2010/03/09 - 2010/03/09
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ゆうこママさん
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先週訪れたばかりなのに、また橿原へ。
時間切れで行けなかった場所に再チャレンジ。
冬に逆戻りの寒さ&小雨のなか、てくてく(とぼとぼ?)と歩いた。
久米寺〜橿原神宮〜橿原考古学研究所付属博物館〜今井町
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10日前に来たばかりなのに、また来てしまいました。橿原神宮前駅。
この日降りたのは西口。
前回、時間切れで訪問できなかった場所に再チャレンジするために、は〜るばる来たのだ。
11時20分、いつものことだが遅めのスタートで旅が始まった。橿原神宮前駅 駅
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最初の目的地は、久米寺。
ここには、意外にいい仏像がいらっしゃるらしいと聞きつけて。久米寺 寺・神社・教会
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仁王門
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創建年ははっきりしない。が、境内に古い塔の礎石があり、境内出土瓦の様式から奈良時代の前期にさかのぼるらしい。
本堂は、江戸時代のものでその後修復を繰り返して今に。 -
門を入るとすぐに目に付くのがこれ。
大塔礎石。 -
弘法大師空海が、夢のお告げに従って当地に来たところ、この大塔にて、『大日経』を発見したのだそうな。
当時最新の大陸情報を持った渡来系の僧がこの辺りに住んでいて、空海に情報提供したということの伝承か。 -
多宝塔(重要文化財)。
1659年、京都の仁和寺より移築。
雨天のため、特別開扉はなし。
多宝塔には大日如来が鎮座することが多いが、こちらはどうか分からなかった。 -
境内で見落としていけないのが久米仙人像。
吉野山の久米仙人は空を飛ぶほどの法力の持ち主であった。が、飛行中、川で洗濯をしている女の白いふくらはぎに見とれて地上に落下。空飛ぶ力を失った仙人は、その女と結婚し普通に幸せに暮らしていた。
そんなある日、都が遷されることになり、その工事現場で材木を運ぶ仕事に従事していた久米さん。仕事仲間から、あんた本当に仙人ならこんな材木くらい一気に運べるだろうと、からかわれたそうな。そこで久米さん、頑張って7日7晩祈り続けたところ、みごと法力を回復。
久米仙人の仙術で山の材木が次々と新都へと飛んで行ったんだそう。時の天皇は大よろこび、久米仙人に田を与え、これによって建てられたのが久米寺。 -
、という偉いんだかエラくないんだか、よく分からない久米仙人の像。
顔は、威厳のかけらもないおっちゃん。
本堂の奥にこの像の原型と思われる像があったが、やはりこのようなお顔。(これよりもっと女好きっぽい気がする)
口には久米仙人本人の歯が、あごには髪が植えつけられ、今も伸びているんだって。
気味悪いけれど顔がコレなので怖さも半減、っていうか激減。 -
久米仙人像の足元には、所願成就のカワラケ割り。
1枚200円でなんでも叶えます。 -
という訳で、私も1枚。
備え付けの鉛筆で願いごとを書き、木槌でそっと割った。 -
洗濯女のナマ足をみて法力を失うような仙人さんだから、なんでも叶えてくれるってわけにはいかないでしょうが、その人間らしいところが憎めない。
久米のおっちゃん、長生きしてね、の願いも込めて。 -
この寺の開基は、久米仙人という伝承とは別に、来目皇子という言い伝えもあるらしい。
聖徳太子の弟である来目皇子は、7歳のとき眼病にかかったが、兄の聖徳太子の勧めで当地の薬師如来に祈願したところ、あ〜ら不思議、眼病が治った。
以来弟は、自らを来目皇子と称して寺を建立、それが久米寺というお話。久米寺 寺・神社・教会
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拝観料400円を納めて本堂へ。
さほど広くもない堂内の奥に丈六の薬師如来。周囲には十二神将。
本尊の両サイドには阿弥陀如来と聖至菩薩の堂々たる坐像。
前には聖徳太子像に来目皇子像。
本尊の後ろに廻り込むと、例の仙人像や不動明王、観音像などいろいろ。
残念なのは、本尊と十二神将が布で隠されていて殆ど見えないこと。ま、それだけ有難いお像であるってことか。 -
仁王門を出て百メートル程の所に、久米御縣神社。
祭神は、タカムスビノカミ、オオクメノミコト、アメノクシネノミコト。
創建は、久米寺よりも古いのではないかと思う。
オオクメノミコト(大来目命)は、この辺りに住んでいた久米氏の祖神。
久米氏は、神武東征にも登場する超古い氏族。
大和朝廷の黎明期のにおいがたまらない。久米寺 寺・神社・教会
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神社の鳥居の前から久米寺仁王門の方角を見ると、左手背後に畝傍山が見える。
畝傍山の辺りに、神武天皇即位の橿原宮があったとか。久米寺 寺・神社・教会
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次なる目的地は、橿原神宮。
