千代田区散歩＆山の上ホテル

2010/01/16 - 2010/01/17

今年のお誕生日鉄板焼は「山の上ホテル」と決めました。

で、せっかくだから泊まって来てしまおうと考え、山の上ホテル周辺でどう過ごすか・・・と考える。フツ―の旅行と逆パターンで決まった今回の誕生日企画です。中身は

「聴いて」「歩いて」「観て」「味わう」を堪能してきました。

●聴く＆観る
３月末で閉館となってしまうカザルスホールの「アーレントオルガン ランチタイムコンサート」を聴いてきました。尺八とオルガンという異色のコラボでしたが予想以上に良かったです。

●歩く＆観る
カザルスホールを後にして、神保町〜皇居東御苑〜皇居一周しました。時節柄、皇居ランナーがたくさんいましたが、我々はゆっくりお散歩。お昼は国立近代美術館の「クィーンアリス アクア」で食しましたが、とてもゆったりと過ごせました。

●観る
山の上ホテルにチェックイン。
昔の文人が（缶詰になって？）泊まったといわれるホテル。こじんまりとしているけれども洋館風で本当に落ち着くホテルでした。我々が案内されたのは「モーツァルト」という名前がついた、本館６階の屋根裏ルーム。５階の廊下から階段で上がっていかないとお部屋に入れないしくみで、まさに缶詰にはぴったり？のお部屋でした。

●味わう
ディナーは山の上ホテル「鉄板焼ガーデン」にて。
こじんまりとしてアットホームな雰囲気のお店でしてた。
あんなに歩いて準備万端だったのに・・・ものすごいボリュームでお腹いっぱいになりました。
翌朝の朝食は、山の上ホテル「てんぷらと和食　山の上」にて。

●観る
帰りはニコライ堂を観て、駅前のDiskUnionにちょっと寄って、帰ってきました〜♪


ちなみに・・・
楽天トラベルの「特別バースデープラン」をたまたま見つけたので、宿泊代は通常の半額くらい？でした〜♪

エリア 東京

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円

カザルスホール入り口

今日の演目が張り出されています。

カザルスホールの前の列

12時開場・12時15分開演のランチタイムコンサート。
予約も不要（料金は500円）なのでふらっと出かけてみたらすでに列になってました。早めに行って良かった。

カザルスホール

開演前にパチリ。
ドイツ製の立派なパイプオルガンです。
舞台上には小型なパイプオルガン「ポジティフ・オルガン」もあります。

カザルスホール

パイプオルガンのアップ。
パイプの数は2414本もあるのだそーな。

カザルスホール

終演後に。
初めて訪れたホールでしたが、閉館後はなくなってしまう可能性もあるとのこと。さびしい限りです。

皇居散歩〜平川門

カザルスホールから南下してきて、皇居の平川門につきあたりました。この門は大奥女中の通用門だったそうです。

皇居散歩〜東御苑

遅い昼食の後、北桔橋門から東御苑に入ります。
入り口で入場チケットのようなものを手渡されますが、入場自体は無料です。
江戸城跡はとにかく広い。そしてとても静かでした。
写真は天守閣跡。

皇居散歩〜東御苑

高いところは登らなければ気が済みません。
天守閣跡の石垣から丸の内方向へ向けた眺め。
眼下に広がる広場は往時は本丸御殿があったそうな。
大奥も相当に広かったんでしょうねー。

皇居散歩〜東御苑

松の大廊下跡。
とにかく松の大廊下は江戸城の本丸御殿で最も長かった廊下だったそうです。

皇居散歩〜東御苑

大手門側にそびえる富士見櫓です。

皇居散歩〜東御苑

東御苑の南から天守閣跡を眺めます。

皇居散歩〜東御苑

城壁（石垣）を下っていくと百人番所があります。
いわゆる詰所ってやつですね。

皇居散歩〜東御苑

江戸城正門の大手門です。
大手町＝地下鉄乗り換え駅というイメージしかなくって、大手門をちゃんと観たのは初めてかも。

皇居散歩〜石橋＆二重橋

大手門を出た後は和田倉門、皇居前広場の砂利道を歩きます。陽が陰ってきたので多少歩く速度を上げ、やってきたのが二重橋です。

この後は、内堀通りを皇居ランナーと対面しながら歩き続け、北の丸公園をから田安門を抜けて皇居一周終了です。

山の上ホテル

本日の宿の山の上ホテル（Hiltop Hotel）にやってきます。正面が本館です。右手には別館があります。

山の上ホテル

ロビーです。
うーん老舗の雰囲気。アールデコ調なのだそうです。

山の上ホテル

ロビー
翌朝コチラでコーヒーを頂きました。
向こう側では出版社と思しき人が打ち合わせをしていたり、結婚式の打ち合わせをしていたり。
それでもゆったりとした空気が流れていました。

山の上ホテル

エレベータ５階で降ります。
あれ、お部屋は６階なのに…と思ったら、ここからは階段ですとのこと。
このお部屋「モーツァルトの部屋」というお部屋なのだそうです。

山の上ホテル

振り返ると階段が。
こちらもなかなかいい雰囲気。

山の上ホテル

601のモーツァルトの部屋に向かう階段です。
かわいらしい影絵がかかっています。

山の上ホテル

結構急な階段なのです。

山の上ホテル

見上げるとモーツァルトの銅板？が

山の上ホテル

ということでお部屋にはいりまーす。

山の上ホテル

まず飛び込んでくるのが立派なステレオ。
さすがモーツァルトの部屋。
CDを持参していなかったので、聴けなかったのが残念。

山の上ホテル

しばらくするとお茶とお菓子を持ってきてくださいました。旅館のよう！ちょっと感激。

山の上ホテル

年代物のライティングデスク。
文人たちはこちらで原稿を書いたのかしらね？

山の上ホテル

モーツァルトにちなんだ絵（交響曲40番の譜面の画）や胸像などなど。

山の上ホテル

こちらにもモーツァルトの絵がかかってます。
枕元に置かれた「お湯」の魔法瓶もなんとなくかわいい。

山の上ホテル

これは関係ない絵かなーと思ったら
「ぱぱげーの」
だとのこと。

山の上ホテル

朝ご飯、美味しかったです。
お粥か白米かが選べます。

ニコライ堂

日本で最大級のビザンチン様式の教会だそうです。
日曜日だったので、中から讃美歌が聞こえてきました。

ニコライ堂

ニコライ堂正面。