2007/02 - 2007/02
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okuraさん
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インドの鉄道旅行。
「マルダー・エクスプレス」(MARUDHAR EXPRESS)ってやつだったと思う。
夜行寝台に乗るのは2005年末のベトナム以来だった。
どうしたことか、鉄道大好き人間なのに列車や駅の写真は撮っていない。
インドの場合はむやみな撮影に問題があったような気が(習慣と、軍事、警察上の理由があったような気が)する。そうそう、空港の写真も1枚も無い。
やたら絡まれるインドだ、警察に絡まれたらそれこそシャレならん。
あまり揺れない大型(?)寝台、3段ベッドの一番上でも、乗り心地はまぁまぁだった。外国人バックパッカーもいる。東アジア系のアメリカ人が同じ車両に乗っていた。
夜は、小さめの弁当箱に御飯と具(もちろんカレー)をギチギチに詰め込んだ食事が出てくる。
ちなみに翌朝は朝食も出てきた。
長時間で気になるトイレ・・・も予想に反して「フツー」であった。
おっと、「フツー」と書いてしまったが。
そもそも、インドのトイレには紙が無い。これは列車でも同じ。
紙で拭くという習慣が無いから。
てことは、トイレットペーパーというものを売っているのか???
わからないが、たいがいのバックパッカーにとっては必携だろう。
現地の人は・・・左手を使って水で洗う。だからそのための水道がある。しかしですな、行くところによっては、
「トイレに紙の無いインド」どころか、
「トイレのないインド」であったりするようです。
・・・
シモの話はこの辺でやめといて・・・
朝起きると、3段ベッドの上から、外を眺めている別の「東アジア系」乗客が目にはいった。
読んでいるガイドブックは・・・「地球の歩き方」だろう。
声をかけたら、京都は同志社大学に在学中の学生さんだった。
装備がやけに軽い、ディパック1つのチョー軽装だが。。
「いやぁ〜 私も他の旅行者と一緒になったりしてデリーからきたんですけど、
(他の日本人大学生と)騒いでいるうち、気がついたら荷物なくなってて」
置き引きに遭ったか〜・・・この国で!
列車の旅は、時刻表通りでも12時間以上かかる筈のところ、さらに上回る3時間遅れくらいだったような気がする。
車内放送もなければ、どこを走っているかもわからないような鉄道で、いつ着くのかわからないような列車。
バラナシ止まりの列車で良かった。
朝9時頃には着くはずが、終点バラナシに着いたのは昼だった。
ガンジス川とそこの沐浴風景で有名な、ヒンドゥー教徒の聖地バラナシ。植民地時代の「ベナレス」とか「ワーラーナシ」とかいろいろ表記があるが、「バラナシ」で通じる。
観光地だけあって外国人バックパッカーも目立つが、日本人はあまり多くない。中国系(台湾?)か、韓国人の複数人グループは目についた。
駅構内に案内所があった。
せっかくなので・・・というより地図ももっていない私である。
外人バックパッカーに混じって、この辺の安宿をいくつか説明してもらい、地図を入手。
予約なんてことはしてもらえない、いくつかあるから行って見て決めろということらしい。
同志社の「学生さん」も一緒に。
「地図」は、あまり役に立ちそうもないコピーだった。
「僕はここの宿を見ていこうと思うんだけど、とりあえず行ってみる?」
駅の案内所にいる間に、外がどしゃ降りの雨になった。とても歩いて行けるような感じではない。
「学生さん」と2人で、いちお屋根付きのリキシャと交渉して1人20ルピーで宿まで。
・・・
いわゆるバックパッカーが集まるような宿だ。
1泊50ルピー → 当時150円・・・だったような気がする。
宿の主みたいなオヤジがフロントにでんと居座っている。
(このオヤジはあとでとんでもない奴と判明する)
部屋にベッドはあるがそれ以外にはなにもなく、でも「そういう宿」にしては悪くもない。
私はここでいいやと決めてチェックインしたが、「学生さん」は別の宿を見て決めるつもりなのでと断った。
・・・と、我々をこの宿に連れてきた運転手が、このフロントでいきなり「学生さん」に絡みはじめた。
「このホテルに泊まらないなら、20ルピーじゃ足りない。
あと50ルピー払え!」(50だったかどうか定かではない)
って感じである。
「なに言ってるんだ、ここに泊まるなんて言ってないじゃないか」
「このホテルにオマエが泊まらないと、収入にならないんだよ!」
「意味わかんね、あっち行け」
どうやら、リキシャがホテルに客を連れてきて宿泊した場合には宿泊代からリベートが支払われる、そんな仕組みがありそうだな・・・と思いながら、こっちも目をつり上げた。
「オレは泊まるといったが彼(学生さん)は何も約束して無いじゃないか。
これ以上言ったらオレも出て行くぞ、オマエなんかに払う金はないからな。。
それともココでケンカしたいのか?」
蚊みたいに細身のインド人相手に、体格的にはどう見ても私の方がはるかに優っている。見た目だけはレスラーか力士並み。たるんだお腹はともかく(笑)スポーツジム通いで「胸から上」は相当発達しているのでとりあえず腕はまくっとく。
しかし、興奮して手を上げ我々に掴み掛からんばかりのインド人青年を、宿の人達が押さえにかかって「ケンカ」は収拾に向かった。
日本円でたかが100円200円のことで口論になる。日本人的には馬鹿げているのだが、ここは「そういう国」だ。
荷物をこの安宿に置いた私は「学生さん」が見に行くという宿に、ついて行った。
つづきます。
2009-12-21
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