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ポルトガル料理は、魚介類料理が多く日本人の口に合う、と云われます。<br />いろいろ試みる機会がありましたのでお伝えします。<br />写真はリスボンの銀座の魚料理店。歩道の石畳のカルサーダスは凝ってますね。<br />ここでは鮟鱇のリゾットをいただきました。鮟鱇がどっさり入っていました。それも肉ばかり。鮟鱇の七つ道具は全部捨ててしまうそうです。もったいない、もったいない。<br />短期間の滞在での経験。 独断と偏見で一刀両断。<br />まず紹介すべきは料理の量の多いこと。 一人前を二人でも食べきれぬ。<br />1 ポルトガル料理はシンプルな味付け。 調味料は食塩のみ。<br />  スペイン、イタリア、フランス系料理もポルトガル的塩味。<br />  ハーブの扱いはコリアンダーが多い。日本の紫蘇大葉のようにやたらに入れてくる。コリアンダー苦手の方はポルトガル料理のいくつかがが苦手になるかも。<br />2 スウィーツは甘い、の一言。<br />3 ウィター、ウィトレスの働きぶりはスペイン、イタリアに比べ日本的で動作はしずしず。店主のおやじがシェフを務めているレストランは元気が良い。<br />なお今の時期、イワシは旬でなく食卓には乗りませんでした。<br />それでは各論に進みましょう。<br />

ポルトガルの食べ物

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2009/11/18 - 2009/11/25

5275位(同エリア7305件中)

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黒いさくら

黒いさくらさん

ポルトガル料理は、魚介類料理が多く日本人の口に合う、と云われます。
いろいろ試みる機会がありましたのでお伝えします。
写真はリスボンの銀座の魚料理店。歩道の石畳のカルサーダスは凝ってますね。
ここでは鮟鱇のリゾットをいただきました。鮟鱇がどっさり入っていました。それも肉ばかり。鮟鱇の七つ道具は全部捨ててしまうそうです。もったいない、もったいない。
短期間の滞在での経験。 独断と偏見で一刀両断。
まず紹介すべきは料理の量の多いこと。 一人前を二人でも食べきれぬ。
1 ポルトガル料理はシンプルな味付け。 調味料は食塩のみ。
  スペイン、イタリア、フランス系料理もポルトガル的塩味。
  ハーブの扱いはコリアンダーが多い。日本の紫蘇大葉のようにやたらに入れてくる。コリアンダー苦手の方はポルトガル料理のいくつかがが苦手になるかも。
2 スウィーツは甘い、の一言。
3 ウィター、ウィトレスの働きぶりはスペイン、イタリアに比べ日本的で動作はしずしず。店主のおやじがシェフを務めているレストランは元気が良い。
なお今の時期、イワシは旬でなく食卓には乗りませんでした。
それでは各論に進みましょう。

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  • リスボン近郊の国立レストランでは鱈料理を頂きました。<br />料理の名は、バカリャウ(塩鱈)・ア・プラス(少々違ってるかも)。<br />この料理、見て食べて、一言で表現すれば、見た目も味も鱈チャーハン。<br />日本人には日ごろからなじみの中華料理の、蟹チャーハン、蝦チャーハン、ポークチャーハン。この蟹や蝦やポークを塩鱈に替えたもの。日本の中華料理店でもお店により、ちょっとしょっぱかったり、ちょっと脂っこかったり、と。 鱈チャーハンの味付けもこの範囲内。 日本の中華料理店で鱈チャーハンとメニューにのっけても誰も不思議がらない、堂々とした中華料理になる。<br />ポルトガルの人は365日、毎日鱈を食べるということも分かりました。スーパーの魚売り場には塩漬け鱈がうず高く積まれていました。塩出ししてどんな料理にもポンポン鱈を入れればすべて鱈料理。365日鱈料理、という感じ。<br />

