2009/12/23 - 2009/12/23
81位(同エリア177件中)
アリヤンさん
コーチンにやって来て早や7日目となる。
今までダッチ・パレスの近くまではよく買い物で出かけるが、実際にダッチ・パレスとユダヤ人街をゆっくり見たことはない。
今日はパレスとユダヤ人街を目指して、朝8時からでかけました。
16世紀にポルトガル人の手で建てられ、地元の王様にプレゼントされた王宮。
17世紀にオランダ人(ダッチ)によって改修された。
その建物が今に博物館として残っている。
マッタンチェリー王宮もしくは、ダッチ・パレス。
かたや紀元前1000年にユダヤ王国のキング・ソロモンが使いを寄こしたという古い史実がある。
ユダヤ人の存在が大きい。
ポルトガル、オランダ、イギリスの支配とともに、各国からユダヤ人が渡来して、スパイス交易商としてコーチンに住み付いた。
16世紀以来の話だ。
当時を偲ばせるユダヤ人街が今も残る、という。
もう現在ではユダヤ人の数は激減しており、数人しか居ないらしい。
イスラエルの建国でその多くがコーチンを去った、という。
しかしこんなに暑く、キチャナい南インドでの生活は決して楽なものではなかったろう、と察する。
*イヤ、昔は石油製品のゴミが無かったので「環境は美しかった?」かも??
16世紀建造のシナゴーグ(ユダヤ寺院)が残されているが、世界に散らばったユダヤ人組織が援助して保存している、「ユダヤ人の世界遺産」のひとつとなっている。
緊急避難ページ;
http://www.geocities.jp/ariyan9910n/eurasia4_143.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日の散策コース。
(黄色い点々) -
途中で見かけたキリスト教の学校。
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フェリー乗場から歩くこと約1.5km.
ダッチ・パレスの塀が見えてきます。
米やスパイスの問屋街を通ってかなり歩きます。
狭くてキチャナイ問屋街が続くので結構つかれます。
パレス付近の一角 だけ比較的きれいになっているので驚きです。
小さな入り口がかわいらしい。 -
王宮の入り口の対面は海岸につながっている。
海岸までみやげ物屋台がひしめいています。
いろいろと声がかかります。 -
みやげ物屋を抜けると王宮のフェリー乗場にでます。
ここからもエルナークラムに渡し舟が出ています -
今日は外からの見学だけですから王宮には入りません。
王宮から更に進むとユダヤ人街となります。
ユダヤ人街と言っても、今はみんなインド人が住んでおり、みやげ物屋や骨董品屋をやっています。 -
大きな骨董品屋が軒を連ねてあるので、かつてユダヤ人に愛されて使われたであろう、骨董の品々が所狭しと並んでいます。
こうした店を看て歩くのは非常に興味津々です。 -
もって帰りたいものが一杯ありますが、大きくて、重くて、とても無理です。
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シバ神と思われます。
インド人が愛した骨董品もあるようです。 -
商売の神様、ガネーシャ神。
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イチオシ
コツコツ槌で叩いた跡のあるコパー製の大きな壺。
このしぶ~い色合い、なんとも言えませんねえ。
良いですネエ。
我が家には大きなアラビアの壺がありますが、このようなまあるい壺も欲しい、、、
でも大きい、重いで持ち帰るにはトテモ無理。 -
木製の戦車まであります。
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インドに来て一番面白いところでした。
興味津々です。 -
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イチオシ
ユダヤ人街の一角だけ、意外に綺麗に掃除が行き届いています。
外人観光客には、キチャナイままでは物が売れない、ということが分かったのだろう。
みんな自分の店の前はいつも綺麗に掃除していました。 -
インド人もヤル気になれば出来るんだ!
このようにみんなが気を付ければ、キチャナイ+クサイ+ヤカマシイ、アンビリバボー・インディアでなくなるのですが、、、 -
ちょっと油断すると、この写真のようにゴミだらけ。
これが普通の通りの風景ですが。 -
シナゴーグに通じる横丁を入っていきます。
お土産屋のインド人が「見るだけえ〜」 「安いよ〜」「コンニチワ」と声をかけて来ます。
中にはしつこいヤカラもいるので気をつけましょう。 -
イチオシ
横丁の突き当たりに、かつてのユダヤ人のためのシナゴーグ(ユダヤ教寺院)が有ります。
16世紀の建造物です。 -
「ショート・パンツ、ミニ・スカート、ノースリーブ、タンク・トップでの入場禁止。
長ズボン、スカーフなど、無料貸し出しします」との注意書き。
その横にはヘブライ語での表記もあります。 -
ユダヤ世界遺産基金の活動内容と、このシナゴーグの由来が書かれた看板。
看板がかなりくたびれています。 -
今日は外からの見物のみで、みやげ物屋を冷やかしながら歩きます。
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ユダヤ人墓地の表示板。
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ダビデの星のマークの付いた家屋が今もチラホラ残っています。
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シナゴーグから王宮の裏側へと廻っていきます。
裏側にもみやげ物屋が。 -
王宮の裏側に電話局があり、そこから日本に電話がかけられます。
非常に安く、1分 約30円です。
近くにネット屋もあって非常に便利です。
ネット屋も安く1時間Rs20.
あ、そうそう、ワタクシたちはソフトバンク携帯を持っていますが、南インドではずーっと圏外になっており、電波が全く通じません。
回りのインド人は携帯を使っているのに、日本の携帯とは周波数が違うのか?
いつも携帯は緊急連絡用に持って旅行にでるのですが、今回は全くの無用の長物です。
まあ、電波も届かない地の果てといえるのでしょう。(前回の旅行ではマレーシアのキャメロンハイランドでワタクシたちの携帯は使えました。) -
これ、王宮の裏口です。
裏側から中に入っていきます。 -
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イチオシ
王宮も今日は外から眺めるだけ。
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博物館の入り口。
入場料はたったのRs5.- -
さすが王宮の周りは緑豊かな庭園になっています。
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イチオシ
つい最近まで、地方の領主が住んでいた館だったので、王宮と言っても小さなものです。
パレスというには少し無理があるような家です。 -
おそらく周りの庶民の家々は、とてもみすぼらしいものだったに違いありません。
だって王宮でさえ、ちょっとしたヤカタくらいのものですから。
きっと庶民はバラックみたいな掘立て小屋に住んでいたのだろう。
当時は自動車もないし、石油製品もなかったろうから、町はとても綺麗で、運河の水も澄んでいて、さぞかし静かで美しい町であったに違いない。
このような事を考えながら、家路につきました。
帰りに行き付けの雑貨屋で買い物をして、お昼までに宿に着きました。
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