ポーランド側からはザリー(Zary)の町(クラクフやヴロツワフなどから夜行列車あり)からバスに乗り換え国境の町レンクニツァ(Legnica)まで。
ポーランド側からの訪問は非常に難しい。
世界遺産の碑:ポーランドとドイツを結ぶナイセ川に架かる橋の中心。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10118967/ -
【078】フェルクリンゲン製鉄所
Volklingen Ironworks
ドイツ
評価:★★★★★
個人的評価の高い近代化遺産。
ここを訪問する為にドイツに入ったといっても過言ではない。
産業大国ドイツの栄光の時代を感じる事の出来る遺産。
交通:フランクフルトから電車で2時間強。
駅からは製鉄所が展望できる。
世界遺産の碑:未確認。冬季の為内部見学出来なかったので中にあったのかも。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10135535/ -
【079】メッセルピットの化石地域
Messel Pit Fossil Site
ドイツ
評価:★★
情報不足であまり堪能出来なかった物件。
ゴミ捨て場から世界遺産にまで昇格した貴重な化石産出地。
町の博物館かどこかで内部見学ツアーに申し込めば産出地まで入って見学出来るらしい。
そうでないと遠くの展望台から見渡す事しかできない。
交通:フランクフルトからダルムシュタット経由で電車で1時間ほど。駅には小さいながら案内看板あり。駅を出て左に曲がり2kmほど。
駅から右に行くと博物館のある町の中心へ行ける。
世界遺産の碑:展望台。 -
【080】古典主義の都ワイマール
Classical Weimar
ドイツ
評価:★★★★
落ち着いていながらも活気に満ちた古都。
欧州各地に足跡を残す文豪ゲーテの家がある町。
2度訪問。
交通:ベルリンとフランクフルトを結ぶ電車が必ず止まる。頻発。
世界遺産の碑:幾つかの物件の入口。 -
【081】ワイマールとデッサウのバウハウス関連遺産群
Bauhaus and its Sites in Weimar and Dessau
ドイツ
評価:★★★★★
近代建築と言えばと問いかけをしたら最も票を集めるであろうキーワード、バウハウス。
これを見ずして近代建築は語れない20世紀を代表する世界遺産。
フェルクリンゲン製鉄所と並び初めてのドイツ訪問はここを目的地として考えていました。
ワイマールのヴァン・デ・ヴェルデ館とホルン邸、デッサウの校舎とマイスターハウスを訪問。
交通:ヴァン・デ・ヴェルデ館は旧市街を抜け徒歩5分ほど。ホルン邸は庭園を挟んだ反対側。
旧市街中心部にあるバウハウス博物館で詳細な場所の確認可能。ヴァン・デ・ヴェルデ館は自由に内部見学可能。ホルン邸は内部が展示スペースになっている。
デッサウの本校舎はデッサウ駅南口(人気の無い方)を出て道なりに進むと3分ほどで見えてくる。
マイスターハウスは校舎を背にして大通りを右に5分ほど進むと辿りつく。
本校舎は見学ツアーでのみ訪問可能(現在でも学校として使われている為入る事は出来るが・・)、マイスターハウスは観光客に開放されている。
世界遺産の碑:未確認。本校舎の地下1階の展示スペースに認定書が展示されている。 -
【082】アイスレーベンとヴィッテンベルグのルター関連記念建造物群
Luther Memorials in Eisleben and Wittenberg
ドイツ
評価:★★★
キリスト教の歴史において重要な転換点の1つ宗教改革を象徴する人物、ルターに関わる建造物群。
彼の生家からお世話になった人物の家、説教を行った教会、終焉の地など1人の人物の生涯に焦点を当てた変わり種の世界遺産でもある。
アイスレーベン、ヴィッテンベルグ共に訪問。
交通:アイスレーベンへはハレ(Halle)経由でベルリンからICEで2時間。
ヴィッテンベルグへはベルリンから直通電車で40分ほど。
世界遺産の碑:ヴィッテンベルグでは登録物件の入口で確認。アイスレーベン側では未確認。 -
【083】デッサウ・ヴェルリッツ庭園王国
Garden Kingdom of Dessau-Worlitz
ドイツ
評価:★★★★★
のどかな田園風景がどこまでも広がるヴェルリッツ庭園は英国式自然庭園の傑作。
庭園に囲まれた村で一泊するのもありかも。
週末になると観光客が増えるが、それでもまったりと散策をする余裕を残すほどの広大さ。
「デッサウ」と名前に入る通り、デッサウ市の駅近くの庭園群なども登録されている。
交通:ヴェルリッツ庭園へは駅北口のバス停からバスで45分ほど。
冬季や週末には驚くほど便数が減る。
世界遺産の碑:ヴェルリッツ庭園の入口辺り。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10148022/ -
【084】ポツダムとベルリンの宮殿群と庭園群
Palaces and Gardens of Potsdam and Berlin
ドイツ
評価:★★★★
ベルリン郊外の孔雀島とポツダムに点在する幾つもの宮殿と庭園が登録対象。
2度訪問し登録物件の殆どを網羅。
