バングラデッシュ周遊の旅・・・No7 フルタラ村のグラミン銀行活動の見学

2009/11/23 - 2009/11/23

平成２１年１１月２３日（月）
8時半にクルナのホテルを出発してフルタラ村の集会場に赴きグラミン銀行http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E9%8A%80%E8%A1%8Cの説明を聞いた。

ウイキペディアによればグラミン銀行とは以下の【】の文章のように説明されているが資本主義社会に存在する一般的な銀行という概念では理解しがたい組織体である。

強いていえば五人組を一単位として信用共同体を形成し会員に対して融資をする互助会ないしは共済会的な組織体であるといえようか。

【グラミン銀行はバングラデシュにある銀行でマイクロファイナンス機関。「グラミン」という言葉は「村（gram）」という単語に由来する。本部はバングラデシュの首都ダッカに所在する。
ムハマド・ユヌスが1983年に創設した。マイクロクレジットと呼ばれる貧困層を対象にした比較的低金利の無担保融資を主に農村部で行っている。銀行を主体として、インフラ・通信・エネルギーなど、多分野で「グラミン・ファミリー」と呼ばれる事業を展開している。2006年ムハマド・ユヌスhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%8C%E3%82%B9と共にノーベル平和賞を受賞した。】

説明会で聞いた特徴点を箇条書きにしてみると
・担保や資金の無い農民に貸し付けをする。
・会員組織で女性だけが会員になれる。
・五人で一組を構成する共同責任保障機能が作動する仕掛けがある。
・金利は非常に安い。
・会員は組織から融資を受け養鶏、有精卵から雛を孵化させる事業、刺繍、機織り等の小規模な事業を営んでいる。

実際に見学したのは養鶏業の家庭内現場、有精卵から雛を孵化させる事業の家庭内現場、刺繍の家庭内現場と会員達の集会(30人程の会員が集まっていた)の現場である。

何れも成功した人達の現場であり家庭であった。見た目には裕福そうな建物であり生活振りであった。

集会は支部長が取り仕切っており規律正しく良く統制がとれているように見受けられた。

フルタラ村を離れた頃から我々のバスを先導する車が現れた。ガイドの説明によればバングラデッシュでは観光客誘致には国を挙げて取り組んでおり観光客の安全を図るため警察の車両が警備の為先導するのだという。警備車両には４人の警官が乗っていた。この警備車両は２３日と２４日の二日間にわたり常に我々のバスを先導してくれた。

エリア クルナ(バングラデシュ)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

フルタラ村の集会場

フルタラ村の点景

フルタラ村の集会場

フルタラ村の点景

フルタラ村の点景

中央が支部長

養鶏業の家庭内現場

有精卵から雛を孵化させる事業の家庭内現場

裕福そうな建物

会員達の集会(30人程の会員が集まっていた)の現場

会員達の集会(30人程の会員が集まっていた)の現場

何れも成功した人達の現場であり家庭であった。見た目には裕福そうな建物であり生活振りであった。

集会は支部長が取り仕切っており規律正しく良く統制がとれているように見受けられた。

会員達の集会(30人程の会員が集まっていた)の現場

綿花から繊維を採取する機械

綿花から採取した繊維

刺繍の家庭内現場

刺繍の家庭内現場

刺繍の家庭内現場

中央がフルタラ村の村長