2009/12/30 - 2010/01/06
4946位(同エリア7397件中)
はぴさん
12/30 1日目 成田→ホーチミン
ベトナム航空VN951便
2009/12/30 10:30 東京 (成田国際空港) 出発
2009/12/30 14:55 ホーチミン (タンソンニャット空港) 到着
今回は直行便なので楽々。昨年訪れたブラジルに比べれば、6時間なんてあっという間。ベトナム航空の青い機体は、学生時代の制服を思い出す色だ。機内食はなかなか美味。前半は暴睡してしまったが、後半はプリントアウトしてきたベトナムの歴史に目を通し、出発前にDVDで見たベトナム戦争の映画を思い出しながら、ちょうど自分が生まれた時代の背後でおきていた事実なのだと改めて認識しなおす。
入国審査をすませ、まずは空港内で両替。街中での両替の方がレートが良いということで、小額20ドルのみ両替した。そして、空港出口右側奥にあるという街中行きのローカルバス152を探すと、なんなく発見。運転手と車掌さんがいるものの、予想通り英語は通じない。とりあえず1万ドン出すと、運転手が2000ドン5枚に両替してくれたものの、料金は3000ドンとある。仕方なく4000ドンを料金箱に入れようとすると、車掌さんが困り顔で後ろの乗客に何か言う。乗客のひとりが1000ドン2枚を持って来て、両替してくれた。ベトナムに関してはタクシーのぼったくり、ひったくり、などの注意喚起が多くあったため、若干拍子抜けしてしまった。当然といえば当然だが、悪い人もいれば、親切な人もたくさんいるのだ。
運転手には「ファングーラオ」と、安宿街のストリート名を伝えてはいたが、バス内に経由地が書かれていたので、それと走行中のストリートを見比べていると、あとどの位で目的地に着くかわかった。30分弱でファングーラオ通りに到着。目的地からすると道路の反対側に降ろされてしまったので、まずは第一関門。交通量が多く、信号のない道路の横断である。やはり、一歩目踏み出すには勇気がいる。結局、他に横断する人が現れるのを待って、一緒に渡った。バイクもこちらを見ているので、こちらの動くスピードを見て避けて通ってくれるとはいえ、最初はなかなかタイミングがつかめないものだ。(大縄跳びのような感じ?)
予約した安宿は、地図上ではデタム通りから奥に入ったところだったのだが、奥に入る道など見つからず、うろうろ。結局、他の宿の勧誘の人が親切にも連れて行ってくれた。やっぱり思っていたより親切な国民性ではないのだろうか?
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ようやく到着した「Ngan Kim guesthouse」は、バイク1台がやっと通れる程の細い路地を通り、とても宿があるとは思えないような場所にあった。外観も限りなく普通の家に近く、1フロア2部屋といった敷地面積の狭い構造。想像通り、かなり狭いけれどキレイな部屋だった。便座のほぼ真上にシャワーがある事を除けば、ベッドだけでいっぱいになってしまう狭い部屋も悪くはなかった。セキュリティボックスなんて高尚なものもないが、宿らしくない風貌や立地、アットホーム感満載のお母さんの印象から言って、荷物にパスポートを入れておいても大丈夫と判断。(2泊したが、その間誰かが部屋に入った形跡なし。掃除もしてくれてないけど、ま、いっか。)
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国営百貨店(サイゴン・タックス・トレードセンター)まで歩き、そこで待ち合わせしていた一人旅仲間と合流。彼女はメコンデルタツアーで一緒だったお仲間と、仕事関係の知人だというローカルの方を連れてきたので、ローカルの方にお願いしてヤギ鍋に連れて行ってもらった。店の外の道路沿いにテーブルを並べて、そこでヤギ焼き肉、蒸し物、そして鍋。ラムが苦手な人はだめかもしれないが、私達はとても美味しくいただいた。ローカルの方に面倒みていただけたおかげで、格安でお腹いっぱいに。その後、日本人3人でチェーというベトナムスイーツを食べに行き、マッサージを受け、軽く飲んでお開きとなった。初日早々、完全に充実した時間を過ごすことができ、この日お会いできた方々に感謝感謝。
