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コルドバ(Cordoba)<br />アンダルシア州の北端に位置する古都で、起源は古代ローマ時代にさかのぼります。<br />8世紀にはイスラム教国の首都となり、文化・学問の中心として繁栄を極めました。10世紀頃には世界最大の人口を擁する都市でもあったようです。<br />現在でもアンダルシア屈指の大都会ですが、旧市街(ユダヤ人街)や新市街のあちこちに往時の繁栄の跡が見られます。<br /><br />今回の『アンダルシアの旅』の最終訪問地でもあります。<br />メジャーな観光地は得意ではありませんが、マドリッドに戻るには好都合な位置にあることや、設備の良いユースホステルがあることなどで滞在を決めました。<br />2泊した後、マドリッドからスイスへ向かうことになります。<br />

コルドバからマドリッドへ/スナップ紀行

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2009/11/12 - 2009/11/15

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極楽人

極楽人さん

コルドバ(Cordoba)
アンダルシア州の北端に位置する古都で、起源は古代ローマ時代にさかのぼります。
8世紀にはイスラム教国の首都となり、文化・学問の中心として繁栄を極めました。10世紀頃には世界最大の人口を擁する都市でもあったようです。
現在でもアンダルシア屈指の大都会ですが、旧市街(ユダヤ人街)や新市街のあちこちに往時の繁栄の跡が見られます。

今回の『アンダルシアの旅』の最終訪問地でもあります。
メジャーな観光地は得意ではありませんが、マドリッドに戻るには好都合な位置にあることや、設備の良いユースホステルがあることなどで滞在を決めました。
2泊した後、マドリッドからスイスへ向かうことになります。

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
航空会社
スイスインターナショナルエアラインズ

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  • エステポナを 9:00 出発、マラが到着は10:15。<br />(写真はマラガのバスターミナル)<br /><br />マラガでコルドバ行きのバスに乗り換えて、<br />11:00 出発、コルドバまでは約4時間の行程です。<br />(12.71ユーロ)

    エステポナを 9:00 出発、マラが到着は10:15。
    (写真はマラガのバスターミナル)

    マラガでコルドバ行きのバスに乗り換えて、
    11:00 出発、コルドバまでは約4時間の行程です。
    (12.71ユーロ)

  • バスは地中海を離れ、よく整備された道路を一路北へ向かって走ります。<br />オリーブ畑の先に、青い山並みが見えてきました。

    バスは地中海を離れ、よく整備された道路を一路北へ向かって走ります。
    オリーブ畑の先に、青い山並みが見えてきました。

  • バスでは、空いているときや座席指定が厳しくない場合は、一番前の席に座るようにしています。<br />視界が広く、次々と流れては過ぎてゆく景色に退屈することがありません。

    バスでは、空いているときや座席指定が厳しくない場合は、一番前の席に座るようにしています。
    視界が広く、次々と流れては過ぎてゆく景色に退屈することがありません。

  • 北上するにつれて、濃緑色のオリーブ畑の間に黄色の畑が混じるようになって来ました。<br />黄色は、収穫を終えたブドウ畑のようです。<br />ワインを造っているんですね。

    北上するにつれて、濃緑色のオリーブ畑の間に黄色の畑が混じるようになって来ました。
    黄色は、収穫を終えたブドウ畑のようです。
    ワインを造っているんですね。

  • 14:15 コルドバ到着。<br />地理が分からず、重い荷物も持っていたので、すぐタクシーで旧市街(ユダヤ人街)のユースホステルに向かいました。(遠くないことは分かっていました。)<br />『コルドバ・ユースホステル』は白いモダンな建物、ここに2泊します。1泊22ユーロで朝食付きです。<br /><br />価格だけなら、周辺の安宿と大して変わりません。<br />でもぜひ体験してみたかったのです。<br />会員カードは夏のうちににWebで申し込み、取得しておきました。(年会費 2,500円)<br />

