2010/01/18 - 2010/01/19
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nasubonさん
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自分にはまったく似合わない!ニューヨークで、
いちばんの楽しみだったのが、MSG。
マディソン・スクエア・ガーデンといえば、
ガキのころにスポーツバッグを使ってたなと。
そのころは、このガーデンが何かもよく知らず、
ただの流行で買ったような気がするが、
いまMSGといえば、ニックスとレンジャーズで、
スポーツ観戦が好きなら、聖地のひとつだろう。
今回は充実の2連戦なのである。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- JAL
-
マディソン・スクエア・ガーデンである。
マンハッタンのど真ん中にあり、
ペン・ステーションの真上にあるのだ。
ここはさまざまなイベントが開催されるが、
NBAならばニックス、NHLならレンジャーズだ。
最近のニックスは長期低迷がつづいていて、
レンジャーズももう一歩という感じのようだが、
どちらにしてもファンにとっては聖地だろう。
今回はNBAとNHLの両方のチケットを取っておいた。 -
1日目はNBAで、ニックス対ピストンズ。
どちらも低迷つづきで、あまりいいカードではない。
が、ホームチームが勝つことは好ましいことなので、
勝てそうなカードを選んでネットで購入した。
チケットはTicketMasterで押さえ、現地受け取り。
ガーデンに入ると、WILL CALLがあり、
ここで控えを提示すると、チケットが渡された。 -
チケットを受け取って安心すると、
ガーデン内をちょっとうろちょろ。
とうぜんニックス・ストアが出ていて、
オフィシャル・グッズを売っている。
が、今回は買わない。
ぼくにとってのニックスは、
やっぱパトリック・ユーイングだからなぁ…。
監督ならパット・ライリーだし(ふる〜) -
上層のフロアには、常設のニックス・ストアが。
この指はなかなかいいなぁ〜。
ファンでなくても、ちょっとそそられる感じ。 -
いよいよガーデン内だ。
テレビと一緒だぁという馬鹿な第一印象。
客のスタートはきわめて遅いようで、
試合開始1時間を切っても、こんなに閑散としている。
ま、これは欧州のサッカー場なんかもそうだから、
こちらが早すぎるのかなぁ…。
でも、こちとら一生に一回かも…とか思ってるから、
毎週のように試合を見られる方々とは違うしな! -
試合前にちょいとお食事。
いやはや貧相な食事であることよ。
でもまぁ、アメリカでこれらの献立は、
良くも悪くも外れない。
感激するような食事ではないが、
文句をいうようなもんでもなく、
きちんと腹はふくれるのだ。 -
少し客が集まり始めると、
小型バスケットゴールを背負った兄ちゃんが現れ、
子ども騙しのバスケット・ゲームを始める。
こいつ、ほんとの子ども騙しなんだけれど、
けっこう盛り上がるのである。
兄ちゃん姉ちゃんもエンターテイナーだし。
NBAは圧倒的な身体能力とタクティクスの競技だが、
ショーとしての演出にもかなり力を傾け、
他のスポーツ・イベントとは違った雰囲気がある。 -
待ってるときに、もうひとつ目に付いたのがコレ。
MSGの名物?なのかな。綿菓子売りのスタイルが凄い。
ま、合理的といわれれば、そうなのだけれど。
このほかに、ホットドッグ売りなんかは、
その場でいきなりホットドッグを作り始める。
こいつも驚いたし、作ってる間はすごく邪魔で、
試合中は頼むなよ!とか思ったりしたのだけれど、
売り子はそんなこと知ったことじゃないという風に、
いつでもどこでもホットドッグを作る。
文化の違いなんだろうなぁ。 -
いよいよ選手の入場だ。
MSGに限らず、NBAの試合では、
頭上のモニター画面がけっこう大きな役割を果たす。
選手入場なんかのときはロッカーを映すし、
試合中は攻撃や守備に応じたテロップを流し、
客の声援や拍手、かけ声などを促す。
テレビ中継で選手が上を見上げることが多いのも、
このモニターでリプレイを確認しているわけだ。 -
試合前には国歌斉唱。
レギュラーシーズンの試合でも、
当然のように、さまざまなキャストが歌う。
これって、すごくいいじゃんと思う。
ただ、この席はちょっと見にくいなぁ。
ここは2階のゴール裏だったけれど、
ここなら3階のコートサイドのほうがいいかな。 -
試合はこの人の独壇場。
ポイントガードでもの凄く小さい。
といっても180くらいはあるわけだが、
NBAでは指折りな小兵。
でも、ロングレンジのシュートが正確で、
なにしろ速い。NBAでは2m級の人でも速いけど、
そんななかでも圧倒的に速い。
ま、この身長では、それくらいでなければ、
活躍はできないだろうけれど…。 -
NBAはタイムアウトのたびに、
こうしてチアリーダーが出てきたりして、
観客にヒマな時間を与えない。
ここらへんのショーアップはアメリカ流。
好き嫌いはあると思うけれど、
魅せることは重要だろう。 -
で、試合は第4クオーターの1分を残し、
ニックスが10点差を付けてしまった。
ホームが勝つのは万々歳である。
のだけれど、この大差はいかがなものかと…。