橿原神宮 寺・神社・教会
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明治23年の創建。
さっきの神社に比べたら、歴史はほんのわずか。
だが、大きさは超巨大。
畝傍山を守るように鎮座する。 -
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巨大絵馬は、上村淳之の白虎。
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続いて、橿原考古学研究所付属博物館。
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平城京発掘〜ここまでわかった奈良の都〜展を見てきた。
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最後に今井町探訪。
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時折小雨の降る日でしたが、それがかえって町並みに陰影を付けて、美しく見えました。
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今井は、テレビなどの虚構の世界でしか見たことのない遠い昔へ逆戻りしたような街でした。
でも、玄関先には植木鉢が並べられ、玄関には月当番などの町の役の札が下がり、自転車が立てかけられ、、、
そこで今も普通に人々が暮らしています。
通りにカメラを向けているところへ偶然家人が出てきて、慌てて顔を引っ込めたり、玄関先のこちらとあちらで立ち話をしている住人の間をゴメンナサイと通ったり。
何となく申し訳ないような気持ちを抱きながらの散策でした。
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この旅行記へのコメント (6)
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- 酒飲む旅人さん 2010/04/17 14:41:17
- こちらにもお邪魔します
- 今井町は一昨年だったかに行きました。本当に古い町並みがそのまま残ってる感じですが、観光地化されてなくて普通に生活の場という雰囲気ですよね。人様のおうちを写真に収めるのは微妙に気が引けました。
まあ、なんだかんだで結構たくさん撮ったんですけど。(笑)
八木駅というと乗り換えの為の駅というイメージしかなく、駅前も近年になってから発展したものだと思ってたのですが、すぐ近くにあんな歴史を感じさせてくれるところがあるとは意外でした。
- ゆうこママさん からの返信 2010/04/17 17:13:06
- RE: こちらにもお邪魔します
- ありがとうございます。
ご投票まで頂戴したようで、恐縮です。
今井町の感想は、まったく同感です。
団体でどやどやと押しかけるのは申し訳ないような場所ですね。
> 八木駅というと乗り換えの為の駅というイメージしかなく、
そうですよね。
近鉄大和八木で乗換、私も幾度もしました。
そして、居眠り乗り過ごし注意!の駅でもあります。
やっちゃったことあるんです、私。
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- はなかみno王子さん 2010/03/14 22:38:12
- 今井は行きたいところです。
- ゆうこママさま
橿原・今井、江戸時代の街並みがそのまま残っているので、度々火災にあっている京都よりも古いということになりますね。そして何よりお金持ちの多かったとか。。ご感想は如何でしたか?
王子
- ゆうこママさん からの返信 2010/03/15 17:34:22
- RE: 今井は行きたいところです。
- 王子さま
いつもありがとうございます。
今井町の感想ですが、
実は、いろいろと考えてしまってすぐにコメント欄に書けませんでした。
が、本日、旅行記の最後のほうに書き加えてみました。
お読みいただけるとうれしいです。
- はなかみno王子さん からの返信 2010/03/16 00:13:33
- RE: RE: 今井は行きたいところです。
- ゆうこママさん
町並みは古くても、人々の生活が続いている。
素晴らしいところですね。
土産物屋が軒を連ねるようなところが多い中、
貴重なところではないでしょうか・・
そうした生活圏に入り込む訳ですから、旅人が
訪れるにはそれなりのマナーと覚悟が必要なんで
しょうね。
参考になりました。今井はひとりでぶらっと
歩くことにします。それが街の姿に合ってるような
気がしました。。。
王子
- ゆうこママさん からの返信 2010/03/16 21:04:29
- RE: RE: RE: 今井は行きたいところです。
- 王子さま
> 町並みは古くても、人々の生活が続いている。
> 素晴らしいところですね。
> 土産物屋が軒を連ねるようなところが多い中、
> 貴重なところではないでしょうか・・
同感です。
そして、今井町の方々は、自分の暮らす町に誇りをもっているのだろうなと思いました。
そうでなければ、あのような美しい街並みを維持することはできないでしょう。
是非お出かけを。
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