日帰りミャンマー　ミャワディ

2007/07/05 - 2007/07/05

タイのスコータイに滞在中、ガイドブックを見ていて西のメーソートという町から、日帰りで隣接するミャンマーのミャワディという町に行ける事を知る。
特に情報も無いまま次の日メーソート行きのバスに乗りミャワディへ。

エリア その他の都市(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 5.0

スコータイからターク経由で約３時間でメーソートに到着。
バスターミナルからモーターサイで国境へ。
写真はタイ側のイミグレーション。ここで出国してモエイ川にかかる橋をわたりミャンマー・ミャワディへ。
ミャンマーのイミグレーションでパーミット代金500バーツが必要でした。

国を隔てるモエイ川。

左がタイ、右がミャンマー。

橋の上でミャンマー側からやってくる人たちとすれ違います。
タイでは見なかった顔を白く塗った女性に出会います。
この写真のお母さんの方はわかりにくいですが、子供のほっぺは真っ白。

白く塗ってるのはミャンマーの伝統的なおしゃれのタナカ。
日焼け止めにもなるそうです。本で読んでその日本人の苗字のような化粧品の名前はしってたけど実際見るのは初めて。おばさんがこうやって塗るんだよとポーズをとってくれました。

子供もタナカ！

男もタナカ！

タナカをつけてるのはほとんどが女性ですが、時々男性もつけてます。

タナカだけでなく、この少年達が着用してる腰巻きもタイではみなかった。

タイを背にして、国境の橋から続くメインストリートから右に、いい雰囲気の長屋があり吸い込まれていく。

不意の闖入者に住民は家から顔をのぞかせ興味津々の様子。

はにかみながらも優しい笑顔で迎えてくれる。

カメラを向けるとお母さんは写る気満々でしたが、子供は嫌がってぐずってます。

通りがかりの人も思わず足を止めて見慣れぬ旅行者に笑顔をむけてくれる。

長屋のほとんどの住人は家の軒先から笑顔を送ってくれたが、一人わざわざ外に出てきて、旅行者を迎えてくれる女の子がいた。
合唱ポーズで何度もおじぎをして「ミンガラパー！（こんにちは！）」と元気よく出迎えてくれた。
プリンセスオブ長屋。

長屋を抜けると寺院が見えた。

古く傷んだ建物が多い中、ひときわ輝いて目立ってた。
言葉が通じず、ガイドブックもないので由緒あるのか有名なのかまったく不明、名前すらわかりません。外から拝むだけ。

未舗装のぬかるんだ道に不釣合いな金ぴかの立派な仏塔もありました。

寺院の近くのバイクの修理工場で働いていた少年。

その少年の仕事をしている様子をじっと見てた女の子。
少年のお姉さんかな？

パンケーキのようなものを七輪で焼いて売ってた女の子。うっかり両替を忘れててミャンマーのお金を持っていなかったが、隣接した町だしタイのお金も流通してるだろうと思い、タイのお金を適当に出してみた。すると女の子は言葉が通じないので「ちょっと待って」というジェスチャーをしてどこかへ走り去って行った。
しばらくするともう一人女の子を連れてきた。パンケーキ屋の女の子はタイとミャンマーの通貨の交換比率を知らなかったのでお釣りをいくら返していいかわからず、知っている友達を呼びに行ってたのだった。

パンケーキ屋の女の子が連れてきた女の子。
普段は隣で果物を売ってるようです。
友達と思い込んでましたがもしかして姉妹？

その果物屋の女の子がご馳走してくれたフルーツ。水気がなくスカスカで何だったんでしょうか？

国境を越える時から雨。
激しく降ってきたのでレストランで雨宿り。
そのレストランで働いてた少年。私の隣にきて、ほとんど言葉は通じないのにずっとしゃべりかけてくれてました。でもお客さんが来るとすぐに仕事に戻る姿は好感がもてました。ちなみに確実に通じた言葉は「カシオ」私も少年もCASIOの時計をしてた。それと「フライ」飛んできたハエを見つけて。

