2010/02/08 - 2010/02/08
2360位(同エリア4364件中)
窓際さん
今夜は今まで眺めるだけで通り過ぎていた
京都三ツ星『千花』。
正直、お料理の写真だけ見ていると
「なんだか地味だな〜」と思わせるのである。
それでなかなか寄り付かなかったのだが・・・
-
ヒマだし、雨女だけどオヤジが晴れ男なんで
雨も降らないしで、木屋町通りを
ぶぅ〜らぶぅ〜ら歩きながら祇園方面へ。
写真はホテル・オークラの下で。 -
これ。
このほっそぉ〜い路地の奥に光る赤提灯。
何度眺めて
「どんな店なんだろう?」と思ったコトか。 -
昔、奥まで覗くだけ覗きに行ったコトがあるのだが
一歩進むごとに遠ざかる四条通の喧騒。 -
突き当たり、右にこの暖簾。
さぁ始まる三ツ星の世界!
期待に胸がふくらむ(笑) -
中は白木のカウンター。
8席のうち、結局お客は
アメリカからの4人、台湾からのひとり、
そしてこの日は、日本人はわたしたちだけだった。
さすがミシュラン。
まぁ、2階のお座敷には、他にも何人もいたようだが・・・・ -
まずはビールを頼む。
写真を撮ってもいいかと女将にたずねると
カメラの下にどうぞと、敷物をくれるのだが
あれって、
カウンターをカメラで傷付けないようにって
そんな感じだったな〜(爆) -
一皿目は
カツオとグレープフルーツの和え物。
そうなのである。
ココ、フルーツの使い方が独特。
それもなんとなく
「フシギ世界」で二の足を踏んでいたのだが・・・・
フルーツのさわやかな酸味・甘みと、
濃いカツオの風味が、旨いのである!
このカツオがまた、旨いのなんの。 -
慌てて酒を頼むのだが
店主が「何合呑むか?」と尋ねてくる。
面食らったが、
どうやら呑む量で、酒の種類・構成を考えてる?
記憶が飛ぶとかなちぃので(←さすがに学習した)
今回は3合と覚悟を決める(爆) -
続いて、からすみと、大根。
こんれがもぉ、ねっとりとぶ厚くて
なんちぅ旨いからすみ!
ポリポリと大根かじりながら
もぉ、ヤル気出るのなんの! -
続いてその横、折敷の中に置かれるのがコレ。
かずのこ。
正直、数の子はあんまり好きじゃないので
ひとくち食べてオヤジにあげたのだが
器に残るおだしの旨いコト!
そういやココの店主、
わりと頻繁に味見をするのだが、
かずのこの時は、その噛む音がおかしかったな(笑) -
続いてこれは
エイのほほ肉の煮物。
こぉれがもぉ、旨いのなんの!
なんかね、すっぽんスープを思わせる
くちびるがペタっとするコラーゲンで
しょうが風味のだし。
白ネギに、生麩が入ってて
エイの身が、おだしの味を吸って悶絶の味。
エイなんてクサそうなイメージだったが
これ、また食べてみたい。 -
次はてんぷら。
ヒラメのえんがわ、しいたけ、タラの芽。
タラの芽、あちこちでみかける時季だが
今年は初タラの芽!
塩と橙が用意される。 -
ヒラメのえんがわは、
食べると中はトロっとコラーゲンのかたまりのように
クチの中で消えていく。
こんなの、初めて食べた。 -
タコの内子。
酢味噌でいただく。
立派な内子。
酢味噌もまた旨い。
でも、そういやここって
ワリとデカい食材。
噛み付かないとダメなんで
ちょっと食べづらいかな(笑) -
そしてお椀。
わくわくしながらフタを開けると・・・・ -
なんちぅいい香り!
はまぐりのしんじょ。
雪ごもり風って言ってたかな〜。
うすぅ〜い蕪が、うっすら積もった雪のよう。
透き通った蕪の模様が
なんだかとてもキレイで、蕪をめくると・・・・ -
これまた春を感じる具材がたっぷり。
干しシイタケは、
細かくチェックに刻まれた隠し包丁が驚き。
木の芽がすごい香りで、
しんじょを割ると・・・・ -
はまぐりしんじょの中には
はまぐりの身がぷりっと。
この吸い地の旨さときたら
今までで一番、感動した。
も、どんぶりで飲みたいぐらい。
なんだろ、もぉ、旨みがぎぅぎぅ。 -
ちなみに飲み干すと
こんな感じ(笑)
なんだかめでたいです。 -
お造りは、マグロと鯛。
食事も終盤で出てくるこのお造り。
楽しみにしていたのが・・・・ -
分かりますかね?
お醤油だけじゃなく
塩こぶも出されるのである。 -
手前の小皿で、おこぶをのせてクチに入れるのだが
クチの中でこぶの風味と魚の甘さが合わさって
旨いんですよ、コレが!
