2009/11/22 - 2009/12/02
115位(同エリア795件中)
tymyさん
11月になってようやく遅〜い夏休みがとれました。ヨルダンに行こうといろいろ調べていたところ、お隣の国シリアにも見所がたくさんあることを知り、こりゃ両方行っちまおうと決断。上司と部下に無理を聞いてもらい11連休をGet。シリアのアレッポからヨルダンのペトラまで、バスで移動の一人旅。やっぱり駆け足の9日間でした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
トルコ航空直行便でまずはイスタンブールへ。日本を午後3時頃出発、現地時間(トルコ)11時過ぎに到着。
ここでアレッポ行きの飛行機遅延の知らせが。
2時間以上遅れてようやく出発。アレッポ着はAM3時。予約していた宿に到着したのは4時近く。
真っ暗で誰もいないキリスト教地区にドアをドンドンたたく音が響きます。
しかしこんな時間にも関わらず笑顔で迎えてくれたスタッフに感謝。 -
目を覚ますとすでに9時過ぎ。とりあえず朝食をいただきにレストランへ。
泊まったのは「Beit Wakil Hotel」。建物はかなり古い趣のある宿でした。
後で知ったのですが結構人気の宿のようです。今回は海外の予約サイトで予約を入れておいたのですが、ガイドブックの金額よりもずっと安くとれました。(一泊$58) -
ホテルを出たところの景色です。
まずは街の探索に出かけます。アレッポの中心部までは歩いて15分ほど。目指すはアレッポ城とスーク。
アルタル通りを南に向かいシェラトンホテル、時計塔を過ぎ、アンタクヤ通りに入ります。
左に曲がるといよいよスークです。 -
アレッポ最大の見所と思っていたスーク。狭い通りに小さな店がずらっと並んでいます。
買物客や観光客、店員と交渉したり、荷物を運ぶ人々が慌ただしくかけていたりと騒然としています。
屋根があるためか、色々な声や音がざわざわ響きいい感じ。 -
スークを抜けるとすぐにアレッポ城が目に入ります。丘の上に建つこの城、水のないお堀を左右に見下ろし登っていくと大きな石組みの門が入口となります。
城内(丘の上)は結構広く、朝から歩きとおしで疲れた私は石の上でしばし休息。1時間ほど寝てしまいました。
寒くて眼を覚ましたけど暖かかったらまだまだねていたと思われます。 -
アレッポ名物の石けん。スークではきれいな箱に入った土産用しか見つけられなかったので、数買おうと思っていた私にはちょっと高かった。
朝スークに向かう際、石けん屋が並ぶ通りを見つけていたので、昼食前に通りに向かいます。
土産は欲しいと思ったときに買え!が私の中のお約束。後で見つからずに何度後悔したことか。
結局2kg購入。それにしても重い・・・。 -
アレッポに2泊して次に向かうはパルミラです。
まずはガラージュ(バスターミナル)へ。
街の中心部からガラージュ行きの路線バスに乗り、到着後パルミラ行きを探します。
ここで事件が!ポケットから小銭を出そうとしたときにデジカメが地面に落下。あわてて拾って作動チェック。・・・動かない。
焦っていろいろやってみるけど結果は同じ。旅はこれからだというのに何てことを。
落ち込んでいても仕方ないので、バス探しを再開。しかしパルミラ行きはこの時間はないそうです。
窓口のお兄ちゃんのアドバイスで一度ホムスに行き、そこから乗り換えでパルミラへ行くことにしました。 -
ホムスに到着後、バスターミナルでパルミラ行きのバスに乗り換えようとチケット売り場を探します。
そこで売り場の若い子にクラック・デ・シュバリエには行ったのかと聞かれました。否と答えると、ここから1時間ほどで行けるし、パルミラ行きのバスはたくさんあるから是非行ってこいと助言を受けました。
でミニバス乗り場まで案内してもらい大きなリュックを持ったまま出発。
ミニバスは出発時には満車でしたが、到着する頃には私ひとり。
城の下で2時間後にまたここにいろと言われ、彼はどこかへと走っていきました。
他には観光客もいないようで、寂しく城入り口の階段を上ります。 -
クラック・デ・シュバリエ、山の上に建つ城です。予備知識もあまりなく行ったのですが、ここも世界遺産に登録されているようでした。
城というより要塞のような感じの、城壁に囲まれた美しい建物です。
この日は観光客も少なく、独りゆっくりと城内を見て回りました。
写真はここから携帯のカメラを使用しました。1GBのメモリーカードを入れていたのがこんなところで役に立つなんて。 -
ホムスへ向かうミニバスは往きとは違う運転手でした。午前中にいたガラージュに戻ってくると、クラック・デ・シュバリエを進めてくれた窓口に向かいます。窓口の人に「行ってきたよぉ〜」と報告すると親指をぐっと出して誇らしげな笑顔を見せてくれました。
彼からパルミラ行きのチケットを入手し、出発までの時間2階のカフェで一息。
