
2009/11/25 - 2009/11/25
4813位(同エリア8704件中)
まりも母さん
今年最後の紅葉狩りは近場の里山へ。
今回は、八郷から裏つくばとなる林道をドライブしてきました。関東の清水寺の呼び名もある「西光院」と
最後に、”お寺ともみじ”の図を探して「雨引観音」にも行ってみました。
自宅から、そう遠くはない山ながら、まだ通った事のないルートで、なかなか楽しく景色を眺めてこられました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
-
朝はまだ雨が残っていたせいで、出かけた頃はまだ曇った空。
出発して、山の方に向かう頃には青空が見えてきました。
低い雲のような霞がかかっていました。
なんだか高原に来たような景色ですが、
ここはかすみがうら市。
ここから、「雪入ふれあいの里公園」の方へ向かってみました。 -
「雪入ふれあいの里公園」に到着しましたが、
まだ、霞が晴れず、視界がもやの中です・・・。
これでは景色も見られないので、早々に立ち去り、林道を通って、八郷地区へ抜け、「西光院」へ向かってみる事にしました。
画像はその林道の間で、見通しの良かった場所で撮ったものです。
随分 雲も切れて晴れてきました。 -
八郷を通る時よく立ち寄る、農産物直売所です。
今日は、にんじんが無かったのを思い出して寄ってみました。
県立フラワーパークの入り口脇にあるので、観光のお客さんも多く寄るお店です。
でも、今の時期はフラワーパークのお花も少ないので、お客さんも少ないようですね。
今日売ってるもので目立ったのは”柿”です。
どっさり入って売ってるので・・・とてもうちじゃ食べきれない・・・。
何かにんじんの他にも・・・と物色します。
値段はとにかく安いです!もちろん新鮮。
毎朝農家の方が持ってくるのですから。 -
今日は、他にこんなものも買いました。
生姜。200g位入ってって100円!
風邪・インフル予防に役立ちそうかな?と。
今回は砂糖で煮た、"生姜の砂糖まぶし”というドライフルーツっぽいものを作ってみようと思います。
それに八郷の”ふくれみかん”を使った香りのよい七味唐辛子。40g350円。
他にも規格外らしいちいさなキウイーがこれでもか!ってほどいっぱい入ったのが120円!(1個分の値段かよ!)
レジのおばさんに
”まだ採りたてだから、しばらく置いてから食べた方がおいしいよ”と教えてもらいました。
直売所って、規格外のサイズや形の悪いものやちょっとだけキズのあるものがやす〜く売ってますよね。
「MOTTAINAI」精神で良いと思います。
で、たま〜に妙に色っぽい大根や笑っちゃうほど大きなキャベツとかあって、思わず”つっこみ買い”(?)してしまいます。 -
もう、20年以上来ていなかったですが、
関東の清水寺と言われる「西光院」(さいこういん)に来てみました。
山の岩のヘリにはりつくように建っている建物なので、きっと眺めもいい事だろうと思いました。
もうあまりにも久しぶりなので、
どんな所だったか忘れてしまっていました。
入り口手前に駐車できるスペースがあります。
あまり広くはないので、バスとかは無理ですね。
個人が自家用車で来るような場所です。
団体の参拝は受け付けていないと書いてありました。
もう建物も相当古いので、沢山の人が一度に上がったら、お社が崩壊して大惨事になっちまいそうですからね〜。
この「西光院」は「東筑波ユートピア」という猿回しなどの見られる動物公園の隣にあるのです。
セットで観光される方のあるかと思いますが、方や断崖の古刹で渋い観光場所。方やお子様向け動物パークとなんとも両極端かも・・・。 -
本堂の手前にこの”十一面観音”の収められている建物がありました。
約6mの立ち木をそのまま彫って作ったようで、なんとな〜くほのぼのとする観音様だと思います。
ご本尊はこの観音様ではなく、石作りの"馬頭観音”なのだそうですが、本堂の扉は閉めてあって、中を見ることができません。 -
こちらが本堂です。
階段を上がった先でスリッパに履き替えます。
そうそう、京都の清水寺は檜の舞台が観光客のピンヒールで凹んで、そこに雨水が溜まり、すぐに痛んでしまうそうです。
清水寺もスリッパに履き替えればいいのでしょうが、なにせ観光客の数がハンパなくて、そうもいかないのかな? -
本堂の半分はがけの岩の上で空中にせり出した格好で建っています。
かなり急な斜面に舞台造りで建っているので、
関東の清水寺と言われる訳ですね。 -
本堂からの眺めです。景色が良く見えます。
今日の天気は朝から晴れ!って言う訳ではないので、まだまだ、霞がかかったようにいまいちな状態ですが、
視界が良いと相当遠まで良く見えるのでしょう。 -
下に紅葉した木々も見られます。
本堂の回廊部分しか居られる場所はありませんので、
そう沢山の人でのんびりする場所は無いです。 -
石岡の町が見えます。
こんな高いところに昔の人は良く作ったものだと思います。
信仰心の成せるものでしょうか。
色々痛んでいる所も多いようですが、資材をここまで持って来たり、足場を組んだりするのが困難で、修復もままならないと聞いたことがあります。
本堂は雨風、真横から、下からの吹き上げとダイレクトに受けているでしょうから、
こりゃ〜平地の建物より相当傷みそうです・・・。 -
一番外側の張り出し部分は立ち入り禁止になっています。
よく見ると板の節が抜けていたり隙間があったり・・・。たしかに怖いかも〜。体重制限もした方がいいんじゃ?
