Chester

2009/01/02 - 2009/01/02

古い街並みを見にチェスターへ。

エリア チェスター(イギリス)

新年最初の観光はちょっと遠めに、チェスターまで足を延ばしてみました。電車で2時間半弱。
チェスターは要塞の街。ぐるっと城壁に囲まれていて、その上を歩くこともできます。
駅から街の中心までは歩いて5分ちょっと。
最初にぶち当たったのはイーストゲート。街のメインエントランスです。

写真はイーストゲートクロック。とってもきれいな時計台。
それにしても良い天気だ！！！

1月2日だけどお店はほとんど開いてるし、人もいっぱいいました。
人の波に揉まれつつまず最初に行ったのはChester Cathedral。
大きすぎて全体図は撮れませんでした…。

普通の大聖堂はdonationだけというところが多いんですが、ここは受付もあって、バッチリ入場料取られます。
しかし2001年に行かれた人の話を読むと、当時は無料だったらしい。不況か…不況のせいか…！！！
大人は一人£4。でもお金払っても見る価値のある場所だと思います。

中に入るとすごい。広い。でかい。床の模様から天井の装飾までとにかくすごい。
後ろの方から全体が入るように写してみたんですが、まぁ入るわけなかったですね。

中央祭壇の近く。

最初の正面の写真を撮った場所でくるりと振り返るとこのステンドグラス。
青がすごくきれい。書かれてる1枚1枚の絵も素敵なんですが、縮小したら見えませんね…すみません。

これまた大きなパイプオルガン。
ちょうど子供が下を歩いているのでどれだけ大きいかわかるかと思います。
ツリーはここと、入口の2か所に立っていました。

右側の壁は全部ステンドグラスなんですが、左側はモザイク画が描かれていました。1883年のものらしい。
ステンドグラス大好きだけど、こういうのもいいなぁ…。
1枚描くのにものすごい手間がかかっていそうです。

大聖堂の中、もっともっと紹介したいところがあるんですが、容量の関係で無理なのでダイジェストでお伝えしました。
公式ページにもギャラリーがあって、そちらの方がいろんな角度から写してあるので、時間に余裕のある方は見てみるといいかも！
入口のドアを出ると回廊になっていて、正方形の通路になっています。
真ん中は庭園。中庭には回廊にある木のドアから出入りするんですが、最初ドアの開け方がわからなくて一人でガチャガチャやってました…
ひねって押す！　ひねらないと裏側の掛け金が上がらないんですね。学習した。
寒いからか私の他には誰もいませんでした。出ようとしたのも私だけだったし…。

庭園の中央にあるThe water of lifeという名の像。
暖かい時期に来たらきっと気持ち良い庭園だろうなと思いました。
他にも修道僧たちが使っていた食堂を実際にカフェとして使っていたり、見どころ満載の大聖堂でした。
ホントはお茶していきたかったけど、着いたのが既にお昼近くてあんまりゆっくりできず残念です。それでも1時間はいたんですけどね。

大聖堂を出た後は城壁ウォーク。
最初に書いた通り、壁の上は歩けるようになっているので階段を上って約半周。
全部歩くとちょっと予定時間をオーバーしそうだったので半周に留めておきました。

城壁の上から撮った写真。こんな感じで壁がぐるっと街を取り囲んでいます。全長3.2kmなんだって。

チェスターの街の横はDee川が流れていて、運河もあります。
船、いっぱい浮かんでますね＾＾

城壁の上をチェスターレースコースや線路を眺めつつてくてく歩いた後はまた街に戻って、まだ歩いたことのない通りを歩いてみました。
小さいお店や有名なお店、入り混じってたくさん並んでいるので覗いて回ると面白いです。

まだまだ健在、クリスマスツリー。
チェスターには白黒の建物がいっぱいあって、どの通りでも写真を撮りたくなる町並みです。
撮りすぎたけど全部載せられないのが残念！

ショッピングセンターもあって、どのお店もクリスマス後のセール中でした。
多分10件以上は見たと思うんですが洋服のクオリティがイマイチで、安くても欲しいと思えるものがなく…ウインドウショッピングで終わってしまいました。まぁいつものことですけど。（笑）
チェスターにも室内マーケットがあって、そちらも覗いてみたんですが閑散としていました。
人がいたのは精肉、鮮魚コーナー、チーズを売ってるストールくらいかな？
お正月だからまだ全部が開いているというわけではなかったのでしょうか。
1周してそのまま建物を出て、休憩がてらお茶することに。

