イグアスの滝周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
イグアスからイグアスへ。。。Foz do Iguacu &gt;&gt;&gt; Puerto Iguazuに移動するの巻。(写真は滝の上流、イグアス川のブラジル側 Nokia N85)<br /><br />ブラジル側の滝を見物した後、アルゼンチン側からも滝を見に行く。<br /><br />イグアス川と滝を挟んで対岸はアルゼンチン、対岸の観光客たちもたくさん見えるのだが。<br />(どうもブラジル側よりも観光客が多いようだ・・・)<br />しかし交通機関も無く、いったんブラジル側の街フォス・ド・イグアスに戻らなければならない。<br /><br />町に戻るだけで、公園内バスと公共バスを合わせて1時間近くかかるのだから、それは不便。<br /><br />上流に橋をかけてくれとは言わないが(←環境保護だよね)、「渡し船」でも出してくれないもんだか・・・<br /><br />・・・といっても始まらないので、町に戻る。<br /><br />ちなみにブラジル側国立公園の入場料は20.5レアル(1000円ちょっと)、滝までの交通=バスは2.1レアル(100円)だった。<br /><br />何度も書いているが、クリスマス中、いったいフツーの人々はどこで何をやっているのか分からないほど閑散としている。<br />タクシーすらほとんど見ない。<br />アルゼンチン側は「プエルト・イグアス」という町になる。<br /><br />日本人には同じ「イグアス」でも、ビミョーに綴りが違うんだな。IguacuとIguazuで。<br /><br />ブラジル側「フォス・ド・イグアス」から国境越えへ向かうバスを待つ。<br />「バス停」は、イグアスのターミナルの裏手にあって、こんなもんだ。「ARGENTINA」って・・・素っ気ない<br /><br /><br /><br />待つ。<br /><br />待てど暮らせど・・・お昼も廻ってしまった・・・<br /><br />同じようにアルゼンチン側に行くらしいカップルが来て、&quot;Hi&quot;と言われたので&quot;Hello&quot;と返す。<br />彼らの会話に「聴き覚え」があって、聞いてみた。「オランダ人?」<br /><br />??<br /><br />どんぴしゃ。<br />彼らもリオ・デ・ジャネイロ方面から来て、滝を見てからウルグアイに行くそうだ。<br /><br />地元民は見ないが、それだけに外国人観光客は目立つ。<br /><br />それにしても、「40分間隔で運行」って、またまた「地球の歩き方」はウソつきだな、と少しイライラし始めたところで、ようやくバスが来た。片道3ペソ、これも100円くらい。<br />ブラジルの国境事務所はナンの手続きも無く通過したあと、アルゼンチン側では全員が降りて入国審査を受ける。これでいちおう、日帰りとはいえアルゼンチン訪問になった〜!<br />30分でプエルト・イグアスのバスターミナルに到着。<br />ここもまたクリスマス、閑散としている。とはいえ、国が違えばこうも違うかという位、町の雰囲気は異なっている。ブラジル側のフォス・ド・イグアスが、何 の変哲もないコンクリートの色の田舎町だとすると、アルゼンチンは町全体が赤茶色で、赤煉瓦の家が非常に目立つ。直感的には、<br /><br />なんだか「メキシコ風」だ。<br /><br /><br />ここでまた、「カタラタス」行きのバスに乗り換えて、また30分走らなければならない。公共交通機関の乗り継ぎは、安いけど不便この上ないな。。<br />余談ながら、ブラジル側でも出てきた「カタラタス」とは、ポルトガル語でもスペイン語でも「滝」のこと。 Cataratas do Iguacu(ポ)/Cataratas del Iguazu(ス) で、「イグアスの滝」ですか。<br />また「イグアス」という言葉は、先住民族グアラニ族の「大いなる水」という意味らしい。スペイン語の「アグア」(水)とは関係なさそうだ。<br />「大いなる水の滝」・・・<br />そのまんま、やね(笑)<br /><br />バスターミナルで唯一開いている「チケット売り場」でチケットを買おうとブラジル・レアル紙幣を出したら、窓口のおねえさん<br />「レアルはダメ、少し先に銀行ATMがあるからペソを用意してきなさい・・・」。<br />想定外のアルゼンチン・ペソのキャッシング。まるでゴーストタウンですが。<br /><br /><br /><br />「レアルとペソは等価で使える」なんて、またまた「地球の歩き方」はぁ・・・<br /><br />脱線ばかりだが、この「アルゼンチン・ペソ」紙幣というのがボロいお札で、とても「南米先進国」とは思えないのがATMからも出てくる。<br />「お札のキレイさ はその国経済力を表す」というのが私の持論で・・・通貨が適切に発行され循環していれば、お札が汚くなりすぎることは無いのが当然でしょう。ペルーでもエ ジプトでもカンボジアでも、インドルピーだって当てはまっていたと思う。<br /><br />まぁ、ここはアルゼンチンでも「辺境」なので、ブエノスアイレスに行けばまた違うかもしれない。<br /><br />・・・<br /><br />ATMから「おろしたて」のボロい100ペソ札を出したら、「あら、おつりがなくなっちゃったわ・・・しょうがないわね・・・じゃ5レアルで片道分ね」<br /><br />コラァ!だったら最初から受け取ってくれや!!<br /><br />とはいえ、どこの商店も閉まっていて、くずしようもないし、おねえさんもさすがにアイムソーリーを繰り返していたので、怒っても仕方ない。<br /><br />待つこと15分、「カタラタス」行きのバスがやってきた。これでアルゼンチン側の国立公園入口まで30分かけて行かねばならない。<br /><br />国立公園に入ってからも、「悪魔ののどぶえ」の見所まで、さ ら に公園内の鉄道に乗っていくのであーる。<br /><br />話が長くなったのでこの辺で。<br />次はアルゼンチン側からみる、ド迫力の滝を掲載します。<br /><br /><br />つづく<br /><br /><br /><br />2009-12-31(オリジナル2008-12-26)<br /><この記事は、以前au oneブログに掲載していたものを、JustBlogにて加筆・修正・写真追加など再編集したものです>

