糸魚川のヒスイを訪ねて

2013/11/09 - 2013/11/09

糸魚川市のヒスイ王国館とフォッサマグナミュージアムを訪ねました。途中、道の駅「親不知ピアパーク」に立ち寄り世界最大の翡翠原石も見てきました。

エリア 糸魚川(新潟)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 自家用車

道の駅「親不知ピアパーク」ここのシンボルの大きな親子亀の像が有りました。

富山方面を望む。右端には、はっきりと写っていませんが、釣り場が有り多くの人が釣りを楽しんでいました。左側にはおさかなセンターやレストランが並んでいます。

夏には海水浴で賑わいます。新潟方向の少し沖には双子の岩があり、てっぺんには鵜がとまっていました。

この海岸では、翡翠の原石が拾えます。拾った石は併設の「翡翠ふるさと館」で鑑定してもらえます。

翡翠ふるさと館です。

これが「翡翠ふるさと館」の目玉の世界最大の翡翠の原石で、重さはなんと１０２tonもあるそうです。どうやって運んできたのでしょうね？この建物の入口よりも大きかったと思います。

奴奈川姫（ぬなかわひめ）」は「古事記」などの古代文献に登場する高志国（現在の福井県から新潟県）の姫であると言われており、出雲国（今の島根県）の大国主命（おおくにぬしのみこと）が求婚に来た、と書かれています。

糸魚川駅に隣接する「ヒスイ王国館」の駐車場側の入口です。
　館内１階には観光物産センターがあり、翡翠をはじめとする特産品、土産を買えます。種類は多くないですが、食事もできます。また、海岸などで自分が拾った原石を有料で加工してもらうことも出来ます。
　糸魚川市観光協会の観光案内所もこの中に有ります。
　ここの駐車場は２階建て３０分まで無料で、以後３０分毎に１００円です。１階に入ると２階へは行けません。２階が満車だったら、１階に降りてくればいいです。２階からも館内に入れます。

糸魚川翡翠鉱物展２０１３が開催中でした。翡翠・化石・鉱物などを展示即売され、大変な賑わいでした。毎年この時期に開催されているようです。

翡翠の加工実演もやっています。

縄文時代の翡翠の加工の様子を再現したものです。

糸魚川で翡翠産業が盛んな訳が説明されています。

「奴奈川姫と建御名方命」川崎日香浬作。建御名方命は奴奈川姫と大国主命の間に生まれた子とされています。

ジュエリー・アクセサリーデザイン画展のグランプリ作品と実際に製作されたアクセサリーも展示されていました。

ここにもいろいろな鉱物が展示されていました。

美山公園内にある「フォッサマグナミュージアム」です。地質学的な展示が豊富でとても紹介しきれませんが、ごく一部を紹介します。

「教授を魅了した大地の結晶」という特別展をやっていました。広島大学の北川隆司教授（故人）が世界中から集めた鉱物標本が展示されていました。

北川教授の標本の一部です。

「地球誕生」のコーナー

「地球誕生」のコーナー

「魅惑の石たち」のコーナー

「魅惑の石たち」のコーナー

ブラックライトを当てると発光する鉱石を展示する小部屋も有ります。

大地のロマン（１）コーナー

大地のロマン（１）コーナー

ドイツ人地質学者「エドムント・ナウマン博士」を紹介するコーナー。ナウマン博士がフォッサマグナの発見者です。

ナウマン博士の研究資料や遺品が展示されています。

中庭には日本列島をかたどった日時計が有ります。

お土産コーナーも有ります。