    リスボン近郊の国立レストランでは鱈料理を頂きました。
    料理の名は、バカリャウ(塩鱈)・ア・プラス(少々違ってるかも)。
    この料理、見て食べて、一言で表現すれば、見た目も味も鱈チャーハン。
    日本人には日ごろからなじみの中華料理の、蟹チャーハン、蝦チャーハン、ポークチャーハン。この蟹や蝦やポークを塩鱈に替えたもの。日本の中華料理店でもお店により、ちょっとしょっぱかったり、ちょっと脂っこかったり、と。 鱈チャーハンの味付けもこの範囲内。 日本の中華料理店で鱈チャーハンとメニューにのっけても誰も不思議がらない、堂々とした中華料理になる。
    ポルトガルの人は365日、毎日鱈を食べるということも分かりました。スーパーの魚売り場には塩漬け鱈がうず高く積まれていました。塩出ししてどんな料理にもポンポン鱈を入れればすべて鱈料理。365日鱈料理、という感じ。

  • このレストラン、きれいなお庭があり、秋の紅葉で色彩がとても豊富でした。木の幹に穴が開いており小鳥が巣を作って出入りしていました。<br />デザートビュッフェには12種のスウィーツ<br />が並べられていました。<br />ポルトガルのスイーツ、一言で表現すれば、甘すぎる。<br />なかには砂糖が舌にざらざらするものも。カステラの原型というケーキもありましたが、全般的に辛党の私には苦手。 甘さに自信のある人はぜひ挑戦して平らげてください。<br />

    このレストラン、きれいなお庭があり、秋の紅葉で色彩がとても豊富でした。木の幹に穴が開いており小鳥が巣を作って出入りしていました。
    デザートビュッフェには12種のスウィーツ
    が並べられていました。
    ポルトガルのスイーツ、一言で表現すれば、甘すぎる。
    なかには砂糖が舌にざらざらするものも。カステラの原型というケーキもありましたが、全般的に辛党の私には苦手。 甘さに自信のある人はぜひ挑戦して平らげてください。

  • ここはエボラのレストラン。<br />中庭の実のたわわなオレンジの木を眺めながら、とても雰囲気の良いレストランです。ここではこの地方のスープとこの地方の豚料理をいただきました。<br />料理名の前に、この地方を意味する、アレンテージョ風とかいてありました。<br />そして料理の味は雰囲気に負けない良いお味でした。豚肉が大変おいしいです。<br />柔らくて歯ごたえがあり、さっぱりしているが噛むとジューシーな旨みが広がり、と。<br />後日、イベリコ豚のステーキをいただきました。<br />牛肉といえば、神戸牛、松阪牛。 といういい方を真似すれば<br />豚肉といえば、イベリコ豚、と納得しました。<br />ポルトガルの豚肉でとんかつを作ったら、きっととても美味しいだろう。<br />

    ここはエボラのレストラン。
    中庭の実のたわわなオレンジの木を眺めながら、とても雰囲気の良いレストランです。ここではこの地方のスープとこの地方の豚料理をいただきました。
    料理名の前に、この地方を意味する、アレンテージョ風とかいてありました。
    そして料理の味は雰囲気に負けない良いお味でした。豚肉が大変おいしいです。
    柔らくて歯ごたえがあり、さっぱりしているが噛むとジューシーな旨みが広がり、と。
    後日、イベリコ豚のステーキをいただきました。
    牛肉といえば、神戸牛、松阪牛。 といういい方を真似すれば
    豚肉といえば、イベリコ豚、と納得しました。
    ポルトガルの豚肉でとんかつを作ったら、きっととても美味しいだろう。

  • この港の街のレストランで魚介のリゾットを食しました。写真のように港には蛸、蟹などの仕掛けがいっぱいありました。とにかく沢山の種類の魚介類が入っていました。アサリ、小さいムール貝、大きいムール貝、牡蠣、小さいエビ、大きいクルマエビ、鮟鱇など。リゾットというからチーズが入ってる、と思ったら入っていません。コメが入っています。出汁がとてもおいしいです。とにかく量が多かったです。日本からの旅行者は現地の人の半分も食べられない。

    この港の街のレストランで魚介のリゾットを食しました。写真のように港には蛸、蟹などの仕掛けがいっぱいありました。とにかく沢山の種類の魚介類が入っていました。アサリ、小さいムール貝、大きいムール貝、牡蠣、小さいエビ、大きいクルマエビ、鮟鱇など。リゾットというからチーズが入ってる、と思ったら入っていません。コメが入っています。出汁がとてもおいしいです。とにかく量が多かったです。日本からの旅行者は現地の人の半分も食べられない。

