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コーチンにやって来て早や7日目となる。<br /><br />今までダッチ・パレスの近くまではよく買い物で出かけるが、実際にダッチ・パレスとユダヤ人街をゆっくり見たことはない。<br />今日はパレスとユダヤ人街を目指して、朝8時からでかけました。<br /><br />16世紀にポルトガル人の手で建てられ、地元の王様にプレゼントされた王宮。<br />17世紀にオランダ人(ダッチ)によって改修された。<br />その建物が今に博物館として残っている。<br />マッタンチェリー王宮もしくは、ダッチ・パレス。<br /><br />かたや紀元前1000年にユダヤ王国のキング・ソロモンが使いを寄こしたという古い史実がある。<br />ユダヤ人の存在が大きい。<br />ポルトガル、オランダ、イギリスの支配とともに、各国からユダヤ人が渡来して、スパイス交易商としてコーチンに住み付いた。<br />16世紀以来の話だ。<br /><br />当時を偲ばせるユダヤ人街が今も残る、という。<br />もう現在ではユダヤ人の数は激減しており、数人しか居ないらしい。<br />イスラエルの建国でその多くがコーチンを去った、という。<br /><br />しかしこんなに暑く、キチャナい南インドでの生活は決して楽なものではなかったろう、と察する。<br />*イヤ、昔は石油製品のゴミが無かったので「環境は美しかった?」かも??<br /><br />16世紀建造のシナゴーグ(ユダヤ寺院)が残されているが、世界に散らばったユダヤ人組織が援助して保存している、「ユダヤ人の世界遺産」のひとつとなっている。 <br /><br />緊急避難ページ;<br />http://www.geocities.jp/ariyan9910n/eurasia4_143.html

南インド33: コーチン 「ダッチ・パレス」 と 「シナゴーグ」

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2009/12/23 - 2009/12/23

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アリヤン

アリヤンさん

コーチンにやって来て早や7日目となる。

今までダッチ・パレスの近くまではよく買い物で出かけるが、実際にダッチ・パレスとユダヤ人街をゆっくり見たことはない。
今日はパレスとユダヤ人街を目指して、朝8時からでかけました。

16世紀にポルトガル人の手で建てられ、地元の王様にプレゼントされた王宮。
17世紀にオランダ人(ダッチ)によって改修された。
その建物が今に博物館として残っている。
マッタンチェリー王宮もしくは、ダッチ・パレス。

かたや紀元前1000年にユダヤ王国のキング・ソロモンが使いを寄こしたという古い史実がある。
ユダヤ人の存在が大きい。
ポルトガル、オランダ、イギリスの支配とともに、各国からユダヤ人が渡来して、スパイス交易商としてコーチンに住み付いた。
16世紀以来の話だ。

当時を偲ばせるユダヤ人街が今も残る、という。
もう現在ではユダヤ人の数は激減しており、数人しか居ないらしい。
イスラエルの建国でその多くがコーチンを去った、という。

しかしこんなに暑く、キチャナい南インドでの生活は決して楽なものではなかったろう、と察する。
*イヤ、昔は石油製品のゴミが無かったので「環境は美しかった?」かも??

16世紀建造のシナゴーグ(ユダヤ寺院)が残されているが、世界に散らばったユダヤ人組織が援助して保存している、「ユダヤ人の世界遺産」のひとつとなっている。

緊急避難ページ;
http://www.geocities.jp/ariyan9910n/eurasia4_143.html

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
3.0
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 今日の散策コース。<br />(黄色い点々)

    今日の散策コース。
    (黄色い点々)

  • 途中で見かけたキリスト教の学校。

    途中で見かけたキリスト教の学校。

  • フェリー乗場から歩くこと約1.5km.<br />ダッチ・パレスの塀が見えてきます。<br /><br />米やスパイスの問屋街を通ってかなり歩きます。<br />狭くてキチャナイ問屋街が続くので結構つかれます。<br /><br />パレス付近の一角 だけ比較的きれいになっているので驚きです。<br />小さな入り口がかわいらしい。

    フェリー乗場から歩くこと約1.5km.
    ダッチ・パレスの塀が見えてきます。

    米やスパイスの問屋街を通ってかなり歩きます。
    狭くてキチャナイ問屋街が続くので結構つかれます。

    パレス付近の一角 だけ比較的きれいになっているので驚きです。
    小さな入り口がかわいらしい。

  • 王宮の入り口の対面は海岸につながっている。<br /><br />海岸までみやげ物屋台がひしめいています。<br /><br />いろいろと声がかかります。

    王宮の入り口の対面は海岸につながっている。

    海岸までみやげ物屋台がひしめいています。

    いろいろと声がかかります。

  • みやげ物屋を抜けると王宮のフェリー乗場にでます。<br /><br />ここからもエルナークラムに渡し舟が出ています

    みやげ物屋を抜けると王宮のフェリー乗場にでます。

    ここからもエルナークラムに渡し舟が出ています

  • 今日は外からの見学だけですから王宮には入りません。<br /><br />王宮から更に進むとユダヤ人街となります。<br />ユダヤ人街と言っても、今はみんなインド人が住んでおり、みやげ物屋や骨董品屋をやっています。