壊れたカメラの代わりに携帯電話のカメラで急場をしのぐ。そのため携帯に入っているメモリーカードの余計なデータを一つ一つ消す作業で時間つぶし。
パルミラまでは2時間半ほど。ミニバスもありましたが荷物もあるし、ゆっくりしたいので大型バスにて移動。到着は夕方です。出発してしばらくすると車窓は殺風景な砂漠となります。 -
パルミラ到着後カメラ店を探しましたがデジカメは売ってませんでした。念のため中国製のフィルムカメラを$10で購入。
「Al-nakheel Hotel」に部屋を取りました。シリア人の「スズキタカシ」と名乗るおもしろいガイドが宿にいまして、翌日朝から彼のガイドでパルミラ見物と相成りました。
眼を覚ますと外は雨。朝食を食べながら思案しても何となく腰も重くなります。
もう一泊して天気が回復するのを待つか悩み時です。しかし「スズキタカシ」氏が迎えにきて、「雨は上がるから大丈夫!」の心強い言葉に元気も回復してきました。 -
小雨降る中始まったパルミラ観光。まずは墓の谷に向かいます。すると「スズキタカシ」の言った通り雲の切れ間からお日様が出てきました。
墳墓群からアラブ城、砂漠で遊牧民の家に訪問、そして遺跡群へと車は進みます。
遺跡の西側スタンダード神殿のあたりで車を降り、歩いて遺跡をめぐりベル神殿で待ち合わせです。
歩くと殆どの場所は復元前のそのままの状態で、廃墟のような印象も受けます。見渡す限り自分一人、広い遺跡を独り占め!嬉しいような寂しいような。
気の向くまま歩き回り、遺跡を満喫しました。 -
小腹が空いたのでケバブを食べながら、今日の予定を決めます。もう一泊するかダマスカスまで行ってしまうか・・・。それにしてもケバブ旨っ。
スズキ氏にバスの時間を聞くと頻繁にバスは出ているから大丈夫とのこと。夕方にバスで出発すれば夜8時頃にはダマスカスに入れそうなので、今日パルミラを発つことに決定。 -
街から10分ほど車で行くとバス乗り場の休憩所があります。
スズキ氏にそこまで送ってもらい、世話になった彼ともここでお別れです。
休憩所のレストランでチャイを飲みバスを待ちます。ダマスカスまで約3時間。バスに乗り込むと比較的すいており、リクライニングシートでゆったり座れました。車窓には砂漠が延々と続きます。 -
ダマスカスのガラージュに到着した後、路線バスで市内中心部へ。
何件か宿を探すがどこも満室。マルジェ広場近くの宿に何とか部屋を取り、早速夜食をとりに出発。マルジェ広場前のレストランでチキンの丸焼きを平らげました。ビールが欲しいとこですが置いてある店は少ないのです。
翌朝旧市街をぶらついているときの一枚。実際は韓国や日本の車が多いのですが、こんな車がこの街には似合います。 -
街を歩いているときに見つけたザクロジュースの屋台。この後朝食をとろうと旧市街を歩き回りましたが、レストランは殆ど開店前、迷って疲れて気がつくとまたこの場所に。
迷わずもう一杯いただきました。
夕方にまた迷ってもう一杯いただくことになったことは言うまでもありません。 -
旧市街のスーク、午前中は閉まっている店が多いのですが、店が開いてくると多くの人が集まってきてかなり賑やかになります。
お土産もここに来れば大丈夫って感じです。
旧市街は細い路地が入り組んでおり、迷路の様とよく言われますが、歩いてみるとまさにその通り、元に戻るには素直に引き返すのが一番。
それにしてもスークや旧市街は歩いているだけでもおもしろい。 -
旧市街の中心に位置するウマイヤドモスク。
入口はいくつかあるのですがチケット売り場がわかりづらい。スークを抜けた広場側から見ると、左に50mほどいった所にある小さな建物の中に売り場がある。
モスクにはいると沢山のムスリムが礼拝のために列を作っていました。列を見ているとその中の一人がシャッターを押してくれと言ってきたので快く受けると、俺も俺もといつの間にか私の後ろに数人の行列が。
結局10数家族の写真を撮る羽目になりました。 -
スークに戻り行列のできる店を発見。どうやらアイスクリーム屋さんのようです。私も列に加わり順番を待ちます。
上にナッツをつけたこのアイス、ん〜行列するまでもないかな。
この後もパン屋、ケバブ屋と食べ歩きをし、歩いて消費した以上にカロリーを摂取してしまいました。
写真の兄ちゃん、私の前にいた欧米人の女性には満面の笑みで受け渡していたのに、私にはこの表情。わかりやすっ! -
二泊して町歩きを楽しんだダマスカス。次の目的地ボスラへ向かうため、町外れのガラージュへ路線バスを使って移動です。
それにしてもどの町もガラージュが町から離れすぎ。しかも行く場所によっていくつもガラージュがあるから不便だと思うのですが。
ガラージュ・ソーマリーエに朝早く着いたのですが、ボスラ行きの窓口は閉まったまま。1時間ほど待つが誰も来る様子がありません。暇なのでバスの運転手にボスラ行きがこないのだと愚痴っぽく話をしていると、一度ダラーに行ってそこからセルビスで行けばよいのではと提案が。早速そのバスを探すと、話をしていた彼のバスでした。 -
