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糸魚川といえば,学生の頃に習った「糸魚川-静岡構造線」,そして「フォッサマグナ」という言葉に表されるように,地質学研究の資源を持つ土地として世界的にも有名です。<br /><br />そして2009年8月に,地質のことをわかりやすく紹介した24のジオサイトからなる「糸魚川ジオパーク」が,日本初の世界ジオパークに認定されました。<br /><br />この旅行記では糸魚川ジオパークのインフォメーションセンターである「フォッサマグナミュージアム」を訪れたときの写真をアップしています。<br />万人向けとはいえないマニアックな世界ですが,鉱石などに興味のあるかたは覗いてください。

姫の国 糸魚川へ② 糸魚川ジオパーク~地球博物館 フォッサマグナミュージアム~

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2009/11/05 - 2009/11/05

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ぺこにゃん

ぺこにゃんさん

糸魚川といえば,学生の頃に習った「糸魚川-静岡構造線」,そして「フォッサマグナ」という言葉に表されるように,地質学研究の資源を持つ土地として世界的にも有名です。

そして2009年8月に,地質のことをわかりやすく紹介した24のジオサイトからなる「糸魚川ジオパーク」が,日本初の世界ジオパークに認定されました。

この旅行記では糸魚川ジオパークのインフォメーションセンターである「フォッサマグナミュージアム」を訪れたときの写真をアップしています。
万人向けとはいえないマニアックな世界ですが,鉱石などに興味のあるかたは覗いてください。

  • 糸魚川といえば,糸魚川-静岡構造線,フォッサマグナ,ヒスイの産地…というふうに地質に関連した言葉が思い浮かびます。<br /><br />24のジオサイトからなる「糸魚川ジオパーク」は大地の魅力を知ることが出来る「大地の公園」です。

    糸魚川といえば,糸魚川-静岡構造線,フォッサマグナ,ヒスイの産地…というふうに地質に関連した言葉が思い浮かびます。

    24のジオサイトからなる「糸魚川ジオパーク」は大地の魅力を知ることが出来る「大地の公園」です。

  • ジオサイトの中で今回訪れたのは,「フォッサマグナミュージアム」です。<br />いろいろな鉱石,資料が展示してあるということなので,興味本位で覗いてみました。<br /><br />ちなみに以前にジオサイトの一つに訪れていたことをこのとき知りました。<br />それは「雨飾山」です。<br />旅行記もアップしていました。<br />http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10396405/

    ジオサイトの中で今回訪れたのは,「フォッサマグナミュージアム」です。
    いろいろな鉱石,資料が展示してあるということなので,興味本位で覗いてみました。

    ちなみに以前にジオサイトの一つに訪れていたことをこのとき知りました。
    それは「雨飾山」です。
    旅行記もアップしていました。
    http://4travel.jp/traveler/uenana/album/10396405/

  • フォッサマグナのシンボルマークみたいなものは,<br />中央の線が糸魚川線で西南日本と東北日本を分けているというのを表しているのでしょう。

    フォッサマグナのシンボルマークみたいなものは,
    中央の線が糸魚川線で西南日本と東北日本を分けているというのを表しているのでしょう。

  • 入り口前にはヒスイの原石が置かれていました。<br />大きい!

    入り口前にはヒスイの原石が置かれていました。
    大きい!

  • 展示室は全部で5つからなります。<br />第1展示室の入り口にこんな文句が。<br /><br />地球上に人類が誕生して約400万年がすぎた。<br />そして,<br />誕生して46億年たった地球のことが知りたくてたまらなくなった。

    展示室は全部で5つからなります。
    第1展示室の入り口にこんな文句が。

    地球上に人類が誕生して約400万年がすぎた。
    そして,
    誕生して46億年たった地球のことが知りたくてたまらなくなった。

  • では奥へと進みましょう。<br />

    では奥へと進みましょう。

  • まずは第1展示室。<br />テーマは「地球誕生」。

    まずは第1展示室。
    テーマは「地球誕生」。

  • この展示室には,何十億年前という大昔の鉱石が展示されています。<br />これはコンドライト隕石と呼ばれるものです。<br /><br />

    この展示室には,何十億年前という大昔の鉱石が展示されています。
    これはコンドライト隕石と呼ばれるものです。

  • 石鉄質隕石です。<br />何のことかさっぱりわかりません。<br />模様が面白かったので写真におさめました。

    石鉄質隕石です。
    何のことかさっぱりわかりません。
    模様が面白かったので写真におさめました。

  • 隕鉄です。<br />綺麗な模様をしています。<br />ウィドマンシュテッテン模様というらしいです。<br />マニアックというか,アカデミックというか…<br />この博物館では専門用語が容赦なく出てきます。<br />