雨の中、客待ちをするサムロー（三輪自転車タクシー）の運ちゃん。おい、俺を撮っていけ！と、合図してたので撮りました。

雨が全然止まず、雨宿りばかりして町歩きが出来ない。
しかもイミグレーションの閉まる時間がせまってきている。仕方ないのでずぶぬれになる覚悟で雨の中、市場へ。

しかし細い道に所狭しと露天が並んでて、おかげで露天のテントのひさしとひさしをわたり歩いてあまり濡れずに見物できた。

魚屋さん。
女性ばかりですが家族のようです。

スイーツ屋さん。この手の怪しい露天のスイーツに目が無い私は、緑色した麺状の寒天のようなものが入った飲み物を飲んでみた。うまかったが、飲んだグラスは水道がないのでバケツにためた水でゆすいでるだけのようだった。

これ飲みました。右上のは白米にパンがのってます。これも甘そうなミルクみたいなのをかけて売ってました。

上のスイーツ屋さんで飲んで写真を撮ってる間、隣の生地屋の女の子が、その様子を興味深そうに覗き込んでた。じゃあ、キミの写真も撮ろうと言ってカメラを向けると急に照れだした。

注目してほしいのはタナカを塗りたくった女性ではなく、その後ろです。ちょっとわかりずらいですが大きな木がはえてます。木が立っている所に強引に店を出されてます。

女性がタナカをつけてるのを見ると異文化を感じれてよいのですが、個人的には美人は素顔のままがよいかと思います。

その向かいの店の人。何の店かは忘れました。もう時間が無いので目があった人だれかれかまわず写真を撮らせていただいてます。

16時30分にミャンマーのイミグレーションが閉まるということで急ぎます。ミャンマー滞在約５時間足らず。これから橋をわたってタイに戻ります。かなり名残惜しい。できればタイ側国境の町メーソートに一泊してゆっくり見物すればよかった。
それと後から知ったのですがタイとミャンマーには30分の時差があり、私は時計をタイ時間のままにしてたのでイミグレーションが閉まるまで後、30分余裕があったようです。

タイ側から戻ってくる人々。
シャワーキャップもアジアでは立派な雨具。

「バイバイ」
行商に行ってたんでしょうか？タイ側から女の子がミャワディーに戻ってきます。彼女の腰のあたりに見える線が国境線だそうです。奥がタイ。

この旅行記へのコメント （6）

• kanaさん 2011/03/10 22:11:48

  日帰りミャンマーはタチレイだけではなかったのですね

  オークンさん　こんにちわ
  
  先日、メーサーイからタチレイに行ってきたのですが、
  タチレイ以外にも、このような場所があるとは知りませんでした
  
  タチレイはあんまりミャンマーという感じがしなかったので
  いつかは、ほんとのミャンマーに行ってみたいなぁと思っています
  
  でわでわ
  
  kana

  オークンさん からの返信 2011/03/12 21:24:06

  RE: 日帰りミャンマーはタチレイだけではなかったのですね

  kanaさん、コメントありがとうございます。
  
  > タチレイ以外にも、このような場所があるとは知りませんでした
  
  ミャンマー・タイの国境はkanaさんの行かれたタチレイ（メーサーイ）、私の訪れたミャワディ（メーソート）の他にパヤトーンズ（サンクラブリ）、海の国境のラノーン（コートン）の４箇所があるようですね。
  
  私はミャワディ以外にも、サンクラブリからのミャンマー入国をトライしたことがあります。
  
  当時、諸事情で国境が閉鎖されているという情報があったのですが、ミャンマーの匂いを嗅ぎたい一心で行ってみました。
  
  よかったらそちらの方もご覧いただけると幸いです。
  
  http://4travel.jp/traveler/asi/album/10448072/
  
  http://4travel.jp/traveler/asi/album/10449919/
  
  > タチレイはあんまりミャンマーという感じがしなかったので
  > いつかは、ほんとのミャンマーに行ってみたいなぁと思っています
  
  ぜひチャンスがあれば行ってみてください。古き良きアジアの香りがプンプンする癖になる国です。
  
  
  オークン
  
  
  

