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以前の旅中、那智勝浦で出会い 少し行動を共にした「旅の先輩」という感じの方が、<br /><br />それまでで一番印象に残っていて・良かったとおっしゃっていたのが、山口県の萩。<br /><br />そのため、予てからとても楽しみにしていた町でした。<br /><br />2日間の滞在。大きな町ではないものの、期待通りの見所が<br />広範囲にわたり 豊富にあって、<br /><br />滞在期間が もう1、2日は欲しいぐらい。<br /><br />また、宿泊した温泉旅館・「萩小町」も、日本海沿いのロケーションで、景色、小町を表現した館内の造り・雰囲気とともに良くて、ゆっくりできました。<br /><br /><br />“萩”を言い表すものとして、観光パンフレットに記されているのが、  <br />  “まちじゅう博物館” 。 <br /><br />町を歩くと、歴史も 風情も 自然も 生活感も色濃く・豊かに感じられ、<br /><br />本当に屋根のない・町そのものが博物館ということが実感できました。<br /><br />ここまで、城下町の姿が現代に活きているのは 本当に希少で、このままであり続けて欲しいと思います。<br /><br />今回、平安古・浜崎地区【伝建地区】をはじめ、見逃したり、見きれなかった場所もあったので、また足を運びたいものです。

にっぽん・城下町歩き 山口県 萩

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2007/09 - 2007/09

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tokotoko

tokotokoさん

以前の旅中、那智勝浦で出会い 少し行動を共にした「旅の先輩」という感じの方が、

それまでで一番印象に残っていて・良かったとおっしゃっていたのが、山口県の萩。

そのため、予てからとても楽しみにしていた町でした。

2日間の滞在。大きな町ではないものの、期待通りの見所が
広範囲にわたり 豊富にあって、

滞在期間が もう1、2日は欲しいぐらい。

また、宿泊した温泉旅館・「萩小町」も、日本海沿いのロケーションで、景色、小町を表現した館内の造り・雰囲気とともに良くて、ゆっくりできました。


“萩”を言い表すものとして、観光パンフレットに記されているのが、
“まちじゅう博物館” 。

町を歩くと、歴史も 風情も 自然も 生活感も色濃く・豊かに感じられ、

本当に屋根のない・町そのものが博物館ということが実感できました。

ここまで、城下町の姿が現代に活きているのは 本当に希少で、このままであり続けて欲しいと思います。

今回、平安古・浜崎地区【伝建地区】をはじめ、見逃したり、見きれなかった場所もあったので、また足を運びたいものです。

交通手段
レンタカー 徒歩

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  • 萩博物館<br /><br />駐車場に車を停め、まず向かったのは<br /><br />町のコア施設‘萩博物館’

    萩博物館

    駐車場に車を停め、まず向かったのは

    町のコア施設‘萩博物館’

  • 萩博物館<br /><br />たくさんある館内展示で、目をひいたのは<br /><br />整然と並んだ 写真に写るケースたち。

    萩博物館

    たくさんある館内展示で、目をひいたのは

    整然と並んだ 写真に写るケースたち。

  • 萩博物館<br /><br />建物や町の歴史等、一つのテーマに関連した資料が<br /><br />入っている箱で、写真は「明倫小学校のひみつ」<br /><br />と題されたBOX。児童にも向けられた、わかりやすく<br /><br />興味が引き立ちやすい工夫がされています。<br />

    萩博物館

    建物や町の歴史等、一つのテーマに関連した資料が

    入っている箱で、写真は「明倫小学校のひみつ」

    と題されたBOX。児童にも向けられた、わかりやすく

    興味が引き立ちやすい工夫がされています。

  • 菊屋家住宅<br /><br />かつて、中・下級の武家屋敷や町家が軒を連ねた<br />エリア。<br /><br />写真左の“菊屋家住宅”は、かつて藩の御用商人を<br />務めた。現存する商家としては最古に数えられる<br />屋敷(江戸初期建築)だそうで、国の重要文化財。