    14:15 コルドバ到着。
    地理が分からず、重い荷物も持っていたので、すぐタクシーで旧市街(ユダヤ人街)のユースホステルに向かいました。(遠くないことは分かっていました。)
    『コルドバ・ユースホステル』は白いモダンな建物、ここに2泊します。1泊22ユーロで朝食付きです。

    価格だけなら、周辺の安宿と大して変わりません。
    でもぜひ体験してみたかったのです。
    会員カードは夏のうちににWebで申し込み、取得しておきました。(年会費 2,500円)

  • ベットの数は167基、&#39;90年オープンの3階建て。<br />ユースホステルガイドには「テラスでは洗濯物も干せる」と、ありました。<br />そろそろ洗濯をしなきゃ、というのがここへ来たもうひとつの動機です。青空の下、よく乾きそうです。<br /><br />食堂、サロン、多目的ルームなど、設備も揃っています。大きな中庭(写真)もあって、温かい日はここで食事もできるようです。<br />この日は、先生に引率された『中学生のグループ』と『お年寄りの団体』で賑わっていました。

    ベットの数は167基、'90年オープンの3階建て。
    ユースホステルガイドには「テラスでは洗濯物も干せる」と、ありました。
    そろそろ洗濯をしなきゃ、というのがここへ来たもうひとつの動機です。青空の下、よく乾きそうです。

    食堂、サロン、多目的ルームなど、設備も揃っています。大きな中庭(写真)もあって、温かい日はここで食事もできるようです。
    この日は、先生に引率された『中学生のグループ』と『お年寄りの団体』で賑わっていました。

  • 指定された部屋は3ベッドルーム。窓際に&quot;先客”の荷物が置いてありました。<br />写真に写っていない手前には、左にトイレと洗面所、右にシャワー室。トイレはちゃんと流れ、お湯も勢いよく出ます。<br /><br />学生時代はよくお世話になりました。<br />当時の旅は『ヒッチハイクとユースホステル』が基本、それこそパンをかじって歩きまわりました。<br />その頃は『個室』などなく、大きなフロアーには兵舎のように整然とベッドが並んでいたものです。<br />40年も前の話です。あれからずいぶん進歩しました。<br /><br />&quot;先客&quot;とは夕方になって遇いました。<br />日本の若者。その日が最終日の3泊目だそうで、積もる話は夕食のときにしっかり聞きました。<br />前日までは、もう2人の日本人学生が同室だったようです。<br />スペインのユースでは、同じ国の旅行者をまとめることが多いようです。<br /><br />この夜は近くの食堂で「歓迎会」兼「送別会」。<br />彼は次の朝に旅立ち、2泊目は贅沢な“一人部屋”になりました。

    指定された部屋は3ベッドルーム。窓際に"先客”の荷物が置いてありました。
    写真に写っていない手前には、左にトイレと洗面所、右にシャワー室。トイレはちゃんと流れ、お湯も勢いよく出ます。

    学生時代はよくお世話になりました。
    当時の旅は『ヒッチハイクとユースホステル』が基本、それこそパンをかじって歩きまわりました。
    その頃は『個室』などなく、大きなフロアーには兵舎のように整然とベッドが並んでいたものです。
    40年も前の話です。あれからずいぶん進歩しました。

    "先客"とは夕方になって遇いました。
    日本の若者。その日が最終日の3泊目だそうで、積もる話は夕食のときにしっかり聞きました。
    前日までは、もう2人の日本人学生が同室だったようです。
    スペインのユースでは、同じ国の旅行者をまとめることが多いようです。

    この夜は近くの食堂で「歓迎会」兼「送別会」。
    彼は次の朝に旅立ち、2泊目は贅沢な“一人部屋”になりました。

  • メジャーな観光地は、見たいところを自分で探す必要がありません。<br />たくさんの名所や旧跡が、“順路”や“上手な見方”まで含めて用意されています。<br />苦労はしませんが、そのぶん面白みには欠けます。<br />“自分だけの旅”には、なかなかなりにくいのです。<br /><br />しかし人間、素直が一番。<br />ここは『大人の寛容さ』で、順路に従って一通り廻ってみることにします。<br /><br />ユースホステルを出発。<br />周辺はカフェや土産物店が軒を連ねる、賑やかな一角です。観光客が多く、夜まで人通りが絶えません。<br />鎌倉なら『小町通り』でしょうか。