  • この街のレストランでは有名な郷土料理カタプラーナをいただきました。銅は取扱に手間がかかるのか、鍋は銅製ではありませんでした。 ここもまた沢山の種類の魚介類です。 海老、アサリ、鮟鱇、それにピーマン、玉ねぎ、人参も入っていた? いやピーマンだった?不確かです。カタブラーナにコメを入れるとリゾットになる、という感じ。やっぱりさっぱりとした塩味です。食材は似ていてもカタプラーナの味はスペインのパエリヤとは全く別物でした。

    この街のレストランでは有名な郷土料理カタプラーナをいただきました。銅は取扱に手間がかかるのか、鍋は銅製ではありませんでした。 ここもまた沢山の種類の魚介類です。 海老、アサリ、鮟鱇、それにピーマン、玉ねぎ、人参も入っていた? いやピーマンだった?不確かです。カタブラーナにコメを入れるとリゾットになる、という感じ。やっぱりさっぱりとした塩味です。食材は似ていてもカタプラーナの味はスペインのパエリヤとは全く別物でした。

  • もっともポリュラーなエッグタルト。 <br />エッグタルトとは英国人の命名という。<br />とにかく甘く口中で砂糖をざらざらと感じるポルトガルのスイーツの中のスイーツ。<br />

    もっともポリュラーなエッグタルト。 
    エッグタルトとは英国人の命名という。
    とにかく甘く口中で砂糖をざらざらと感じるポルトガルのスイーツの中のスイーツ。

  • でもおいしい店もある。創業1837年のこの店、行列ができている。<br />ここのエッグタルトは辛党にも十分おいしく感じられるし沢山食べられる。<br />パリッとしてぐにゅっとして。 やたら甘くなくて香ばしい。<br />うちのクリームにはビールが入っているのよ、と企業秘密を明かしている。<br />

    でもおいしい店もある。創業1837年のこの店、行列ができている。
    ここのエッグタルトは辛党にも十分おいしく感じられるし沢山食べられる。
    パリッとしてぐにゅっとして。 やたら甘くなくて香ばしい。
    うちのクリームにはビールが入っているのよ、と企業秘密を明かしている。

  • どのお店でも、もっとおいしいのをいっぱい作ればいいのに、と思ってしまうが、<br />お安くて、甘い甘いお砂糖じゃりじゃりのエッグタルトのほうが絶対お得、という人も多いのだろう。 ほとんどの店が価格優先、砂糖じゃりじゃり。<br />ちなみに、この写真タルトは6個5.10ユーロ。 創業1873の店のタルトは1個0.85ユーロ。あなたはどちらにしますか? 両方食べてみるのがいいと思います。<br />

    どのお店でも、もっとおいしいのをいっぱい作ればいいのに、と思ってしまうが、
    お安くて、甘い甘いお砂糖じゃりじゃりのエッグタルトのほうが絶対お得、という人も多いのだろう。 ほとんどの店が価格優先、砂糖じゃりじゃり。
    ちなみに、この写真タルトは6個5.10ユーロ。 創業1873の店のタルトは1個0.85ユーロ。あなたはどちらにしますか? 両方食べてみるのがいいと思います。

  • このシーズン、焼き栗が街頭で売られている。2ユーロで12個。<br />あまり売れていないところは焦げて水分がなくなっている。<br />次から次へ売れているところはもう少し煎って水分が飛ぶと、もっといいと思う。<br />ちょうどいい売れ行きの店を選ぶのが食べごろの焼き栗を買うコツのようだ。<br />

    このシーズン、焼き栗が街頭で売られている。2ユーロで12個。
    あまり売れていないところは焦げて水分がなくなっている。
    次から次へ売れているところはもう少し煎って水分が飛ぶと、もっといいと思う。
    ちょうどいい売れ行きの店を選ぶのが食べごろの焼き栗を買うコツのようだ。

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