    隕鉄です。
    綺麗な模様をしています。
    ウィドマンシュテッテン模様というらしいです。
    マニアックというか,アカデミックというか…
    この博物館では専門用語が容赦なく出てきます。

  • 次は第二展示室。<br />テーマは「魅惑の石たち」

    次は第二展示室。
    テーマは「魅惑の石たち」

  • 展示室の入り口に置いてあったのは,霰石(あられいし)。<br />綺麗です。

    展示室の入り口に置いてあったのは,霰石(あられいし)。
    綺麗です。

  • 第2展示室はこんな感じです。

    第2展示室はこんな感じです。

  • まずは化石コーナー。<br />シーラカンスの化石です。

    まずは化石コーナー。
    シーラカンスの化石です。

  • これはカニの化石。<br />綺麗に形が残っています。

    これはカニの化石。
    綺麗に形が残っています。

  • カメの化石。<br />

    カメの化石。

  • エビの化石。<br />「エビをまるごと一匹入れて焼き上げました」といったお菓子を想像してしまいました。

    エビの化石。
    「エビをまるごと一匹入れて焼き上げました」といったお菓子を想像してしまいました。

  • 次は鉱石コーナーです。<br />変わった石がたくさんあります。

    次は鉱石コーナーです。
    変わった石がたくさんあります。

  • 黒曜岩です。<br />黒光りしている美しい石です。

    黒曜岩です。
    黒光りしている美しい石です。

  • くいちがい石です。<br />断層によりくいちがいができた石です。

    くいちがい石です。
    断層によりくいちがいができた石です。

  • 砂岩です。<br />その美しさから「天然の彫刻」と言われています。

    砂岩です。
    その美しさから「天然の彫刻」と言われています。

  • アメジストです。<br />「石を割ってみたら中はアメジストでした」って感じです。<br />

    アメジストです。
    「石を割ってみたら中はアメジストでした」って感じです。

  • こちらは黒水晶。<br />放射線でこんな色になるそうです。

    こちらは黒水晶。
    放射線でこんな色になるそうです。

  • 水晶です。<br /><br />ところで,各国が「国の宝石」というものを定めているらしいです。<br />例えばアメリカはサファイア,フランスはパールというように。<br />日本の宝石はこの水晶です。<br />

    水晶です。

    ところで,各国が「国の宝石」というものを定めているらしいです。
    例えばアメリカはサファイア,フランスはパールというように。
    日本の宝石はこの水晶です。

  • これも水晶です。<br />異なる二方向に結晶ができており,双晶と呼ばれています。<br />ハート型ですね。

    これも水晶です。
    異なる二方向に結晶ができており,双晶と呼ばれています。
    ハート型ですね。

  • アタカマ石です。<br />色彩が美しい鉱石です。

    アタカマ石です。
    色彩が美しい鉱石です。

  • ハーキマーダイヤモンドと呼ばれる水晶です。<br />アメリカのハーキマーで採れるからこのように呼ぶのでしょう。<br />とても透明度が高いです。

    ハーキマーダイヤモンドと呼ばれる水晶です。
    アメリカのハーキマーで採れるからこのように呼ぶのでしょう。
    とても透明度が高いです。

  • 黄水晶です。<br />紫水晶を焼くとこのような色になるそうです。<br />なんか勿体ない…

    黄水晶です。
    紫水晶を焼くとこのような色になるそうです。
    なんか勿体ない…

  • 蛍石です。<br />サイコロのような結晶が集まっています。

    蛍石です。
    サイコロのような結晶が集まっています。

  • 蛍石を加工したものです。<br />八面体に加工されています。

    蛍石を加工したものです。
    八面体に加工されています。

  • アクアマリンです。

    アクアマリンです。

  • 「蛍光の美」といわれるコーナーです。<br />紫外線を当てると光る石を集めています。<br />暗い部屋だったので手ブレしてしまいましたが,雰囲気だけでも。

