2009/11/26 - 2009/11/26
123位(同エリア146件中)
早島 潮さん
平成21年11月26日(木)
カンタナガール寺院を後にして次の宿泊地であるボグラへ向かう途中マハスターンの都市遺跡を見学した。マハスターンの都市遺跡には主に8〜11世紀頃の仏教遺跡が残っている。
最初、国立博物館を見学した。ここも館内撮影禁止なので展示物の撮影はできなかった。
博物館の庭園にブロンズ製で顔のない釈迦像が飾られていたのが仏教の衰退を象徴しているようで感慨一入であった。インドでは7世紀頃からヒンドゥー教の勢力が強くなり、仏教は次第に衰えていったという歴史の非情を思った。
次にゴビンダ寺院跡、エフラルバショールコールと順次見学した。ここで現地ガイドからモニシアという王妃に関する蛇の入らない部屋という伝説の説明を聞いた。
イスラム勢力によって仏教が次第に駆逐されたにもかかわらず、ベンガル地方では8世紀からパーラ朝の庇護を受けて、インド仏教美術の末期を代表する仏教美術が開花したと言われる。残り火のようなものであっただろうか。
ボグラの町へ移動中の道路沿いの集落で魚市場、野菜市場、米市場等を見学した。このあたりは煉瓦の生産が盛んな所であり煉瓦工場の煙突が林立していた。
魚市場では尿意を催し手洗いを探したが見つからない。放尿できる場所はないかと物色していると若い男がトイレ?と聞いてきたのでイエスというとついてこいと手招きした。チップをはずまねばならないかなと覚悟してついていくと魚市場の並んでいる路地の中をどんどん奥へと進んでいく。怪しいなと思っていると或る店を指さして奥へ入れという。首を傾げていると件の男はいきなり笑い出した。からかわれていたことにやっと気がついて逃げ出し我慢できなくなって人目も憚らず近くの溝を青空トイレに替えた。
バングラデッシュの年一回の大祭りであるコロバニード(牛の生贄祭)が28日なので故郷へ帰る人々がバスやトラックの屋根にまで鈴なりになって通過するのを何度も目撃した。バスの天井に座っている人達は半額の料金だという。天井に登るための梯子が後尾に設置されているからバス自体が当初から天井利用を想定した設計になっているのであろうか。
また生贄にされる牛がトラックに乗せられて牛市へ運ばれる光景も目撃した。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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マハスタン博物館
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博物館の庭に展示されている仏陀の像。顔はついていない。
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マハスタン博物館
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マハスタン博物館の庭
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マハスタン博物館
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ゴビンダ寺院の看板
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ゴビンダ寺院跡
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仏教都市遺跡
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エフラバルショコールの仏教遺跡
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エフラバルショコールの仏教遺跡・僧房跡
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エフラバルショコールの仏教遺跡の日没
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エフラバルショコールの仏教遺跡
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魚市場の魚
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魚市場の魚
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この魚市の奥の方へトイレがあると誘導されてからかわれた
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海でとれた魚
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米市場
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バザールの点景
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バザールの米
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コメ屋の主人
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バザールの点景
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パザールの大根
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バザールの野菜
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ベンガル料理
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ベンガル料理のドル(豆をすりつぶした液状のもの)
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帰省ラッシュ
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帰省ラッシュ
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帰省ラッシュ
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帰省ラッシュ
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観光客を見に集まる群集
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帰省ラッシュ。電車の屋根の上も人で一杯。トンネルのない国だから天井にも乗れる。大東亜戦争終了直後の日本でも一時このような風景は見られた。
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煉瓦工場の煙突
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煉瓦工場の煙突
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