フランス（パリ、ジヴェルニー、モンサンミッシェル）とソウル

2009/07/10 - 2009/07/20

2009年7月
10日間でフランス（パリ、ジヴェルニー、モンサンミッシェル）とソウルへ旅行してきました。
まずはフランス編から。

エリア パリ(フランス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: アシアナ航空

今回はアシアナ航空を利用しました。
機内食はやっぱりコリアン食を選択。サンパプとおっしゃっているように聞こえました。ヨーロッパへ向かう旅での白米の食事はやっぱり嬉しいですね。
とてもおいしくいただきました。

旅の拠点となるホテルはHotel du Levant。1週間お世話になりました。最終日にエレベーターが故障してスーツケースを4階から自力で降ろす羽目になった思い出もありますが…、中心地にあるのにとてもリーズナブルで、あちこちめぐるのにとてもいい立地でした。

ホテルに荷物を置いて、すでに22時を回ったパリの街を少しだけ見てみることにしました。7月のパリは日が長くて、曇り空ではありましたがまだまだこんなに明るかったです。

翌日、朝ごはんをすませて、メトロに乗って出かけます。
ついたのはヴァンヴの蚤の市です。

朝9時ごろなのに、蚤の市は地元の人、観光客ともにたくさんの人が訪れていました。

さすがはFleaマーケット。
本当に蚤がついてそうなものもあってなかなか手に取る勇気が出てきません…。

かわいい箱を発見！持って帰れるなら買いたかった！！！

こちらはオランジュリー美術館
ルーブルの広い公園をずーーーーっと東に行ったところにあります。

中は自然な採光でぼやっと白い空間になっています。
楕円を描く部屋の壁一面に貼られたモネの睡蓮。

ずっと見ていても飽きないとも思えるすてきな美術館でした。

絵画との間には柵もガラスケースもありません。本当に目の前ギリギリまで近づいてみることが出来ます。（注意:油絵は触ってはいけませんー）

さて、そして大御所！
ルーブル美術館です。ダヴィンチコードも読破して準備は万端！

サモトラケのニケ
階段の踊り場に凛々しく飾られています。いつも人でごった返していますが、閉館時間ギリギリになるとみんな居なくなるので人物が入らない写真が撮れました！

ルーブルで閉館ぎりぎりまで過ごし、ホテルで軽く晩ご飯を済ませたあとはこちらへ向かいました。
ノートルダム大聖堂！

しばらく並んで塔を登ってみました。

2日目
早起きして、シテ島にあるサンシャペルへ朝一番に訪れました。こちらのステンドグラスの部屋は2階に上がったところにあります。

高い天井まで延びる精巧なステンドグラスに、他の観光客のみなさんも息をのんで見とれていました。

シテ島のメトロの駅で1週間乗り放題のメトロカードを購入して、移動します。

着いた駅はこんなにおしゃれ

日曜日（と水曜日）に行われているBIOのマーケットを覗いてみました。ホットチョコレートとガレットを食べて、平べったい桃とはちみつ飴をおみやげ用に買って帰りました。

ホテルはセーヌ川からすぐの場所だったのですが、川沿いにはこのように書店（ブキニスト）が並びます。読めない･･･けど素敵！

雄雄しいライオンが迎えてくれるのはオルセー美術館

反対を向くと豪華で大きな時計があります。

この美術館は昔駅舎だったとのことで、どことなくロンドンで見た駅を髣髴とさせるつくりになっています。

オルセーを出たあとはバスに乗ったのですが、目的地に着く前になぜだか降ろされてしまいました。ドライバーさんはフランス語しか話せないようで、どこだか分からないまま彷徨って、なんだか素敵な建物を発見。
緑の壁、という美術作品のようです。

へとへとに歩き疲れた頃に、やっと目的地に到着！
パリといえばやっぱり、、、
エッフェル塔！

本当は登ってみたかったのですが、タワーの下にびっしりと人が並んで待っていたので、疲れていたこともあって今回は断念…。ここからポストカード出すとエッフェル塔の消印を押してもらえるって聞いてたので、残念。