【旅行記復刻版】2008世界一周(9)イグアスからイグアスへ

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2008/12 - 2009/01

357位(同エリア405件中)

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okura

okuraさん

イグアスからイグアスへ。。。Foz do Iguacu >>> Puerto Iguazuに移動するの巻。(写真は滝の上流、イグアス川のブラジル側 Nokia N85)

ブラジル側の滝を見物した後、アルゼンチン側からも滝を見に行く。

イグアス川と滝を挟んで対岸はアルゼンチン、対岸の観光客たちもたくさん見えるのだが。
(どうもブラジル側よりも観光客が多いようだ・・・)
しかし交通機関も無く、いったんブラジル側の街フォス・ド・イグアスに戻らなければならない。

町に戻るだけで、公園内バスと公共バスを合わせて1時間近くかかるのだから、それは不便。

上流に橋をかけてくれとは言わないが(←環境保護だよね)、「渡し船」でも出してくれないもんだか・・・

・・・といっても始まらないので、町に戻る。

ちなみにブラジル側国立公園の入場料は20.5レアル(1000円ちょっと)、滝までの交通=バスは2.1レアル(100円)だった。

何度も書いているが、クリスマス中、いったいフツーの人々はどこで何をやっているのか分からないほど閑散としている。
タクシーすらほとんど見ない。
アルゼンチン側は「プエルト・イグアス」という町になる。

日本人には同じ「イグアス」でも、ビミョーに綴りが違うんだな。IguacuとIguazuで。

ブラジル側「フォス・ド・イグアス」から国境越えへ向かうバスを待つ。
「バス停」は、イグアスのターミナルの裏手にあって、こんなもんだ。「ARGENTINA」って・・・素っ気ない



待つ。

待てど暮らせど・・・お昼も廻ってしまった・・・

同じようにアルゼンチン側に行くらしいカップルが来て、"Hi"と言われたので"Hello"と返す。
彼らの会話に「聴き覚え」があって、聞いてみた。「オランダ人?」

??