    メジャーな観光地は、見たいところを自分で探す必要がありません。
    たくさんの名所や旧跡が、“順路”や“上手な見方”まで含めて用意されています。
    苦労はしませんが、そのぶん面白みには欠けます。
    “自分だけの旅”には、なかなかなりにくいのです。

    しかし人間、素直が一番。
    ここは『大人の寛容さ』で、順路に従って一通り廻ってみることにします。

    ユースホステルを出発。
    周辺はカフェや土産物店が軒を連ねる、賑やかな一角です。観光客が多く、夜まで人通りが絶えません。
    鎌倉なら『小町通り』でしょうか。

  • それもその筈で、ここは『メスキータ』のすぐ西側なのです。<br /><br />メスキータは、8世紀に建設が始まった大モスク。<br />10世紀までに何度か拡張され、キリスト教徒に奪還された後はキリスト教の聖堂として、現在までコルドバのシンボルであり続けています。<br />すぐ隣のアルカサル(宮殿=ここでは省略)と並んで、観光にとっても最大の目玉スポットです。<br />

    それもその筈で、ここは『メスキータ』のすぐ西側なのです。

    メスキータは、8世紀に建設が始まった大モスク。
    10世紀までに何度か拡張され、キリスト教徒に奪還された後はキリスト教の聖堂として、現在までコルドバのシンボルであり続けています。
    すぐ隣のアルカサル(宮殿=ここでは省略)と並んで、観光にとっても最大の目玉スポットです。

  • メスキータの中庭。<br />レコンキスタ後はキリスト教徒によって相当改造されたようです。<br />素人目には、今もイスラム建築の面影を強く残しているように見えます。

    メスキータの中庭。
    レコンキスタ後はキリスト教徒によって相当改造されたようです。
    素人目には、今もイスラム建築の面影を強く残しているように見えます。

  • 北側の露地は入り組んでいます。<br /><br />迷い込んだように入った露地が、『花の小路』と呼ばれる観光スポットでした。<br />ごく小さな露地に、大げさな名をつけたものです。<br /><br />家並みの上に、ちょうどメスキータの尖塔が見えるところがミソですね。

    北側の露地は入り組んでいます。

    迷い込んだように入った露地が、『花の小路』と呼ばれる観光スポットでした。
    ごく小さな露地に、大げさな名をつけたものです。

    家並みの上に、ちょうどメスキータの尖塔が見えるところがミソですね。

  • その横にあるお土産屋さん。<br /><br />「さあ、入って入って!」の声に導かれて店内に入ると、「これが2000年前の井戸です。」とご主人。<br />たしか日本語でも、何か書いてありました。

    その横にあるお土産屋さん。

    「さあ、入って入って!」の声に導かれて店内に入ると、「これが2000年前の井戸です。」とご主人。
    たしか日本語でも、何か書いてありました。

  • メスキータの分厚く長い壁に沿って、街を流れるグアダルキビル川を見に行きます。

    メスキータの分厚く長い壁に沿って、街を流れるグアダルキビル川を見に行きます。

  • 頑丈な橋は『ローマ橋』。<br />対岸まで渡りきってメスキータを眺めたところです。<br />(修復中で、写真にクレーンが入ってしまいます。)<br /><br />流れる水は赤っぽく汚れていて、これはコルドバ周辺の赤土のせいかも知れません。

    頑丈な橋は『ローマ橋』。
    対岸まで渡りきってメスキータを眺めたところです。
    (修復中で、写真にクレーンが入ってしまいます。)

