Vol.04　和歌山『オテル・ド・ヨシノ』のお話。

2010/02/09 - 2010/02/09

関西食べ歩き旅の2日目は、
京都からレンタカー借りて、大阪で母を拾って和歌山へ。

前述したとおり
ツイてない父は胃腸炎が治りきっていないそうなので、
家に置き去りに(爆)


この和歌山のレストラン、
パリでミシュラン星１つを獲得した
吉野建氏が経営している店のひとつで、
正直、便利な場所とは言えないワリには
とても良い評判が聞こえてくる。

１度、行ってみたかったのである。

エリア 和歌山市(和歌山)

特に何も無い和歌山市内に、
なんだか不釣合いに立派なビル。

その最上階だったかな〜。
そこにこのレストランがある。

手前はカフェになっていて、
そこはお客さんがいっぱい。

左の細い通路、
カフェのお客さんの背後を通って奥へ・・・
ちょっと分かりづらい。

でも、奥のレストランは・・・・

少し遅れて、もう１組来ただけだった(笑)

ちなみに、ビルからの景色はこんな感じ。

ホントに、特に何も無い(爆)

母はフレンチなんぞに慣れていないので
端っこのテーブルをお願いしていたのだが
入店時には他にだぁ〜れも居なかったので
窓際の席をゲット。

パティシエがお菓子を作っているのが
ガラス越しに見えた。

本日のメニューはこんな感じ。

ジビエまであるじゃない！
びっくり！

これ見るだけで
和歌山まで来た甲斐があった(笑)

夜は夜で企画があるので
ランチは軽く、一番安いコースで。

シャンパンをお願いして
前菜・メインで、何をお願いするか
悩みに悩む(笑)

アヴァン・アミューズ。

チーズ風味のシュー。

タイユヴァンを思い出す。
うみゃい。

パンは２種。

でもカタチが違うだけで味は同じ。

だけど、カタチが違うことにより
細長い方が香ばしく旨かった。

いや、ココのパン、旨いのである！

アミューズ。

せっかくなんで
全景を(笑)

寄ってみる・・・。

マスカルポーネにオリーブオイル、
上にかかってるのは、百合根となんだっけかな〜っ

始まりなんで
もうちょっと塩味があってもいいかな〜。

一斉にフタを開けてプレゼンされるアントレ。

まずはわたくしのチョイス、
ちりめんキャベツ、
フォアグラ、黒トリュフのテリーヌ。

こちらのスペシャリテ。

もぉ、甘いキャベツの間に濃厚なフォア、
トリュフの香りもちゃんとあって
うんまいのなんの！

これ、最高！

こちらは母の選択、母、エビ好き(爆)

足赤海老の包み揚げ、
カリフラワーのピュレとビスクのソース。

ひとくちもらったけど
じぇったい、ちりめんキャベツの勝ち(笑)

これはオヤジが頼んだ
鱈の白子のムニエル、バルサミコ酢のソースで。

オヤジ、鱈の白子好き(笑)

よくある甘酸っぱい系ソースで。

こちらも一斉にフタを開けて供される
季節のスープ。

本日はレンズ豆のスープ、ミルクの泡あわ。
黒トリュフを散らして。

これもね〜、濃厚でうんまいのなんの！

たまにレンズ豆の歯ごたえも
残してくれてある。

こちらはわたくしのプラ。

豚肉のファルシィ、シェリーヴィネガーのソース。

これもスペシャリテ。

豚足のぷりぷりの中には
トリュフの効いた鶏のムース。

付け合せのポテトサラダはまぁまぁだったが
旨かったっす。

こちらはオヤジのチョイス。
ジビエ料理より、
和歌山産天然仔いのししのロースト。

仔いのししなどと聞くと
かわいいウリ坊、想像しちゃうが
中央の肉は火入れが絶妙、
ジューシーでやわらかく、脂の甘さが最高！

こっちは母親。
やはりジビエより
蝦夷鹿のロースト、黒胡椒の香り。

今まで鹿と言うと、
どぉ〜もインパクトの無いあっさりした
パサ感のあるイメージだったが

これはジューシー！
絶妙の火入れ。
なんちぅ旨さ！

嗚呼、あたしもコレにすればよかったと後悔(笑)

デセール。

奥はダックワーズ、アーモンドクリームだったかな。
手前はバニラ、真ん中の線はバルサミコだそうだが
舐めてもチョコにしか思えなかった。

ま、これはフツーなんで
ダックワーズは残しちゃった。

最後に紅茶をいただいておしまい。
ぴったり２時間のランチだった。

あ、トイレもちゃんとタオルがふんだんにあって
キレイだったけど、ハンドソープの香りがキツイなぁ。

そうそう、トイレに立つとき、
ここのシェフともうひとりが、
他の客と談笑しているのだが
通路の真ん中に立って譲りもしない。
２組しか客がいないのに、ロクな見送りもないし。

そこ、ちょっと残念だったな〜。
他のスタッフは愛想がよかったけど。

でも、味は旨かったす。
さ、次は大阪に戻るぞ〜っ

この旅行記へのコメント （2）

• ママブー♪さん 2010/03/04 15:11:16

  減点・・・ですね・・・

  　せっかくのお料理にスタッフの配慮で随分感じが変わるモノですよね。
  　
  　でも、ここのテリーヌ・・・食べてみたいです♪
  
  　豚足の料理をどうやってフレンチに！？と思っていたのでお写真を拝見できて満足。。。笑。　豚足と言ったら酢味噌でかじる・・・母が「女の子の食べるものじゃありません」って美味しいのに焼き肉屋で子供の頃、父とかじっていたら不機嫌になった食べ物・・・としか記憶になかったモノで〜
  
  　あぁ、見ているだけでお腹がぐるぐる・・・本当にお買い物行ってきます。　やばいな・・・手当たり次第カートに入れちゃいそう・・・！

  窓際さん からの返信 2010/03/04 19:17:27

  RE: 減点・・・ですね・・・

  あんれ、おかぁさん、厳しい方っすね(笑)
  
  私なんか、焼肉屋どころか
  フレンチでも鴨の骨、
  ちぅちぅしゃぶって食べてるのに(爆)
  
  豚足、フレンチにはよく登場する食材みたいです〜。