2度目の台北（その１　孔子廟にて）

2009/11/13 - 2009/11/16

故宮見学という目的で再訪した台北。
あいかわらず、故宮は見所満載でしたが、今回の旅行で一番印象に残ったのは、市場や、偶然行き交った祭りの行進でした。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス

改修工事の終わった孔子廟へ行ってみました。
建物が面白いからか、多くの欧米人団体旅行客が訪問していました。

台湾リス
たくさん孔子廟を走り回っていましたよ

孔子が祀られている大成殿。

細かい彫刻に、思わず見とれてしまいました。
これは、レイ星門にある対の龍の石柱の一つ。
大陸の泉州から輸入した石なのだそうですよ。

レイ星門に108ある門釘の一部。
古い建築様式に則ったものだそうです。

日本にはあまりない孔子廟。
ツアーだと、ツアコンさんがきちんと説明してくれるのでしょうけれど、個人旅行だとなかなか由来などを知ることができません。
私は、台北孔子廟の公式サイトに日本語版にあることを知り、ちょっとだけ予習をしていきました。もちろん、ただ行って「へえ」と思うのも、新鮮な見方ができていいですよね！

これは孔子廟内のビジターセンター。
釈奠や孔子の誕生日を祝う祭りなどで利用する楽器の紹介があります。
結構見ごたえありました。

こちらは、式典でのコスチューム。
役割によって色々なのですね。

こちらは藻井と呼ばれる水草の絵を描く天井の装飾方式。火事を防ぐまじないも兼ねてだそうです。
四隅に蝙蝠の絵を描くのは、中国語で「福を賜る」と同じ発音になるからだとか。
中国語は発音が複雑だけれど、それを逆手にとった発想のものが多くて、感心します。

前回、台北に来た時は、孔子廟前にある保安宮に行きました。その時に知ったのが、宮とMRTの間にある大龍夜市。今回ももちろん寄りました。台北は、日が出ているうちは普通の道路なのに、日没後にはあっという間に夜市ができるのだから、本当に不思議です。
ここは、食事ばかりですが、どこもハズレがなくて、それほど混んでいないのが良いです。