    流れる水は赤っぽく汚れていて、これはコルドバ周辺の赤土のせいかも知れません。

  • こちら側なら、クレーンは写りません。<br />日差しが強いので、写真では肉眼以上に陰影が強く出ます。

    こちら側なら、クレーンは写りません。
    日差しが強いので、写真では肉眼以上に陰影が強く出ます。

  • 川辺はちょっとした公園になっています。<br /><br />秋の気配の中、散歩をする人、走っている人。<br /><br />川に沿って、すこし東へ移動しました。

    川辺はちょっとした公園になっています。

    秋の気配の中、散歩をする人、走っている人。

    川に沿って、すこし東へ移動しました。

  • 『ローマ橋』の東側にある『ミラフローレス橋』から見た、コルドバ市街です。

    『ローマ橋』の東側にある『ミラフローレス橋』から見た、コルドバ市街です。

  • その先の露地を入ると『ポトロ(子馬)広場』。<br />「子馬」はコルドバの紋章です。<br />建物はセルバンテスの小説『ドン・キホーテ』にも登場する古い旅籠だそうです。<br />たった今、大きな団体さんが入場してゆきました。

    その先の露地を入ると『ポトロ(子馬)広場』。
    「子馬」はコルドバの紋章です。
    建物はセルバンテスの小説『ドン・キホーテ』にも登場する古い旅籠だそうです。
    たった今、大きな団体さんが入場してゆきました。

  • 主要な建築物は、夜間にはつつましくライトアップされます。<br /><br />メスキータの尖塔も、明るい陽射しの下とは別の、荘厳で神秘的な姿に浮かび上がります。<br /><br />

    主要な建築物は、夜間にはつつましくライトアップされます。

    メスキータの尖塔も、明るい陽射しの下とは別の、荘厳で神秘的な姿に浮かび上がります。

  • これはメスキータの回廊につけられた、窓(?)。

    これはメスキータの回廊につけられた、窓(?)。

  • ローマ橋とメスキータ。

    ローマ橋とメスキータ。

  • ローマ橋突端の見張り塔『カラオーラの塔』。

    ローマ橋突端の見張り塔『カラオーラの塔』。

  • 翌日、朝食前の散歩がてらに、もう一度『ローマ橋』を渡ってみました。<br />空が明るくなる8時まで、橋のたもとにあるBARで時間を潰します。好物のコルタード(コーヒー)は1ユーロ。<br />

    翌日、朝食前の散歩がてらに、もう一度『ローマ橋』を渡ってみました。
    空が明るくなる8時まで、橋のたもとにあるBARで時間を潰します。好物のコルタード(コーヒー)は1ユーロ。

  • 『ローマ橋』の上から旧市街方面を見たところ。<br />表紙に使った「橋上のモニュメント写真」も、このときのものです。

    『ローマ橋』の上から旧市街方面を見たところ。
    表紙に使った「橋上のモニュメント写真」も、このときのものです。

  • 夜明けのメスキータ。

    夜明けのメスキータ。

  • ユースホステルの朝食は 8:15から。<br />パンにハムにシリアルにジュースにコーヒーです。<br /><br />同室者の出発を見送ったあと、旧市街の城壁『アルモドバール門』をくぐって新市街に出ます。