• サミュエル二世さん 2011/02/26 11:39:32

  ミャンマー、懐かしいです

  オークンさん
  
  はじめまして、サミュエルです。
  また、先日は当方の旅行記に訪問いただき、また投票もしていただきありがとうございました。
  入院生活を送っていたため、御礼が遅くなりました。
  
  スコータイから３時間程度でミャンマーの国境まで行かれるとは知りませんでした。簡単に行かれる国境の街なので、タイ化されていると思いましたが、写真で見る限り、ミャンマーですね。
  
  私も以前ミャンマーに行ったことがありますが、空路ヤンゴンに入りそこから、移動しました。
  
  他の旅行記も拝見していて、女性と子供中心というところに共感を感じました。
  これからもよろしくお願いいたします。

  オークンさん からの返信 2011/02/27 21:02:59

  RE: ミャンマー、懐かしいです

  サミュエルさん、メッセージありがとうございます。
  
  > スコータイから３時間程度でミャンマーの国境まで行かれるとは知りませんでした。簡単に行かれる国境の街なので、タイ化されていると思いましたが、写真で見る限り、ミャンマーですね。
  
  そうですね。どうしようもなくミャンマーですね(^^;)
  ミャワディは私とミャンマーとの最初の出会いでした。
  この時は10日間かけてバンコク、ビエンチャン、スコータイ、カンチャナブリなどを旅しましたが、滞在時間が最も短かったミャワディが最も印象に残りそれからミャンマーに興味を持つようになりました。
  
  余談ですが、少し前に女性タレントとの不倫でメディアを賑わせた某ジャーナリストが昨年11月のミャンマー総選挙の時に警察に拘束されたのがこのミャワディです。そのニュースが流れた時は私のミャワディ旅行記のアクセス数が急に上がりました（笑）
  
  > 私も以前ミャンマーに行ったことがありますが、空路ヤンゴンに入りそこから、移動しました。
  
  サミュエルさんの旅行記もまた少しずつ見させていただきますね。
  
  > これからもよろしくお願いいたします。
  
  
  こちらこそよろしくお願いします。
  
  オークン
  

• zzr-cさん 2010/03/10 17:14:41

  タナカ

  オークンさま　こんにちは
  
  zzr-cです。
  
  日帰りミャンマーにお邪魔しました。
  
  と言うのですね。日本語みたいです。
  タナカみんなつけてますねぇ〜
  
  ちなみにミャンマーは日本人ビザが要るのでは？
  違っていたらすいません。
  
  ここでも町の人たちは普通に写ってくれてますね！
  
  zzr-c

  オークンさん からの返信 2010/03/13 06:41:59

  RE: タナカ

  zzr-cさん、こんにちは！　コメントありがとうございます。
  
  > ちなみにミャンマーは日本人ビザが要るのでは？
  ビザ無しでパーミット代のみでタイからミャンマーへ陸路（海路もあったかも？）で入国できるポイントは４箇所ほどあります。
  
  ただしイミグレにパスポートを預ける必要があったり、行動範囲が国境から数キロに限定されてたり、その日のうちに出国しなければいけなかったりと制約があります。場所によって若干の制約の違いはあるようです。
  
  余談ですが日本人はタイにビザ無しでの滞在が30日なので、それ以上滞在したい場合、一度出国して他国に行かなければなりません。
  なのでこれらのポイントを使って長期滞在をされる方もけっこういらっしゃるようです。
  
  実は私はもう一箇所別のポイントも訪れてるので、また今度旅行記にしますのでご覧いただけると幸いです。