北近畿地区の特急を全部撮影する！ツアー

2010/01/17 - 2010/01/17

京阪神から城崎・天橋立・舞鶴方面を結ぶＪＲの特急はなんと９種類もあります（１０年１月現在）。

現在はＪＲの１８３系・１８１系（ディーゼル）、北近畿タンゴ鉄道のディーゼル２種類で運用されていますが、来年度には新型車両への入れ替えが決定しています。

私の少年時代から走り続けているこれら車両の活躍は残りわずかですので、今のうちに全部撮影してしまおうという壮大な計画をぶち上げて息子２人と行ってきました。

エリア 京都

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JR特急 JRローカル

青春１８きっぷの有効期限が２０日で１回分残っていたので、あまり行ったことがなかった丹後・丹波・但馬地区に行ってみることにしました。

この地区を走る特急９種類を１日で全部撮影するためのスケジュールを考えるのに３時間かかり、相方が半ば呆れていました。

息子２人を車に乗せて、最寄の川西池田の１００円パーキングに車を残して出発。

私が通学で毎日乗っていた１１３系が登場、何だか嬉しい。これもいつまで走っていることやら。これで篠山口まで１時間あまり乗ります。

１１３系といえば４人がけボックス席が並ぶのですが、ＪＲ西日本の車両の一部は２２３系新快速と同じシートが並ぶようにリフォームされているものがあります。

デフォルトのシートは長時間乗っているとお尻が痛くなってきますが、このシートはかなりラクチンです。ただ、窓の位置と椅子の位置が合っていないので場所によっては景色が見えにくいことがあります。

宝塚を過ぎると中国道と同じく山間部に突入します。

電化工事の際に長大なトンネルを掘ったため、線路跡がハイキングコースになっているのは有名な話です。いつか行ってみたいですね。

この駅は半分トンネルの中にあります。

途中の新三田で「北近畿」（新大阪−城崎温泉）の通過待ちがあるので、早速スタンバイ。

まず１／９達成。

篠山口で福知山行きに乗り換え。

新快速と同じ２２３系ですが、５５００番台といわれる福知山地区仕様のモデルで、１２０ｋｍ／ｈしか出ません。それとワンマン運転を前提としているのが特徴です。

ワンマン運転らしく、運賃箱＆運賃表があります。

ローカル線とはいえ、２２３系なので平地では１１３系よりもずっと速い・静か・隙間風少ないと快適。

運転席と反対側の車両の端っこはロングシートになっています。これは新快速とは違いますね。

途中の黒井駅で２回目の「北近畿」

川西池田から２時間で福知山到着。

隣のホームに「たんば」入場で２／９。

本来は京都〜福知山の運行ですが、今日は繁忙期なので城崎まで延長運転していたようです。

北近畿タンゴ鉄道という第三セクターの会社の車両で、「タンゴディスカバリー」というのがあります。

現在は京都方面への往復に使われています。

ようやく３／９。

信号機が邪魔ですが「はしだて」（京都−天橋立）

４／９

各特急のヘッドマークはシンボルカラー（この場合赤）に通るルート（京都−天橋立）を表現するものとのことです。

ちなみに「北近畿」はこんな感じ。

「北近畿ビッグＸネットワーク」というんだそうです。

３両切り離しがありました。

残された車両はちょっと変わった顔をしていましたよ。

北近畿タンゴ鉄道の普通列車です。

福知山では見られない「まいづる」号に会いに３駅隣の綾部に移動しました。

「まいづる」は「はしだて」の後ろにくっついてやってきました。

ここで切り離しを行います。（京都〜東舞鶴）

５／９

進路をご確認ください。

舞鶴に向け出発。お顔がイマイチですが改造車でしょうね。

続いて「きのさき」（京都〜城崎温泉）

６／９

これを写して福知山に戻ります。

福知山に着いたら隣のホームでは、今や珍しい１１３系湘南色の並び。

やはり１１３系はこの色が一番落ち着きます。

続いて２２３系の並び。

もう一度「たんば」

「北近畿」と「きのさき」の並び。

続いて「タンゴエクスプローラー」到着。
（新大阪〜天橋立〜豊岡）

これで７／９になりました。

この光景が来年で見られなくなるのは寂しいです。

「はまかぜ」を見に１時間鈍行に揺られて八鹿に行きました。

またしても「北近畿」に遭遇。

「はまかぜ」登場。

カニのシーズンゆえ６両でやってきて嬉しいです。

８／９（大阪〜鳥取など）

この車両も来年で引退です。

「はまかぜ」を撮って、これで帰途につきます。

鈍行の本数が少ないので、ここからちょっとだけ特急に乗ります。やってきたのは「きのさき」。

三度福知山に戻り、隣のホームにいる「文殊」に乗り換え。これで９／９行きました！！！
（新大阪〜天橋立）

これは本数が少ないので、遭遇が難しいです。

篠山口からは快速に乗り換え、川西池田に戻ったのは５時半過ぎでした。

とても内容の濃いツアーでしたので、とても短く感じました。