本場の清水寺よりスリルの点では勝っているようです(?) -
今の建物は江戸時代末期のものであると推定される、と解説に書かれています。
彫り物も長年風雨にさらされてきたのでしょう。
鐘が下がっていますが、
鳴らす為の紐がありませんでした。
ご本尊も拝めません。
みえましぇ〜ん。 -
こんな彫り物が・・・。
ひょうたんからなんぞ出ちょります・・・。
どのようなストーリーの図なんでしょうか? -
本堂の右手奥に鐘楼か鐘突き堂らしき建物が見えます。
さて、あそこにはどうやって行くのだろう?
どうも本堂の付近からは行かれそうにないし・・・。
社務所のような建物が別にありますので、
他に行かれる道があるのでしょうが・・・。 -
本堂の建物の後ろは岩です。
この「西光院」が建っているのは峰寺山(みねでらさん)という山の中腹です。
岩の急な斜面にへばりつくように建てられているので、後ろはモロの岩。
よくこんな所に作ったと言うか・・・ここに作ろうと思ったと言うか・・・。
この向かって右の回廊も実は手前に柵があって、立ち入り禁止です。
これは、柵の隙間から撮った画像になります。 -
本堂の後ろ側はこうなっちょります。
まるで、がけ崩れの直後みたい・・・。
まぁ、長年のうちに落ちてきた岩とかあったかもしれませんが・・・。
こんな状態なので、この本堂後ろ側には入れません。 -
清水寺ちっくなのはやはり〜これでしょう。
舞台造りのすっごい土台部分。
微妙な岩場にうまいこと乗っかってる訳で、
高所恐怖症の人だったら、おっかなくて本堂の回廊には入れないかも?
木組みもかなり昔のものでしょう。
これ・・・やっぱちょっとやそっとじゃ、直せないですね・・・。
と、いう事は今後年月が経つにつれてどんどん危ない感じになって行く?
もうすぐ、入場には体重制限とか?
20年以上前ですが、以前来た時は一番外の板部分にも乗れましたし、
もっとおっかない場所だったような記憶があるのですが・・・。
上がり口の階段ももっと、デコボコであやしいものだったり、手すりとかも無かったのだと思います。 -
これを見ると職人の技も判りますが・・・。
こんな所でよくしっかりこの木を組み合わせできたよな〜と。
クレーンとかあってもこんな場所じゃ使えないでしょ。
岩に乗っかってる柱部分・・・微妙に高さが違う訳で、そういうのって、この場で切ったりして調整したのかな?
