サンクトぺテルブルグとエスト二ア世界遺産(５)　ヘルシンキ

2005/05/13 - 2005/05/19

７月１３日パリ経由のヘルシンキに到着したのはもう
深夜に近い１１時。翌朝早く海路でエストニアのタリ
ンに南下。その後ロシアのサンクトペテルブルグを
周り５日後１８日に陸路ヘルシンキに戻った。
午後から市内観光。翌日は午前中はフリータイムで
一人市内を歩いた。
写真はヘルシンキの市内風景です。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

パリから３時間近く掛けてヘルシンキのヴァン
ター国際空港に着陸。チェックイン（写真）は
もう深夜に近い。
明日からタリン観光がスタート。

ペテルブルグからヘルシンキ行きの列車レー
ピン号。６人乗りのコンパートメント、２等
客室。５時間半かけてヘルシンキへ。
ロシアの国境検査では財布までチェックされ
一時車内トイレも閉鎖された。まだまだソ連
時代のイメージは消えない。

昼過ぎにヘルシンキに着いてランチは中華レス
トラン『香港』にて。エビチリや焼きそばと次
々運ばれる料理を美味しく頂いた。
今まで何日間食べてきた料理の反動か。

都心からは少し離れたシベリウス公園。
フィンランドの代表的な作曲家シベリウスを
記念して４５年ほど前作られた公園を訪問。
モニュメントはパイプオルガンのイメージだ
ろうか。シベリウス自身の大きな顔の肖像も
見られた。

観光バスで都心に戻る途中に訪れたテンペリア
ウキオ教会。岩をくり貫いたようにして作られ
たルーテル派のれっきとした教会。
１９６９年に完成した新しい時代のロックチャ
ーチ。音響効果がよくコンサートが開かれる事
もあると言う。

市内高台に建つ赤レンガのウスペンスキー寺
院。１８６０年に建てられた北欧一のロシア正
教会。フィンランドが１９１７年まではロシア
の支配下にあったことはあまり知られていな
い。１００年余のロシア支配の産物でもある。
その内部は煌びやかな絵画､装飾が際立つ。

ヘルシンキのシンボル的存在でもあるヘルシン
キ大聖堂。同じくロシア帝政時代の１８５２年
に建造されたルーテル派の本山。
この日は暑い陽射しを受けて白亜の大聖堂は
眩しい程だった。

ヘルシンキ大聖堂の中はロシア正教会と対照
的に簡素でシンプルな作り。大きなパイプオ
ルガンが目立ったが、私には写真の牧師の説
教台がとても印象的。

今日最後の訪問地は港に面したマーケット広
場。３０分の自由時間になりツアーの皆さん
も好き好きに色んな屋台を覗いていた。
この店では北欧らしい毛皮の品々を売ってい
た。野菜や果物の屋台も多く観光客だけでな
く地元の人々も買いに来る。

７月１９日ヘルシンキ最後の朝。午後までは
自由時間になる。昨日バスで走った限りでは
そんなに大きな街ではない。今日は自分の足
で歩いてみよう。
写真はホテルのロビー風景です。

ホテルを出たがチョッと小雨のヘルシンキ。
オープンのレストランの座っている人はいない。

北欧の街を一人で初めて散策した。馴染みの
西ヨーロッパの街並みと際立った違いには氣
付かなかった。
市内を走る路面電車が形も色もかつての都電
によく似ていた。

市内のショッピング・センターのFORUMに寄
ってみた。文房具や食器店にもシンプルで
優れたデザインのものが目についた。
写真は地下の簡易レストラン。

午後2時にはヘルシンキ空港へ。免税手続き
を済ませその書類を空港内の免税店に持っ
てゆくと、その場で現金のユーロで戻して
くれた。これは初めての経験である。

Finairのエアバス３２１機。左右3席ずつの座席
で170席のスマートな機体。これからパリまでの
3時間弱のフライト。
自分の座席から見たヘルシンキ空港。
パリでの乗り継ぎは成田行きまで5時間以上の
待ち時間がある。
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