    ユースホステルの朝食は 8:15から。
    パンにハムにシリアルにジュースにコーヒーです。

    同室者の出発を見送ったあと、旧市街の城壁『アルモドバール門』をくぐって新市街に出ます。

  • 壁の外側は、街を南北に貫く幅の広いグリーンベルト。<br />椰子の並木に南国ムードがただよいます。

    壁の外側は、街を南北に貫く幅の広いグリーンベルト。
    椰子の並木に南国ムードがただよいます。

  • 先を左折すると、豪華な建物。<br />ユースでもらった地図によると、大学に所属する『司祭館』だそうです。

    先を左折すると、豪華な建物。
    ユースでもらった地図によると、大学に所属する『司祭館』だそうです。

  • 右折すると、鉄道駅。隣接してバスターミナルがあります。<br />ユースホステルからは、ゆっくり歩いて20分というところでしょうか。

    右折すると、鉄道駅。隣接してバスターミナルがあります。
    ユースホステルからは、ゆっくり歩いて20分というところでしょうか。

  • 駅前通りを北へ進みます。<br />右側に出てきたのは、今は州政府の施設として使われている古い宮殿。教会が付属しています。

    駅前通りを北へ進みます。
    右側に出てきたのは、今は州政府の施設として使われている古い宮殿。教会が付属しています。

  • その先に、『カプチーノス教会』が。<br />白壁に囲まれた静かな一角は『灯火のキリスト広場』と呼ばれ、夜には十字架を囲むカンテラに灯が点るようです。<br /><br />ちょうど写真右端のギタリストが『アルハンブラの思い出』を奏でていました。<br />“出来すぎ”のようにも感じましたが、雰囲気はとってもアンダルシア。

    その先に、『カプチーノス教会』が。
    白壁に囲まれた静かな一角は『灯火のキリスト広場』と呼ばれ、夜には十字架を囲むカンテラに灯が点るようです。

    ちょうど写真右端のギタリストが『アルハンブラの思い出』を奏でていました。
    “出来すぎ”のようにも感じましたが、雰囲気はとってもアンダルシア。

  • 教会のすぐ後ろに、花ざかりの坂道。<br />『バイリオ坂』というそうです。

    教会のすぐ後ろに、花ざかりの坂道。
    『バイリオ坂』というそうです。

  • 市庁舎の横にはローマ時代の遺跡。<br />いまだ「発掘調査中」でした。

    市庁舎の横にはローマ時代の遺跡。
    いまだ「発掘調査中」でした。

  • 繁華街に出ました。<br />四方を華麗な建築物に囲まれた、新市街の中心『テンディーリャス広場』です。<br />

    繁華街に出ました。
    四方を華麗な建築物に囲まれた、新市街の中心『テンディーリャス広場』です。

  • ビルの上には雄々しい像が。<br /><br />広場に繋がる道筋には、銀行、保険会社、ホテル、レストラン、ブランドショップなどが並んでいます。

    ビルの上には雄々しい像が。

    広場に繋がる道筋には、銀行、保険会社、ホテル、レストラン、ブランドショップなどが並んでいます。

  • これはマドリッドでもよく行った、有名大型デパート。<br />お土産を買う気なら、なんでもあります。

    これはマドリッドでもよく行った、有名大型デパート。
    お土産を買う気なら、なんでもあります。

  • 11月中旬、売り場はそろそろクリスマスの飾り付けが始まっています。

    11月中旬、売り場はそろそろクリスマスの飾り付けが始まっています。

  • 「売らんか!」という名の靴屋さん。

    「売らんか!」という名の靴屋さん。

  • 公園では青空市も開かれていました。

    公園では青空市も開かれていました。

  • 聖ニクラウス広場の脇道から、旧市街へ戻ります。

    聖ニクラウス広場の脇道から、旧市街へ戻ります。

  • 『聖ビクトリア教会』の露地を横目に見ながら進むと・・・

    『聖ビクトリア教会』の露地を横目に見ながら進むと・・・

  • 通りの先にメスキータの中央塔が見えてきます。<br />

    通りの先にメスキータの中央塔が見えてきます。

  • いくつか省略しましたが、簡単ながらこれで街をほぼひと周りしました。<br />コルドバでは、“スタート”も“ゴール”も『メスキータ』です。

    いくつか省略しましたが、簡単ながらこれで街をほぼひと周りしました。
    コルドバでは、“スタート”も“ゴール”も『メスキータ』です。

  • 次の朝、10:00 発のバスでマドリッドに向かいます。<br />運賃は14.5ユーロ。鉄道だと2時間弱の道のりを、約4.5時間かけて進みます。そのかわり料金は1/3以下です。<br /><br />およそ1時間走ったところ(写真)でトイレ休憩、<br />簡単な食事をとったり、買い物をしたりできます。お土産屋さんもありました。<br />ここがアンダルシア州の北端のようです。

