2009/12/02 - 2009/12/02
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ぺこにゃんさん
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後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)を見たい!
でも平野から見上げるのは何か味気ない…それなら山の上から見てみようと思い,僧ヶ岳へと登ってきました。
僧ヶ岳からは雪化粧した後立山連峰を一望でき,眼下にはエメラルドグリーンの黒部川・うなづき湖を見ることが出来ました。
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富山地方鉄道に乗り,宇奈月温泉駅まで来ました。
トロッコ電車で有名な黒部峡谷鉄道の営業は11月末で終わっていたので,ひっそりとしていました。
僧ヶ岳を目指すには,車で標高1043mの第3登山口まで行き,そこからスタートすれば比較的楽に行けるようです。
しかし車に乗らない主義(?)の私は,駅前からてくてくと歩いて行きました。
では,標高244mの宇奈月温泉駅から標高1855mの僧ヶ岳山頂を目指して,登山スタートです。 -
しばらく歩くと宇奈月温泉スキー場へと辿り着きました。
グネグネと曲がる林道を登っていくのですが,地図を見ると,展望広場へと通じる遊歩道を発見!
ショートカットできてラッキーと思い,遊歩道へと向かいました。 -
途中で見かけた野生のおサルさん。
と,ここまでは機嫌良かったのですが,遊歩道が見つからない…
30分ほど迷った挙句に仕方なく林道を歩いて登りました。
サルにはバカな人間と思われていたのかも。 -
林道を歩いていくと,銅像のシルエットが見えました。
展望広場にある平和の像です。 -
林道から見た景色です。
黒部川が峡谷を抜け,黒部川扇状地を形成しています。
遠くに見えるのは日本海です。 -
スタートから1時間ほど歩いて展望広場に到着しました。
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平和の像です。
夏にトロッコ電車に乗ったときに,山の上に何かあるのを見つけましたが,これです。
未来永劫の安らぎと平和を願いつつ,また母なる川(黒部川)に感謝する意味をこめ,この地に作られました。 -
展望広場は標高565m。
ひたすら坂道を歩いてきたので,結構な高さまで来ました。 -
眼下に見えるのはうなづき湖です。
綺麗な色です。 -
林道沿いに第一登山道を発見。
第二登山道から山道を通っていく予定でしたが,目の前に現れたからには仕方ない。 -
気合を入れて山道へ!
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と意気込んだものの,10分ほど歩いて再び林道へ。
写真が一枚も無い…
気を取り直し,第二登山口へと進みます。 -
登山道は急な登りの連続でした。
これまで1時間30分ほど歩き続けたので,さすがに足に疲れが。 -
疲れを癒してくれるのは,雄大な景色です。
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落ち葉で登山道は滑りやすく,歩くのが大変でした。
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そして,ようやく山道が途絶え,第二登山道も終わりです。
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登山道を登りきったところからは,聳え立つ後立山連邦を目にすることが出来ました。
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北から朝日岳(2418m),赤男山(2190m),前朝日(2210m)。
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雪倉岳(2611m),鉢ヶ岳(2563m),清水岳(しょうずだけ,2603m),旭岳(2867m),杓子岳(2812m),白馬鑓ヶ岳(2903m)。
ここからは清水岳と旭岳が重なってしまい区別が付きません。
さらには旭岳の背後に白馬岳(2932m)があるはずなのですが,これもよくわからなかったです。 -
白馬岳,杓子岳,白馬鑓ヶ岳の三山を「白馬三山」と言います。
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白馬鑓ヶ岳から南へ行くと,天狗ノ頭(2812m),唐松岳(2695m),五竜岳(2814m)が見えます。
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これが展望図(1050m地点)です。
これだけの山が見えます。 -
黒部川扇状地を見ます。
お手本のような扇状地です。 -
次に目指したのは第三登山口。
斜面に梯子が架かっているところが入り口です。
気づかずに通り過ぎてしまいました。 -
梯子を登るとロープが。
無理矢理登山口を作ったような気がしないでもない。 -
標高1000mを超えてきているので,所々に雪が積もっていました。
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標高1200mの展望台に到着。
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宇奈月の温泉街も見えます。
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この展望台から見た後立山連邦です。
壮大,雄大という言葉がよく当てはまります。 -
白馬鑓ヶ岳方面。
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ここでは鹿島槍ヶ岳も見ることが出来ました。
北峰(2889m),南峰(2842m)からなる双耳峰です。 -
さらに奥へと進みます。
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動物の足跡。
何だろう? -
急な斜面の向こう側に後立山連峰が見えてます。
ここを登りきると… -
こんな景色が待っていました。
標高は1500mぐらいでしょうか。 -
綺麗な色をした湖はうなづき湖です。
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湖上に浮かぶ城のような建物は新柳河原発電所です。
トロッコ電車に乗ると見えます。 -
トロッコ電車の線路も見ることが出来ました。
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ここから見る後立山連峰はこんな感じでした。
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アップで山々を撮影しました。
鹿島槍ヶ岳。 -
五竜岳
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不帰ノ嶮
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北へ移動して天狗ノ頭。
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左が白馬鑓ヶ岳。
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右:白馬鑓ヶ岳
左:杓子岳 -
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白馬岳か旭岳。
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白馬岳と旭岳と清水岳。
区別がつかない… -
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天気に恵まれました。
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うなづき湖。
後ろの雪が積もった山は朝日岳。 -
残念ながらこの辺りでタイムアップです。
ところどころ時間をロスしたのが痛かったです。
おそらく1時間ほどあれば山頂へはいけたでしょう。 -
帰り道,ようやく鹿島槍ヶ岳が綺麗に見えました。
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目指した僧ヶ岳の頂上かも。
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帰りは登山道を通らずに車道を歩いていきました。
人工的に作られたものが目に付きました。
排水がらみでしょうか? -
途中,電車の警笛が聞こえたと思ったら,トロッコ電車が走っていました。
営業は終了しているのに… -
電車を追いかけます。
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山頂までは行けませんでしたが,雄大な景色を堪能することが出来ました。
この日歩いた距離はおそらく15km以上。
しかも帰りの電車に間に合わせるため,最後1kmぐらいは走りました。
疲れた…
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