ダラーからセルビスで45分ほどでボスラに到着。ローマ劇場の横でバスを下車。
今日中に国境を越えアンマンまで行こうと思っていたので、この町にいられる時間は長くても3時間。
重いリュックを担いで、早速ローマ劇場入口に歩を進めます。チケット売り場で荷物を預かってくれるようなので、そこへ荷物を置き劇場内に入ります。
薄暗い回廊がよい雰囲気を醸し出します。階段を上り階上から劇場に入ります。視界が開け舞台を見下ろす巨大な劇場に自分がいることに感動すらおぼえます。 -
客席に座り舞台を見下ろしていると、小さな子がくるくるとダンスを踊り始めました。団体で来ていた観光客の一人のようです。5分ほど踊ると客席に向かって一礼。私を含む数十人は大きな拍手で彼女を讃えます。恥ずかしげに舞台を降りる彼女、迎える家族、いい感じですねぇ。
私は人がいなくなった舞台から階上を見上げてみました。ふと時計を見るとタイムアップの時間。後ろ髪を引かれる思いで劇場を後にしました。
もっとゆっくりしたかった〜。 -
ダラーのガラージュに戻り、ヨルダン行きのバスを探します。しかし窓口に行くとダマスカスへ戻ってから行けとつれない返事。どうしたものかと困っていると見かねた窓口の人が私の腕を引き、片隅に駐まる一台の車へ。ヨルダン北部の国境の町ダラアへ行くタクシーのようです。
あと3人集まったら出発するらしいが、夕暮れのこの時間、到着するバスも非常に少ない。何とかなるかと腹をくくりベンチにごろり、運ちゃんの集客力を信じます。
写真はガラージュにあったオブジェ、何を訴えているのか? -
タクシーのボディには「ダラア−ラムサ」と書いてあるそうです。読めんがなっ!
一時間ほど待たされ出発です。裕福そうな恰幅の良いおじさんとその連れ、ヨルダン人のおばさんを乗せ国境越えです。
出国入国ともに他に人はいなくて非常にスムーズでした。
ただ私のパスポートに問題が!実は出国2日前に洗濯機で洗ってしまったため、ゴワゴワのままだったのがいけなかったのでしょうか。必要以上に質問を受け、言葉もわからずアウアウしていると同行3人が助け船を出してくれ何とか手続きできました。一人だったらもっと時間がかかっていたかも。
何とかヨルダンに入国。ラムサからタクシーで市内のバスターミナルへ。
そこでタクシーを乗り換えダウンタウンに向かいます。
ヨルダン編へつづく
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Yattokame!さん 2011/03/07 01:23:45
- シリアはやっぱりいいですね
- tymyさん
こんばんは。
私もこの前の年末年始にシリア・ヨルダンに行って現地でいろんな親切を受けましたが、tymyさんもスズキタカシさんなどいい人に巡り合われたようですね(私はパルミラで別の宿に泊まったのでスズキタカシさんにはお会いしませんでした)。
常にだれか助け舟を出してくれるので、出発前情報が少なかったにも関わらず自分の行きたいところにスムーズに移動できて、シリア・ヨルダンはなんて旅行しやすいところなんだと思いました。これからもお互い、いい旅ができるといいですね。
Yattokame!
- tymyさん からの返信 2011/03/07 10:28:37
- RE: シリアはやっぱりいいですね
- Yattokame!さん
カキコ&投票ありがとうございます。
仰せの通りシリア・ヨルダンの旅は人々に助けられた旅でした。
すでに1年以上前の旅ですが、鮮明に記憶しているのはそういった親切な人たちと出会えたおかげと感じております。
Yattokame!さんもシリアでは良い出会いをされたようですね。
こういった出会いがある事を伺うとまた旅に出たくなります。
今年もどこかへ旅立ちたいモノですが、先立つモノと時間、そして何より家族の承諾を得るのが大変です。
今度はゆっくりとYattokame!さんの旅行記にも伺いますね。
良い写真がたくさんあり、写真のセンスのない私にはうらやましい限りです。
ではでは
> tymyさん
>
> こんばんは。
>
> 私もこの前の年末年始にシリア・ヨルダンに行って現地でいろんな親切を受けましたが、tymyさんもスズキタカシさんなどいい人に巡り合われたようですね(私はパルミラで別の宿に泊まったのでスズキタカシさんにはお会いしませんでした)。
>
> 常にだれか助け舟を出してくれるので、出発前情報が少なかったにも関わらず自分の行きたいところにスムーズに移動できて、シリア・ヨルダンはなんて旅行しやすいところなんだと思いました。これからもお互い、いい旅ができるといいですね。
>
> Yattokame!
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