    次の朝、10:00 発のバスでマドリッドに向かいます。
    運賃は14.5ユーロ。鉄道だと2時間弱の道のりを、約4.5時間かけて進みます。そのかわり料金は1/3以下です。

    およそ1時間走ったところ(写真)でトイレ休憩、
    簡単な食事をとったり、買い物をしたりできます。お土産屋さんもありました。
    ここがアンダルシア州の北端のようです。

  • それからは休憩もなく、バスは一路マドリッドをめざします。<br />中部のカスティーリャ州へ、『ラ・マンチャ』地方を通過します。<br />土の色が、いっそう赤味を増してきたように感じました。

    それからは休憩もなく、バスは一路マドリッドをめざします。
    中部のカスティーリャ州へ、『ラ・マンチャ』地方を通過します。
    土の色が、いっそう赤味を増してきたように感じました。

  • 遠くの丘に見えるのは、名物の『風車』のようです。

    遠くの丘に見えるのは、名物の『風車』のようです。

  • 具合よく、バスが近づいてくれました。<br />でも、いきなり出現したので撮影態勢が間に合いません。<br />ニコンの『クールピクス』なら、もっと素早く撮れたかも知れません。

    具合よく、バスが近づいてくれました。
    でも、いきなり出現したので撮影態勢が間に合いません。
    ニコンの『クールピクス』なら、もっと素早く撮れたかも知れません。

  • 『風力』に続いて、今度は『太陽光』発電。

    『風力』に続いて、今度は『太陽光』発電。

  • さらに、『牛力』?<br /><br />ときどき見かけた看板ですが、『牧場』ですか『焼肉レストラン』ですか。<br /><br />

    さらに、『牛力』?

    ときどき見かけた看板ですが、『牧場』ですか『焼肉レストラン』ですか。

  • 3時少し前、マドリッドの南バスターミナルに到着しました。<br /><br />宿は、明日の“朝便”を考慮して空港近くのホテルを予約してあります。<br /><br />バスターミナルと地下で繋がる『メンデス・アルバーロ駅』から地下鉄6号線で、『アベニーダ・デ・アメリカ駅』へ。そこからはタクシーでホテルに向かいます。

    3時少し前、マドリッドの南バスターミナルに到着しました。

    宿は、明日の“朝便”を考慮して空港近くのホテルを予約してあります。

    バスターミナルと地下で繋がる『メンデス・アルバーロ駅』から地下鉄6号線で、『アベニーダ・デ・アメリカ駅』へ。そこからはタクシーでホテルに向かいます。

  • ホテルは、Aparthotel Compostera Suites。<br />朝食付きで52ユーロ。バラハス空港まではほんの数キロです。<br /><br />玄関脇の管理室で鍵をもらって指定の棟へ入ります。<br />「売れ残ったマンションをホテルにしたみたい」と、クチコミ情報にありました。まさにそんな雰囲気。他にお客は見えず、周囲も閑散としています。<br />緑色のプールはさておき、建物はチリひとつない清潔さで管理されていて、なんだか冷たい感じがします。<br /><br />『空港シャトル』が決め手のひとつでしたが、翌日は「日曜日なので運行しません。」と冷たいご返事。<br />よく調べなかった自分が悪い、と諦めました。

    ホテルは、Aparthotel Compostera Suites。
    朝食付きで52ユーロ。バラハス空港まではほんの数キロです。

    玄関脇の管理室で鍵をもらって指定の棟へ入ります。
    「売れ残ったマンションをホテルにしたみたい」と、クチコミ情報にありました。まさにそんな雰囲気。他にお客は見えず、周囲も閑散としています。
    緑色のプールはさておき、建物はチリひとつない清潔さで管理されていて、なんだか冷たい感じがします。