    「蛍光の美」といわれるコーナーです。
    紫外線を当てると光る石を集めています。
    暗い部屋だったので手ブレしてしまいましたが,雰囲気だけでも。

  • 黄鉄鉱です。<br />綺麗な立方体は自然のままだそうです。

    黄鉄鉱です。
    綺麗な立方体は自然のままだそうです。

  • 上から撮影。

    上から撮影。

  • アメジストです。<br />根元の部分がメノウになっています。<br />組成が同じらしいです。

    アメジストです。
    根元の部分がメノウになっています。
    組成が同じらしいです。

  • 真ん中は孔雀石です。

    真ん中は孔雀石です。

  • 菱マンガン鉱。<br />「インカのバラ」と呼ばれるそうです。

    菱マンガン鉱。
    「インカのバラ」と呼ばれるそうです。

  • チャロ石です。<br />美しい紫色をしています。

    チャロ石です。
    美しい紫色をしています。

  • これも孔雀石。<br />孔雀石を見ていると,ヴェルサイユ宮殿のグラン・トリアノンで見た孔雀石の間を思い出します。

    これも孔雀石。
    孔雀石を見ていると,ヴェルサイユ宮殿のグラン・トリアノンで見た孔雀石の間を思い出します。

  • 金華石です。<br />石英と黄鉄鉱からなります。

    金華石です。
    石英と黄鉄鉱からなります。

  • コスモクロアと呼ばれる非常に珍しい鉱石です。<br />ヒスイ輝石のアルミニウムがクロムに置き換わった組成を持ちます。<br />ヒスイ輝石 NaAlSi2O6<br />コスモクロア NaCrSi2O6<br />となります。<br /><br />

    コスモクロアと呼ばれる非常に珍しい鉱石です。
    ヒスイ輝石のアルミニウムがクロムに置き換わった組成を持ちます。
    ヒスイ輝石 NaAlSi2O6
    コスモクロア NaCrSi2O6
    となります。

  • 「砂漠のバラ」と呼ばれる鉱石です。

    「砂漠のバラ」と呼ばれる鉱石です。

  • ファントム水晶です。<br />水晶の中に水晶の形の縞模様があります。

    ファントム水晶です。
    水晶の中に水晶の形の縞模様があります。

  • ここからは第3展示室です。<br />テーマは「大地のロマン(1)」<br /><br />まず目に飛び込んでくるのは,巨大なヒスイ輝石岩!<br />

    ここからは第3展示室です。
    テーマは「大地のロマン(1)」

    まず目に飛び込んでくるのは,巨大なヒスイ輝石岩!

  • 小滝ヒスイ峡から発見されたものです。<br />ヒスイ輝石からなる白色の地に鮮緑色のオンファス輝石が縞状に存在しています。<br />

    小滝ヒスイ峡から発見されたものです。
    ヒスイ輝石からなる白色の地に鮮緑色のオンファス輝石が縞状に存在しています。

  • こちらは「翠の雫」と名付けられたヒスイです。<br />これも大変綺麗なヒスイです。

    こちらは「翠の雫」と名付けられたヒスイです。
    これも大変綺麗なヒスイです。

  • 日本列島の誕生について説明パネルがありました。

    日本列島の誕生について説明パネルがありました。

  • このあたりは勉強になります。

    このあたりは勉強になります。

  • これは海外のヒスイです。

    これは海外のヒスイです。

  • 誕生石のコーナーに来ました。<br />ここでは原石が展示してありました。<br />では,順番に見ていきましょう。<br /><br />まず1月はガーネット。<br />日本名で言うと「ざくろ石」ですね。<br />原石なので宝石のイメージとは掛け離れています。<br />ここで展示されていたのは長野産,茨城産のものでした。<br />

    誕生石のコーナーに来ました。
    ここでは原石が展示してありました。
    では,順番に見ていきましょう。

    まず1月はガーネット。
    日本名で言うと「ざくろ石」ですね。
    原石なので宝石のイメージとは掛け離れています。
    ここで展示されていたのは長野産,茨城産のものでした。

  • ガーネットといえばこんな感じ。<br />赤色の印象が強いですが,入る不純物の種類により,橙,褐,黄,緑,黒など色は多彩に変化するそうです。<br />

    ガーネットといえばこんな感じ。
    赤色の印象が強いですが,入る不純物の種類により,橙,褐,黄,緑,黒など色は多彩に変化するそうです。

  • 2月は紫水晶,アメジスト。<br />「アメシスト」が正しい発音のようです。<br />紫色であるのは微量の鉄が混ざったのと放射線の影響らしいです。

    2月は紫水晶,アメジスト。
    「アメシスト」が正しい発音のようです。
    紫色であるのは微量の鉄が混ざったのと放射線の影響らしいです。

  • 3月はアクアマリン。<br />エメラルドと同じくベリルという鉱物です。<br />微量の鉄が入ることで水色になるそうです。

    3月はアクアマリン。
    エメラルドと同じくベリルという鉱物です。
    微量の鉄が入ることで水色になるそうです。

  • 4月は言わずと知れたダイヤモンド。<br />ここに展示されていたのは,光り輝くイメージとは全く異なる原石でした。

    4月は言わずと知れたダイヤモンド。
    ここに展示されていたのは,光り輝くイメージとは全く異なる原石でした。

  • 5月の誕生石はエメラルド…なのですが,ここは日本でしかもヒスイの産地である糸魚川。<br />5月の誕生石としてヒスイが展示されてありました。<br />西洋ではヒスイを誕生石とはしておらず,日本だけのようです。