どんぴしゃ。
彼らもリオ・デ・ジャネイロ方面から来て、滝を見てからウルグアイに行くそうだ。

地元民は見ないが、それだけに外国人観光客は目立つ。

それにしても、「40分間隔で運行」って、またまた「地球の歩き方」はウソつきだな、と少しイライラし始めたところで、ようやくバスが来た。片道3ペソ、これも100円くらい。
ブラジルの国境事務所はナンの手続きも無く通過したあと、アルゼンチン側では全員が降りて入国審査を受ける。これでいちおう、日帰りとはいえアルゼンチン訪問になった〜!
30分でプエルト・イグアスのバスターミナルに到着。
ここもまたクリスマス、閑散としている。とはいえ、国が違えばこうも違うかという位、町の雰囲気は異なっている。ブラジル側のフォス・ド・イグアスが、何 の変哲もないコンクリートの色の田舎町だとすると、アルゼンチンは町全体が赤茶色で、赤煉瓦の家が非常に目立つ。直感的には、

なんだか「メキシコ風」だ。


ここでまた、「カタラタス」行きのバスに乗り換えて、また30分走らなければならない。公共交通機関の乗り継ぎは、安いけど不便この上ないな。。
余談ながら、ブラジル側でも出てきた「カタラタス」とは、ポルトガル語でもスペイン語でも「滝」のこと。 Cataratas do Iguacu(ポ)/Cataratas del Iguazu(ス) で、「イグアスの滝」ですか。
また「イグアス」という言葉は、先住民族グアラニ族の「大いなる水」という意味らしい。スペイン語の「アグア」(水)とは関係なさそうだ。
「大いなる水の滝」・・・
そのまんま、やね(笑)

バスターミナルで唯一開いている「チケット売り場」でチケットを買おうとブラジル・レアル紙幣を出したら、窓口のおねえさん
「レアルはダメ、少し先に銀行ATMがあるからペソを用意してきなさい・・・」。
想定外のアルゼンチン・ペソのキャッシング。まるでゴーストタウンですが。



「レアルとペソは等価で使える」なんて、またまた「地球の歩き方」はぁ・・・

脱線ばかりだが、この「アルゼンチン・ペソ」紙幣というのがボロいお札で、とても「南米先進国」とは思えないのがATMからも出てくる。
「お札のキレイさ はその国経済力を表す」というのが私の持論で・・・通貨が適切に発行され循環していれば、お札が汚くなりすぎることは無いのが当然でしょう。ペルーでもエ ジプトでもカンボジアでも、インドルピーだって当てはまっていたと思う。

まぁ、ここはアルゼンチンでも「辺境」なので、ブエノスアイレスに行けばまた違うかもしれない。

・・・

ATMから「おろしたて」のボロい100ペソ札を出したら、「あら、おつりがなくなっちゃったわ・・・しょうがないわね・・・じゃ5レアルで片道分ね」

コラァ!だったら最初から受け取ってくれや!!

とはいえ、どこの商店も閉まっていて、くずしようもないし、おねえさんもさすがにアイムソーリーを繰り返していたので、怒っても仕方ない。

待つこと15分、「カタラタス」行きのバスがやってきた。これでアルゼンチン側の国立公園入口まで30分かけて行かねばならない。

国立公園に入ってからも、「悪魔ののどぶえ」の見所まで、さ ら に公園内の鉄道に乗っていくのであーる。

話が長くなったのでこの辺で。
次はアルゼンチン側からみる、ド迫力の滝を掲載します。


つづく



2009-12-31(オリジナル2008-12-26)
<この記事は、以前au oneブログに掲載していたものを、JustBlogにて加筆・修正・写真追加など再編集したものです>

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
  • ブラジル側「フォス・ド・イグアス」から国境越えへ向かうバスを待つ。<br />「バス停」は、イグアスのターミナルの裏手にあって、こんなもんだ。「ARGENTINA」って・・・素っ気ない

    ブラジル側「フォス・ド・イグアス」から国境越えへ向かうバスを待つ。
    「バス停」は、イグアスのターミナルの裏手にあって、こんなもんだ。「ARGENTINA」って・・・素っ気ない

  • バスターミナルで唯一開いている「チケット売り場」でチケットを買おうとブラジル・レアル紙幣を出したら、窓口のおねえさん<br />「レアルはダメ、少し先に銀行ATMがあるからペソを用意してきなさい・・・」。<br />想定外のアルゼンチン・ペソのキャッシング。まるでゴーストタウンですが。

    バスターミナルで唯一開いている「チケット売り場」でチケットを買おうとブラジル・レアル紙幣を出したら、窓口のおねえさん
    「レアルはダメ、少し先に銀行ATMがあるからペソを用意してきなさい・・・」。
    想定外のアルゼンチン・ペソのキャッシング。まるでゴーストタウンですが。

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