つづく。。。 -
2日目 メコンデルタ&クチトンネルツアー
メコンデルタとクチトンネルは逆方向にあるらしいのだが、時間の都合上どうしても1日で両方行きたい!と探したツアーは日系の高価なものしかなかった。ということで、これはweb上で数日前に予約をすませてあり、朝7時過ぎにpick upが来た。日本語を話すローカルの女性ガイドも、私の宿を探すのには苦労したらしい(笑)。
まずクチトンネル。ベトナム戦争の傷跡をリアルに目にする事ができる貴重な場所である。流血必至の罠の数々、人がひとり通れるぎりぎりの位狭い通路、そして兵士が隠れたであろう小さな穴。みんなこの穴に入って写真を撮るのが恒例なのだが、私も穴に入ったところ、案の定自力で脱出できなくなり、係の人とツアーメンバーに引き出された。格好悪い。。。
そしてこの写真は数々ある罠のひとつ。一度かかってしまうと、どう脱出しようとしても刺さるシステムになっている。痛い。。。 -
こちらに来る前に、「プラトーン」「ワンス・アンド・フォーエバー」「地獄の黙示録」を見た。映画の中で、ベトナムの指揮官が地下室で指令を出しているシーンもあるので、クチトンネルに行かれる方にはこの辺りの映画を渡航前にご覧になることをオススメしたい。個人的には、「地獄の黙示録」など、アメリカ兵の矛盾点などが描かれたものに共感をもってしまうのだが。
そういえば、ホーチミンではマクドナルドを見ない。この規模の街でマクドナルドがない!というのは結構驚きである。 -
車を飛ばすこと約2時間、レストランに到着、お待ちかねランチタイム。定番揚げ春巻きや生春巻き、ガイドブックなどでよく見るちょっと怖い魚、鍋、などなど。
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メコンデルタでは、船で川を渡り、そこに住む人達の生活を垣間見る(と言っても観光用でしょうけど)。ココナッツキャンデーを作っているところ、はちみつ採取しているところ、などなど。蜂の巣に指を持って行かれ、みんなヒヤヒヤ。
日本人のみのツアーは時々、各グループで固まり他の人と全く接点を持とうとしないメンバーにあたり、少々寂しい思いをする事がある。が、今回は私以外にもひとり参加のおじさんがいて、また他のカップルも友好的、女子2人組のひとりは全体を盛り上げるムードメーカーと言っていいほどのキャラクターで、とても楽しく過ごすことができた。この日お世話になったみなさんにも感謝。 -
夕方宿に戻り、年越しはホーチミン在住の日本人女性と過ごす。ベンタイン市場そばの屋台で乾杯!
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3日目 ホーチミン〜シェムリアップ
2010元旦。評判のバインミー(バゲットのサンドイッチ)を食べに、有名なニューランというお店へ向かう。徒歩でも30分弱で行けるのだが、お腹が空いてしまったためタクシーで。と思ったらやられた。ゼロひとつ多くつけられるパターンのぼったくりタクシーに会ってしまった。一般的に、「ぼられない大丈夫なタクシー」と言われるVinasan taxiを拾ったはずだったのに。。。
安宿街から街中まで、おそらく2万ドンほどで行けるのだろうが、20万ドン札を見せてきて、これを払え、と言う。そんなバカな。街中〜空港まで約30分で11万ドンなのに、たかだか10分乗って20万ドンなわけがない。勝手に降りようにもドアが開かず降りられない。10分ほどタクシー内で押し問答。私が断固として聞かないので向こうが折れたが、ここにきて非常に不愉快な思いをさせられてしまった。
バインミーは評判通り美味!そしてボリューム満点なのにお得感たっぷりの1万5千ドン。これにスムージーを頼んでお腹も満たされ、怒りはどこへやら。街の散策をして、午後はカンボジアに向かうべく空港へ。
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