2009/10/09 - 2009/10/09
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パルファンさん
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ロカマドゥールは、20数年前に一度来ている。 崖に張り付いた教会、そのふもとには、門のある一本の道・・その特異な形状は忘れようがない町(サルラは全く記憶に無くなっていたのだが・・)
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“ロスピタレの丘”と呼ばれる尾根からは
ロカマドゥールの町が一望出来る -
かなり望遠にして
屋根が寄り添って・・
一本の道をつくっているのがわかる -
逆光になってしまったが、崖の上のシャトー
車を、この丘の続きのシャトーの駐車場に止めて
エレベーターを乗り継ぎ、下の街道まで降りる -
紅葉の始まった谷を見下ろしながら、
遅めのランチ
ゆったりと落ち着けるレストラン -
隣りの建物と、その先の家並みが
眺められる絶好の場所なのだが、
遅すぎたのか、ランチは? -
街道の建物は、およそ皆こんな感じ・・
石造りの、石瓦の・・そして鎧戸
-------
ロカマドゥールの記録には、
イエスの弟子聖ベロニカとその夫が迫害され、
リムーザンに到着、ベロニカの死後
夫は聖域の部分に隠遁したと記されている。
その夫は、岩を愛する人であり、
ロックアマトールとよばれた。 -
街道には、幾つかの門があり、その内の一つ
-------
後世、その遺体が発見され 祭壇の近くに安置され
その後、奇跡は何度も起こり、巡礼地として
スペイン・ポルトガルにまで名を馳せ、
13世紀には絶頂期を迎えた、という。 -
旗が出ているのは市庁舎
その向こうには、インフォメーションセンター
昼下がりなのだが、何故か観光客は少ない
今までは、朝・夕だったせいで
少ないと思っていたが・・ -
振り返ってPorte Salmonを
ーーーー
100年戦争で、略奪・破壊が始まり
宗教戦争の時はプロテスタントに占拠され
聖アマドールの遺体も炎に投げられたが
燃えることなく、更に斧で壊された、という -
街道は、土産物屋、レストランと並ぶ
ーーーーー
破壊が続き、その後、廃墟のままになって、
立ち上がれずにいた -
エレベータの乗降場
中層部分で乗り継いで、崖の上に
行くようになっている -
街道はずれの門 (Porte du Figuier)
ーーーーー
19世紀、カオールのビショップにより再建
栄光の時代のものは、大部分失われたけれど、
再び巡礼者の崇拝を集め今日に至っているという
宗教的な部分より、町が形つくられてきた
地形的立地に興味をおぼえる -
街道から少しあがると教会の領域に・・
白い石が眩しい
サン・ソヴール教会
ここには、レベルの違う七つの教会があったそう -
ロカマドゥールは三つの領域にわかれるそう
上層部(崖の上)には城
中層部は聖域
下層部は街道=門前町とに
聖域では、巡礼もさることながら
異端者が改悛すべき地として人々に
崇められていたそう -
聖域の大地からみた
ロカマドゥールの町並み
アルズー谷に沿った、岩の斜面に
張り付いた町の感じがよくわかる
正に、“岩を愛する“の名にふさわしい・・ -
上層部に戻り、鐘楼を写真におさめ車上に
この頃になると青空が・・ -
ロカマドゥールを後にしD36、D840で
フィジャックの町に・・
だが、町を歩く時間は残念ながらない -
ロマネスクの教会を見つけ
ちょっと停止♪ -
どっしりとした石・・
ロマネスク教会の形容“素朴な”に、
まさにぴったり☆ -
フィジャックを過ぎ、明るい内に
コンクに着く見通しがたったので
尾根沿いの田舎道を取ることに・・ -
こんな風景の中を走りたかったのだ〜〜
-
この道をとってから、幸い、車には
一台も出会わない(フゥ〜) -
道の脇には所々農家
一見壊れているようだけど・・
尖塔も持った立派な農家
もう、何年経っているのでしょう? -
尾根に出てきて。。
乳牛なのかな?
こんなところで飼われていたら
さぞおいしいお乳だろうなぁ〜
牛って敏感らしいですから -
自然に溶け込む作業車だったんでけど・・
走っている車からでは、
ピントは中々合わない! -
この領域の村の教会でしょうね
遥か遠いフランスの山道を走っている
ことに不思議をおぼえながら、
いよいよコンクを目指し下り始める・・
この先の道がどうなっているかも知らないで・・
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この旅行記へのコメント (2)
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- おでぶねこさん 2009/11/29 10:02:10
- 初秋のロカマドゥール。
- パルファンさん、こんにちは。
素敵な旅行記にうっとりです。
巡礼の街ロカマドゥール。。。人影のない町の散策は
古の時を感じる素敵な時間だったでしょうね。
膝をつき階段を上がる巡礼者の姿が瞼に浮かびました。
深い深い緑と草を食む牛達・・・。
ミディーピレネーの風景ですね。
おでぶねこもバスの中から次々と表れる
こんな風景に狂喜乱舞、心を奪われました。
懐かしいです。
サルラの市場で買ったロカマドゥール(チーズ)もとっても美味しかったなぁ。
食い意地が張っているので旅に食の思い出が重なって。。。
どのお写真もとてもいい色ですね。
ああ、フランスの色だなあって思っちゃいました。
パルファンさんの絵心がむずむずしたのでは?
次はコンクですね。
楽しみにしています。(*^^*)
おでぶねこ
- パルファンさん からの返信 2009/11/29 22:49:27
- RE: 初秋のロカマドゥール。
- おでぶねこさん、こんばんは♪^^
旅行記、いつも丁寧に見て頂きありがとう〜
今回訪ねた、町・村は、10月に入っていたせいか観光客が少なく、
とっても贅沢な空間をもてました。
最近、おでぶねこさんの旅行記の写真をみて、そこに生活する人、旅する人
など入れて撮ろうと思っていたのに〜と拍子抜けする程・・
この旅行記の時、やっとフランスの田舎らしい道を走れて・・
おでぶねこさんが、心を奪われた景色というのよ〜くわかります。
(ちょっと小さな声で。 pocoさん田舎の風景をもっとアップしてくれないかなぁ〜)
それにしても、真夏となると緑が濃く、多く、空は高く
空気が揺らいでいるような・・
目には写らないけれど、それに暑さが加わるのですね。
あらためて、ミディピレネーの旅行記をみせて頂いて
楽しんでます。
フィジャックの、アップした教会もみられました?
そう、やっと“コンク“ に。 ちょっとペースが落ちてますが
お付き合い頂けたらとっても嬉しい♪〜〜
パルファン
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