    今日は外からの見学だけですから王宮には入りません。

    王宮から更に進むとユダヤ人街となります。
    ユダヤ人街と言っても、今はみんなインド人が住んでおり、みやげ物屋や骨董品屋をやっています。

  • 大きな骨董品屋が軒を連ねてあるので、かつてユダヤ人に愛されて使われたであろう、骨董の品々が所狭しと並んでいます。<br /><br />こうした店を看て歩くのは非常に興味津々です。

    大きな骨董品屋が軒を連ねてあるので、かつてユダヤ人に愛されて使われたであろう、骨董の品々が所狭しと並んでいます。

    こうした店を看て歩くのは非常に興味津々です。

  • もって帰りたいものが一杯ありますが、大きくて、重くて、とても無理です。

    もって帰りたいものが一杯ありますが、大きくて、重くて、とても無理です。

  • シバ神と思われます。<br /><br />インド人が愛した骨董品もあるようです。

    シバ神と思われます。

    インド人が愛した骨董品もあるようです。

  • 商売の神様、ガネーシャ神。

    商売の神様、ガネーシャ神。

  • コツコツ槌で叩いた跡のあるコパー製の大きな壺。<br />このしぶ~い色合い、なんとも言えませんねえ。<br />良いですネエ。<br /><br />我が家には大きなアラビアの壺がありますが、このようなまあるい壺も欲しい、、、<br />でも大きい、重いで持ち帰るにはトテモ無理。

    イチオシ

    コツコツ槌で叩いた跡のあるコパー製の大きな壺。
    このしぶ~い色合い、なんとも言えませんねえ。
    良いですネエ。

    我が家には大きなアラビアの壺がありますが、このようなまあるい壺も欲しい、、、
    でも大きい、重いで持ち帰るにはトテモ無理。

  • 木製の戦車まであります。

    木製の戦車まであります。

  • インドに来て一番面白いところでした。<br /><br />興味津々です。

    インドに来て一番面白いところでした。

    興味津々です。

  • ユダヤ人街の一角だけ、意外に綺麗に掃除が行き届いています。<br />外人観光客には、キチャナイままでは物が売れない、ということが分かったのだろう。<br /><br />みんな自分の店の前はいつも綺麗に掃除していました。

    イチオシ

    ユダヤ人街の一角だけ、意外に綺麗に掃除が行き届いています。
    外人観光客には、キチャナイままでは物が売れない、ということが分かったのだろう。

    みんな自分の店の前はいつも綺麗に掃除していました。

  • インド人もヤル気になれば出来るんだ!<br /><br />このようにみんなが気を付ければ、キチャナイ+クサイ+ヤカマシイ、アンビリバボー・インディアでなくなるのですが、、、

    インド人もヤル気になれば出来るんだ!

    このようにみんなが気を付ければ、キチャナイ+クサイ+ヤカマシイ、アンビリバボー・インディアでなくなるのですが、、、

  • ちょっと油断すると、この写真のようにゴミだらけ。<br /><br />これが普通の通りの風景ですが。

    ちょっと油断すると、この写真のようにゴミだらけ。

    これが普通の通りの風景ですが。

  • シナゴーグに通じる横丁を入っていきます。<br /><br />お土産屋のインド人が「見るだけえ〜」 「安いよ〜」「コンニチワ」と声をかけて来ます。<br />中にはしつこいヤカラもいるので気をつけましょう。

    シナゴーグに通じる横丁を入っていきます。

    お土産屋のインド人が「見るだけえ〜」 「安いよ〜」「コンニチワ」と声をかけて来ます。
    中にはしつこいヤカラもいるので気をつけましょう。

  • 横丁の突き当たりに、かつてのユダヤ人のためのシナゴーグ(ユダヤ教寺院)が有ります。<br /><br />16世紀の建造物です。

    イチオシ

    横丁の突き当たりに、かつてのユダヤ人のためのシナゴーグ(ユダヤ教寺院)が有ります。

    16世紀の建造物です。

  • 「ショート・パンツ、ミニ・スカート、ノースリーブ、タンク・トップでの入場禁止。<br />長ズボン、スカーフなど、無料貸し出しします」との注意書き。<br /><br />その横にはヘブライ語での表記もあります。