もう限界の体力で向かった最後の目的地はここ。
凱旋門！
ですが、もう登ろうと思う気力すらありませんでした。

このときになって知ったのですが、数日後に控えるパリ祭のために道路を通行止めにしたり交通整理が発生していたそう。そのせいでバスも途中で運行停止していたみたいです。

3日目
本日もよい天気です。

ここを訪れるなら朝！と決めていた場所へ向かいます。パリ市内北部でメトロを降りて、坂道＆階段をどんどん登ります。

視界が広がるとすぐ白亜の建物が目に飛び込んできました。想像していたよりもずっと大きなサクレクール。

青空に映えてまぶしかったです。
ここはやはり人気のようで、朝早いというのにすでに結構な数の観光客の方がいらっしゃいました。

相当登ってきたので、街を見下ろしたらこんな感じです。

こんな素敵な眺めの家･･･うらやましい！（坂道はつらいけど）

ジェローム・メスナジェの落書き。有名です。私はこれだけしか見つけられなかったのですが、パリ中あちこちにあるようです。

さすがは芸術色の強い区。絵を描いている人もたくさん。この絵描きさんの帽子に結んである紐が何気にトリコロールカラーだったのが可愛かったです。

4日目
ホントは来るつもりじゃなかったんだけど･･･

メトロが途中で止まり、駅を上がったらあちこち道が封鎖されていて、見るつもりじゃなかったパリ祭のパレードを見ることになってしまいました。
けど、これはよかった！

ポンピエ（消防士）さん。子供に人気があるらしく、声援がひときわ大きかったです。

これは国家憲兵隊？だったと記憶しています。

パリ祭は祝日なので、街のたいていのお店は閉まっています。そんな中でここはオープンしていました。
オペラ・ガルニエ。

こんな豪華にして、何が行われていたの!?と思わざるをえない装飾。

シャガールの天井画が有名ですね。

朝、本当は行こうとしていたところはここでした。この可愛いつぶつぶしたのはメトロの入り口！ちょん、と座っていらっしゃるおばーちゃんも可愛い！

遅めのランチでラファイエの屋上のレストランを利用しました。レストランを利用しなくとも屋上の展望台には上がれるようで、そこからはパリが一望できます。

百貨店の中ですら、豪華。

少し日が傾いてきた8時過ぎ。
予約していた船に乗り込みます。

セーヌ川から観光できる船は数社ありますが、事前にオンラインで支払っておくと少し安くなるチケットを見つけたので、買っておいたのです。
乗る日にちや時間は決めなくてよいので、旅の都合に合わせて利用できます。

日が暮れるにつれて橋の上に人が集まりだしました。
今夜はお祭り、花火があがるようです。

5日目
郊外へ向かう電車、ここは1等席です。

パリを出るとすぐにこのような風景になりました。2時間ほどの電車＋バスを1時間乗り継ぎます。

見えてきました。
モンサンミッシェル！

島の通路はとても狭いのですが、観光客が多いので往来がなかなか大変でした。
お店が掲げている看板が可愛いですね。

教会の中に入ってみることにしました。

教会のベランダ？みたいな場所から見下ろすと、まったいらな大地が広がります。

帰りのバスを降りたあと、電車の時間を少し遅くしてレンヌ駅の周りを散策してみました。木組みの家がおとぎ話の世界みたい。

6日目
今日もパリから出ています。

郊外電車を下りて、自転車をレンタル。
こんな道を20分ほど進み続けました。

着いたのはモネの家と庭

沢山の庭師さんたちがお手入れをされていました。何気なく置かれた手押し車がなんだかフォトジェニック･･･

オランジュリーに飾られていた睡蓮の絵はここで描かれました。モネはなんと、絵を描くためにこの池を“作った”のだそうです。

モネの家があるのはジヴェルニーという街なのですが、パリともレンヌとも全くちがった雰囲気でした。

すすけた白壁に、赤いバラ。

ホテルへ帰る途中に、寄ってみました。
ピエール・エルメ

イスパハン！
でっかいマカロン（こぶし大くらいあります）！

7日目
最終日、とはいえ帰りの飛行機は21時なのでまだまだ時間はあります。
ダヴィンチコードでローズラインのことが触れられていたサンシュルピス教会です。（残念ながら外観は工事中でした）

サンジェルマンデプレの教会。
思いっきり逆光･･･。

ラデュレでフレンチトーストを食べました。
2切れあったのですが、おいしい！と思えたのは最初の3口までで、あとは甘くて甘くて大変でした。

有名なカフェ
Cafe de Floreで一休みしたあと、ホテルに預けていた荷物を取り、空港へ向かいました。