2007/09 - 2007/09
457位(同エリア896件中)
tokotokoさん
- tokotokoさんTOP
- 旅行記90冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 165,718アクセス
- フォロワー6人
以前の旅中、那智勝浦で出会い 少し行動を共にした「旅の先輩」という感じの方が、
それまでで一番印象に残っていて・良かったとおっしゃっていたのが、山口県の萩。
そのため、予てからとても楽しみにしていた町でした。
2日間の滞在。大きな町ではないものの、期待通りの見所が
広範囲にわたり 豊富にあって、
滞在期間が もう1、2日は欲しいぐらい。
また、宿泊した温泉旅館・「萩小町」も、日本海沿いのロケーションで、景色、小町を表現した館内の造り・雰囲気とともに良くて、ゆっくりできました。
“萩”を言い表すものとして、観光パンフレットに記されているのが、
“まちじゅう博物館” 。
町を歩くと、歴史も 風情も 自然も 生活感も色濃く・豊かに感じられ、
本当に屋根のない・町そのものが博物館ということが実感できました。
ここまで、城下町の姿が現代に活きているのは 本当に希少で、このままであり続けて欲しいと思います。
今回、平安古・浜崎地区【伝建地区】をはじめ、見逃したり、見きれなかった場所もあったので、また足を運びたいものです。
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
PR
-
萩博物館
駐車場に車を停め、まず向かったのは
町のコア施設‘萩博物館’ -
萩博物館
たくさんある館内展示で、目をひいたのは
整然と並んだ 写真に写るケースたち。 -
萩博物館
建物や町の歴史等、一つのテーマに関連した資料が
入っている箱で、写真は「明倫小学校のひみつ」
と題されたBOX。児童にも向けられた、わかりやすく
興味が引き立ちやすい工夫がされています。 -
菊屋家住宅
かつて、中・下級の武家屋敷や町家が軒を連ねた
エリア。
写真左の“菊屋家住宅”は、かつて藩の御用商人を
務めた。現存する商家としては最古に数えられる
屋敷(江戸初期建築)だそうで、国の重要文化財。 -
菊屋家住宅
-
町筋は往時のまま。
上記 菊屋家住宅 横の道なので、呼称は“菊屋横丁”
白壁・なまこ壁が続くこの道筋は、
その美しさから 日本の道・百選に選定されています。 -
菊屋横丁
-
菊屋横丁
-
菊屋横丁と並行する、“江戸屋横丁”の風景 -
江戸屋横丁
ここでは、着物をお召しになった女性の姿も。
歩くその出で立ちと背景の町並み、
双方の風格が合わさった・
これっぽっちも違和感ないその光景に
思わず見入ってしまいました。 -
木戸孝允旧宅
江戸屋横丁には、蘭学医として名をはせた
「青木周弼旧宅」や、明治維新回天に尽力し
‘桂 小五郎’という別名をもった「木戸孝允旧宅」が
建ち並ぶ。写真は「木戸孝允旧宅」内の風景。 -
萩・土塀の続く風景
土塀は、萩の至る所で見られます。
それには訳があり、その理由は“夏みかん”。
明治9年より始まった 町の夏みかん栽培。
風に弱いという点に配慮し、植えられたのが土塀の
内側で、結果、土塀が守られることにも繋がったのだそう。 -
萩・堀内地区
地区は、かつての旧萩城三の丸にあたり、
藩の諸役所や上級の武家屋敷が建ち並んでいた地区。
現在も、10数棟の武家屋敷が残っているのだそう。 -
堀内地区
“家老益田家旧宅 物見矢倉”
この建物は、益田家の長屋の一部だったが、旧三の丸
北総門の近くにあり、物見を兼ねていたため
物見矢倉と呼ばれるようになったそう。 -
堀内地区
左の建物は、“旧周布家 長屋門”で、
太い格子出窓の装いや下部の石組みなど、
趣向をこらしたものに。 -
萩城跡 近くにある、
“旧厚狭毛利家 萩屋敷長屋” -
堀内地区
左建物は、
上級武士の屋敷・“口羽家(くちばけ)住宅”。
この武家屋敷造りは、全国的にも希少なもの
だそうで、主屋と表門が国の重要文化財に。 -
口羽家住宅 敷地からの 萩の風景 -
堀内地区
歩いていると、先が見通せず -
堀内地区
曲がってみると、また見通せず‥
これは、左右を高い土塀で囲み、道筋を鍵の手に曲げ
て迷路のようにした、城下町ならではの工夫で、
‘鍵曲(かいまがり)’という。
そして、往時そのままに、道は未舗装。 -
菊ヶ浜海岸(名の由来は、先述の菊屋家と関連)
指月山や萩城跡も望め、散策途中の休息には
最適な場所。 -
菊ヶ浜海岸
-
笠山からの眺望
萩 2日目
まずは、ホテルから程近い“笠山”へ。
火山で、標高は112mと 東洋一小さい火山 だそう。 -
笠山
展望台からは、日本海をベースとし、
ぽつりぽつり浮かぶ島々と、船が頻繁に往来する
景色を一望。 -
笠山
昨日歩いた、萩の中心部や 菊々浜海岸も遠くに。 -
松蔭神社内にある、
“松下村塾” -
松下村塾・説明板
-
松下村塾
木造瓦葺き平屋建ての小さい塾舎、
身分や階級にとらわれず、門下生を受け入れていた
そう。 -
松蔭神社から程近い、
初代総理大臣・“伊藤博文旧宅”
隣には、移築された“伊藤博文別邸”があり、内部は
ガイドの方に詳しく説明して頂けました。 -
“伊藤博文別邸”2階からの風景
‘和’がひき立つ、なんとも長閑な地域でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30