昔の建造物って、”どうやって作ったの???”といつも思います。
一旦焼けて、1791年に再建され、昭和48年に修復されたそうですが、それでももう、40年ちかく経っていますからね・・・。 -
岩山の周りには大きな木も沢山立っています。本堂脇にある大きな椎の木は樹齢600年とか・・・。
石仏も苔が生えて、ひっそりとしたたたずまいです。 -
「西光院」を後にして、
ここから、加波山方面に紅葉を探して林道を進む事にしました。
道の両脇には広葉樹も多いようですが、もうかなり落葉している木も多かったです。
たまに見通しのよい場所がありそんな所からは、まだきれいに色づいた山を見ることができます。
もみじなどは少なく、真っ赤な葉の木は見かけませんが、もうちょと早い時期だったら、オレンジや黄色に色づいた木を眺めながらのドライブも出来そうです。 -
”きのこ山”というかわいい名前の山があります。
”きのこ山”から北隣の”足尾山”の間にはハングライダー、パラグライダーの離陸場所が何箇所かあります。
斜面が切り開かれていて、シートなどで、地面が覆われ、離陸台が設置されています。
そんな所は眺めがいいので、車を停めて、景色を眺めてみます。
お〜こんな所から飛び立つのじゃの〜自分絶対やってみたくないです〜。無理。
ここで、つまづいたりしたらいわゆる”お陀仏”っていうやつじゃん。クワバラクワバラ。(死語?) -
まだ、下の方には雲がもやもやしています。
しっかし、誰にも会わない道じゃ〜。
途中、桜川市の真壁の方へ分かれる道がありましたが、その後はほぼ1本道です。
林業やなにかお仕事で使うような脇道はありますが、通行止めになっていたりして、まぁ普通は行かないので、向こうから車が来れば行き違いますが・・・最後の最後に加波山から下りる近くになって2台の車と行き会った他は全く誰とも会いませんでした・・・。
まぁね。今日は平日だからスカイスポーツしてる人もいないし・・・。 -
やめてくんさい〜。
まじ怖いです。この看板・・・。
「乳児の遺体、変死体多発」
って〜多発って何発ですか〜?
あんまニュースとかで聞きましぇんけど〜。
おっかね〜し。見たくないし〜。
もし、そこいら辺にボストンバックとか落ちていても絶対拾わないもんね、中も見ないもんね。
たとえ、もしかして、万が一、ほぼ有り得ないけど
一億円入ってるかもしれなくても〜
乳児腐乱死体とかバラバラ人体の一部とか当たっちゃう可能性の方が高いもんね〜。
”BINGO!!とか嫌ですから〜。
でも、これだけ誰にも会わない道じゃ〜死体捨て放題じゃん〜。
やめて〜!!
きのこ山にきのこ取りに来たら死体拾っちゃうよ〜。 -
この裏筑波の筑波連山を縦走する道には採石場や風力発電のプロペラなど見られる場所があります。
この風車は遠くからも良く見えていて、2基ある内、いつも1基は動いてないな〜と思っていたら、壊れているらしく、プロペラが外されていました。おやおや。
もうひとつはよく廻ってました。
この風車の下を通って進みました。 -
今日は珍しくお弁当持参。家でサンドイッチ作って持ってきました。
でも、林道沿いではとてもお弁当食べるようなひらけた場所が無く、
林道を最後まで走ってから、以前行った事のある富谷観音の脇に公園があったな〜とそこへ行ってみる事にしました。
この頃にはすっかり天気も良くなり、あたたかな午後となっていました。
もう1時とっくに過ぎてて腹ペコじゃ〜ん。
まりも母代理も一緒に「富谷公園」の眺めの良い東屋でランチタイムです。
と、なんかガッコンガッコン変な音が聞こえてきます。
なんだろうな〜?と思ったら、たま〜にピーピーとダンプがバックする時の音も・・・。
どうも裏手の採石場から聞えてくる音みたいでした。 -
この見晴らしの良い公園の高台には”関東の富士見100景”の碑がありました。
天気の良い冬の朝などここから富士山が見えるのでしょうね。
画像は富士の見える方向ではなく、加波山と筑波山の方向です。
公園の芝生がなんだか汚らしくほじくり返してあるのが良く判りませんが、
景色はいいですね。
弁当のサンドイッチもうまいうまい。
って、ハラペコに付き、画像を撮るのも忘れて食べちゃいました〜。 -
里にも紅葉が下りてきて、こんな低い山も見頃です。
自宅からちょっとのドライブでお手軽にこんな山からの景色が眺められる茨城もなかなかよかっぺ。
都内に住んでいた時は有り得なかったからね〜。
今でも気が向いたら30分で山(いや正確には15分もあれば山だ・・・)でお弁当食べたりできちゃうってのは田舎のいい所だと思います。 -
お腹もいっぱいになったし、帰りに買い物でもして(夕飯の材料)帰ろうか?と帰宅ルートを取りましたが、
帰り道、ふと、雨引観音もやや高台にあったよな〜。紅葉見られるかな?と寄ってみることに。
なにせ、日帰りで近場をウロウロする事が多いので、
この旅行記を書き出してから行った場所にもかぶりやすい・・・。
でも季節が違うからま、いいか。
と、行ってみると駐車場の脇の大きなもみじが真っ赤でした。 -
まりも母代理、最近レベルが上がってきたので〜
ドラゴンに乗れるようになったんです。
「いけ〜ドラゴン!飛ぶんだ〜!」
って、なんでおまえ よだれ垂らしてんの?
