アユタヤ・ショートトリップ　～電車でGO！編～

2010/01/08 - 2010/01/12

バンコクの国鉄ファランボーン駅から古都アユタヤまで約1時間半の車窓の旅。
短い時間ではあるが、都市部では味わえない旅情に満ちた時間が過ごせる。

14世紀に興ったアユタヤ王朝の夢の跡を巡り、バンコク旧市街とは違った感傷を呼び起こす旅となった。

エリア アユタヤ(タイ)

国鉄ファランボーン駅前。　
MRTの終点でもあるので、バンコク市内からのアクセスも良好。
　
ここからショートトリップの始まり。

ファランボーン駅正面。

国王の肖像も飾られているのがわかる。

駅構内。

予想以上に近代的。
お腹が空いた時には、タイのローカルフード以外にも、ダンキン・ドーナツのショップもあるのでお好みに応じてチョイス可能！

こちらの窓口で切符を購入。

ちなみに時刻表などはタイ国鉄のHPからTIME TABLEのメニューを選択すれば最初に出てくるNORTHERN LINEにすべての情報が書かれている。。
時間通りに運行されるとは限らないけど、ご参考まで。

電車の発着情報は写真左上の電光掲示板に英語とタイ語、交互に表示される。

真っ直ぐ奥に進むと、プラットホームへ。

ここから乗車。

アユタヤに到着し、早速遺跡巡りに出発。

アユタヤは周囲を川に囲まれた島。

まずは、島の南東部にある「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」から散策開始。

金粉がほとんど剥がれた寝釈迦仏は、10ｍくらいのサイズ。

足の裏にコインを貼って、落ちなければ願いが叶うとのこと。

曜日毎に仏像があり、自分の生まれた曜日と同じ仏像に油を注ぐ習わし。

建物の奥に祀られていた仏像には、沢山の信者が。

タイ人は信仰深いってのがよくわかるシーンだった。

神々しい像が並ぶ。

アユタヤはとんでもなく暑いためか、昼間はどこに行っても写真のようにゴロ寝したお犬様も拝める。

かつてアユタヤの王がビルマからアユタヤを取り戻した記念に立てられたという仏塔へ。

ゆる〜い微笑を絶やさない柔らかな表情の仏様たち。

カラフルです。

高さ72ｍの塔には登ることも可能。

塔の上からは見晴らし十分。

あまり広くない敷地内に見どころが集中していることがわかるスナップ。

横側から。

お次は、「ワット・プラ・マハタート」。

アユタヤと言えば、この写真。

木の根に取り込まれた仏頭。
妙に印象に残ってしまう。

ビルマ軍によって破壊された仏像。

仏頭が切り取られている。

遺跡の注意書きに「頭のない仏像に、自分の頭を乗せないで」というただし書きが。
遺跡に対する思い入れがないと、普通にやっちゃう人多そう。

こちらは頭が残っているもの。

敷地内はかなり広い。

「廃墟」という言葉がふさわしい光景。

どこを見渡しても、フォトジェニックな景色が広がる。

黄色の衣が殺風景な遺跡に彩りを添える。

板が１枚あるのは王、2枚は神様を示している。

草原に横たわる29mの寝釈迦仏「ワット・ローカヤスッター」。

御尊顔を一枚。

流石に草原の中、横たわっているだけなので、売店もシンプル。

かたや、大きな遺跡は売店も多い。

こちらはアユタヤの中でも屈指の観光スポット「ワット・プラシー・サンペット」。

立ち並ぶお土産物屋さんに交じって、そそられるローカルフード。

何を売ってるのか、不明。

大勢の人が腹ごしらえか、乾いた喉を潤していた。

リスも便乗。

ちなみに冒頭の建物の中には大仏様。

ゴールドがまぶしい。

いよいよメインの仏塔エリアへ。

この日は祝日か何かで入場料が無料でした。

苔むした遺跡が悠久の刻を感じさせる。

セイロン様式の塔への第一歩！

見晴らし良好。

塔には登れます。

頂上はシンプル。

ひっそりと小さな仏像が祀られている。

遺跡の密度が高いので、何らかのTVゲームの世界に入り込んだ錯覚に陥ったりして。

お坊さんも沢山お見かけできる。

アユタヤといえば象乗り。

話のネタに乗っちゃいました。

象とコミュニケーション。

皮膚はかなり硬いが、触わり心地上々。

古都アユタヤを駆けまわって、夢の跡を堪能。

廃墟好きにはたまらなく楽しかったです。