2009-2010年末年始　寒さに耐えた台湾の旅・２

2009/12/29 - 2010/01/03

台湾でもタイヤチェーンを売っていることを
始めて知りました

｢雪鏈｣or｢雪鍊｣と呼ぶそうです

予定のコースは台湾省道８線を最高地点までドライブ
民宿−七星潭−新城神社−天祥−碧緑神木−大禹嶺
−合歡山區小風口−合歡山荘−武嶺(標高3275m)
−折り返して太魯閣峡谷を観光しながら民宿まで

・・・・・・だったのですが

エリア 太魯閣周辺(台湾)

今回の花蓮・山岳と渓谷ツアーで
お世話になる『馨憶精緻民宿』と
脚となるオーナーの愛車

神戸出身のオーナー・片桐秀明さんは
定年を前にして一念発起して早期退職
仕事でよく出張していた台湾に語学留学

縁あって屏東出身の奥様と結婚(再婚)され
６年前に花蓮で民宿業を始められたそうです

奥様の郭雪夙さんは
｢日本語ができる計程車司機｣としても
花蓮の業界では知られた方

３軒隣のお店で朝食を摂り
7:00に山岳ルートの旅に出発

まずは大理石の浜辺・七星潭へ

ここの見所は何といっても
スクランブル待機中の
F16戦闘機×２機

サイドワインダーミサイルも
実弾装備

マンボウのオブジェ近くの漁市場では

水揚げされたばかりのマンボウが

このエイの後にマンボウも
さばかれるのでしょう

新城神社

片桐さんのblogに詳しい解説が
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明治29年（1896年）12月、花蓮港守備隊新城監視哨の任に当たっていた結城亨少尉の率いる一個小隊とタロコ蕃および李阿隆（この地域に200名ほどいた台湾人の有力者）との衝突で結城亨少尉以下23名が殺された事件である。新城村は花蓮市方向からの台９線が台８線と交点する手前約１ｋｍほどのところにあり、台８線を進めば車５、６分でタロコ渓谷入口（東西横貫公路の起点）に至る。事件の原因は軍規の乱れた日本兵による李阿隆の弟の妻（タイヤル族）に対する暴行、強姦がきっかけとされている。タイヤル族の厳しい生活習慣として「有夫姦は一般にこれを重罪」とし、報復手段は厳しく、相手を殺害するのは当然のこととされていた。この事件は後の第５代台湾総督佐久間左馬太による理蕃５ヵ年計画（明治４３年ー大正３年）の導火線の一つになった事件とも言える。大正３年に簡単な記念碑が建造されたが理蕃５ヵ年計画による原住民討伐作戦が終了し世情が落ち着いた昭和１２年（１９３７年）になって新城神社が創建された。昭和２０年（１９４５年）、日本軍の台湾撤退後、神社の本殿は壊されたが鳥居、石燈籠、守護霊獣、手洗舎、石碑などは残された。昭和２９年（１９５４年）スイスの宣教師がこの地に来られ、新城神社の脇にカトリックの教会を創建、この新城神社の一連の設備を保護するため鳥居に「天主教会」の文字を嵌め、また本殿の場所にはマリア像を設置するなどして今日に至っている。
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埋められていたと推測される
事件の石碑も戻されていました

一気に天祥(480ｍ)まで登りトイレ休憩

ついこの間起きたという
大規模崖崩れ現場を通って

天祥を望む展望台で小休止

この階段を下りていくと天祥まで
たどりつくそうですが、膝を痛めて
しまうのではという急坂

紺緑神木まで上ってきました

ここでコーヒータイム

この低い気温には
水蜜桃珈琲(蜂蜜入)のほのかな
甘さがぴったりでした

大禹嶺交差点(2,565ｍ)

太魯閣から上ると
右折→台８線・隧道を抜けて梨山へ
　　　梨山から台８線を西進すれば
　　　谷關温泉そして台中なのですが
　　　もう長いこと崖崩れ閉鎖中で
　　　梨山から先へは行けません
左折→台14線・最高点武嶺を越えて
　　　清境農場そして霧社から埔里へ

こんな感じになっていましたが
行けるところまで行ってみよう
ということに

このあたりは超高級烏龍茶の産地
であるとともに美味しい高原高麗菜
(キャベツ)でも有名

ありゃ向こうに白いものが

え〜〜〜っ

どこの国でも雪を見ると
作りたくなるものはいっしょ
のようです

合歡山區小風口據點(3,002ｍ)

パトカーが通せんぼしていました

チェーン装着車両以外は通行禁止

晴れていればこういう山系が見える
そうです

目端の利く商売人がチェーンを
運び上げて店開き

装着代込みで3,000元！！！

武嶺行きはあきらめて
退散することにしました