2010/02/27 - 2010/02/27
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ibuさん
実直で頑固だった兄
兄嫁は医療事故
手術の翌日、突然 植物状態
実兄と兄嫁は
ダンスが趣味
二人で出かけていたダンス教習
5年前に
実兄が脳血管が切れ
言葉が突然で途絶えたのです。
看病に明け暮れていた兄嫁は
膝の水を採る手術を決意しました。
実兄が入院していた
リハビリ病院で手術すれば
看護とリハビリの手伝いも出来る
と簡単な気持ちで手術に臨みました。
誰もが予期しないトラブル
簡単な膝の手術の翌日
肺塞栓で心肺停止
必死の蘇生術で
命は取り留めたものの
意識は戻らないままの兄嫁
実兄が熊本日赤病院を怖がるのには
理由があります。
リハビリの熊本の病院
蘇生後、救急車で日赤病院へ移送されたのです。
実兄はリハビリ病院の手術でのトラブルを理解していません。
搬送された日赤病院で兄嫁は
植物人間になったと思い込んでいるのです。
兄が言う言葉に
私は絶句
「俺も日赤で殺される。こいつは医者じゃない」
バリ島帰国前に
実兄の主治医と面談
私も実兄が思い込みによる
日赤での診療拒否をすることを・・・・。
主治医は真剣に私の話に耳を傾けてくれました。
実兄の医学的所見は良好だが
本人が治りりたい意欲がないのが残念だと・・・。
申し訳なくて涙しました。
だけど
今、実兄を諭すのは無理
私がいる間、ずーっと目を閉じている実兄
心を開こうとしない実兄
それでも
今までの不義理を心で詫びただ
顔を見つめていました。
「帰るけんね・・・」 べットを離れて
病室を出ようとすると
目を開けて私の姿を見るのです。
忍びなくて
べットに寄ると目を閉じます。
また、離れると目を開けます。
私に反抗。
反抗されても仕方ないと私は理解しています。
きっと実兄は悔しいのだと思います。
私も悔しいです。
バリ島で実兄より重い障害がある人でも
治癒効果がある事実を目のあたりにしています。
実兄には何もしてやれないのに
他人には
手を差し伸べている私
小さい頃から両親から
「あんた達は犬と猿、目が合えば喧嘩ばっかり、離れとかんね」
本当に喧嘩ばかりしていました。
大人になっても変わりませんでした。
それでいて
隣同士に暮らしているのが不思議です。
やる気はない
それでも死の恐怖に怯えている実兄
バリ島へ帰るまでの
残された時間
ただ
顔を見るだけ
そしてバリ島へ戻ってしまいます。
62年 兄妹 の時間
涙が止まりません。
「兄ちゃん ごめんね・・・」
団塊ibu アジア暮らし 「楽園・バリ島」 ↓
http://garuda-momo.at.webry.info/201002/article_41.html
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