2009/12/12 - 2009/12/14
496位(同エリア636件中)
ヒデールさん
沖縄本島の最北部に位置する石林山公園には他では見ることの出来ない自然美とたくさんの驚きが詰まってる。
とりわけ亜熱帯自然林コースは一度歩く価値アリです。
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沖縄滞在2日目 午前8:05.起床
名護で迎えた朝は昨日の酒も残らず上々の目覚め。 -
今回名護に泊った理由はこれから行く慶佐次湾 (げさしわん) のヒルギ林とその干潟を見るため。
ここ数日間は午前の時間帯が潮が干いてるという情報をキャッチ。
なのでそこから近い宿泊地としてチョイスしたのがここだったって訳。 -
午前8:30.チェックアウト
目指すは慶佐次湾。 -
今日の名護の天気予報はくもりなんだけど今んとこめちゃいい天気!
そんな晴天にぴったしな Bebel Gilberto の 「All In One」 を聴きながらパラダイス気分でアゲてくぞー -
でもその前にマックで腹ごしらえ。
メニューにはゴーヤバーガーもソーキバーガーもなく本土と変わらないメニュー。 -
エッグマックマフィンを頬張りながら青々としたやんばるの森を走り抜ける。
12月にもかかわらず森の息吹きを感じるなあ〜 -
国道329号線から国道331号線に入ると交通量が激減。
そんな中しばらく進むと右手に草で出来たトンネルを発見。
近くの道路脇に車を停め歩いてくぐってみる。 -
特にこれといったものはない素朴な海岸だった...
先へ進もう -
午前9:30. 目的地の 「東村ふれあいヒルギ公園」 に到着。
駐車場がガラガラだからゆっくり見れそうだね。
特にここは入場料かかりません。 -
情報どおりこの時間はまだ干上ってる箇所がたくさんあるぞ。
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慶佐次川の両サイドにはヒルギ林がびっしり続いてる。
ちなみにこの写真は川面に下りて撮ったので水の量が多く見えるけど、実際はカヌーが埋まるくらい水かさがない。 -
ヒルギと言えばこのタコの足のような根っこが印象的。
でもさすがに根の低さくらいにある葉は塩水に浸かるせいか枯れちゃってる。 -
では遊歩道を通り散策開始!
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へえ〜 ヒルギってこんなキレイな花が咲くんだ。
知らんかったあ -
慶佐次湾のヒルギ林は沖縄本島では最も広いヒルギ林で本島で確認できる4種類のヒルギのうち、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの3種類を見ることが出来る。
またヤエヤマヒルギについてはここが北限地なんだそう。
以上のことから慶佐次湾のヒルギ林は国の天然記念物に指定されている。 -
ただオレにはどれがどのヒルギだか...?
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干潟の部分に目を移すと...
おー いるいる
小さなシオマネキがそこにも、あそこにも...
ホントに小さいから片手のハサミと甲羅がやっと見えるくらいだけど。 -
幼い女の子2人が遊歩道の端にしゃがみこんで何かを観察してる様子。
何だろうと思い覗いてみるとその視線の先にいたのは "とんとんみー" ことミナミトビハゼ。
ちょこちょこ飛び跳ねる姿が健気でカワイイ。
でもこの辺り水が汚れてるのが気になるなァ。 -
遊歩道は最終的にヒルギ林の横にあるアスファルトの道路と合流する。
その道を歩いて駐車場に戻ってもいいんだけど、それじゃ味気ないからもう1回来た道を戻る。 -
午前10:00. 散策終了
次の目的地に向け気合いを入れて出発。 -
国道331号線で大宜味村に入りその後 国道58号線をひたすら北上。
左手に海、右手には大量のススキ!? を目にしながら走る。
本土とは完全に季節がズレてるなあ。 -
午前10:30. 道の駅ゆいゆい国頭 (くにがみ) で駆け込みトイレ休憩。
... 間に合った〜 -
延々海沿いのルートが続く58号線も宜名真トンネルを抜けると内陸に入る。
やがて見えてくる交差点を左に行けば辺戸岬、右に行けば石林山公園、なのでここを右折。
800m程走ると現れる案内板に従い左折し細い上り坂の道を進んで行くと...
来たあー
午前11:00. 石林山公園に到着。 -
すぐにここのスタッフの方が出迎えてくれオレの他10人程いるゲストと共に簡単な園内の説明を受ける。
その後 券売場で入園料800円を払い入山券と地図を受け取りシャトルバスに乗車。
このバスで園内散策の起点となるポイントまで移動する。 -
森の奥へ進むにつれ道路はダートロードからオフロードって感じに。
上りの傾斜もかなりキツくなってきた。
なのでバスは僅かなスピードしか出せない。 -
やがてバスは 「精気小屋」 と呼ばれる休憩施設の前に着いた。
ここでみんな降り各自それぞれが4つある散策コースへと散っていく。 -
オレはゆっくりトイレに行き自販機でお茶を買い のほほ〜んとスタート。
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ルートとしてはバリアフリーコースと亜熱帯自然林コースにちょっと寄り道を加えたコースで周る予定。
そいじゃ出発! -
まずはシークヮーサーの木を発見。
初めて見た -
バリアフリーコースから分かれしばし絶景コースを行く。
いきなしけっこうな上り。
足元も岩山を登る感じで凸凹だらけ。
するとすぐに奇岩のひとつ 「奇石の門」 が見えてきた。
これは2つの巨岩が上部でくっ付いてるんだね。 -
奇石の門の向かいにそびえる存在感抜群の岩山が園内でも有名な 「悟空岩」 。
所々岩肌の隙間から生えてるソテツが個性的な姿を創りだしてる。 -
再びバリアフリーコースに戻る。
このコースは足元もいいしアップダウンも緩くて楽ちん。
なので家族連れや年配の方が何人かいる。 -
この 「烏帽子岩」 を見てると ここが石林山と名付けられたのがよくわかる。
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石林山公園は2億年前の石灰岩が雨水などで長い年月をかけて浸食されてできた日本唯一の熱帯カルスト地形であり、また世界最北限の熱帯カルストでもあるんです。
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熱帯だからパパイアだってなってるし、
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黒い蝶々だって舞ってる。
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この園内で秘かに楽しみにしてるのがこの亜熱帯自然林コースの中にあるソテツ群落。
でもさっきからこのコースの入口にある休憩所にいるんだけど全然人が入っていかない。
午前11:53. 極度に不人気な森林コースを期待感いっぱいで出発するオレ。 -
コースに入っていきなし聞こえてきたのは 「ジィィィー」 と鳴く蝉のような声。
姿を確認したくて木々を見上げるが生い茂る葉や枝が重なり見つけることが出来ない。
でも沖縄といえど12月に蝉いるう?