スタバ。2時過ぎでお茶時だったのか、めっちゃ混んでました。
それなのにドリンク作るお姉さんが一人しかいなくて、さばくのすごく大変そうでした。（それを横目で見ながらまったり飲んでたという…）
私はお昼を兼ねてクロックムッシューと、ダークチェリーモカをオーダー。
クロックムッシュー、最初すっごくおいしかったんだけど真ん中辺りに辛子？マスタード？とにかく鼻がツーーーンとする刺激物が塗られてて、四苦八苦しながら食べ切りました。
ううっ…こんな予定では…。
モカはチェリーの味など欠片もしませんでした。どちらも選択誤った…？
とりあえずお腹は満たされ、足を休めることはできたので良しとします。
食べてる間、隣のテーブルにバギーにのった双子連れの家族がやってきて、お母さんがその双子の赤ちゃんたちのお世話をする様子が興味深く、じーっと見てました。
一人ずつコートを脱がせ、前掛けをかけ、哺乳瓶を渡し…と同じ動作を2回繰り返さなきゃいけないので、やっぱり一人育てるのより二倍大変なんだな〜。すごい。
赤ちゃんたちはそれまで足をバッタバッタさせてたのにクッキーを持って食べ始めると急におとなしくなったりするところが可愛かったです。（笑）

インフォがある辺りをまだ見てなかったので、東南の方向を散策。

インフォの斜め前に位置しているRoman Amphitheatre。
今はほぼ崩れて残っていませんが、円形競技場だった場所です。English Heritageの一つになってます。
人が降りて歩いていますが、その辺りの石の壁が円形になっているのがまだ見てとれると思います。

Roman Amphitheatreの前にはバプティスト系の教会があったのでそこにも行ってみました。

内装が思ったより素敵でびっくり。
入口の壁にも大きなステンドグラスがあって、しばらく見入ってしまいました。
最近気づいたんですが、ステンドグラスは模様が細かいから全体図を撮ろうと思うと美しさが伝わらないことが多いですね。
私の写真技術がないといえばそれまでなんですけども。（笑）

教会の側にはDee川が流れていて、真っ白な橋もかかっています。
とりあえず渡りましたが、対岸に何があるというわけでもないのですぐに引き返しました。

橋の真ん中から撮ったDee川の眺め。とってもきれいでした。
水の流れを見ていると落ち着きますね。

橋から駅側に向かって歩いていくと、Grosvenor Parkという広い公園に出ました。
木がたくさん生えていて森のようになっている部分もあれば、芝生になっている部分もあり、お散歩するのにちょうどいい公園です。
子供連れの家族もたくさん見かけました。寒さに関係なく公園でピクニック？

一番右端の木、めちゃくちゃ高さがありました。頭切れてるし…

公園を抜け、また城壁まで戻って、電車の時間までいろんな通りをぶらぶら。
日が暮れかけて、イーストゲートの近くも朝とは違う美しさ。

イーストクロックがある場所から撮った街並み。
チューダー調の建物はやっぱり雰囲気があっていいですね！

ぶらぶらしてる最中、日本のお店も見かけて入ってみたんですが、お箸や置物などいろいろ置いてあって、こういうものが日本のイメージなのかな？と客観的に見れて面白かったです。
ひやかし半分で入ってごめんなさい。（笑）
マンガのコーナーもちらっとあったんですけど、有名どころはひとつもありませんでした。もっと日本人なら誰でも知ってるようなのを並べとけばいいのに。

チェスターから程近いところにもいろいろ見る場所があったようなんですが、如何せん行き帰りに時間が取られ、街自体を見るので手一杯なので行けなくて残念です。
遠いところは泊りがけで行くべきなのかなぁ…。
個人的には片道2時間〜3時間の場所は日帰りの範疇なんですけど。
そんなわけでチェスターのみの観光でしたが、通りの雰囲気がすっごく良くてお気に入りになりました。
この辺の探索はまた改めてやりたいです。