サンスーシ宮など観光客でごった返す場所もあれば誰もいない荒れ果てた宮殿まで差が凄い。
オススメはサンスーシ庭園、ツェツィーリエンホーフ城、孔雀島。
交通:ポツダム駅からはサンスーシ庭園入口までバスが頻発。
孔雀島までは地下鉄U2でTheodor-Heuss-Platzまで行き市バスで15分ほど。曜日や時期によっては渡し船乗り場までの直通バスの本数がかなり減る。
世界遺産の碑:新庭園内の湖の北端辺り。 -
【085】博物館島
Museumsinsel,Berlin
ドイツ
評価:★★★★
収集された美術品や考古学的遺物により登録された、という訳ではなく学問の殿堂として100年間に渡る博物館という施設の発展の歴史を刻む場所として登録された物件。
訪問者の誰もが足を踏み入れるペルガモン博物館など5つの博物館が結集している。
中でも建築的に有名なのはカール・フリードリヒ・シンケル作の旧美術館。
世界遺産の碑:未確認。ほぼくまなく探したが見つからなかった。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10122915/ -
【086】ワルシャワ歴史地区
Historic Center of Warsaw
ポーランド
評価:★★★★★
英語でWarsaw、まさに戦争を見た町。
ロシアをも脅かす巨大国家から領土分割による国家消滅・・・多くの歴史を経て再び復活したポーランドの象徴とも言える場所。
ヒビ1つの細部に至るまで忠実に再現された町並みは世界遺産として相応しい。
世界遺産の碑:未確認。旧市街は殆ど見たんだが・・。 -
【087】ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター修道院、聖マーガレット教会
Westminster Palace,Westminter Abbey,and Saint Margaret's Church
イギリス
評価:★★★
日が登ったころに行くといつも大行列。
しかも欧州では珍しい入場料強制徴収の教会な上にかなり高い(聖マーガレット教会は無料)。
国会議事堂は国会のオフシーズンには内部観光が可能。
イギリスの観光ではまず必ず訪れる場所。
世界遺産の碑:未確認。大方見たはずだが・・。 -
【088】キュー王立植物園
Royal Botanic Gardens,Kew
イギリス
評価:★★★★
ロンドン市郊外の住宅街にいきなり現れる巨大植物園。
内部は庭園風にまとめられ、日本の山門や中国の塔など珍しい建築が建っている。
見所は鉄とガラスの近代建築のパームハウス。
難点は13ポンドもする入場料の高さ。
交通:ロンドン市内より地下鉄でキューガーデンズ駅下車。駅からは案内板通りに進み徒歩5分。
世界遺産の碑:未確認。入口にあったような無かったような?
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10120922/ -
【089】海事都市グリニッジ
Maritime Greenwich
イギリス
評価:★★★
こじんまりとまとまったテムズ川沿いの歴史都市。
グリニッジ天文台で有名。
子午線をまたいだ記念写真は定番中の定番。
天文台のある丘から見下ろす歴史地区は素晴らしい。
交通:ロンドン中心部よりメトロで同名の駅まで20分ほど。
世界遺産の碑:インフォメーションセンター入口の地面で世界遺産マークのプレートを発見。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10121026/ -
【090】ロンドン塔
Tower of Lonson
イギリス
評価:★★★
あの有名なロンドン橋のたもとに聳える王城。
王国の歴史を伝える多くの所蔵品や宝石が見もの。
ただあまりにも観光客が多くて日本の城見学のように流れながら見て行くという見学スタイルが確立されてしまっている。
入場料もえらい高い。
世界遺産の碑:未確認。 -
【091】ブレアナヴォンの産業景観
Blaenavon Industrial Landscape
イギリス
評価:★★★★
産業革命時代、「世界の工場」と呼ばれた大英帝国の証拠を残す一大鉱山都市。
往時の製鉄所跡や街並みが良く保存されている。
印象的だったのは他の世界遺産の企業城下町には無かった図書館単体の建物があったこと。
交通:ウェールズの都市ニューポート(NewPort)よりバスで30分ほど。
バスにはビッグピット(町から3kmほど離れている)まで行くものと町まで行って折り返してしまうものとがある。
冬季や休日はバスの便が激減する。
世界遺産の碑:製鉄所跡入口(冬季は休業なので見れない)
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10163867/ -
【092】ダーウェント峡谷の工場群
Derwent Valley Mills
イギリス
評価:★★★★★
1つの河川沿いに幾つも築かれた水力紡績機を備えた工場群。その1つ1つのデザインは全て異なっており見ていて飽きない。
工場群とあるが、それに付随して発展した街区や企業家の邸宅なども登録範囲。
工場のある街をつなぐ鉄道から見る風景も趣深い。