    『空港シャトル』が決め手のひとつでしたが、翌日は「日曜日なので運行しません。」と冷たいご返事。
    よく調べなかった自分が悪い、と諦めました。

  • しかし、部屋は広くて機能的です。<br />大きめの居間に大きめの寝室、洗面所やお風呂も十分広くて、新婚生活ならピッタリです。<br />居間には大型テレビ、ピカピカのキッチンはIHに電子レンジ、冷蔵庫も調理器具も揃っています。<br />そのうえホテルの裏手(徒歩10分)には、巨大なショッピングモールがあります。<br />泊まるだけの状態にして食材をたっぷり買い込んでくれば、とても便利なホテルだと思いました。<br /><br />そうするつもりでしたが、少し早く到着しすぎました。<br />最大の弱点は街へのアクセス。これはちょっと面倒です。<br /><br />

    しかし、部屋は広くて機能的です。
    大きめの居間に大きめの寝室、洗面所やお風呂も十分広くて、新婚生活ならピッタリです。
    居間には大型テレビ、ピカピカのキッチンはIHに電子レンジ、冷蔵庫も調理器具も揃っています。
    そのうえホテルの裏手(徒歩10分)には、巨大なショッピングモールがあります。
    泊まるだけの状態にして食材をたっぷり買い込んでくれば、とても便利なホテルだと思いました。

    そうするつもりでしたが、少し早く到着しすぎました。
    最大の弱点は街へのアクセス。これはちょっと面倒です。

  • 午後5時、ちょっとSOLまで行ってみようと思い立ちました。今回、マドリッドの繁華街にはまだ行っていません。<br /><br />ホテルを出て大通りへ。長い歩道橋を渡って道路の反対側のバス停からCOMES社のバスで、2駅目の AVENIDA DE AMERICA まで行きます。(1.65ユーロ)<br />そこから地下鉄6号線でQUATRO CAMINOSまで行き、フロアーが異なるホームへエレベータ移動して地下鉄一号線に乗り換え、6つ目の駅がSOLとなります。<br />(地下鉄は何度乗り換えても1ユーロ)<br /><br />住人ならともかく、はじめての観光客には負担です。<br />お蔭で、地下鉄の乗り方が上手になりました。

    午後5時、ちょっとSOLまで行ってみようと思い立ちました。今回、マドリッドの繁華街にはまだ行っていません。

    ホテルを出て大通りへ。長い歩道橋を渡って道路の反対側のバス停からCOMES社のバスで、2駅目の AVENIDA DE AMERICA まで行きます。(1.65ユーロ)
    そこから地下鉄6号線でQUATRO CAMINOSまで行き、フロアーが異なるホームへエレベータ移動して地下鉄一号線に乗り換え、6つ目の駅がSOLとなります。
    (地下鉄は何度乗り換えても1ユーロ)

    住人ならともかく、はじめての観光客には負担です。
    お蔭で、地下鉄の乗り方が上手になりました。

  • 2年ぶりのSOLは、相変わらずの賑わいでした。<br /><br />グランビアあたりまで歩いて、また戻って、都会を一人でブラついてもそんなにすることはありません。<br />簡単な食事を済ませ、午後9時前にホテルへ戻りました。<br /><br />大きなお風呂につかり、冷蔵庫からモールで買っておいたビールと生ハムを取り出して、一人で乾杯。<br />これで、アンダルシア・モロッコの旅は終わりました。<br /><br />翌朝、バラハス空港からスイスヘ向かいます。(完)

    2年ぶりのSOLは、相変わらずの賑わいでした。

    グランビアあたりまで歩いて、また戻って、都会を一人でブラついてもそんなにすることはありません。
    簡単な食事を済ませ、午後9時前にホテルへ戻りました。

    大きなお風呂につかり、冷蔵庫からモールで買っておいたビールと生ハムを取り出して、一人で乾杯。
    これで、アンダルシア・モロッコの旅は終わりました。

    翌朝、バラハス空港からスイスヘ向かいます。(完)

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