2010/03/06 - 2010/03/06
97位(同エリア127件中)
マローズさん
去年末から今年1月にかけて、歴史関係の全国誌や高知の自治体、テレビ局のホームページに掲載された造語「四国龍馬街道」。現在、この言葉はグーグル検索件数では31万件を突破しているのですが、何を隠そう、この言葉の生みの親こそ、この私です。
約一年半前、徳島のある坂本龍馬関係の新聞記事を発見してから、「真・脱藩道」に続く、新たな私の龍馬街道研究が始まったのです。それは坂本龍馬が脱藩する一ヶ月前、徳島県美馬市の奉行屋敷に寄って、そこで船中八策の原案を教授され、勤王活動資金を付与された、という伝承でした。
そこで奉行の子孫の方に取材し、膨大な歴史資料と格闘した後、龍馬が文久元年(1861)10月14日から、翌年2月29日にかけて歩いた、各藩の情勢を探る旅の足取りを白日の元にしたのです。そのうち、四国四県の街道総距離は実に280キロ。これを私は約八ヶ月かけ、往復踏査しました。
その集大成が去年12月に刊行され、先月下旬、高知、愛媛、徳島の新聞と全国誌「岳人」に紹介された「大回遊!四国龍馬街道280キロ(龍馬が辿った道?)」(ロンプ刊)です。
脱藩道とは違い、この街道には今でも藩政期の道しるべや常夜燈等が残っており、往時を偲ぶことができますが、ガイド書ではこの全コースを二週間かけて巡れるよう、解説しています。
それを、もっと地域の方々に親しんで貰おうとして、去年12月から開催しているのが、「四国龍馬街道写真展」で、先月、「土佐大豊編」が終了し、今、徳島県東みよし町吉野川ハイウェイオアシス(TEL:0883−79−5858)で「阿波東みよし編」を開催しています(4/4迄)。
この写真展の特徴は写真以外に「現物展示」もある、という点です。実は会場内のガラスケースの中に、幕末時の大砲の砲弾の実物や、昭和期の陸軍野砲の砲弾、各藩の貨幣や藩札等を展示しているのです。
他にも各種大砲や龍馬の拳銃模型、フィギュア等も展示しています。
会場は高速の徳島自動車道のSA下にありますが、ゲートを出ることなく、入館できるのです。もちろん、一般道からも入場できます。温泉も併設されており、近くからは遊覧船も出ているので、半日は楽しむことができます。写真展やレストランは午後8時までだから、夜でも観覧OK。
高知の龍馬であい博へ車で行く予定なら、この会場(入場無料)に寄らなきゃ損ですぞ。
尚、ガイド書は全国の宮脇書店、明屋書店からも注文できます。
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス レンタカー タクシー JRローカル 自家用車 バイク
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