byまりも母代理 -
寺にもみじ・・・いいですな〜。
ここはあじさいの季節が有名で、仁王門までの階段脇に沢山のあじさいが植えられていますが、
多宝塔や弁財天のあたりにはもみじがきれいに色づいていました。
桜も多いようで、季節の花と寺院の建物を楽しむのもよいですね。 -
前回来た時、たしか庭園は工事中でした。
この池を整備していましたね・・・。
今回は出来上がっていました。
大きなもみじ、渡り廊下の後ろには滝も設えてあって、なかなか見ごたえのあるお庭です。
池には鴨がいました。
もみじは微妙なグラデーションカラーで、緑・黄色・オレンジ・赤と混ざっていてきれいです。 -
風情のある景色ですな〜。
京都まで行かなくてもいい感じではありませんか。
しかも、平日は人も少なくて眺め放題。写真撮り放題。 -
これまた、うつくしゅうもみじの天井ができちょります。
お天気回復してよかった〜。 -
って、もみじの写真撮りまくっていたら、ダンナがあっちで手招きしてます。
なんじゃ?と思ったら〜
お〜イケテル鳥さんがおられるではありませんか〜!!
ひゃ〜!もみじに孔雀!!
なんつーかゴージャスな掛け軸か着物の図柄のようで・・・。
立派な羽とすばらしく光沢のよい色。 -
そこいらへんに10羽位が放し飼いになってます。
特に逃げたりするでもなく、好きにその辺を歩いています。
羽広げてよ〜と思ったものの、脅かす訳にも行かず、しばらく待っていたら、メスを前にして羽を広げてくれたオスがいました。
羽を震わせて、シュワショワ音をたてていますが〜なんだかメスの方はシカト。
こんな近くで孔雀見たのも久しぶりだな〜。
綺麗な鳥ですね。
お寺で飼っているのでしょうが、
途中でお坊さんがなぜかたまねぎを持ってきて、ポイと置いていきましたが・・・食べてなかったですけど・・・。
たまねぎ食べるのかな?孔雀も精進料理? -
がちょうも境内を我が物顔で闊歩。
この4羽が面白いんです。
私たちがここに来て程なく、護摩修行の時間になったようで、本堂に申し込みをされた方が上がり、お坊さんが渡り廊下を渡って、護摩が始まりました。
護摩の間、鐘の音などが境内に響き渡るのですが、
それがはじまるとこのがちょう達がその音に合わせて、ガーガー鳴くのです。
そりゃ〜上手い具合にシンクロしちゃって・・・。
それが終わると、なぜか満足げに4羽で行進を始めました・・・。
列になって多宝塔の前から奥の方にどんどん歩いてきます。
護摩修行が終わったお坊様方が奥の院に引き上げるのと同じように・・・。 -
こちらが本堂です。
この「雨引山楽法寺」通称”雨引観音”は
安産・子育て祈願で有名です。
私も妊婦の時お札を頂きに来ましたね。
お庭も整備され、行楽に訪れる人が多いお寺でもあります。 -
護摩修行が終わるとこのようにお坊様方が列になってお帰りになります。
さっきのがちょうはこれをマネしてるのかな? -
上の弁財天の池から更に下の方にまた滝が造られていて、水が流れ落ちています。
この上のもみじも見事です。
下には地蔵堂があり、子供の”虫きり”の祈願も行われているようです。
散策するのも楽しく境内が整備されています。 -
石畳に落ちたもみじ葉がきれいです。
ちょっと寄ってみた「雨引観音」
思いがけず、もみじがきれいで、それに鴨・孔雀・がちょうのバードウォッチング(って言いませんか〜汗)もできちゃいました。
前回はあじさいの季節に来てみましたが、
ここは、桜の季節も良さそうです。
筑波山には行かずにその裏側あたりの山々とお寺をまわって、
秋の一日を楽しく過す事ができました。
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