    菊屋家住宅

    かつて、中・下級の武家屋敷や町家が軒を連ねた
    エリア。

    写真左の“菊屋家住宅”は、かつて藩の御用商人を
    務めた。現存する商家としては最古に数えられる
    屋敷(江戸初期建築)だそうで、国の重要文化財。

  • 菊屋家住宅<br />

    菊屋家住宅

  • 町筋は往時のまま。<br /><br /><br />上記 菊屋家住宅 横の道なので、呼称は“菊屋横丁”<br /><br />白壁・なまこ壁が続くこの道筋は、<br /><br />その美しさから 日本の道・百選に選定されています。<br />

    町筋は往時のまま。


    上記 菊屋家住宅 横の道なので、呼称は“菊屋横丁”

    白壁・なまこ壁が続くこの道筋は、

    その美しさから 日本の道・百選に選定されています。

  • 菊屋横丁

    菊屋横丁

  • 菊屋横丁

    菊屋横丁

  • <br />菊屋横丁と並行する、“江戸屋横丁”の風景


    菊屋横丁と並行する、“江戸屋横丁”の風景

  • 江戸屋横丁<br /><br /><br />ここでは、着物をお召しになった女性の姿も。<br /><br />歩くその出で立ちと背景の町並み、<br /><br />双方の風格が合わさった・<br /><br />これっぽっちも違和感ないその光景に<br /><br />思わず見入ってしまいました。<br /><br />

    江戸屋横丁


    ここでは、着物をお召しになった女性の姿も。

    歩くその出で立ちと背景の町並み、

    双方の風格が合わさった・

    これっぽっちも違和感ないその光景に

    思わず見入ってしまいました。

  • 木戸孝允旧宅<br /><br /><br />江戸屋横丁には、蘭学医として名をはせた<br /><br />「青木周弼旧宅」や、明治維新回天に尽力し<br /><br />‘桂 小五郎’という別名をもった「木戸孝允旧宅」が<br /><br />建ち並ぶ。写真は「木戸孝允旧宅」内の風景。<br />

    木戸孝允旧宅


    江戸屋横丁には、蘭学医として名をはせた

    「青木周弼旧宅」や、明治維新回天に尽力し

    ‘桂 小五郎’という別名をもった「木戸孝允旧宅」が

    建ち並ぶ。写真は「木戸孝允旧宅」内の風景。

  • 萩・土塀の続く風景<br /><br />土塀は、萩の至る所で見られます。<br /><br />それには訳があり、その理由は“夏みかん”。<br /><br />明治9年より始まった 町の夏みかん栽培。<br /><br />風に弱いという点に配慮し、植えられたのが土塀の<br /><br />内側で、結果、土塀が守られることにも繋がったのだそう。<br />

    萩・土塀の続く風景

    土塀は、萩の至る所で見られます。

    それには訳があり、その理由は“夏みかん”。

    明治9年より始まった 町の夏みかん栽培。

    風に弱いという点に配慮し、植えられたのが土塀の

    内側で、結果、土塀が守られることにも繋がったのだそう。

  • 萩・堀内地区<br /><br /><br />地区は、かつての旧萩城三の丸にあたり、<br /><br />藩の諸役所や上級の武家屋敷が建ち並んでいた地区。<br /><br />現在も、10数棟の武家屋敷が残っているのだそう。

    萩・堀内地区


    地区は、かつての旧萩城三の丸にあたり、

    藩の諸役所や上級の武家屋敷が建ち並んでいた地区。

    現在も、10数棟の武家屋敷が残っているのだそう。

  • 堀内地区<br /><br />“家老益田家旧宅 物見矢倉”<br /><br />この建物は、益田家の長屋の一部だったが、旧三の丸<br /><br />北総門の近くにあり、物見を兼ねていたため<br /><br />物見矢倉と呼ばれるようになったそう。

    堀内地区

    “家老益田家旧宅 物見矢倉”

    この建物は、益田家の長屋の一部だったが、旧三の丸

    北総門の近くにあり、物見を兼ねていたため

    物見矢倉と呼ばれるようになったそう。

  • 堀内地区<br /><br />左の建物は、“旧周布家 長屋門”で、<br /><br />太い格子出窓の装いや下部の石組みなど、<br /><br />趣向をこらしたものに。