オススメは期待以上の規模を誇ったイーストミル(ノースミル)。
交通:起点となる町はダービー(Derby)。ダービーの町はずれに2つの工場あり。
世界遺産の碑:未確認。計5カ所の工場を見たが、そこでは見つからなかった。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10220300/ -
【093】ソルテア
Saltair
イギリス
評価:★★★★★
博愛主義に基づく労働者目線の経営を目指した結果、大成功を収めた事業家の理想都市。
地方都市に生産性を付随した田園都市運動にも影響を与えた。
今でも人が住み、町として機能している所が非常に素晴らしい。
訪問時は大雨だったが、それを考慮してもこの評価。
産業遺産に興味無い方にとっては普通の町。
交通:英国中部の町リーズ(Leeds)から電車で45分ほど。同名の駅がある。
世界遺産の碑:未確認。駅名の看板がそれっぽい雰囲気を醸し出している。 -
【094】ダラム大聖堂と城
Durham Castle and Cathedral
イギリス
評価:★★★
ノルマン様式と呼ばれるゴシックの先駆けともとれる特殊な建築様式による大聖堂。
隣接するダラム城は現役の大学校舎として利用されている。城内はボランティアの大学生ガイドによる完全ガイド制ツアー。
交通:ダラム駅より徒歩15分。駅から坂を下ってまた坂を登る感じで高低差のある道のり。
世界遺産の碑:未確認。 -
【095】ローマ帝国の国境線
Frontiers of Roman Empire
イギリス
評価:★★★
ハドリアヌスの長城のうちヴィンドランダを訪問。
ローマ帝国の権勢を物語る広大な国境線の遺跡群。
イギリスに残る国境線はどこまでも広がる牧草地に沿って延々と礎石が続いている。
交通:兵士の駐屯地跡ヴィンドランダへはニューキャッスルアポンタイン(Newcastle-upon-Tyne)経由で最寄りのヘキサム(Hexham)まで電車で行きそこからバスに乗り換える。
バスは夏季(6〜9月)は頻発しているがオフシーズンになると激減する。
その場合、駅に隣接するタクシー会社の営業所でタクシーを依頼した方が便利。
世界遺産の碑:未確認。どこかにあることは分かっているんですが・・。 -
【096】エディンバラの旧市街と新市街
Old and New Towns of Edinburgh
イギリス
評価:★★★★★
街並みで言えば今まで訪問した中でも指折りのお気に入り。
中世の面影を残す旧市街と啓蒙思想による垢ぬけた建築が建ち並ぶ新市街が中央に聳える城郭を中心として見事なコントラストを描いている。
住むとしたらこんな町がいい。
世界遺産の碑:未確認。
ホールルーリ宮殿までは行っていないのでそっちの方か展望台あるいは市庁舎の辺りにあったのかも・・。 -
【097】ニューラナーク
New Lanark
イギリス
評価:★★★★★
産業革命期の思想家の内、特に重要とされる企業家ロバート=オーウェンの代名詞的存在。
彼が行った労働条件の改正、教育重視の考え方は後の人類史に大きく影響を与えた。
かつての工場の1つは現在はホテルとして営業している。
交通:グラスゴーから電車で1時間ほどの町ラナーク(Lanark)から徒歩15分ほど。
駅からは1時間に1本バスが出ているが必ずしも電車の到着時間に合わせたタイムテーブルではない。
世界遺産の碑:工場区域の入口。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10135160/ -
【098】海商都市リヴァプール
Liverpool-Maritime Marcantile City
イギリス
評価:★★★★
ビートルズ誕生の町として世界に知られる港湾都市はかつては奴隷貿易の一大拠点であった暗い過去も持っている。
ドックやオフィスビル群等、他地域の同様の発展に影響を与えた施設群が見物。
世界遺産の碑:登録以前の訪問の為未確認。 -
【099】アイアンブリッジ峡谷
Ironbridge Gorge
イギリス
評価:★★★★★
誰もが知る産業革命の代名詞。
この地で生まれた製鉄法は世界を変えた。
近代化遺産好きとしては絶対に外せない、産業遺産の最高峰。
世界最初の鉄橋アイアンブリッジの威風堂々とした姿を見るだけでも行く価値は十分にある。
交通:バーミンガムから電車で最寄りの町テルフォード(Telford)へ行き、そこからバス。
バスステーションは駅手前の巨大ショッピングセンターの裏手にある。
バスは1時間に1本。休日は運休。
世界遺産の碑:アイアンブリッジそば。
http://4travel.jp/traveler/classical_city/album/10139163/ -
【0100】ブレナム宮殿
Blenheim Palace
イギリス
評価:★★★
英国首相チャーチルとも縁の深いイギリスロマン主義建築の傑作。
宮殿よりも周囲に広がる庭園の方が興味深い。
宮殿は3月半ばから10月までの公開。
交通:オックスフォードより月〜土曜にバスが頻発。
休日は日に3〜4本程度に激減。
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