どっかいきたいな　イタリア−ドイツ　５

2009/12/19 - 2009/12/27

中国在住の私にとって最大の長期休暇は旧正月、でも次の旧正月は残念ながら担当部門の工事で休めません・・・

ということで12月に休みをいただいてクリスマスシーズン冬のイタリア−ドイツに行ってきました。
寒さは覚悟していたけど、大雪で交通は麻痺・・・
いろいろピンチの場面が多かった旅でした。

ローマ→フィレンツェ→ミュンヘン→ヴェニス
→ニュルンベルグ→オーバーベーゼル→フランクフルト

エリア ライン川流域周辺(ドイツ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

ニュルンベルグ→フランクフルト→マインツ　と列車を乗り継いでオーバーベーゼルに向かいます。

フランクフルトでの乗り継ぎ
30分くらいの乗り継ぎ時間があるのですが、すでに乗り換える列車はホームにいます。まずは席を確保、12時と昼飯時だったので、テイクアウトでなんか買ってきて列車内で食べることにしようと。マクドナルドがホームにあったのでそれでいいや。

妻を列車に置いたまま私が買いにいきます。

ちょっと気になっていたこと、ドイツの新幹線ＩＣＥですが、その車体にドイツ国鉄のマーク”ＤＢ”のマークではなく、オーストリア国鉄”ＯＢＢ”のマークがついていたこと。

マクドナルドに向かいかけて、なんかちょっと引っかかるところがあり、ホームの電光掲示板を再チェックすると・・・

ウィーン行き！？

なんと列車が遅れて乗る予定の前の列車がホームに停まっていたのでした。あわてて戻ってとにかく妻を列車から降ろす。危ないところでした。もう少しでビックマックを買って帰ってきたときには妻はウィーンにということになるところでした。

もしそうなっていたら、どう対応とればいいんだろう？携帯電話も持ってないし。今考えても危ないところでした。

それにしても今回の旅は交通機関に関係するピンチが次から次と襲ってきます。

山の上の古城が今日のお宿です。

聞いてはいたけど、駅前には何にもない、おまけに今日はクリスマス25日なのでだーれもいない駅でした。
タクシーが呼べるか心配でしたが、タクシーの電話番号が書いてあり、無事呼ぶことができました。

明日はフランクフルト空港から帰ります。
最終日の予約を立てるときに考えたのが、

・フランクフルトは何もなくてつまらない
・12月25日はほとんどの店が閉まっている。
　観光地もしまっているところが多い

そこでフランクフルトには泊まらずに、ライン川ほとりの古城ホテルに奮発して泊まることにしました。

でも、ちょっと奮発しすぎか？通された部屋は迷路みたいな通路を歩かされたので位置がよくわからないが古城の最上階？リビングと寝室が分かれているスイートタイプ、もしかしてこのホテルで一番いい部屋なのでは・・・

部屋にはフルーツはもちろんのこと、ブランデーまでサービスとしておいてありました。

部屋からの景色も最高です。

今回イタリアドイツを旅行しましたが、ドイツの寒さは覚悟していた、というよりも恐れていました。
イタリアが予想以上に寒かったのでそれより寒いはずのドイツはどうなっちゃうの？と思っていたし、イタリア北部の交通麻痺に巻き込まれてしまったので、フランクフルトにフライトの前日に泊まらずに、当時のフランクフルトへの移動もあきらめて、フランクフルトにホテル取ったほうがよいかなとも思い始めていたことでした。

それが、ドイツに入ったら雪が消えて、そんなに寒くない、あのイタリアの寒さはなんだったんだ。

この先がローレライ？

川を見ていると貨物船が上ったり、下ったり、

冬の間ライン下りの観光船は走っていませんが、貨物船はたくさん走っていてライン川は今でも交通の大動脈なんだね。

Burghotel auf Schonburg

ほんとの古城でした。

泊まった部屋は　235ユーロ　でした。

食事はホテルのレストランでコース料理で奮発しましたよ。

まあクリスマスだし、ここでケチっても仕方ないしね。

なによりホテルのレストラン以外に選択肢はないしね。

ライン川からの日の出

豪華なホテルに泊まったのでなんか寝てしまうのがもったいない。悲しい貧乏人の性ですが、結局睡魔に勝てず寝てしました。でも朝は早起きして日の出をずっと見てました。

今回の旅行もこれで終わりです。

冬のヨーロッパ、寒さは覚悟していたけど雪で交通麻痺のところまでは予想していませんでした。

実家が北陸の私ですが、北陸の冬も雪で交通が麻痺するようなことがありますが、そんな時言葉の通じない外人さんはどうするのかなと思ったことありましたが、今回の私がまさにそれでした。

今まで学生時代から40カ国近くを旅行しており、結構旅なれているつもりでしたが、今回の旅行は結構ピンチ多かったですね。特にベネチアの夜ホテルを探して雪の中を午前2時まで歩き回ったのは堪えました。

でもトラベルはトラブルなんてよく言うけどそれは本当で、最終的に無事に家までたどり着けるのであれば、トラブルが多ければ多いほど思い出に残る旅、つまり成功した旅行になっていると思います。

おかげさまで今回の旅行はこれからの人生の話の種になるような事例がたくさん詰まった旅になりました。