バスケは残り1分で5〜6点差くらいならば、
ファールゲームに持ち込んで勝負ができるけれど、
10点差になってしまうと、もう決まりだろう。
そのせいではないのだけれど、
観客も終了前にさっさと帰ってしまった。
余韻もなにも、あったもんじゃなかった。。。 -
で、MSGの二日目。
この日はレンジャーズの試合だ。
連ちゃんだと、もう慣れたもので、
出足が鈍いことも分かったから、
ちょいとゆっくりご出陣とあいなった。 -
MSGのなかは、とうぜんレンジャーズ一色。
前日のニックスの出店はきれいにレンジャーズに。
ここらへんの変わり身の早さは、
いつもの慣れた仕事なのだろう。
客層はなんとなくレンジャーズのほうが、
熱狂的で年季も入っている感じがした。 -
たまたま席は前日とまったく同じような角度。
バスケのコートよりはフィールドが広いので、
アリーナ席はなくなっている。
ちょっと寒いのは、当たり前か。
スタンドは開始20分くらいなのに、この有様。 -
NHLはスピードがその魅力。
ウオーミングアップでも速さは実感で、
選手を追いかけるのが大変なくらい。
NBAも凄く速かったけれど、
スピードだけでは、NHLの比ではないな。 -
試合前には、とうぜん国歌斉唱。
ここからもう試合は始まっているし、
歌う側もそれをわきまえて、盛り上げる。
ここから会場もヒートアップしていく。 -
さて試合開始。
対戦相手はライトニングで、そう強くはない。
パックが入ると、いきなりの肉弾戦がスタート。
NHLはスピードとともに、ぶつかり合いも魅力。
会場で見ていると、身体のぶつけ合ったり、
壁に激突したりすると、かなりの大音響。
がんがん行くし、その迫力は会場ならでは。 -
で、そういう肉弾戦だから、
こういうシーンもしばしば。
一試合に何度かは、こういう殴り合いになる。
審判もチームメイトも止めない。
ただ殴り合う様子を眺めている。
観客は大熱狂だ。
収拾を付けるのは、殴り合っているどちらかが、
膝をついたり倒れたりしてからで、
その後に2分間の出場停止とかになる。
これも試合の大事な要素だ。 -
NHLはあまりに速いので、
実際に見ていると、ゴールしたか分からない!
なんてシーンもかなり多かったりする。
そのために、ゴール裏には、こんなランプが。
こいつが回ればゴールなのだ。
今回もこれで確認することが多かった…。 -
NHLの場合は氷を敷いてしまうので、
ピリオド間のショーなどが、なかなかできない。
その代わりに少年ホッケー団?が出てきたりする。
NBAを見た後だと、ちょっと弛む気もするけれど、
スポーツ観戦としては、べつに問題ではない。 -
正直、レンジャーズの選手は知らないのだけれど、
目立ったのは意外にもキーパーだった。
声援の多さも凄かったけれど、
なにしろ鉄壁。あのスピードであんな小さなパックに
いちいち反応できる反射神経はすさまじい。
キーパーに目を引きつけられるなんて、
なかなかない。それだけ存在感があったのだろう。 -
で、スピードと肉弾戦はすごい迫力で、
見ていておもしろいのだけれど、
前日に引きつづいて、この試合も点差が…。
NHLで7対2はないだろと思うわけだ。
地元が勝ってるから、いいのだけれど、、、
NBAにくらべて熱狂的と思われたファンも、
この点数を見れば、そりゃ帰るわな。
もはや勝敗は決しているし、
モチベーションも、もはやない。
これはちょっと残念だったかな。 -
NBAの選手は、試合が終わると風のように去ったが、
NHLではこうして勝利を分かち合った。
これはちょっといい感じ。
客は半分以下になっていたけれど、
これだけの圧勝だったのだから、
こういう瞬間は選手とファンで分かち合いたいよね。 -
で、NBAとNHLを見たのならば、
四大スポーツを制覇したい気分。
が、野球はいまシーズン中ではないので、
ヤンキースタジアムにだけ行ってみた。
つい最近になって新球場に移ったそうで、
新たな聖地なのだろう。
伝統のチームの本拠だもん。
でも、この地区ってやや危ないんだよなぁ〜。
現地の方々も、球場から深入りするなと。
試合が終わったら、とっとと地下鉄とかで帰れと。
なんかちょっと困った気分なのだ。 -
こいつは今だけの風景。
旧ヤンキースタジアムだ。
もう取り壊しが始まっていて、
あちこち穴だらけでちょっと悲しげな姿。
もともと新球場の場所が公園だったから、
それと引き替えに、旧球場が公園になるそうだ。 -
もうひとつ、今だけの風景。
松井だ。個人的には松井といえば松井大輔だが、
ニューヨークならば、まぁ松井秀喜ってことだろう。
もうニューヨークのメンバーではないけれど、
まだ松井の名が残っていた。
もう撤去だろうなぁ。 -
で、四大スポーツでもっとも人気のNFL。
1月はプレイオフのシーズンだから、
チケットなんて買えやしない。
さらにジェッツは今年もなかなか勝てず、
ワイルドカードでようやくプレイオフに滑り込み。
ところが、そのプレイオフで進撃を果たし、
あとひとつでスーパーボールというところまで勝った。
コルツ戦を前に、タイムズスクエアでこんな大騒ぎ。
向こうでもテレビではさんざんジェッツを見たが、
帰国直前にお祭りにちょっとだけ参加!
四大スポーツ制覇!ぢゃないよなぁ〜
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