2009/12 - 2009/12
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SATORUさん
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12月31日
朝4時半に起きて首都・ダマスカスへ向かう準備をする。
準備をするといってもボストンバック1つ分の荷物しかないので、
すぐに出発することが出来た。
1階に降りレセプションで寝ていたスタッフを起こし、
モハメドに宛てた英文の手紙を置いて駅へと向かった。
駅まで2kmの距離。
外は真っ暗で寒さが身にしみる。
一瞬、「駅までタクシーでも…」って思ったが、
ぼられて嫌な思いをするのを恐れて、
歩いていくことにした。
他の国々よりも客引きやタクシーはしつこくなく優しい人々が多かったアレッポ。
時間が許せばもう少し居たかったが、
なんせ時間が無い。
過ごしやすさで言うと5本の指には入ると思う。
そんなことを考えながら、
アレッポ駅に5時過ぎに到着した。
駅の中には続々とダマスカスへ向かう人で一杯になってきた。
日本国内では青春18切符で旅行するなど、
列車旅行が大好きな私にとっては、
シリア国鉄の旅は非常に興味深いものだった。
待合室で待っている間、
どんな列車でどういうところを走り…。
考えるだけでも嬉しくなった。
ダマスカス行きの列車は5時40分発。
ダマスカスには9時40分到着予定だった。
午前5時25分くらいから改札が始まり、
駅の中に入ることが出来た。
どうせボロボロの列車で行くことになるんだろうな〜。
と考えていたが、
その考えはいい意味で裏切られた。
列車は韓国製で、
座席は韓国新幹線の1等席と同じ感じの座席で、
2列1列の配列で非常に快適。
この国の列車とは思えないくらい立派な列車だった。
列車は定刻通り5時40分に満席で出発した。
停車駅は私が通ってきたハマとホムスのみ。
列車に乗った後、
新聞、ジュース、イヤホンなどが配られた。
列車は暗闇の中を走っていたが、
最初の停車駅ハマに着いた頃には外が明るくなっていた。
列車は荒野を走る。
列車の沿線には家々が無い。
駅の周りに少し家があるのみだった。
何もさえぎるものが無く地平線が広がっていた。
この風景もモンゴル国鉄に乗った時にみた風景に似ているような気がした。
そして、ダマスカスに近づくにつれ多くの家々が見えてきた。
列車は40分くらい到着が遅れ、
10時20分位にダマスカスに到着した。
ダマスカス駅は町の中心部から5km位離れているため、
バスで町へ向かわないといけない。
どこにでもあるが「タクシー?」と声を掛けてくるが、
「バスで行く」といって断った。
10分待ちバスが来たためバスに乗る。
バスは乗ってる人が少ないだろうって勝手に思っていたが、
意外と満員だった。
私はとりあえずダマスカス市内の中心部に行かないといけないと思ったが、
どこで降りればいいのかわからない。
しかし、シリアでは誰かに聞けば誰かが親切に教えてくれた。
バスの中でダマスカスの中心部「マルジェ広場」って連呼してると、
やっぱり人々が助けてくれた。
途中、1人の男性が「ここで降りろ」と私に降りるように促す。
しかし、別の男性が「俺もそこへ行くから付いて来い。
ここで降りたらだめ」といってくれたので、
その言葉に甘えることにした。
彼は親切に広場まで連れて行ってくれた。
彼にお礼を告げ宿探しをすることに…。
しかし、方角、場所、位置関係がつかめない。
やっぱり、ここでもいろんな人に聞きまくる。
警察官に聞いてみると、
他のところから人が寄ってきて、
やっぱり「俺について来い」といって、
私の目的地まで付いて来てくれた。
ほんでもって無事に宿に到着。
あつかましくも値段交渉をするが受け入れられず…。
他を探すのも邪魔くさかったので、
この宿で決定した。
-
シリア国鉄の切符。
一日前に購入。
買ったのはシリア国鉄が誇る「トレインセット」。
アレッポ〜ダマスカスまで240SPだった。
切符は指定席らしいが、
何が書かれているのかさっぱりわからん。 -
朝の5時40分発の列車に乗るということで、
宿から歩いてアレッポ駅へ。
朝のアレッポ駅です。 -
「トレインセット」は韓国製の気動車。
シリアらしくなくとても綺麗だった。
車両は数えていないが、
恐らく5,6両繋いでいたと思う。
そのうち、1両のみが2等車。
あと全車両が1等車でした。 -
1等車の車内。
韓国新幹線KTXの1等車と同じ座席。
1列2列の配列で、
座席が広くゆったりとした鉄道旅行が楽しめる。
液晶モニターなんかも付いていて、
ダマスカスに着くまで映画が放映されていた。 -
アレッポ駅にて。
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さずが、シリアが誇る特急列車「トレインセット」。
列車が動き出して早々に新聞が配られ、
飴、ジュース、イヤホンが配られました。
シリア人に「ダマスカスへいきたいんやけど…」
って言うと、
「じゃあ、トレインセットで行くべき」
って言っていたのが頷けます。 -
アレッポからハマ間の風景。
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一つ目の停車駅、ハマ。
ハマの郊外に駅があるらしく、
乗降客はまばらだった。 -
ハマから次の停車駅ホムスまでの風景。
列車は荒廃した大地を走る。
地平線も見えた。 -
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窓に目をやると、
投石をされたと思われるヒビ…。
日本でこんな状態で列車を運転していたら大問題だが、
シリアでは無問題。 -
窓の外を見ると突然霧が…。
-
列車はダマスカス駅に到着。
シリア国鉄のダマスカス駅は中心部からバスで30分ほど行ったところにあった。
写真は現在改装中の旧ダマスカス駅。 -
旧ダマスカス駅。
現在は改装中。
駅の中にもアサド大統領の肖像画が…。 -
将来的にはヨルダンまで列車が走るんだろうか…!?
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