そう思った矢先、山道を下ると...
出たー! 思わず笑ってしまう圧巻の光景。 -
入口でもらった地図に "6万本のソテツ林" ってあるけど6万本はちょっと言い過ぎとしても強烈なインパクトであることは間違いない光景。
なんでもその昔、肥沃な土地のないこの辺り一帯に住民は過酷な環境下でも育つソテツを食用として栽培を始めたのがきっかけなんだそう。
ただソテツの実には毒があるのでその都度毒抜きをしてから食べてたらしい。
そう言えばさっき道に実らしき物が落ちてたけどスゲー硬かった。
良かった食べなくて... -
山道を2分ばかし下ると 「イルカンダの巨大ツタ」 という長い長いツタがあった。
ここは珍しいものだらけだなあ。 -
次にそこから3分ほど歩いた静かな森の中でオレを迎えてくれたのは木の精 "キジムナー" が宿ると言われるガジュマルの木。
茎や枝から垂れ下がる数え切れないほどの気根を目の当たりにし息を呑む。
その姿には尊いものを感じずにはいられない。
またこの場所は 「映画ゲゲゲの鬼太郎」 のロケ地でもある。 -
小休憩の後 再びコースを歩くとまたガジュマルの木があった。
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それにしても今日は天気が良くてなにより。
しかも暖かいから半袖のTシャツ1枚で充分。 -
目の前に現れた背の高いソテツに目を奪われてて気付くのが遅れた左カーブ正面にあった またしてもガジュマル。
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沖縄の方言で "願い" や "祈り" を意味する言葉 "御願" (うがん) という名が付いてるガジュマル。
ここは園内でもポイントとなる場所のひとつで近くを通るシャトルバスからも容易にアクセスできる。
そのためかここだけ遊歩道は木で作られてるんだけど、その整備された感じがずっと自然の中のコースを歩いてきたオレにとってはちょっと異質に映った。 -
御願ガジュマルから2分程歩いたトコで...
何だこれ? アガリメー? 何やら意味ありげな造形物があった。
手前にある幾つかの石を台のように積み重ねた物は人為的に見えるけど...??
後で公園のスタッフに聞いたところ、まずその名前は 「アガリ」 が東を 「メー」 は前方をそれぞれ意味する言葉だという。
ただ自然な物なのか人為的な物なのか、一体どんな意味があるのかは全く不明なんだそうだ。 -
更に先を進んで行くと緑がかった色をした岩が地面から顔を出してる不思議な一帯に遭遇。
ホントこのルート珍しい物だらけで全く飽きないや。 -
残り200mを切った。
森の出口まであと少し。 -
午後12:41. 亜熱帯自然林コースの出口に到達。
目安とされる所要時間30分のところ48分費やしてのスローゴール。
でもそんくらい ゆっくり、じっくり、たっぷり、見て、聞いて、感じることのできる魅力満載のコースだよ。
長さは約700m、そのほとんどが緩い下りで路面も前半多少の岩場はあるけど履き慣れたシューズで歩けばそう問題はないと思います。
あとゴミひとつ落ちてないのが気持ちいいね。
ただこのコース最後まで48分間誰とも会わなかった。
マジ人気ねーみたい。 -
出口の近くで見たことのない蝶々を発見。
残念ながら写真に収めることができずその特徴を公園のスタッフに話すと 「それはツマベニチョウだよ」 て教えてくれた。
後日家に戻ってからNETで調べてみると羽にあった斑点が真っ赤だったからちょっと違うかも...
いずれにしろ最後まで片時も目の放せない場所なのです。 -
午後1:00. 石林山まで来たついでに沖縄本島最北端の地 「辺戸岬」 に立ち寄る。
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石林山同様多くの石灰岩が連なる荒涼とした大地に、北風に乗って岩壁に打ちつけられる波の音が響いてる。
写真にはないけど北方海上にここから約23km離れた鹿児島県最南端の与論島が薄っすらと見えた。 -
わずかながら "万座毛"
ほら、あの岬の突端の海面と接してる部分...
無理? -
南の方角にはさっきまでいた石林山が見える。
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ここは昨日からオレが巡ってきた観光地の中じゃ断トツに人が多い。
200人くらいいるかなあ。
でもどう考えてもここより石林山の方が楽しいと思うけど...
人の志向はそれぞれですね。
それよりも腹減った〜
その辺にある店でも簡単なめしは食えるけどもっと良さげなトコあるんだよね。
そいじゃそこまで走るかい。
つづく
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