    「ショート・パンツ、ミニ・スカート、ノースリーブ、タンク・トップでの入場禁止。
    長ズボン、スカーフなど、無料貸し出しします」との注意書き。

    その横にはヘブライ語での表記もあります。

  • ユダヤ世界遺産基金の活動内容と、このシナゴーグの由来が書かれた看板。<br /><br />看板がかなりくたびれています。

    ユダヤ世界遺産基金の活動内容と、このシナゴーグの由来が書かれた看板。

    看板がかなりくたびれています。

  • 今日は外からの見物のみで、みやげ物屋を冷やかしながら歩きます。

    今日は外からの見物のみで、みやげ物屋を冷やかしながら歩きます。

  • ユダヤ人墓地の表示板。

    ユダヤ人墓地の表示板。

  • ダビデの星のマークの付いた家屋が今もチラホラ残っています。

    ダビデの星のマークの付いた家屋が今もチラホラ残っています。

  • シナゴーグから王宮の裏側へと廻っていきます。<br /><br />裏側にもみやげ物屋が。

    シナゴーグから王宮の裏側へと廻っていきます。

    裏側にもみやげ物屋が。

  • 王宮の裏側に電話局があり、そこから日本に電話がかけられます。<br />非常に安く、1分 約30円です。<br />近くにネット屋もあって非常に便利です。<br />ネット屋も安く1時間Rs20.<br /><br />あ、そうそう、ワタクシたちはソフトバンク携帯を持っていますが、南インドではずーっと圏外になっており、電波が全く通じません。<br />回りのインド人は携帯を使っているのに、日本の携帯とは周波数が違うのか?<br /><br />いつも携帯は緊急連絡用に持って旅行にでるのですが、今回は全くの無用の長物です。<br />まあ、電波も届かない地の果てといえるのでしょう。(前回の旅行ではマレーシアのキャメロンハイランドでワタクシたちの携帯は使えました。)

    王宮の裏側に電話局があり、そこから日本に電話がかけられます。
    非常に安く、1分 約30円です。
    近くにネット屋もあって非常に便利です。
    ネット屋も安く1時間Rs20.

    あ、そうそう、ワタクシたちはソフトバンク携帯を持っていますが、南インドではずーっと圏外になっており、電波が全く通じません。
    回りのインド人は携帯を使っているのに、日本の携帯とは周波数が違うのか?

    いつも携帯は緊急連絡用に持って旅行にでるのですが、今回は全くの無用の長物です。
    まあ、電波も届かない地の果てといえるのでしょう。(前回の旅行ではマレーシアのキャメロンハイランドでワタクシたちの携帯は使えました。)

  • これ、王宮の裏口です。<br /><br />裏側から中に入っていきます。

    これ、王宮の裏口です。

    裏側から中に入っていきます。

  • 王宮も今日は外から眺めるだけ。

    イチオシ

    王宮も今日は外から眺めるだけ。

  • 博物館の入り口。<br /><br />入場料はたったのRs5.-

    博物館の入り口。

    入場料はたったのRs5.-

  • さすが王宮の周りは緑豊かな庭園になっています。

    さすが王宮の周りは緑豊かな庭園になっています。

  • つい最近まで、地方の領主が住んでいた館だったので、王宮と言っても小さなものです。<br /><br />パレスというには少し無理があるような家です。

    イチオシ

    つい最近まで、地方の領主が住んでいた館だったので、王宮と言っても小さなものです。

    パレスというには少し無理があるような家です。

  • おそらく周りの庶民の家々は、とてもみすぼらしいものだったに違いありません。<br /><br />だって王宮でさえ、ちょっとしたヤカタくらいのものですから。<br />きっと庶民はバラックみたいな掘立て小屋に住んでいたのだろう。<br /><br />当時は自動車もないし、石油製品もなかったろうから、町はとても綺麗で、運河の水も澄んでいて、さぞかし静かで美しい町であったに違いない。<br /><br />このような事を考えながら、家路につきました。<br />帰りに行き付けの雑貨屋で買い物をして、お昼までに宿に着きました。

    おそらく周りの庶民の家々は、とてもみすぼらしいものだったに違いありません。

    だって王宮でさえ、ちょっとしたヤカタくらいのものですから。
    きっと庶民はバラックみたいな掘立て小屋に住んでいたのだろう。

    当時は自動車もないし、石油製品もなかったろうから、町はとても綺麗で、運河の水も澄んでいて、さぞかし静かで美しい町であったに違いない。

    このような事を考えながら、家路につきました。
    帰りに行き付けの雑貨屋で買い物をして、お昼までに宿に着きました。

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