    堀内地区

    左の建物は、“旧周布家 長屋門”で、

    太い格子出窓の装いや下部の石組みなど、

    趣向をこらしたものに。

  • <br />萩城跡 近くにある、<br /><br />“旧厚狭毛利家 萩屋敷長屋”


    萩城跡 近くにある、

    “旧厚狭毛利家 萩屋敷長屋”

  • 堀内地区<br /><br />左建物は、<br />上級武士の屋敷・“口羽家(くちばけ)住宅”。<br /><br />この武家屋敷造りは、全国的にも希少なもの<br /><br />だそうで、主屋と表門が国の重要文化財に。

    堀内地区

    左建物は、
    上級武士の屋敷・“口羽家(くちばけ)住宅”。

    この武家屋敷造りは、全国的にも希少なもの

    だそうで、主屋と表門が国の重要文化財に。

  • <br />口羽家住宅 敷地からの 萩の風景


    口羽家住宅 敷地からの 萩の風景

  • 堀内地区<br /><br />歩いていると、先が見通せず

    堀内地区

    歩いていると、先が見通せず

  • 堀内地区<br /><br />曲がってみると、また見通せず‥<br /><br />これは、左右を高い土塀で囲み、道筋を鍵の手に曲げ<br /><br />て迷路のようにした、城下町ならではの工夫で、<br /><br />‘鍵曲(かいまがり)’という。<br /><br />そして、往時そのままに、道は未舗装。

    堀内地区

    曲がってみると、また見通せず‥

    これは、左右を高い土塀で囲み、道筋を鍵の手に曲げ

    て迷路のようにした、城下町ならではの工夫で、

    ‘鍵曲(かいまがり)’という。

    そして、往時そのままに、道は未舗装。

  • 菊ヶ浜海岸(名の由来は、先述の菊屋家と関連)<br /><br /><br />指月山や萩城跡も望め、散策途中の休息には<br />最適な場所。

    菊ヶ浜海岸(名の由来は、先述の菊屋家と関連)


    指月山や萩城跡も望め、散策途中の休息には
    最適な場所。

  • 菊ヶ浜海岸

    菊ヶ浜海岸

  • 笠山からの眺望<br /><br /><br />萩 2日目<br /><br />まずは、ホテルから程近い“笠山”へ。<br /><br />火山で、標高は112mと 東洋一小さい火山 だそう。

    笠山からの眺望


    萩 2日目

    まずは、ホテルから程近い“笠山”へ。

    火山で、標高は112mと 東洋一小さい火山 だそう。

  • 笠山<br /><br /><br />展望台からは、日本海をベースとし、<br /><br />ぽつりぽつり浮かぶ島々と、船が頻繁に往来する<br /><br />景色を一望。

    笠山


    展望台からは、日本海をベースとし、

    ぽつりぽつり浮かぶ島々と、船が頻繁に往来する

    景色を一望。

  • 笠山<br /><br />昨日歩いた、萩の中心部や 菊々浜海岸も遠くに。

    笠山

    昨日歩いた、萩の中心部や 菊々浜海岸も遠くに。

  • 松蔭神社内にある、<br /><br />“松下村塾”<br /><br />

    松蔭神社内にある、

    “松下村塾”

  • 松下村塾・説明板

    松下村塾・説明板

  • 松下村塾<br /><br /><br />木造瓦葺き平屋建ての小さい塾舎、<br /><br />身分や階級にとらわれず、門下生を受け入れていた<br />そう。

    松下村塾


    木造瓦葺き平屋建ての小さい塾舎、

    身分や階級にとらわれず、門下生を受け入れていた
    そう。

  • 松蔭神社から程近い、<br /><br />初代総理大臣・“伊藤博文旧宅”<br /><br />隣には、移築された“伊藤博文別邸”があり、内部は<br /><br />ガイドの方に詳しく説明して頂けました。<br />

    松蔭神社から程近い、

    初代総理大臣・“伊藤博文旧宅”

    隣には、移築された“伊藤博文別邸”があり、内部は

    ガイドの方に詳しく説明して頂けました。

  • “伊藤博文別邸”2階からの風景<br /><br />‘和’がひき立つ、なんとも長閑な地域でした。

    “伊藤博文別邸”2階からの風景

    ‘和’がひき立つ、なんとも長閑な地域でした。

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