    5月の誕生石はエメラルド…なのですが,ここは日本でしかもヒスイの産地である糸魚川。
    5月の誕生石としてヒスイが展示されてありました。
    西洋ではヒスイを誕生石とはしておらず,日本だけのようです。

  • 人面ヒスイ…

    人面ヒスイ…

  • こちらはエメラルド。<br />5月の誕生石としてはこちらのほうが有名ですね。

    こちらはエメラルド。
    5月の誕生石としてはこちらのほうが有名ですね。

  • 6月はムーンストーン。<br />パールも誕生石ですが,貝が作り出す宝石ですので,ここでは異端児です。<br />展示もされていませんでした。

    6月はムーンストーン。
    パールも誕生石ですが,貝が作り出す宝石ですので,ここでは異端児です。
    展示もされていませんでした。

  • 7月はルビー。<br />化学式で書くと,Al2O3(酸化アルミニウム),サファイアと同じです。<br />クロムが入ると赤いサファイア,すなわちルビーになります。<br />フランスでは3月の誕生石らしいですね。<br />そもそも誕生石というのは宝石商が決めたもので,国によって異なります。<br />

    7月はルビー。
    化学式で書くと,Al2O3(酸化アルミニウム),サファイアと同じです。
    クロムが入ると赤いサファイア,すなわちルビーになります。
    フランスでは3月の誕生石らしいですね。
    そもそも誕生石というのは宝石商が決めたもので,国によって異なります。

  • 8月はペリドット。<br />サードニクスは展示されていませんでした。

    8月はペリドット。
    サードニクスは展示されていませんでした。

  • 9月はサファイア。<br />鉄とチタンが入ると青いサファイアになります。

    9月はサファイア。
    鉄とチタンが入ると青いサファイアになります。

  • 10月はオパール。<br />遊色が綺麗です。

    10月はオパール。
    遊色が綺麗です。

  • 11月はトパーズ。<br />本来の色は無色透明らしいです。

    11月はトパーズ。
    本来の色は無色透明らしいです。

  • 12月はラビスラズリ(上,右下)とターコイズ(左下)。<br />ターコイズ(トルコ石)は意外とトルコでは採れないとか。<br />

    12月はラビスラズリ(上,右下)とターコイズ(左下)。
    ターコイズ(トルコ石)は意外とトルコでは採れないとか。

  • 第4展示室のテーマは「大地のロマン(2)」です。

    第4展示室のテーマは「大地のロマン(2)」です。

  • ヒスイは漢字で書くと「翡翠」となります。<br />実は「翡翠」と書いてカワセミとも読みます。<br />なぜ宝石と鳥が同じ漢字なのかということを説明してあります。<br /><br />(以下説明)<br />カワセミは背中が緑,腹が赤色をしています。<br />カワセミの背と腹に似ていることから翡翠玉と名付けられ,いつしか玉がとれて翡翠と呼ばれるようになりました。<br />赤いヒスイはミャンマーで見られます。

    ヒスイは漢字で書くと「翡翠」となります。
    実は「翡翠」と書いてカワセミとも読みます。
    なぜ宝石と鳥が同じ漢字なのかということを説明してあります。

    (以下説明)
    カワセミは背中が緑,腹が赤色をしています。
    カワセミの背と腹に似ていることから翡翠玉と名付けられ,いつしか玉がとれて翡翠と呼ばれるようになりました。
    赤いヒスイはミャンマーで見られます。

  • ヒスイをアップで。

    ヒスイをアップで。

  • ヒスイのバッタもんです。<br />こういうのも面白いです。

    ヒスイのバッタもんです。
    こういうのも面白いです。

  • 第5展示室はナウマン博士の部屋です。

    第5展示室はナウマン博士の部屋です。

  • フォッサマグナの提唱者であるナウマン博士は,「ナウマン象」でも知られています。

    フォッサマグナの提唱者であるナウマン博士は,「ナウマン象」でも知られています。

  • 中庭へとやってきました。<br />「石の庭」と名付けられた中庭の中央には日本列島がありました。

    中庭へとやってきました。
    「石の庭」と名付けられた中庭の中央には日本列島がありました。

  • フォッサマグナが描かれ,糸魚川を中心に日時計となっています。<br />まわりの石はもちろんヒスイです。

    フォッサマグナが描かれ,糸魚川を中心に日時計となっています。
    まわりの石はもちろんヒスイです。

  • アカデミックな雰囲気が漂う,フォッサマグナミュージアムでした。<br />

    アカデミックな雰囲気が漂う,フォッサマグナミュージアムでした。

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