2009/11/24 - 2009/11/24
49位(同エリア60件中)
Mikaさん
第7日目 キプロス共和国 リマソール(Limassol)
入港 10:30am 出港 4:00pm
キプロス(サイプレス)の第二の都市、リマソールに船は寄港したんだけれど、今回はツアーで 世界遺産の街、パフォス(Pafos)に行ってきました。ここは ミケーネのアカイア人(古代ギリシア人)が 移住してきて最初に住んだ場所でもあります。なので、歴史的な遺跡をあちことで見ることができます。
キプロスの島の印象は すごく緑が多いこと。畑もあるし、山もあるし、その一方で 海岸線沿いには 素晴らしい海の眺めも楽しめます。
バスは 海岸線沿いにパフォスへ向けて走ります。その途中に ペトラ・トゥ・ロミウ海岸(Petra Tou Romiou)が 見下ろせるスポットに フォトストップ。ここは ギリシア神話でよく知られている 愛と美の女神、アフロディーテ(英:ヴィーナス)が海の泡から生まれたとされる場所なのだ。美の女神が生まれた、と言うのにも納得できるぐらい綺麗な海の色をしていました。
海岸線から少し中に入って小さな村に立ち寄る。ここには キプロスの中でも かなり古くからあると言われるギリシア正教の教会がある。中のフレスコ画やイコン(宗教画)が見事だったことは特筆しておきたい。
さて、いよいよパフォスに着いて最初に訪れたのは「王族の墓」(Tombs of Kings)
紀元前4世紀頃のもので 神殿のようなつくりのお墓が見学できる。100以上のお墓だが、まだまだ発掘中だというからすごい。
続いて 考古学公園の中にある、床のモザイクで有名なディオニソスの館(House of Dionysos)を見に行く。何千年も昔のモザイクがこんなにもいい保存状態で見つかっていることに驚きだ。このモザイク、1つ1つに物語があって、ガイドさんが 詳しく説明してくれた。ギリシア神話をもっと詳しく知っていたら きっと 遺跡を見る楽しさも倍になるんだろうなぁ。
ツアーの最後は ハーバー近くでフリータイム。お土産物やさんにも立ち寄りたいけど、まず パフォス城へ。あんまり高くない砦だけど、それでも十分パフォス港と広い地中海が見渡せる。
キプロスという国は ギリシア系住民が住む南部とトルコ系住民が住む 北部でグリーンラインと言われる境界線がひかれている。私が訪れた場所や ほとんどの観光地が南部にあるんだけれど、いつか この境界線がなくなった日に、島をひとまわりしに やって来たいな、と思う。
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地中海で3番目に大きな島、キプロス。
入港が遅めだったので 船がだんだん 島に向かっていくところが 見れました。 -
思っていたより 緑がいっぱい。
のんびりした 田舎の印象を受けた。
後で調べてみたら、国土の36〜38%は 緑豊かな森なんだそうだ。 -
ペトラ・トゥ・ロミウ海岸
(Petra Tou Romiou=ギリシアの岩)
ギリシア神話によると、ここで 愛と美の女神、アフロディーテが誕生した。
アフロディーテという名前は「泡」という意味の「aphros」から来ていると言われる。
小さな岩がロミウ岩と呼ばれ、そのまわりを 女性が泳ぐと綺麗になると言われているとか。夏場に来たら ぜひとも 泳ぎたいものだ。 -
海が本当に綺麗!