なんで今までお造りはお醤油と
思っていたのだろう。
わさびもすり立ての香りの良さ。
岩海苔も旨かった。 -
驚いて大騒ぎで食べていると、
「これもびっくりするよ?」と
店主が出すのが、コレ。
アワビの肝、赤貝のヒモ、えのきの和え物。
さっぱりと、でも磯の香り。
もぉ、呑めと言わんばかり(笑) -
次にこまごまと出されるのが、
最初に食べて欲しいと言われた左下から
生湯葉、これがまた、お豆腐のクリーム?!
濃厚な大豆の風味に濃厚なだしが加わって
旨いのなんの。
次にセリ・しいたけの胡麻和え、いくらの粕漬け。
上の段、右からヒラメの肝の佃煮、おじゃことセロリ。
呑めと言わんばかりだが
正直、もぉ満腹だぁ〜っ -
焼き物はマスノスケ。
キングサーモン。
お塩かポン酢を付けてどうぞと言われる。
付け合せは焼きピーマン。
ま、これは面白くなかったな(笑) -
炊き合わせ。
海老芋、厚揚げ、畑菜、にんじん、おネギ。
ちょっと厚揚げの油がだしをにごらせるのだが
オヤジはそれが旨いと喜んでたな。
味のしみた海老芋が
ものごっつい旨かった。 -
そして最後が、これまた『千花』らしいフルーツ。
マンゴーと鮎の稚魚の和え物。
甘酸っぱいマンゴーの風味がさっぱりと
これもまた旨いのである。
まぁ、果肉はどけといてくれてもいいかなぁ〜。
そのまま食べると、やっぱ、マンゴーなんで(笑) -
〆は季節に関わらず、コレなのかな?
もち米に、大葉の千切り、柴漬け。
もち米の量は、先に確認してくれる。
満腹だけど、ごはんは別腹なんで
ノーマルで(笑)
大葉をサクサク切ってる姿を眺めていたが
やっぱ、すんごい細く美しい切り方!
でも、大葉の苦味とか・・・
これはまぁ、1回食べたら、もぉいいかな〜。 -
『千花』のデセールは
ヘタなお菓子出されるぐらいなら
いっそ潔いフルーツジュース(笑)
りんご、みかん、オレンジって
言ってたかな。
ジューサー回してる音が
奥から聞こえてくる(笑)
総評。
見た目はやっぱり華の無い画ヅラなのだが
さすが三ツ星。
味はものごっついインパクトだった。
正直、ランチもお腹に残って
良いとは言えないコンディションだったが
ココまで感動させられるとは思わなかった。
実に華やかな味!
ぜひ、また季節を変えて行ってみたい。 -
最後に店主から名刺をいただいて、
入り口の赤提灯で記念撮影。
三ツ星の歴史ある割烹とは言え、
とっても気さくなお店で、笑わせてもらった。
トイレに行けなかったのが残念だったな〜。
アメリカからのおばぁちゃんが
なっかなか出てこなかったんで、諦めたのである(笑)
あ、ネコは関係ありません。
あ、右側の名刺は、次々巻で(笑) -
おまけの1枚。
高瀬川沿い、ぶぅ〜らぶぅ〜ら歩いてて見つけた
土佐藩邸あと。
「龍馬伝」みてるんで(笑)
ま、そんなワケで、1日目はおしまい。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ママブー♪さん 2010/03/04 15:01:54
- グルメの真髄かも!!
- 和食はボリュームがない! どうせ天ぷら、刺身、煮物・・・とキャパの狭いことを言っていた私はこのお食事を見て反省です。
まだ食べたことがない組み合わせ。。。えんがわを天ぷら!?刺身に塩昆布を!? おぉ〜 と目から鱗でした。
でもこのお料理、無粋な事を聞くけれどおいくらしたのでしょうか?窓際さんのお食事旅行記はとーーーーーーーーーってもリッチでハイソなもので、私ももう少し年輪を刻んだらこういう店に似合う人になれるかなぁ?と思いながら、楽しんで拝見させていただいています。
家では出せない味を求めて、私も美味しいモノを食べに行きたいです。
お酒のアテに最高なモノばかり見てしまったので、今夜の日本酒に合うような相模湾で取れたてのお魚をこれから買いに行ってきマース!
- 窓際さん からの返信 2010/03/04 19:10:59
- RE: グルメの真髄かも!!
- 同じですね〜。
ウチも和食=宴会料理、宴会膳なイメージがあって
まぁ〜ったく興味無かったんですけど
パンドラの箱、開けちゃいました(爆)
でも、「千花」さん、
ノロ出しちゃったみたいですね〜。
宇宙から降ってくるようなウィルスなんで
防ぎ切れない面もあるんでしょうけど・・・・
お値段は・・・・真ん中のコースです。
HPでご確認ください(笑)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
二条・烏丸・河原町(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
31