水がすごく澄んでいました。 -
動く売店。
アイスクリームやジュースなんかを売っているみたい。
すごく かわいいので 思わず買いたくなるね。子供が 喜びそう。(大人でもワクワクするけど。) -
ギリシア正教の教会。
中は写真撮影禁止になっていたけど、宗教画が すごく印象的でした。 -
パフォスの町は カト・パフォスとクティマ・パフォスの2つに分かれているんだけれど、主な見所は カト・パフォスにある。
この王族の墓も カト・パフォスにある。
実は、ツアーに参加したものの パフォスに何があるか 全く知らないで来たので、看板を見て初めて、どういったところをこれから見学するのかを知った・・・。
ちなみに 案内板は どれも ギリシア語と英語の2ヶ国語で書いてあるので すごく助かった。(ギリシア語だけじゃ チンプンカンプンだしね・・・) -
王族の墓(Tombs of The Kings)
地下に神殿みたいなものがある!と思ったら、これが お墓だった。
現在も発掘が続けられていて、100以上はあるけれど まだ誰のものかは分かっていないらしい。
紀元前4世紀頃のものだというから すごい。 -
中にも下りれるようになっていて、さらに 棺が置かれていた 穴も見れる。
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おそるおそる入ってみる。
棺があった場所と言われると、なんとなく 1人になるのは怖い気がする。。。 -
この時代の人たちは住居の下にお墓をつくって埋葬していた。
日本では 先祖を骨を自分の家の下に埋めるなんて 考えられないですが、ここは 生と死への考え方そのものの違いなんでしょうか。 -
まだまだ 発掘が続く。
歴史的遺産が キプロスにはいっぱい。 -
こんな感じで たくさんの住居跡も残っている。
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世界遺産 パフォス考古遺跡
(Pafos Archaeological site)
ここが入り口で この中に ディオニソスの館や テセウスの館などがあります。 -
パフォスの重要な遺跡の地図
こんな感じになってます。 -
ディオニソスの館(House of Dionysos)
「なんだ あの建物?」なんて思ったら、ここが パフォスの中でも 有名なモザイクがあるディオニソスの館だった・・・。
ここが発見されたのは 1962年。農夫によって見つけられたそうだ。 -
この館は ワイン畑のオーナーの別荘だったといわれている。
部屋が40以上もあって、庭のプールやアトリウムもあたというから 大豪邸だ。
ここのモザイクは 紀元前2世紀から紀元前4世紀頃のものだそうだ。 -
ガイドさんが 1つ1つ 絵の内容を説明してくれます。ちゃんと すべてに話があって ギリシア神話に登場しています。
あと、ここは 台所、ここは 入り口だったのよ、なんて 教えてくれます。
たくさん見すぎて、そんな内容の話だったかは すっかり忘れてしまいましたが・・・ -
ここのモザイクは 地中海の島の中でも 特に素晴らしい、と評価されている。
まだ 発掘が続いているから、また次回には もっと素晴らしい作品が見れるかもしれない。 -
ここにも お墓があったと思われる遺跡や 居住地跡が あちらこちらに残っている。
狭いし 暗そうだったので ここは 上からのぞくだけで下りるのはパス。 -
水が すっごくクリアな パフォスの港。
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マリーナ沿いには お土産物やさんとカフェ、レストランが ずらーっと並んでいる。
誘惑に負けず、まず最初に パフォス城をめざして歩く。
お土産物屋さん通りの1番奥にある。 -
パフォス城(Pafos Medival Fort/Castle)
ビザンティン時代に砦として 建てられたけれど、13世紀には お城として 再建されたそうだ。でも、今のは ベネチア人に取り壊されて、オスマン帝国が キプロスを支配した後に 再び建てられたものらしい。
キプロスが いかに いろんな民族、国の支配、影響を受けてきたかが 建物1つで よく分かる。 -
もちろん 中に入ってみる。
なんだか 危なげな細い階段で 屋上へ上がれるようになっている。
ちなみに 入場料は 大人 1.70€ -
屋上から見渡した パフォスのマリーナ
けっこう ボートが停泊してました。 -
海が 見渡せて、これなら 砦の役割をばっちり果たせそうです。
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帰りは キプロスの 山の部分を見ながら また リマソールへ戻る。
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部屋に戻ったら、また なにやら 置いてある。
今度は ホテルディレクターから フルーツバスケットの差し入れが。
クルーズが はじまって すぐに 彼直々に 挨拶に来てくれたんだけど、こんなところにまで 気を遣っていただきました。
ありがとう! -
この日も 空が 綺麗で 寒いのを我慢しつつ デッキから 海を眺める。
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船の中でも バックデックと呼ばれる 後ろの部分から 海を眺めるのが好き。
青い海に 白い泡が ばーってできて また 違った海の顔になる。 -
海と空の色が たまらない。
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フォーマルの日に V.I.P.のお部屋に届く petit four と呼ばれる お菓子のセット。
また お部屋に届いてました。 -
アルマと一緒に バイキングレストランでディナー。
この後、二人揃って バイキングクラウン(展望)ラウンジのバーで カクテルを。
アルマと仲良しのイタリア人のバーテンダーさんは 少し日本語を話せました。
マイアミバイス(Miami Vice)を注文したら、「何それ?」って言うから 作り方を教えてあげました。
色んなカクテルがあるから バーテンダーも大変だ。。。
そのあと注文した イエローバード(Yellow Bird)は すんなり 出てきましたが。
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